カオス転生異聞 デビルズシフター   作:塵塚怪翁

31 / 53
続きです

今回は、電波を受信したので、急遽、ネタ多めの掲示板回。


閑話
第三十一話 幕間その六・『★地方に婿入したけど質問ある?』スレの記録


 

 

  第三十一話 幕間その六・『★地方に婿入したけど質問ある?』スレの記録

 

 

「えーと、地方に婿入りしたけど質問ある?、と」

 

 

 3月になり暖かくなったある日、いつもの依頼や書類の決裁もその日は無かったが、習慣で決まった時間に出勤し事務室の奥の自分の机で座っていた。たまに空いた時間にしか掲示板を見れないため、ちょうどよいのでジャネットや文香と共にそれらを見ていた。

 

 今日は、花蓮とクーフーリンは母の所に遊びに行っている。自分はと言うと、30代半ばの母が20歳以上年下の弟妹を身籠ったと聞いて複雑な気持ちで会いに行けていない。

 また、以前はよくこちらでも仕事を受けていた義父のレスラーニキこと関本さんも、こちらにはあまり顔を出さないのは色々あるのだろう。

 

 過去ログを含めて、ここ1、2週間分の掲示板を情報を求めて流し読む。

 掲示板の情報から、先日行われた【ショタオジVSゴトウ部隊~怪獣大決戦】の映像データと、皆には内緒で自衛隊ニキネキ主演の【蘭子の転落人生、はじめての風俗面接】は既に注文している。

 そこでふと、文香から聞かれることがあった。

 

 

「……カズマ様は、スレ立てとかしないのですか?

 かなり特異な経験をしていると思うのですが?」

 

「そんなに変な経験しているかな? …………しているなぁ」

 

「……文車妖妃を仲魔しているのは多分カズマ様だけですし、変な機械でTS変身をして、おまけに一神教の聖女のデザインの造魔のシキガミとか一品物じゃないですか」

 

「そういえば、シキガミでも同じ顔の人はいませんね?

 ああ、前に一度だけ銀髪の黒い服のそっくりなシキガミに会って嫌な顔をされましたね」

 

「オルタはいるだろうなぁ。えっちぃし可愛いし」

 

「まあ、マスターったらそんなに褒めなくても!」

 

「……あなたのことじゃありませんよ。剛力性女」

 

「わかってますよ。夜魔の文車妖妃」

 

「……うぬぬぬ」

 

「ぐむむむ」

 

 

 じゃれ合いの様なそれを見ながら思いついたので、ひとつスレを立ててみることにした。

 

 

★地方に婿入りしたけど質問ある?

 

1:★マスオニキ

こちら、地元の幼なじみの霊能者の家に婿入りしたものです。

相談受付もします。

ちなみに原作のマスオさんは、磯野でなくフグ田マスオだから婿入りはしていないから。

 

2:名無しの転生者

立て乙

なんという無駄知識w

 

3:名無しの転生者

たておつ

本物? 証拠うpはよ

 

4:名無しの転生者

立て乙

嫁の胸、うpはよ

本物なら、マーメイドたんのおっぱいうpはよ

 

5:名無しの転生者

はよ!

 

6:名無しの転生者

はよ!

 

7:名無しの転生者

(ノシ´・ω・)ノシ バンバン

 

8:名無しの転生者

(ノシ´・ω・)ノシ バンバン

 

9:★マスオニキ

おっぱい、うpなんぞせんわ

ほれ、嫁の白無垢。顔は見せん http//xxxxx

 

10:名無しの転生者

おお、綺麗だなー

 

11:名無しの転生者

人形みたいだなぁ

 

12:名無しの転生者

顔が分からんから美人かわからん

 

13:名無しの転生者

>>9 これ、いつの?

 

14:★マスオニキ

1年以上前。大和撫子な年上美人だぞ。

どこぞの四国でJCを弟子と言って囲った天パとは違うぞ。

 

15:名無しの転生者

つまり、その嫁を毎晩可愛がっているのか

もげろ

 

16:名無しの転生者

もげろ

 

17:名無しの転生者

もげろ

 

18:名無しの転生者

もげろ

 

19:名無しの転生者

自慢話だけをするなら帰るぞ

 

20:名無しの転生者

折れろ

 

21:★マスオニキ

自慢じゃなくて、こっちの経験から語れる事を話す趣旨のスレだぞ。

最近ガイア連合は躍進したせいで、俺らが高い素質を持っているのが知れて、

恐山の霊視ニキの件みたいに父親欲しさに集まってきているのよ。

薬や酒を盛られて逆レからの既成事実したいのか?

 

22:名無しの転生者

ヒエッ

 

23:名無しの転生者

ヒエッ

 

24:名無しの転生者

ひえっ、じゃああの時はやばかったのか

 

 

(各々の思い当たるフシや体験と実体験で捕まった友人の例などを言い合っている)

 

 

157:名無しの転生者

つまり、その辺はもうショタオジが対処済みと

 

158:名無しの転生者

そういうことだな

何かあったら、通報一択だ

なお、そういう過激な手段を取るようなのは海外から来た外様神が多い

 

159:名無しの転生者

でも、個人情報を調べて成功率の高い相手を送り出すメシア教も怖い

 

160:名無しの転生者

こわいなー、とづまりしとこ

やっぱ、理想の嫁はシキガミちゃんだけだわ

 

161:名無しの転生者

それな

 

162:名無しの転生者

それな

 

163:名無しの転生者

それなと言いたいけど、予約ががが

 

164:名無しの転生者

カカシ、その言葉はオレに効く

 

165:名無しの転生者

これでも予約は一年待ちじゃなくなっただけでもましかと

 

166:★運営

デザイン等の注文をこちらに任せて貰えれば早くなります

と言うか、お前ら! 注文が細かすぎんだよ!

分厚い注文書を送ってくんじゃねえよ! 

乳の形まで具体的にイラスト指定入れてんじゃねぇ!

 

167:名無しの転生者

(めそらし)

 

168:名無しの転生者

記憶にございません

 

169:名無しの転生者

ちっぱいが至高

 

170:★マスオニキ

自分が揉み育てた嫁のが至高だぞ。

人間でもでシキガミでも。

 

171:名無しの転生者

だから、まだ予約待ちだよ!

 

 

(理想のシキガミ嫁の造形と理想のおっぱいの組み合わせに関する議論中)

 

 

 

212:★マスオニキ

自分の理想は自分で手に入れろで〆るぞ。

話しをもとに戻すぞ。

 

213:名無しの転生者

おk

 

214:名無しの転生者

つかれた、了解

 

215:名無しの転生者

んで、何だっけ?

 

216:★マスオニキ

シキガミ以外の嫁についてだな。

まず、俺らに来る霊能力者の嫁は約9割宗教持ちで、およそ1割が一般だ。

ほぼ間違いなく美女か美少女が来るが、

外様なら100%神の紐付きで、ねんごろになったらその神の居留地へお持ち帰りだ。

日本の神様でもほぼ紐付きで、まだ結婚には融通が効くぞ。

メシア穏健派? 世間体も良いままで、善意で家族諸共取り込まれるぞ。

 

217:名無しの転生者

ヒエッ

 

218:名無しの転生者

しめやかに失禁

 

219:名無しの転生者

夢も希望もないな

 

220:★近飯ニキ

こっちは近くにいるから、笑えないんだよなぁ

 

221:名無しの転生者

お、学校に根願寺の美少女とメシアの金髪美少女が転校してきた近飯ニキじゃないか

どっちかにもう喰われたか?

 

222:★近飯ニキ

まだだよ!喰われていないよ!

 

223:名無しの転生者

時間の問題だということか

 

224:名無しの転生者

南無

 

225:名無しの転生者

そういや、マスオニキだって嫁複数いるだろ?

 

226:名無しの転生者

なに???

 

227:名無しの転生者

聞き捨てならないな??

 

228:名無しの転生者

だって、神戸セクターで働いていた現地の美人姉と巨乳妹が連れ立って同じ指輪をしていたぞ

しかも、薬指にアガシオン入りの

 

229:名無しの転生者

ほう、マスオニキ釈明はよ

 

230:名無しの転生者

はよ

 

231:名無しの転生者

はよ

 

232:★マスオニキ

さらば!

嫁2 現嫁の妹 ウェディングドレス http//xxxxx

嫁3 現嫁の親族 ウェディングドレス http//xxxxx

嫁4 金髪美人のシキガミ ウェディングドレス http//xxxxx

 

233:名無しの転生者

釈明じゃなくて、自慢じゃねぇか!

しかも、増えてるし

 

 

 勢いでこの間式場で撮ったレンタルドレスの記念写真を、顔を隠してスレに貼り付けて閉じてしまった。相談を受けると言いつつ、雑談と自慢で終わってしまったなぁ。

 後ろから覗いていた文香が、自慢顔で照れているジャネットを見ながらふくれ顔で言い始める。

 

 

「……スレを立ててはと言いましたが、誰が自慢しろと言ったんです?

 しかも、あの写真は何ですか?? ジャネットまで撮っているなんて知りませんでしたが?」

 

「んもー、マスターったらそんなに自慢したかったんですね?? 恥ずかしい!」

 

「……黙っていてください、カズマ様に聞いているんです」

 

「だって、文香は普通の写真機には写らないでしょ?」

 

「……あああ、そうでした」

 

 

 がっくりと項垂れる文香。鼻息も荒くドヤ顔のジャネット。

 こうなるとこちらが悪い気になってくるので提案をしてみる。

 

 

「文香でも撮れる写真機なら、ガイア連合なら売っていると思うから今度探してみようか?

 普通に服は着替えられるんだし、ドレスも着れるだろう」

 

「……絶対ですよ、絶対」

 

「もちろんだよ。仕事が終わったらね」

 

 

 真っ赤な顔で意気込んでくる彼女に約束し、その日は就業時間終了まで穏やかに過ごせた日だった。

 

 

 

 

 

 そして、後日。無事、文香の分のウェディングドレスの写真も撮ることに成功した。

 そのお返しと称して文香が考案と発注した全員分のデザインの違う水着は、大変に素晴らしいものだったのでまたスレ立てして自慢しようかと考えている。

 




あとがきと設定解説


・★近飯ニキ

ガイヤさんの作品「【カオ転三次】俺が不幸なのはどう考えてもメシア教が悪い!」の主人公の彼。
続き、お待ちしています。

・ウェディングドレスの撮影

近場に出来たジュネス内のブライダルサロンで撮影した。
複数人来ている事には、顔に出さないプロの撮影だった。


次回も、リアルの都合で電波が降りたら閑話をやります。
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。