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から傘の方、アイディアが浮かばない……
雄英高校に入学して2日目。この日から普通に授業が始まった。
そもそもの偏差値がとても高く、屈指の最難関校なだけあって、雄英は普段の授業も難易度が高いのと同時に進行スピードも早い。そんなハイレベルな授業に、小学校、中学校に行かずにずっと家に引きこもっていた人が追いつけるとは誰も思わないだろう。しかし……
(うん、流石は
フランは『東方智霊奇伝』にて、少ない情報から犯人を推理して、それがほとんど当たっているとうインテリっぷりを見せている。その知識は私の中にもあるらしく、雄英の授業に余裕でついていくことが出来た。
そして、午前中の授業が終わり、昼休みを迎えた。雄英には大食堂があり、そこでは名前は知らないけど、プロヒーローの調理した絶品料理を安価でいただき、大人数で集まっての食事ができるらしい。芦戸さんと耳郎さんにそこで一緒に食べないかと誘われたからけど、行く必要のない私はそれを断った。それに、私が行ったら騒がしくなりそうだしね。
そうして二人を見送った後、私は鞄の中から相澤さんがよく飲むゼリー飲料のような見た目をした容器を取り出す。すると、近くにいた八百万さんが話しかけてきた。
「あの、ゼリー飲料だけで午後の授業もちますの?」
「大丈夫。十分持つよ。あと、コレの中身ゼリーじゃなくて人間の血だよ」
それを聞いた周りの人達は目を見開いて驚いていたが、その後、すぐに納得したような表情へと変わった。
「なるほど 吸血鬼だから人間の血が食料なのか」
「そういうこと。驚かせちゃったね」
「イヤ、気にすんなって。こっちも露骨な反応したしな」
そんな会話の後、私は昼食…もとい血を飲み始めた。皆で集まって食事するのもなかなか楽しかった。
■■■■
そうして、昼休みが終わり午後の授業が始まる。普通の高校なら、午前の授業に引き続いて必修科目を始めとしたごく普通の授業を行うところだが……雄英のヒーロー科は違う。
午後は皆が楽しみにしているであろう授業〈ヒーロー基礎学〉時間だ。ヒーローの素地を形成し、立派なプロヒーローになる為に一歩ずつ歩みを進めていけるよう、戦闘や救助を始めとして様々な訓練を行う時間。
クラスの皆も授業が楽しみなようで皆してソワソワしている。まぁ、皆がソワソワしているのはそれだけじゃなく──
「わーたーしーがぁ!普通にドアから来たっ!!!」
No1ヒーローのオールマイトが直々に教えてくれるというのもあるだろうね。その証拠に、オールマイトが登場した途端にクラス全体がいっそう賑やかになる。
一方で私は周りとは違うことを考えていた。
(やっぱり……オールマイトから少しだけど
最初にオールマイトと会った時は勘違いかと思ったが、再び会って確信した。オールマイトはお腹……脇腹辺りに怪我を負っている。オールマイトが
「………入学前に送ってもらった『個性届け』と『要望』に沿ってあつらえた
そんなことを考えていると、いつの間にか話が進んでおり、教室の壁が迫り出したかと思えば、そこには
「着替えたら、順次グラウンドβに集まるんだ!」
「「「はーい!!!」」」
~女子更衣室~
「まぁ、要望通りかな。着てて違和感もないし」
オールマイトに言われて更衣室にやってきた私は、早速自身の
私の
それに加えて、この
着替え終わった私は、集合場所として指定されたグラウンドβに向かう。そこには、既に着替えを終えたクラスメイトが何人か集まっており、それぞれの〝
私もまた、「似合っている」とか「本物みたい」とか様々な評価を貰ってたのだが……
偶々目に写った、『空中に浮かんでいる手袋』に目を疑った。
「おーい、どうしたのー? フランちゃん」
その声からして、その手袋を着けているのは葉隠さんで間違いはないみたいだ。物凄くイヤな予感がした私は、葉隠さんにこう質問する。
「あのね、葉隠さん。その
「ふぇ?」
そんな私の質問に対し、葉隠さんは呆けた声を上げる。今、私の目に写っているのは、宙に浮かぶ手袋とポツンと姿を露わにしている靴のみである。それが表していること、それすなわち……
「ううん。今の私、何も着てないの!身につけてるのは手袋と靴だけ!」
嫌な予感通りに何も着ていないと来た。透明人間としては正しいのだろうけど、流石に何も着てないのは色々マズい。そう考えた私は、
「葉隠さん、流石に作り直して!!」
「
そう言って、私は着ていたスカートを少し破く。そしてスカートに魔力を流すと、スカートはあっという間に元に戻った。
その光景を見た葉隠さんは、思いもよらぬ名案を聞いたとばかりに私の手を取り、ブンブンと腕を振る。
「おーなるほど!それじゃあ、帰ったら早速考えてみるね!!」
「うんうん、そうした方がいいよ」
葉隠さんのその言葉を聞いて、周りからは安心したようなため息が聞こえた。皆も
※※※
「よく似合ってるぞ皆、格好いいぜ!それでは始めようか有精卵共!!戦闘訓練の時間だ!!」
クラスの皆が集合場所に集まると、オールマイトはそう声を上げた。それを合図に皆はオールマイトに注目する。すると、
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!」
レースカーのような見た目をした鎧に兜を身につけた飯田くんがピンと挙手をしながら、ハキハキと尋ねる。
「いいや、もう2歩先に踏み込む!今日行うのは……屋内での対人戦闘訓練だ!」
2歩を意味したピースサインと共にオールマイトが放った一言に、生徒達から一斉に質問が飛び交う。が……
「んん〜!聖徳太子ィ!!」
さすがに何人もの人から同時に質問されれば答えられるはずもなく、オールマイトはこう叫ぶ。
──そして、詳しい概要から説明することに決めたのだろう。オールマイトが懐からとても小さい掌サイズのメモ用紙……カンニングペーパーを取り出してそれを読み始めた。
オールマイトから説明されたルールをまとめるとこんな感じ
2人1組のヒーローチームと
核兵器が隠された敵のアジトにヒーローが潜入するというアメリカンな状況設定
〈ヒーローチームの勝利条件〉
・制限時間内に核を見つけ出して確保すること
・相手チームを両方とも捕獲して無効化すること
この2つのいずれか一つ。
〈
・制限時間いっぱいで核を守り切ること
・相手チームを両方とも捕獲して無効化すること
この2つのいずれか一つ。
余った1人は、最後に一対多の戦闘を行う
人数不利は
因みにコンビと対戦相手はくじで決めるらしい。その際、適当でいいのかと飯田くんが質問するが、その質問に対し、緑谷くんは「プロは他の事務所と急遽チームアップすることが多いし、それを見据えてじゃないのかな」と補足を加え、その回答に飯田くんは納得する、そんな光景が繰り広げられた。
そうして説明が終わり、名前順に一人一人くじを引いていく。私のくじには「K」と書かれていて、周りをみたところどうやら私だけペアじゃないようだ。
そうして、クラス全員のチーム分けが終わった後、オールマイトは、最初の対戦カードを決める為にくじを引く。
「最初の対戦カードは……こいつだ!ヒーロー側がAチーム、
(うわぁ……組み合わせに悪意しかない)
Aチームのメンバーは、緑谷くんと麗日さん。対するDチームは……爆豪くんと飯田くんだ。無事に訓練が終わるとは思えない、最悪な組み合わせである。
さて、どうなるのかな──
そんな事を思いながら、私はモニターに目を向けるのだった……
主人公設定
名前:夜桜フラン
容姿:東方Projectのフランドール・スカーレット
個性:ありとあらゆるものを破壊する程度の個性
→吸血鬼(フランドール)の身体能力と程度の能力などをあわせ持つ複合型の個性。原作、または二次創作の吸血鬼(フランドール)が出来ることなら何でも出来る。
性格;知的だが、少し子供っぽい。二次創作のフランに近い