カオス転生異聞 デビルズシフター   作:塵塚怪翁

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続きです。

今回は、決戦前の口上回。


第四十九話 決戦の幕開け

 

 

  第四十九話 決戦の幕開け

 

 

「誰だ? ……ああ。そっちのお人形は見覚えがあるな。

 新しい女の姿か、マスオニキ?

 相変わらず、お盛んな事で結構だ」

 

「久しぶりだな、アルファ。いや、卑劣ニキ。

 もう会いたくはなかったんだが」

 

 

 目の前に、以前会った時のように目出し帽と警察の特殊部隊によく似た装備をした卑劣ニキが立っている。左手はマジックストーンを持ち、右手には自動拳銃が握られて床に倒れ伏す男に向けており、こちらに話しかける時も射線を外していない。

 

 周囲のエリアは先程の店とよりやや広い大きさがあり、エリアの外周は腰までの高さの白い石の壁が並び彼らはその中央にある石で出来たどこぞの少年漫画の武闘会のステージの上にいる。舞台の向こう側とこちら側に、同じような周囲の壁の一部となっている金属製の扉があるのが見える。

 近づいてよく見ると倒れ伏しているのは、豹頭人身でマントをし離れた所に2本の剣が転がっている男で麻痺しているのか身動きもできないようだ。

 もしかして、こいつはあの時の【堕天使オセ】ではないか?

 こちらに視線を向け、気づいたオセが卑劣ニキに話しかける。

 

 

「ちっ、貴様……よくも……誇りはないのか?

 口上も無しに……麻痺させて……仲魔を呼ぶとは……つまらん奴だ。

 これなら……まだあの痴女ベルセルクの……方が敵としてマシだ」

 

「害獣駆除で正面切って闘うのは馬鹿のすることだ。

 便利な道具や罠があるなら、使う方が利口だろう?

 お前は、一度死んだんだ。早く死ね」

 

 

 そう言うと持っていた自動拳銃で、淡々とマガジン1本分を頭部に叩き込んでオセを始末してしまった。

 そして、左手のアイテムをポケットにしまうとホルスターに銃を収め話しかけてきた。

 

 

「なるほど、我々より先行しているはずなのに遅れてくるのは面白いな。

 しかも、出入り口は共通か。

 興味深いが、奥に行く方が先だな。マスオニキ、同行するか?」

 

「その前に説明できることはして欲しい。

 こちらは突破はして来たが、情報が足りない」

 

「ああ、それもそうだな。

 おっと、怖い顔をするなよ、そこのシキガミ。

 お前もシキガミなら主の意に従うことだ。

 人間だって組織で働くと、自分の感情は抑えるものだ」

 

「…………そうですか。分かりました」

 

 

 不愉快気なジャネットの肩を軽く叩き、彼を見たくないようなので周囲の警戒を頼む。

 自分もドッペルゲンガーに姿を変え、話をする事にする。

 

 彼の説明によると、こうである。

 彼の率いるチームフォネティックも自分から遅れること約1時間ほどで船に到着し、現場の指揮をしていたダンボールニキから難民の方はほぼ沈静化したと聞いたそうだ。

 だが、突入していった色っぽい堕天使のシキガミ(自分のことだろう)が戻ってこないと言うので、メンバーをここの応援に残し自分とは別の入口から突入したと言う。

 ズレた時間については戦い方が違うからと言い、敵対した悪魔については過去の作戦の機密に触れるからと口を閉ざされた。

 

 自分の方も説明する。

 こちらに来た経緯や敵対した悪魔の能力などを、こちらの実力や能力については全て省いて説明する。

 敵対した連中には彼が絡んだ件もあるし、そもそもガイア連合向けの詳細な報告書は山梨に上げているので彼の立場なら見れるだろうと思いその点については詳細に説明した。

 髪の色が変わったことや先ほどの姿についても彼に聞かれたが、「自分の手の内を得意げに晒すつもりはない」と突っぱね不満気だったが聞くのを止めさせた。

 

 お互いの説明も終わり、オセが落としたらしい柄に交差する剣が描かれた鍵を持ち卑劣ニキは尋ねてくる。

 「同行するのか?」、と。

 彼とはとことんに折り合いや相性が悪いし人としてはあまり信頼できないが、戦力的な事や自分の消耗を考えると同行者としての実力は信用できるのだから同行して奥に行く方がいいだろう。

 同行することに頷き、鍵を使い扉を開け先に進む彼の後をついて自分たちも次のエリアに移動した。

 

 

 

 そこは今までで一番広いエリアだった。

 一番奥には両開きの一軒家程の大きさの赤く光る扉が彫刻の施された石の柱と共に鎮座している。扉の上空には6角形の回転する黒い石柱が浮かんでおり、石柱の表面には赤く光る幾つもの漢字が彫りつけられている。

 そして、はるか上空にある渦から降り注ぐ赤い無数の光の欠片を集めて、扉へと導き吸収させているようである。

 

 周囲には、白い石畳と古い石で出来た廃墟が立ち並んでいる。

 扉の向かって右側には黒い神父服を着た黒髪の男が座っており、反対側には身体の右足から背中が樹木に変化した白色の髪の全裸の女性が立っている。

 その女性は正気を失っているようで、目の焦点が合っていない。

 

 自分たちは、彼らと10メートル程離れた所まで行き立ち止まるが、卑劣ニキはさらに進み彼らと自分たちの中間で立ち止まり振り返った。

 こちらの様子を見ていた神父の方が立ち上がり、こちらを見ながら彼女の方へ歩いていくと無造作に乳房を掴み揉みしだき始めた。

 「ああ、ああ」と、声にならない声を上げている彼女。

 訝しげに見ている自分たちに、神父はよく通る低い声でこちらに話しかけてきた。

 

 

「ほう、好色と聞くだけあって彼女が気になるのか?

 まあ、彼女も君とは面識があるから気になるのだろうが、暇つぶしにはちょうど良いぞ。

 良ければ、抱いてみるかな?」

 

「いらん」

 

「こっちも結構だ。

 それより、その女性は自分と面識があると聞いたが誰だ?」

 

「分からないかね?

 君とは彼女が造った屍鬼に手酷い目にあっただろう?」

 

 

 もしかして、物理反射を無視して攻撃してきた拳法家の屍鬼のことだろうか?

 あの時、すぐにいなくなったのでよく覚えていない。

 自分たちの微妙な態度が分かり、つまらなそうに彼女から手を離すと話しを続けるようだ。

 

 

「何、演劇なら悪役が主人公の知らない悪だくみを説明する場面なのだが必要かね?

 それとも、あの扉のことなどどうでも良くすぐにでも殺し合うというのなら、私はそれでも構わないが?」 

 

「言峰綺礼、それではわざわざここまでこいつを案内した意味がないぞ。

 こいつは、既に俺より力量だけなら上だ。

 おまけに、お前の同僚から変身能力を授けられているんだ。

 観客にするにしても説明してやる必要はあるぞ」

 

「それもそうだな。

 ふむ、見れば、彼も我らと同じ『出来損ないの模造品』のようだ。

 いや、原典からすると彼は成功した方かもしれないな」

 

「なあ、卑劣ニキ。

 ガイア連合を裏切って、こいつの手先にでもなったのか?」

 

 

 そう尋ねると、卑劣ニキは心底可笑しいとでも言うように笑い始めた。

 神父の方も、楽しそうに笑っている。

 

 

「ははははは。面白いことを言うなぁ、お前は。 

 俺は、ガイア連合を裏切ってなどいないさ。

 俺は傭兵で、最初から雇用主がこいつと言うだけだ」

 

「そうだとも。

 彼にとっては、私もガイア連合も取引先というだけだ。

 こちらの提示する報酬でもって雇っているのだとも」

 

「報酬?」

 

「これを使う事だ」

 

 

 卑劣ニキは、背後にある巨大な扉の魔力装置を親指で指差した。

 そして、おもむろに目出し帽を外し顔を現した。

 白髪に赤い目の整った男性の顔であるが、彼は何かを諦めた笑みを浮かべると語り出した。

 

 

「お前は、生まれてきたのを後悔したことはないか?

 いや、ある意味幸福なのだから、お前はないだろうな。

 『千手扉間』。

 この俺にそっくりだという忍者漫画のキャラだとさ。

 前も今も漫画なんぞ読みもしなかった元警察官僚の俺が、そんな物知るわけがないだろう!

 この顔から転生者だとばれ、訳の分からない儀式で覚醒させられ、この世界がゲームによく似た世界だなどと言われて、おまけに『世界の終末』ときた。

 水遁? 避雷針? 江戸転生? そんな訳の分からない術など使えるものか!

 これが怒らずにいられるものか!」

 

 

 彼の独白を楽しげに聞いていたが、続けて神父も語りだす。

 

 

「そう、その男こそが今のこの分岐した世界を生み出す原因となった男だ。

 その名を消された男の行動が、あの宰相の憩いの場を作る手伝いをし、この男と私を結びつけた。

 彼の脳は私の君たち転生者に関する知識の源となり、彼の肉体が四大天使を変質させた情報汚染する弾丸の材料になり、そして彼の魂は散逸し名は忘れ去られた。

 彼に感謝したまえ。

 彼がいない世界では、君は父親の手で家族諸共アメリカのメシア教に消費されるか、日本の異界で今の君の妻と共に人知れず悪霊の呪殺で死んでいただろう」

 

「その男は戦後に生まれた『俺たち』の第1世代だった。

 俺をこの世界の真実に引きずり込み、その礼としてそこの言峰綺礼に渡してやったのさ。

 もともとお節介が過ぎて仲間内でも嫌われていたから、簡単だった。

 家族でさえも居なくなっても誰も気にしなかったからな」

 

「宰相がこの世界で拠点を作り、それに惹かれて私が『言峰綺礼』として転生し、降臨した四大天使が変質したことでこの世界は完全に分岐した。

 そして、もう一度この世界を変えうる可能性を持っているのが、この望んだ過去へのアカラナ回廊の道を繋げられる『扉』だ」

 

「俺の望みは過去へと戻り、メシア教に日本の霊能組織と神を根底まで破壊させ、転生者などという巫山戯た代物が生まれて来なくすることだ。

 これで理解できたか?

 さしづめ、俺たちは世界を破壊する魔王とその幹部、お前たちはそれを止めに来た勇者と聖女の役だ。

 さあ、どうする?」

 

「彼の絶望と苦悩はとても素晴らしいものだ。

 この装置を使うに値する動機だとも。

 私は彼との契約を履行するが、さて、どうするのかね?」

 

 

 いろいろな情報が頭を巡り、一つだけどうしても聞かなくてはならないことがあった。

 それを聞くことで色々と面倒なことになるかもしれないが、心配気にこちらの腕を掴んでいるジャネットに大丈夫だと笑いかけてから尋ねた。

 

 

「何故、自分をここへ呼び込むようなことをした?

 何故、そんな『役』をオレにやらせようとするんだ? 

 答えろ」

 

 

 その神父は『言峰綺礼』の姿をした男は、愉しげに答えた。

 

 

「簡単な事だ。

 あのルキフグスも言っていただろう、偶然そこにお前がいたからだ。

 偶然、全ての条件にちょうどいいお前がそこにいたからだとも。

 分かるか? この世界の『間桐雁夜』。

 原典のお前が恐れた『間桐臓硯』は既にメシア教に処分されていたのはどう思う?

 原典のお前が切望した『禅城葵』の身体は美味だったか?

 原典のお前が憎悪した『遠坂時臣』を殺せたのは嬉しかったか?

 原典のお前が夢見た娘たちは可愛いか?

 原典のお前が誇った狂戦士は今もお前と共にいるようだな。

 どうだ、力も絆も全てを手に入れられた気分は?」

 

 

 クックッと愉しげに笑い、神父は後ずさるこちらの目を見て言い放つ。

 

 

「お前が必死に強くなろうとしていたのは、『家族のため』ではない。

 本能的に恐れていたのだ。『失う』ことを。

 今のお前は、手に入れた夢の宝物を失うことを恐れている。

 認めろ。

 求める物を追い求めて力に溺れ破滅するのは、お前の宿痾で運命だ」

 

「あ、あああああ」

 

「マスター!?」

 

 

 多すぎる情報量と巻き込まれるトラブルの理不尽さとよく分からない焦燥に苛まれ、頭を抱えて膝をつく。

 支えてくれているジャネットの言葉も耳に入らず、力が抜けていく。

 その様を見ていた神父と彼は、愉しげに談笑する。

 

 

「どうかね? 私流の説法と切開は。

 仮にも私は、『神の悪意』で『神の毒』でもあるサマエルだ。

 なかなか堂に入った言葉の毒だとは思わないか?」

 

「こいつがこのままでも、手間が省けるだけで予定に変更はない。

 それでこれはいつになったら使えるようになる?」

 

「時間が掛かるが、もうすぐだ。

 何しろこのタンカーの艦底のドックにあった小型潜水艦に、デイジーカッターとバンカーバスターと二液混合型爆弾を混ぜた狂気の産物を乗せて海底の例の地点で爆発させて地震を起こしたのはいいが、例の知識にあるほど被害がなくマガツヒの集まりが悪い。

 少し待つといい」

 

 

 彼らが会話のため視線を外した隙に、ジャネットがホルダーからカードを取り出しデビルズアブソーバーのスロットに入れた。

 

『Warning,Warning.EMERGENCY FUSION』

 

 姿が変わり、黒い6枚の翼を広げ、怒りに顔を歪ませるガブリエラが立ち上がった。

 少し驚いたようだが、笑みを浮かべてこちらを見る二人。

 

 

「ほう、マスオニキはいつの間にメシア教会のシスターに姿を変えられるようになったんだ?

 しかも、なかなかそそる姿じゃないか」

 

「これはこれは、久し振りではないか。シスターギャビー。

 その姿は、宗旨替えかね?」

 

「減らず口を!

 お前たちがミカエルに私の居場所を教えたのは知っているのですよ!

 よくも、教会の皆を死なせるようなことをしてくれましたね!?

 その上、マイロードにも毒を流し込むとは!」

 

「ほう、『マイロード』とは。

 あの情報汚染の弾丸でただの女になったかと思えば、グリゴリのようにニンゲンを愛して堕天するとはお笑いだ。

 しかも、肉体を失いその男と融合するとはとても愉快だ」

 

「余計なお世話よ。

 私の友人でもあった彼女たちの仇でもあるのだから、覚悟なさい!」

 

「彼女たち?

 ああ、天使の羽根を埋め込んだ一緒にいたシスターたちか。

 天使化するようにラジオで音波を流したことが気に入らないのか?

 もともとこの船は、過激派の連中の実験施設船なのだから試してみただけだが」

 

「その辺の事は我々にも聞く権利があるわ、サマエル!」

 

 

 その女性の声が響くと、それに合わせて大勢の賛美歌が聞こえてきた。

 そして、赤く雲が渦巻く空の一角にヒビが入り砕け散った。

 空から白い羽根が舞い無数の白い翼の天使たちが現れ、その中心からリーダーらしき女性が現れた。

 その女性は、4枚羽根で腹部に正面が男の顔、右が雄牛、左に獅子の顔があり両足が機械の鷲の姿の天使の上に乗り、首元から胸元が露わになった顔の下半分が隠れる大きさの襟の白い餃子のようなボディスーツの服を着てこちらを見下ろしている。

 そして、こちらによく通る声で叫んできた。

 

 

「わたしは、【審判者メアリー・スー】。

 かの偉大な大天使マンセマット様に見出され、使徒としてこの地へと来た。

 答えよ。

 この船は本来は在日米軍の監視下に置かれ、日本メシア教が管理するはずだった。

 どの様な詐術を持って奪い取った?

 答えよ。

 襲撃を受け、行方不明だったガブリエルがその姿でここにいるのかを。

 主の御名に於いて疾く、答えよ」

 

「貴様に答える必要はない。

 失せるがいい、天使の傀儡人形よ。

 貴様らにくれてやる物など何もない」

 

「私は……」

 

「貴様には聞いていない、大天使ガブリエルの出来損ない。

 いや、ガブリエルの名を名乗るのも烏滸がましい。

 貴様はこれより、【堕天使ハモン】だ。

 その場に伏して、神の誅罰を待つがいい」

 

 

 答えようとしたガブリエラに審判者気取りの女は冷たくそう答え、サマエルを指差し天使達に攻撃の下知を下した。

 それに対し、サマエルと卑劣ニキも戦い始めるため、門の側の木の女性にも声をかける。

 

 

「起きろ、スクーグスロー。

 貴様の作品共の出番だ」

 

「あ、あアあぁあアァあア!」

 

 

 サマエルがスクーグスローと呼びかけた女性が叫びだすと、周囲の瓦礫が崩れ中から屍鬼の群れが現れる。そして、そのまま天使の群れに麻痺させる唸り声や呪殺呪文が飛び、天使達からも破魔呪文や万能呪文が飛び群れ同士の戦闘が始まる。

 しばらくして降下してきた天使の女と乗騎の天使に対し、サマエル、卑劣ニキも戦い始める。

 

 

 

 

 

 悔しげに黙っていたガブリエラから身体の主導権を戻し、ドッペルゲンガーの姿になる。

 もはや自分を無視して戦い始めた連中を見て思う。

 もういい。連中の言う事や都合はどうでもいい。全部殴り倒してあの扉も壊して家に帰ろう。

 驚いているジャネットに合図を出す。

 自分もカードを取り出し、姿を変えた。




あとがきと設定解説


・『彼』

生前は、ソシャゲが趣味で重課金しても許される裕福な家の中学生。
無駄に明るく、無駄に行動的で、致命的に周囲の空気が読めない性格だった。
こちらに来ても変わらず行動し、オーナーや赤城と友人になり研究所の設立に協力した。
最期は、卑劣ニキを無理やり善意で地方の組織で覚醒させた後、彼によって生きたままサマエルに引き渡された。

・「四大天使を変質させた情報汚染する弾丸」

転生者の肉体と魂を加工し、情報生命体の悪魔に深刻なミーム汚染を起こし突然変異させる弾丸。
今回の『彼』の場合、「過去の全ての存在を彼が好きだったソシャゲの美少女にする」である。
そのため、ミカエルを除く三大天使は依代の容貌もスキルや能力も分霊の意識も含めてそれらしくなるように突然変異した。
作り方は、某這い寄る神から。

・「デイジーカッターとバンカーバスターと二液混合型爆弾を混ぜた狂気の産物」

「放射能汚染しない核爆弾」を目指して何故か出来た狂気の産物。
開発者は「主の天啓」と言うが、違うだろう。ナイア神父も引いた。
2発作られ、1つはエジプトで処分がてら使用された。

・大型タンカー「ギガンテック」

大型タンカーに偽装したメシア教過激派の実験施設を乗せた船。
艦底に脱出用の潜水艦を係留したドックがある。
動力は、試作型のプラズマ動力炉。

・【妖樹スクーグスロー】

元はサマエルに捕えられた中国人女性の屍鬼作製術師。
逃亡防止の為、悪魔に変えられた。
レベルは、19。耐性は、火炎弱点、衝撃耐性、破魔耐性、呪殺耐性。
スキルは、タルカジャ、八百万針、屍鬼作製。

・【堕天使ハモン】

「イザヤ書」10:13についての聖ヒエロニムスの注解によれば、ハモンは天使ガブリエルのもう1つの名である。出典:『第3エノク書』;ギンズバーグ『ユダヤ人の伝説』Ⅵ


次回は、決戦開始。
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。
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