人を殴るとレベルアップする体質だった、俺は悪魔になった   作:龍白

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3話

明保の家に向かっているのだが…

一つ、違和感がある

 

「モンスターの数が少ない…?」

 

そう、まだモンスター自体が出てきたばかりなので一概には言えないが…明らかに学校より明保の家の近くの方がモンスターの数が少ない

 

しかも今まで会ったモンスターは全員明保の家側からやって来たのだモンスターを逃げさせる何かがこの先に居るのだろう

 

この原因は明保か、はたまた別の何かなのか…

そこまでは分からない、だが何かはあるのだろう

 

でなきゃこんなにモンスターは怯えないし

俺を無視して逃げようともしない…はずだ

 

よし、明保の家、着いたが…

明保が何故か家の前に立ってるな

 

「明保、どうしたんだ?わざわざ家の前に立って」

「へへへ…柊ィ…俺はレベルアップした…スキルもある、ようやくお前をぶち殺ししてやれるぜ…」

 

ほーん、レベルアップしてスキルってのも持ってたから俺を殺す為に家の前で待ってたのか

 

「なるほど…で?」

「はは…まだ分からねぇのか…!お前は俺に殺されるんだよ!」

 

ほーん、随分大ぶりなパンチじゃねぇかッ!

 

【レベルアップしました】

 

「おい、どうした?レベルアップしたんじゃないのか?」

「柊テメェ…自分もレベルアップしてたのか!」

 

「おー、正解だぞッ!」

 

【レベルアップしました】

 

「クソがぁ!俺は…俺はレベル4だ、世界最強クラスだぞぉ!」

「レベル4?俺はレベル5…ああいや、レベル7だぞ?」

 

今レベルが上がったからな

 

「ふ、ふざけるな…俺がスキルで強化されてもレベル6相当だぞそれが…レベル7…?ふざけるな…俺は…俺は…」

「お?抵抗しないのか?じゃあ、勝手に殴らせて貰うぞ?」

 

何か抵抗しなくなったな、心が折れたのか?

たったレベル差1ぐらいで大げさな…

 

【レベルアップしました】

 

ま、殴りはするんだけどね?

うーん、生かしておくメリット無いしこのまま殴り殺すか

 

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

【レベルアップしました】

 

「よし、レベルはもう十分だろ、死ね」

 

【レベルアップしました】

 

いやー、レベル上げも終わったし円奈も殺すかー

聞いた話だと家に円奈もいるらしいからな

 

「おじゃましま~す、円奈さんいらっしゃいますか〜?」

「柊くん!」

 

お?アホがノコノコ現れたな…って知らん人おる…

 

「あんた誰?」

「へー、君もこの世界の人間?家の前に居た彼はどうしたのかな?」

 

「殺した」

「ふふふ…レベル4を倒した位で最強気取りかい?僕のレベルは12これで格の違いが分かったかな?」

 

「ふーん、俺のレベルは14だけど…レベル負けてねぇか?」

「っ…嘘をついてまで彼女を守りたいのかな?」

 

「本当の事だし円奈は殺すつもりだ」

「くくく…本当かどうかは僕が決めるんだぞッ!」

 

うーわ、おっそしかもめっちゃ大ぶりだし

舐めてんのか?

 

「邪魔」

 

【レベルアップしました】

 

「グォェ!はぁ…はぁ…クッソ…本当にレベル14…!?そりゃあのバカじゃ相手にならないはずだ…だが!この子は頂いていくよ」

「逃がすかぁ!」

 

って、消えた…?

しかも円奈も連れて消えやがった!

 

円奈ぁ…逃さねぇからなぁ…!

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