superman EVILSON   作:パbrokun

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第2章:家族

発目「出久、、、さん?」

 

真夜中、、行為を終えて眠っていた時に緑谷は突如発目に抱きついて泣いていた。普段の緑谷は皆を指揮する立場。リーダーであり弱さを見せれず強気で全てに挑まないと行けない。そんな男でも心の傷というものには敵わなかった。唯一今の自分を包み込んでくれる存在に自分の弱さを曝け出すのだ。そんな存在が緑谷には必要だった。

 

緑谷「僕は、、僕は、、、、」

 

緑谷は目から大粒の涙を零し発目を強く抱きしめる。まるで子供のように、、、すると発目は優しく緑谷の頭を撫でる。

 

発目「大丈夫ですよ、、、私がいますから、、」

 

それはまるで聖母のような存在だった。緑谷はこの時間だけ全てに救われるのだ。

 

スーパーマンの城

スーパーマンことカル=エルは自室の窓から外を眺めている。そこには大きな都市が広がっていた。『スーパーマンシティ』彼が統治する街だ。そこでは全くもって犯罪のない街だった。何故なら犯罪をすれば殺されるから、、、、、圧倒的な恐怖と力による統治体制を取っていたからだ。

 

「どうしたんですか?何か、、、気に触りました?」

 

背後からそんな声が聞こえてくる。するとカルは『いやそんなことはない』と言ってベッドに向かっていった。

 

スーパーマンシティ

「お前さぁ!この前の奴見たか?」

 

「おぅ見た見た!やっぱスーパーマン様は凄いよなぁ!」

 

街では多くの人が平和に暮らしている。皆笑顔で何不自由なく暮らしている。そこにはヴィランもなくヒーローもない。今までの世界とは違いまた大昔の世界が戻ってきたような物だった。

 

「グッドモーニング!!スーパーマンシティの諸君!!今日もニュースをやってくぜぇ!」

 

大音量でニュースが流れる。だが誰も気にしない。今喋っているこの男が元プロヒーロープレゼントマイクだったことなど、、、、

 

バンッ!

 

誰かがビルから叩き出されていた。手には多くの書類があった。

 

「元々プロヒーローだったなんてどうでもいいんだよ!会社で使えなきゃあクビだッ!」

 

「そこを、、、あっ、、」

 

周りの人々はその光景を見て笑う。スマホで写真を撮る者もいた。その女性が元No.2ヒーローエンデヴァーのサイドキックバーニンとも知らず、、、、

 

「おいお前ッ!何だそれは!塗装が甘々じゃあないか!」

 

また別の建築現場では一人の男性が若手をそう怒鳴りつけていた。

 

「なぁあの人マジでウザイよな、、、」

 

「あぁ、、なんか元々プロヒーローだったとかよぉ、、、どうでもいいだろ、、」

 

悪口・陰口を言われる嫌われ者の男性。元々は皆に好かれる心優しいヒーローセメントス。だがそんなこともう誰も覚えていない。

 

「おうおういいねぇ!もっとケツをこっちに!おぉ!!」

 

とあるストリップバーでもそんなヒーローがいる。その女性はほぼ全裸のような格好で男性客の前で卑猥な踊りをする。

 

「元々プロの頃から気になっとったんじゃよ!ほれこれで奥の部屋で頼もうか!」

 

男に渡された10万円を見てその女性は笑みを浮かべて奥の部屋に男性を案内する。

 

 

 

 

「ふぅ、、、いやぁ気持ちよかったよルミちゃん!今度もよろしくのぅ!」

 

誰ももう気にしない。今自分が抱いた女があの勝気なバニーヒーローミルコだった女性とは、、、、

 

とある砂漠地帯

「こっちかな、、、、そろそろ着くと思ってたけど、、」

 

砂漠の真ん中で水を飲み地図を見ている一人の女性がいた。

 

レジスタンスの基地 朝

緑谷「よし。全員集まったな。」

 

その場にはレジスタンスの戦闘員が全員集まっていた。皆大きなテーブルを囲み立っている。テーブルには地図と色々な資料が置いてあった。

 

轟「頼んでた援軍の方は?」

 

轟は洸太にそう問いかけた。すると洸太は手元の資料を見ながら言う。

 

洸太「援軍として参加してくれそうな人を当たりましたが、、、、皆戦う気はなく、、」

 

爆豪「ケッ、、、チキンどもがよ、、」

 

援軍は望めない。正直絶望的と言って構わない状況だった。すると

 

「だがスーパーマンシティ内に協力者がいるだけマシだな、、、そんな悲観はするな。」

 

一人の男性がそういった。その男は昔若手の有望株と言われた翼を持つヒーローホークスだった。だが今の彼の翼は一つしか生えていない、、、

 

「といっても本当に信用できるかしら?結構怪しいと思うけど、、、、」

 

そうホークスに問いかけたのは低身長の赤髪の女性。昔ジェントルというヴィランと共に活動したラブラバだった。

 

「それなら安心しろお前らッ!俺が保証する!」

 

彼は元ヴィラン連合のトゥワイス。相変わらずマスクをつけている。ホークスとは相棒のような間柄だった。その時

 

「はっ!馬鹿ばかしいぜッ!どうせ何も出来ず死ぬだけだ、、ヒック!」

 

その声がする方に顔を向けるとそこには椅子にドッシリと座って片手に酒瓶を持つ男の姿があった。右足は義足になっていて髭が凄く髪も不清潔といったところだ。その男は、、、、

 

ホークス「イレイザー、、、飲み過ぎだ。」

 

そうイレイザーヘッドこと相澤消太だった。今の彼はまるで別人かのような人間に変わってしまっていた。毎日酒を飲む酔っぱらい、不衛生な見た目(それはあまり変わらないが、、)人によく怒鳴りかける。

 

相澤「うるせぇホークス!てめぇは黙っていやがれ!!」

 

そう怒鳴って相澤は立ち上がる。だが足はフラフラで倒れてしまった。周りが心配して近寄るが相澤はそれを払い退ける。

 

緑谷「相澤先生、、、、酒を飲んで逃げるのはもうやめてくれよ。そんなことしたって心操くんh「黙れッ!!

 

緑谷が言葉を言い終わる前に相澤がそう怒鳴って立ち上がり緑谷を殴り飛ばした。

 

発目「出久さん!」

 

轟「先生ッ!」

 

発目は緑谷の元に轟や八百万が相澤先生を拘束した。緑谷は殴られた頬に触れてから差し伸べられた洸太の手を握り立ち上がる。

 

相澤「てめぇなら、、、てめぇならわかんだろ?!なんで、、ふざけんなよ!」

 

緑谷は何も言わずただ相澤を見ていた。緑谷の隣に発目が現れ相澤に言う。

 

発目「出久さんもわかってます!皆んなの気持ちが!先生の気持ちが!でも、、、、でも自分が背負う物が大きくて、、、それでもずっと耐えて頑張ってるんです!」

 

段々発目の目に涙が見えてきた。相澤は何も言わずただ発目の声を聞いている。

 

発目「皆んな辛くて、、、それでも頑張って生きて!いつかどうにか変えようって、、、、先生こそ、、あなたこそ何もわかってない!出久さんの気持ちも考えてください!一番逃げてるのはあなたです!」

 

そこまでいうと轟と八百万に『もぅ大丈夫だ。』と一言言った。そして二人は相澤を離す。

 

相澤「すまないな、、、今ので酒が抜けたよ。」

 

そう言って相澤はその場から離れていった。皆は乱れた机や椅子を元の位置に戻す。

 

発目「大丈夫ですか出久さん?」

 

緑谷「うん。大丈夫だよ明。」

 

その時だった。一人の救護員が血相を変えて会議の場に入ってきた。皆が動揺し何があったかを問う。すると

 

「実は、、、、グラントリノの容態が、、」

 

それを聞いたと同時に緑谷はすぐさま動いて救護室に向かった。

 

救護室

緑谷はグラントリノの寝るベッドの隣で座る。グラントリノの心拍はか弱いものだった。

 

緑谷「後どのぐらいなんですか、、、、」

 

緑谷が聞くと医療員は少し澱んでから言う。

 

「いつでもおかしくありません。」

 

緑谷は『そうですか』と言ってから二人にしてほしいとお願いした。そして緑谷はグラントリノに寄り添う。

 

緑谷「グラントリノ、、、、」

 

緑谷がそう呼びかけるとグラントリノの目が開く。そして緑谷を見て言った。

 

グラントリノ「おぉ、、、俊典ぃ、、どうしたぁ、、」

 

グラントリノは不治の病に襲われていてかつ認知症も患っていた。緑谷は笑顔で会話を続ける。

 

緑谷「今日、、、戦いに出るんだ。最後になるかもしれない、、でも、、、やらなきゃ駄目なんだ。」

 

緑谷がそういうとグラントリノは大きく息を吸って吐いてから言う。

 

グラントリノ「そう、、、、かぁ、、戦い、、わしも、、行けたら、、、いいが、、体が、、、なぁ、、」

 

緑谷の目には涙が見え始めていた。緑谷はグラントリノの手を握って言う。

 

緑谷「絶対勝って、、、、世界を取り戻すよ。」

 

するとグラントリノも緑谷の手を握り返す。

 

グラントリノ「そう、、だな、、、、お前、、は、、平和の象徴だ、、、俊典、、」

 

緑谷は頷きながら手を強く握る。その目にはさっきよりも大粒の涙が見えていた。するとグラントリノの手から力が抜けた。

 

グラントリノ 死去

 

緑谷は一人外を眺めている。するとそこに爆豪が寄って行った。

 

爆豪「もう行くぞデク。遅れんな。」

 

緑谷「うん。わかってる。」

 

爆豪は緑谷の後ろ姿を見て下を向きそれから言った。

 

爆豪「絶対勝つぞ。」

 

すると緑谷はこちらを向いて

 

緑谷「あぁ!」

 

そう力強く言い放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーマンの城

「ねぇお父さん?どうしたの?」

 

カル「ん?」

 

「なんか浮かない顔してるから、、、私相談乗ろっか?」

 

カルことスーパーマン。今彼は二人で食事を取っていた。相手は自分の事をお父さんと呼ぶが実の子供ではない。

 

カル「いや大丈夫だよ。それこそどうだ学校は?」

 

「退屈、、、、お父さんと一緒の方が楽しいからなー、、そうだ!今日遊ばない!」

 

するとカルは笑みを浮かべて朝食を食べ終える。そしてカルはその娘に言う。

 

カル「今日は忙しいからな、、、また今度遊んであげるさ。今日はお母さんと遊びなさい。」

 

「むぅーつまんないのぉ、、、でもお母さんも大好きだからいっか!」

 

そして二人で笑みを浮かべる。この娘はカルのスーパーマンの顔をあまり知らない。だから彼女にとっては彼は理想の父でありヒーローなのだ。本当のヒーロー、、、そしてスーパーマンもこちらではただのカル。良き父なのだ。するとカルは服を着替えて言う。

 

スーパーマン「それじゃあお母さん達を困らせるなよ壊理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レジスタンス基地

緑谷「作戦はもう述べたようにあちらについて協力者に裏ルートでシティに入れてもらう。そして数日の偵察及び仲間の勧誘を行い、、、、本丸を落とす。」

 

そこにはフル装備をした緑谷達がいた。それはヒーローの時とは違い銃なども携帯している。皆目に強い意志を持っていた。

 

轟「今日の為に俺達はあらゆる準備をした。何人もの人が犠牲になり、、、、そして掴んだこのチャンス。」

 

爆豪「ぜってぇ失敗は許されねぇ、、、てめぇら全員死んでも戦え!!」

 

皆の熱が上がっていく。そして段々と基地の入り口が開いていった。皆が専用のバギーに乗る。鉛製で光学迷彩を使った対スーパーマン用のステルス機である。全部発目製だった。そして皆が最後かもしれないと残る者に言葉を残す。

 

上鳴「響香。ぜってぇ生きてかえっから、、、」

 

耳郎「当たり前だよ。死んだら殺すから!」

 

二人は笑みを浮かべお互いにキスをする。そして上鳴は耳郎のお腹に触れて言う。

 

上鳴「パパ行ってくるよ。」

 

するとその場に八百万達が現れる。どうやら娘を耳郎に任せるようだ。耳郎も喜んで受け入れる。

 

千火「パパ、、、、ママ、、いつ帰ってくるの?」

 

千火はちょっと涙目でそう聞いた。八百万と轟は笑みを浮かべて千火の頭を撫でる。

 

轟「すぐ帰ってくるさ千火。」

 

八百万「えぇ!悪者をママ達がパパッと倒してくるだけですから!」

 

二人は出来る限り娘を安心させようと心がける。千火の顔にもだんだん笑みが戻ってきていた。そして

 

緑谷「行ってくるよ。明、、、」

 

発目「私とこの子は何があろうと待ってるので、、、、絶対帰って来てくださいね!」

 

発目は笑顔でそう言い放った。緑谷もそれに返して笑みを浮かべる。そして二人でキスをする。その時緑谷の頭に?が浮かんだ。この子?すると

 

発目「あっ、、、口走っちゃいましたね、、、、その、、実は私と出久さんの子が、、」

 

そう言って発目は自分のお腹に触る。緑谷は久しぶりに顔を赤くする。すると発目に水をかけられた。

 

発目「しっかりしてくださいパパさん。平和の象徴として!」

 

そう言われ緑谷の頭の中にグラントリノとの会話が流れる。そして拳を握りしめまた言った。

 

緑谷「行ってくる!!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

 

緑谷達が乗るバギーはどんどんと進んでいく。発目達はそれを手を振りながら見送っていた。すると

 

ブォォォォォン!!!!

 

また一台基地から出る物がいた。そのバギーはどんどんと緑谷達の元に近づいていく。緑谷達はそれに気づき段々とスピードを落としていく。それは

 

泡瀬「相澤先生、、、、」

 

そう相澤先生がこっちに向かって来ていたのだ。基地から300mぐらい進んだ所で皆が止まった。そして相澤のバギーも到着する。

 

八百万「相澤先生、、、やっぱり来てくれるんですね!」

 

八百万がそういうと相澤は言った。

 

相澤「いや違う。お前らを止めにきた。」

 

皆に衝撃が走る。だが相澤の主張は変わらず話を続ける。

 

相澤「お前らがやろうとしてることは自殺行為だ。俺は生徒をそんな目には合わせられない。」

 

爆豪「生徒だぁ?もう学校なんてねぇのによぉ、、まだ酔っ払ってんのか?!」

 

爆豪がそういうと相澤は以前と気迫を取り戻していて爆豪に圧をかける。目を赤くして個性を使っていた。

 

相澤「どちらにしろ、、、俺はお前らを死なせる訳には行かねぇんだよ。」

 

緑谷「相澤先生、、、」

 

緑谷がそう言って相澤に近づこうとした時だった。

 

ビュオンッ!!

 

突如空中に何かが通った。皆がそれを見て一瞬で理解した。

 

轟「スーパーマンだ!全員バギーに乗れ!」

 

そう奴だ。全員が一瞬でバギーに乗りスーパーマンの目から逃れる。だが、、、、スーパーマンが狙っていたのは緑谷達ではなかった。

 

ドゴォォォォォォォン!!!!

 

スーパーマンはレジスタンスの基地に突入したのだ。緑谷達の背筋が凍る。

 

切島「不味い、、、おいあれ不味いって!!」

 

緑谷「戻らないと!!」

 

その時!

 

ボッゴォォォォォォォォォォン!!!

 

基地が大爆発した。それと同時にスーパーマンがその爆炎の中から飛び出してそのままスーパーマンシティの方角に飛んでいった。その光景を理解するのに数秒がかかった。そして何人かが基地の方に歩み出す。

 

八百万「千火?千、、、千火、、千火ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

最初に理性を失い叫んで走り出したのは八百万だった。するとそれを轟が後ろから抱きしめて止める。

 

八百万「何するんですか焦凍さん!千火が!早く、、早く行かないと!!」

 

その顔は絶望と悲しみと焦りあらゆる悲しみの感情が合わさった顔だった。轟は強い力で八百万を抱きしめる。

 

轟「無理だ、、、百、、あいつは、、絶対に誰も生かさない!!」

 

すると爆発現場に軍隊のようなものが現れた。それはスーパーマン直属の軍であり残りを排除する為に送られるものだった。

 

八百万「そんなのありえません!!千火は、、千火はぁぁ!!!」

 

八百万はその場に泣き崩れる。轟はずっと八百万を抱きしめ大量の涙を流していた。

 

上鳴「嘘、、、だ、、」

 

上鳴は目の前の状況が理解出来ずその場に膝を落とす。そして段々涙が溢れて来ていた。すると

 

緑谷「行くぞ。」

 

緑谷がそう言った。その言葉を聞いて上鳴と八百万は緑谷を見る。

 

上鳴「お前、、、何言って、、」

 

その時上鳴の言葉は止まった。緑谷の顔を見たからだ。緑谷は涙を流し下唇から大量に血を流しながら泣き叫ぶのを堪えていたのだ。握る拳も凄まじく手から血が滴っていた。そう、、、、彼らに残る道はただ作戦を遂行する。それしかなかったのだ。すると

 

相澤「俺は行かないぞ、、、、、」

 

相澤がそう言った。すると爆豪が相澤に掴みかかって言った。

 

爆豪「てめぇ、、、あれ見ても何も思わねぇのか!!」

 

すると相澤は思いっきり爆豪に頭突きした。爆豪は後退する。そして相澤は言った。

 

相澤「何もわかってねぇんだお前らは!!俺は、、俺はもぉ、、もぉ絶対、、、誰かが死ぬのは見たくねぇ、、、」

 

相澤はそう言って一人違う方にバギーを走らせた。だが誰も止めようとしない。いや止められなかったのだ、、、、そして彼らは進む悲しみを抱いてスーパーマンシティへ

 

夜 元レジスタンス基地

「跡形もない、、、か、、」

 

旅する一人の女性が元レジスタンス基地だった所に足を踏み入れる。そこにはほぼ塵しかなかった。

 

スーパーマンシティ

ここは中心地からは少し離れた安いアパートだった。時間は夜。もう多くの人は寝ている時間。

 

ガチャ!

 

「ただいまぁ」

 

そこに一人帰ってくる。そう言うが誰も声を返さない。少し進むと明かりが見えた。一人の男性が子供を寝かしつけていた。

 

「おかえりルミ。今寝た所だよ。」

 

ルミ「そっか、、、ありがとな本当に」

 

ルミことミルコは夫にそう言った。家事はほとんど出来ないミルコに変わり夫は仕事をしながらも家事をしてくれていたのだ。だが

 

ルミ「本当にごめんな、、、、家事も出来ないのにろくに稼いでこないで、、」

 

ルミは元ヒーロー。普通の職業ではなかった。そんな彼女はこの世界になって上手くついて行けていなかった。出来ることと言ったら力仕事と夜の女の仕事しかなかった。

 

ルミ「ほら。これあんたにやるよ。」

 

するとルミは10万円を夫に渡す。

 

「これ、、、またあの人と?」

 

ルミ「話したくない」

 

そう言ってルミは風呂に向かう。それを夫が腕を掴んで止めた。

 

「もう、、、そんな辛いことはしないでくれよルミ。僕、、頑張るからさ」

 

するとルミはその手を払い除けて言う。

 

ルミ「あんたばっかに任せられないだろ、、、、これが一番稼げるんだ、、、」

 

そしてルミは風呂に入っていった。

 

スーパーマンの城

スーパーマンの部屋。そこには1人の美女が裸で寝ていた。だがスーパーマンの姿はそこにない。彼はテラスに出て外の夜景を眺めていた。車が行き交い多くの人が通りを歩く。犯罪は無い。だが、、、、、

 

壊理「お父さん?」

 

するとそこに壊理が歩いて来た。

 

カル「どうしたんだい壊理?早く寝ないと明日遅れるぞ?」

 

壊理「大丈夫。それよりお父さん最近ここいるよね」

 

壊理にそう言われカルはただ『そうだな』と答えた。

 

壊理「私もここ好きなの。スッゴイ綺麗だよねぇ、、、色々考えるんだ。ここで、、、、」

 

するとカルは壊理を抱き寄せて言う。

 

カル「お父さんも一緒だよ。」

 

空には流れ星が流れる。壊理はそれを見て願い事をした。

 

壊理「お父さんとお母さん達とずっと幸せに暮らせますように!」

 

その光景を裸の女性はじっと見ていた。




全3章構成にしようと思ってましたが全然終わらんと思う
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