今回は、主人公の周りの人々の紹介と伏線をばら撒く回。
なお、伏線の回収は未定。
今回は苦労しました。プロットだともうショタオジと会っているはずなのに。
第三話 Q、出かける前の準備はちゃんとしていますか?
ケース1:間藤花蓮の場合
蒸し暑い7月頭の日曜日に人生にまつわる重大なことを兄と二人で決め、今度こそは兄に頼り切りにならずに自分で生き残る選択肢を自分の力で掴んでやろうと決意していた私ではあるが、早々に疲れ切っていました。
まず、教会の方は元々正式にシスターになっているわけでもないので、8月の間に兄と長期旅行に出るため来れないことを伝えたら、やたらと優しい目をされて神父さまに「気をつけて」と了承されました。
少し疑問に思うが了承されましたので良しとし、次は友人の月城雫に同じように8月の間は会えないことを伝えましたが、一緒には行けないのかと聞いてきたので「兄と二人でないといけない」と伝えると何か仕方がないなぁとでも言いたげな態度でOKしてきました。
他の学校の友人たちも、内容を伝えると一様に同じような納得した顔をして「わかった」と伝えてくるのです。ほぼ、全員がです。
ますます疑問に思ったが良しとすることにして、次は葵さんに伝えることにしました。
伝えた途端、愕然していたが何か考え込みだし「実の妹だし…」やら「シスターなのよね」とかブツブツ言い始めましたので「ただの旅行ですよ」と話しかけましたが返答がないので、了承されたのだと解釈して帰ることにしました。
あとで雫から聞きましたが、葵さんは家に帰ってからも上の空だったらしいのだと。
そして最後は実家の家族でしたが、悠紀華お母さんの方は何故かニコニコと神父様と同じ目線でOKしてくれましたが、問題は鶴弥(つるや)おじいちゃんでした。
気持ちは理解できないでもないのですが。
留学先でデキ婚駆け落ちした一人娘が、離婚騒動の末に孫を二人も連れて出戻って来たのですから。その上、孫二人も普通の子どもではないときたものです。
そういう事もあって普通なら距離を置かれるものと思っていましたし、9年間も同居しているのに普通の家族の距離を保っていましたので大丈夫だとも思っていました。
それが今回、過保護な方向に爆発してしまいました。それも、「女孫ラブ」が。
ただ非常に、厄介でありました。
「だから、兄と一緒に避暑も兼ねて富士山に観光旅行に行くだけじゃないですか。
ちゃんと、定期的に連絡もしますし、夏の課題も片付けてから行きますのに。
何がご不満なんですの、お祖父様?」
「だって最近、行方不明や猟奇的な事件が増えていると盛んにテレビで騒いでおるし、長期の個人の旅行など心配なんじゃもの。
おまけに、一緒に行くカズマときたら高校を卒業しても定職にも就かずにしておるし、アルバイトなどと称してふらふら出歩いているのだから余計に心配にもなるわ。
……まあ、落ちぶれたとはいえ名家であるあの月城のお嬢さんと交際している点は評価しないでもないが。で、どの程度仲は進んだのかの?」
「まだ、はっきりとお付き合いしているわけでもないのですけど、兄の方も絆されてはいるようですし、葵さんも距離を徐々に詰めているので時間の問題かと思います。
……そうではなく!旅行の話でしょう、お祖父様?」
「いつものように、“おじいちゃん”と呼んではくれんかのぅ。
とにかく、心配なんじゃよ。旅行先で悠紀華もあんな事になったんじゃし」
このように学校帰りから始まった旅行に関するループする話し合いは深夜にまで至ったのですが、途中で仕事から帰って来て参加したお母さんの助言により、
「そんなに文句ばかり言うなんて、お祖父ちゃんなんか大嫌い!」
の、一言で折れた祖父に色々と譲歩の条件は飲まされはしたが、ようやく8月の富士山行きが決定したのです。
ああ、とても精神的に疲れた時は癒やしが欲しい。
乙女ゲーがしたいが、テレビは居間にしかないから監視が厳しくてできない。
現実では、あんなイケメンに口説かれるようなことはないのだから。
後に、好みドストライクのIKEMENシキガミに口説かれるまであともう少し。
ケース2:間藤カズマの場合
さて、翌月の8月の間に長期の旅行に出るならいくつか報告しておかなければならない所があるのは、誰しも同じだろう。家族、勤め先、友人などである。
まず家族ではあるが、今の自分は一人暮らしを開始したばかりであるし、そちらは実家住まいの妹がしてくれるだろう。あの逸般人の母もいることだし大丈夫だろう。
ちなみに、アメリカでの事もあったので、それとなく母も他にもいた「転生者」かと疑っていくつかワードを試してみたが、反応が無く違った。
では、アメリカでのあの行動の速さは何だったのかと聞くと、一言、「女の勘よ」である。
つまり、家に帰ってきたあの父を一目見て「この人はもうダメだ」と思ったから、らしい。
女の勘、怖い。
次に友人であるが、中学と高校を気配を消して過ごしたのでボッチである。体質のこともあるので、当然の結果である。
寂しくはない。寂しくなど無いのである。ただ、前世もそうだったのか対人の距離のつめ方が苦手なだけで面倒に思ったわけではない。
ただ時々、高校でストレスの発散のために、いじめを主導していた奴の姿で裸になり走り回ったことは何度かあったが、捕まらずに逃げ切ったしランナーズハイで楽しかったし関係ないと思う。
後に、同じ高校に入学してきた花蓮が自分の妹と認識されなかったり、妖怪ストリーキングのことがバレて折檻された以外は問題ない。無いのである。
次に、勤め先である。
今の勤め先は、税理士をしている母の紹介でアルバイトとして雇ってもらっている所で、名前は「田中カンパニー」で、自分も含めて4人しかいない神戸市内の雑居ビルにある零細輸入業である。
主に、海外の雑貨や海外コミックなどを輸入し国内で販売している会社である。
自分の仕事内容は、倉庫の整理や社内の雑用、そして帝都や大阪などへの物品引き取りのため派遣である。
なぜ自分が商品をわざわざ現地まで受け取りに行くのかと聞くと、商品が高額なので母の紹介で信用はあったし、社長の田中さんや営業の赤城さんは大都市圏、特に帝都に行くと体調を崩すので自分に行ってもらって助かっているらしい。
それに、20歳になったら正式に社員待遇になるので頑張って欲しいと言われているので頑張っている。
つらつらと思い出している間に、市内の通りから外れた雑居ビルに着く。
事務所は最上階の4階だがエレベーターが無いので階段を上がる。
相変わらず、景気は良くなっているのに1階と2階は空き室のままである。
3階は、倉庫と仮眠室なので上に上がる。
4階の事務所に着き、ガタツキの良くないドアをノックをする。
「間藤ですけど、社長、いますか?」
「ああ、はいはい。空いていますからどうぞ」
「失礼します」と言ってから入ると、昭和のドラマに出てくるような安っぽい事務所に二人の男性がいた。
一人は、社長の田中文雄さん。30代半ばの髪をオールバックにした中間管理職が似合いそうな男性である。いつも着ている白の作業服がトレードマークでもある。
「おや、今日はどうしたんだい、間藤くん?
経理の河野さんも休みだし、シフト表もまだ作っていないよ」
「実は、来月の事で相談がありまして。8月の間、お休みさせて欲しいのですが」
驚いた顔で答える、田中さん。
「急にどうしたんだい? そんな事を言うなんて珍しいじゃないか。
ご家族に何かあったのかい?」
「いえ、家族は元気なんですが」
「来月はお盆もあるし、休んでも大丈夫だとは思うが。
理由が聞きたいな。それによるかな、許可できるのかは」
通じるかは分からないが、考えてきた言い訳を話す。嘘はついていない。
「人生の一大決心をするため、山梨の神社で行われる自己啓発セミナーに参加したいのです。
ただ、それが8月いっぱい掛かるかも知れなくて」
口をポカンと開けて動きの止まる田中さん。
すると、横の机でニヤニヤと黙って聞いていた赤城さんが大笑いしながら話し出す。
「アハハハハハ、あ、あまり冗談を言わないカズマくんがこ、こんな事を言うとは思わなかった。
ぐ、ふふ、いいじゃないか、田中さん。面白いから行かせてあ、あげようじゃないか。
オ、オーナーの方にはボクから話しておくよ。
帝都の業者を使わないといけない商品は来月は控えるようにす、するからさ」
この大笑いしている人は、赤城克幸さん。この社の営業兼海外エージェントでもある。
いつもデザイン違いの赤いスーツとサングラスをしているのが特徴の、髪を金髪に染めている渋い声の二枚目でもある。
ただ、この人は「最近見た作品は?」と聞くと、
「あ○りちゃん、ミン○ーモモ、とき○きトゥ○イト、ペ○シャ、魔神○雄伝ワ○ル」
と、にこやかに言う人なので妹には会わせられない。
その趣味以外は、にこやかで話が合う人なんだけど。
「だけどね、赤城くん。オーナーからこの社を頼まれている以上、わたしにも責任というものがあるのだけどねぇ。
面白さで物事を決めるのはどうかと思うよ?」
「いいじゃないですか、田中さん。
元々この会社はオーナーが伝手を広げるために立てたものですから、多少の赤字はどうとでもなりますよ。……それにね」
机から立ち上がり、田中さんの近くでサングラスを外し覗き込むように言う。
部屋の気温が下がったように感じる。部屋のエアコンはポンコツなのに。
「オーナーが懇意にしている女性の方たちが、そろそろ始めたいとおっしゃっているのですよ。例のお話を。
物は出来上がっているので、微調整してカードの種類を決定したら完成だそうなので」
「わ、わかった。間藤くんが休むことは、河野君にはわたしから伝えておくよ。
オーナーにはよろしくと伝えておいてくれ」
冷や汗をかく田中さんをニヤリと笑うと、そのまま事務所を出ていく赤城さん。が、立ち止まってこちらに振り返って言う。
「そういうことだから帰ってきたら連絡をお願いするよ、カズマくん。
そう、来年の正式雇用の前祝いさ。
君にいいものをプレゼントするから、楽しみにしていてくれ。
オーナーやボクが用意する素晴らしいものだからさ。
君のかわいい妹さんにも、よろしく言っといてくれ」
「いえ、前にも言いましたが、できれば妹とは接近禁止で。
それと、前に実家に送られてきた『椅子に座る金髪美幼女の精緻な油絵』みたいな物だったら勘弁して下さい。
自分の宛名だったので、家族会議から審議で裁判になったんですよ?」
愕然とした表情で振り返りこちらに来ると、大げさな身振り手振りであの絵の良さを語りだす赤城さん。
ああ、こうなったらしばらく止まらないなぁ。
「いいかね、カズマくん!
あの絵の素晴らしさが解らないなんて損をしている!
あの少女の、華奢さ、儚さ、無垢さ、ボクが同志と共に見つけた究極の美はね…」
「二人とも、業務時間内だ。せめて、外でやってくれ」
「それはいい考えだ!
カズマくん、近くの喫茶店でおごるから話を聞いていきたまえ!」
「カズマくん、すまないが彼の相手をしてやってくれ。
休みの件は処理しておくから」
結局、赤城さんに引きずられ、近くの喫茶店で一時間くらいあの人の持論を聞く羽目になってしまった上に、赤城さんは語るだけ語り満足したように醒めたコーヒーを飲むと勘定を払って意気揚々と出ていった。
趣味を除けば、悪い人じゃないんだよなぁ。
ただ、店を出る時の店員のドン引きの視線が忘れられない。
あの店、胸の大きいかわいい店員さんがいたから贔屓してお昼をよく食べに行っていたのに、値段も手頃だっただけにもう行けなくなるのは結構、痛い。
気がつくともう夕方になっているので、気を取り直して最後の所に行くとしよう。
市内を郊外へ原付きで移動することしばし、新興住宅街とオフィス街の間にある公民館のような建物が見えてくる。看板には、「NPO法人 ライフムーン」の文字が。
駐車場の隅にバイクを止めて、裏口の事務所入口の方から入っていく。
「すみません。間藤ですけど、所長と月城さんは……」
そう言いかけた所で、声をかけた併設された「幼稚園 やすつき」のベテラン保母さんが、大声を出しながら奥の方へ小走りに去っていく。
「あら、まあ!うんうん、わかってるわぁ。
ちょっと、待っててねぇ。所長さ~ん、あおいちゃ~ん!
あおいちゃんの年下の彼氏が会いに来たわよ~!」
「ちょっと!その呼称にはいろいろと問題が!」
止める間もなくおばさんが奥に行くと、パタパタと奥から赤面した女性が出てくる。
腰まであるウェーブした黒髪を揺らしながら、慌てたように出てくる事務員の制服を着た絶滅危惧種の貞淑な大和撫子然とした美人の彼女が、月城葵さんである。
若干、妹の雫ちゃんよりは胸部が残念なのが惜しい所である。
「か、カジまくん、こ、こんにちは。何か、ご、誤用でも!?」
「カズマです。噛んでますし声裏返ってますよ、葵さん。
今日はちょっと裏のお話があって来ました。所長さんは?
あ、菓子折りがあるんで皆さんでどうぞ」
「しょ、象徴なら所長室にいます。お茶入れて往きますね」
菓子折りを持ったままふらふらと奥へ行く葵さん。大丈夫かな?
花蓮が言っていた「天然であざとい」とはこういうことなのだろうかと考えつつ、所長室にノックして入る。
「失礼します。裏のお話のことで相談がありましてよろしいでしょうか?」
「ああ、いいとも。もう定時で子どもたちもほとんど帰ったし、大丈夫だとも。
裏の話なら、月城くんもいた方がいいかな?
ちょっと待っていよう」
しばらく待つと、緑色のワンピースに着替えた葵さんがお茶とさっき渡した菓子折りのお菓子を皿に盛って入ってくる。
若干、頭が冷えたのか頬はまだ赤みがあるが、もう冷静らしく部屋に入りドアを閉じると入口近くにある木彫りの月の輪熊に触れ何事か唱えると、来客用ソファにいる自分たちのところへ来てお茶を並べ所長の隣に座る。
「人払いと遮音の呪物を働かせたので話を始めても大丈夫ですよ。
話って、昼間に花蓮ちゃんから聞いた富士山旅行のお話ですか?」
「わたしも初めて聞いてね、困っているんだ。
裏の人間としては、本家の資料を隠し持っていただけの何の力もない人間には判らないことだらけなんだ。すまないね。
古い知り合いがいる小さいところなら交渉くらいは出来るんだがねぇ」
「富士山と言ったら、浅間神社くらいですよね?
観光かお参りでも?」
どこまで話していいか難しいので思案してから口にする。
「転生者たちがたくさん集まって覚醒修行するので参加してきます」とは言えない。
「人づてに富士山の近辺に強くなれる所があるらしいので、花蓮と二人で観光がてら探しに行くだけですよ。
月城家の記録に残っていたのと自分たちで見つけたもので、攻略できそうな異界がもうこの辺にないのが問題なんですよ。今のままだと強くなれない」
「もう充分にカズマくんはこの辺で一番強いじゃないですか!
何でもっと強くなろうとするんです!?」
「【鬼ヶ島】」
前にいる二人の顔色が変わる。
そりゃそうだ。月城家にある資料にもこの近くの異界で攻略不可能とあるのと、日本で一番有名な童話にも残る大きな異界なのだから。
「そりゃ物理一辺倒の鬼だったら今の自分だけでもさばけますけど、複数体出てきたり、攻撃魔法を使ってきたら花蓮と二人でも厳しいんです。
せめて、中に入れなくてもいずれ出てきた奴を余裕で倒せるくらいにはならないと、近くにあるこの街や大切な人が死ぬかも知れないんですよ?」
「…………………」
「…………………」
よし、本音も混ぜて必死に考えたにしてはいい方向だぞ。
どこぞのドイツにTS転生した人も、「嘘には真実を混ぜろ」と言っていた気がする。
このままの方向性で押し切ろう。これは勝ったな。
そう思った時、考えが甘かったことが理解させられた。
何しろ、涙を流しながら所長さんが頭を膝まで下げたのだから。
「異能をたまたま持っただけの市井の一般人に過ぎない君に、我々がすべき事をしてもらったばかりか、そこまで考えさせるとは全くもって不甲斐なく恥じ入るばかりだ。
播磨霊能組織やすつきの総代として、詫びさせてもらう。
本家の霊地も、祭ずるべき分け御霊も失った寄る辺なき我等ではあるが、君のその気持に最大限報いらせてもらう事を祭神カヤノヒメに誓おう!」
続けて、真剣な面持ちの葵さんが話し出す。
止めて、ゲームみたいに強くなれることが判ったから異界に行っただけなの。
止めて、良心というライフがもう持たない。止めて。
「受け継いでそんなに自覚は無いけれど、言います。
『やすつき宗家である月城家の直系にして後継者の月城葵が祭神の名に於いて誓います。
我らが持つものに於いて最大限報いるものとして、直系の女児二人の身と心を差し出すもの也』」
顔が真っ赤だけど、真剣な顔の葵さん。
少し待って、今は平成。平安じゃないの!
ちょっとラッキーかもと思わないでもないけど、色々と重いの。
しかも、『女神転生』の世界で呪力を持って宣誓しちゃ駄目ぇ。
どこからか圧のある視線を感じるの、待って貰えませんよねぇ。
「ど、どうかしら、カズマくん。私たちの組織で一番価値があるのが私と雫なの。
二人とも、女性としては魅力があると思うし。
報酬として、ど、どうか受け取って貰えないかしら?」
「富士で無事修行を終えて、帰ってきたら二人と婚約ということで。
雫ちゃんとご両親の説得はお願いします。あと、実家との交渉も。
それで、よろしいですか?」
震える声で、それだけ答える。
満面の笑みの葵さんと涙を流しながら喜ぶ所長さん。
喜びの感情と約定破りはどうなるのか分かるよなという、どこからかの視線も強くなった。
ちょっと、連絡に来ただけなのに何でこうなるのだろう?
自分たちを転生させた神様がいるのなら、こう言いたい。
「これは旅行や修行に行く準備ではなくて、人生の準備では?」、と。
あとがきと設定解説
・女神 カヤノヒメ
「播磨国風土記」に記されている女神。
日本神話の草の神様。野椎神(ノヅチ)とも呼ばれる。
春夏秋冬山の神オオヤマツミに抱かれて様々な色に染まるという。
・退魔組織「保月(やすつき)」・NPO法人「ライフムーン」
月城家が主催していた崖っぷちの退魔組織。
祭神の分け御霊は異界ごとメシア教により消滅。
福祉系のNPOとして活動しながら、残った資料を保存していた。
裏の人員は、古株の所長と月城葵ほか、月城家の人が数人。
追い詰められた地方の零細異能組織が、好意的に貢献してくれたサラブレッドを逃がすはずがないんだよなぁ。
それはそれとして、シキガミヒロイン多いけど、地元霊能組織の幼馴染ヒロイン、すこ。
天パと勇者少女の組み合わせ、すこ。
次回は、いよいよ富士山到着。長かった。
勢いがある内に、続けたい。
勢いで設定をもりもり作り、勢いで続きも投下しています。
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。