僕のヒーローアカデミア~吸血鬼と為った者~   作:暁月鈴

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十二話になります

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十二話~講評~

 先程戦闘訓練が終わって私達はモニタールームにいた。轟くんと障子くんは悔しそうにしている。まあ、何も出来ずに叩き潰されたから、そうなるのも当然なのかもしれない。

 

「はいお疲れ様! 早速講評を始めようと思うんだけど……ぶっちゃけ(ヴィラン)チームにハンデつけた方が良かった……?」

 

「「…………」」

 

「HAHAHA!……返事する体力も気力も無いね。まあ、うん。よく頑張った!」

 

 う~ん……コレやり過ぎたかな?まあ、何も出来ずにボコボコにされたからそうなるのもしかたないかも。

 

 そんなことを考えながら、私は先ほどの戦闘訓練を思い出していた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ー『キュッ』・・・として、ここに入れてっと。後は───」

 

 訓練ビル一階。私はここ一番奥にある部屋の床を破壊した。そして、その破壊したことで出来た穴に『核』を配置する。この部屋には窓はなく、灯りを無くしてしまえば、この部屋は完全に真っ暗な密室となる。いくら障子くんの『個性』が索敵に向いているとはいえ、ここまでやれば流石に見つけきれないだろう。そうして蛍光灯を破壊した後、私は部屋の扉を閉めて、訓練開始の合図を待つ。

 

 

『さて、それでは両チーム準備は良いかな?それでは!BチームKチームによる、屋内対人戦闘訓練スタート!』

 

 

 そうして、オールマイトが開始の合図をするのと同時に、私は身体を霧へと変化させて入口の方へ向かう。

 

 入口についた頃には、すでに二人とも中に入っていた。

 

「俺は右から探す。おまえは左だ。ただ、アイツを見つけたら連絡しろ」

 

「了解」

 

 どうやら二手に分かれて行動するらしく、轟くんは右側、障子くんは左側を向く。別れられると面倒臭いから、そろそろ仕掛けることにしよう。今回使用する技……もとい『スペルカード』も決まったことだしね。

 

 

「かーごーめー

  かーごーめー♪︎」

 

 

 そうして私は、【東方ロストワード】のフラン()がこの『スペルカード』を発動させる時に言う言葉()言いながら(歌いながら)、霧化を解除していく。言わなくても発動させることは出来るが、そこは気分の問題だ。特にピンチというわけでも無いしね。

 

 すると二人は先の言葉に反応して、背中合わせで辺りを警戒する動きをとる。正直かなりありがたい。これで的が一つになった。

 

 

「後ろの 正面・・・・・・

   ・・・・・・だ~あれ!」

 

───禁忌「カゴメカゴメ」

 

 

 この言葉を最後に、私はこの技を発動させる。

 

 その直後、緑色に輝く無数の弾幕が二人を囲むように配置される。そして、先ほど配置した緑色の弾幕よりも一回りほど大きく、黄色に輝く弾幕を二人に目掛けて打ち込んだ。

 

 すると、轟くんは対応して氷で壁を作り出す。防壁を築いて耐久するつもりなのだろうけど………

 

 ()()()()()()()()()()()

 

 壁を作り出した事で一度目は防ぐことが出来た物の、二度目はなかった。氷の壁を出した逃げ道が減り、再び放たれた黄色に輝く弾幕が、二人を囲む弾幕を崩しながら襲いかかる。その上、崩された緑色の弾幕も二人を妨害するかのように散らばった。二人はこのスペルカードを攻略出来ずどんどん被弾していく。そして……

 

 

(ヴィラン)チーム……WIIIIIIN(ウィーン)!!』

 

 

 二人が動けなくなった所でテープをまきつけた結果、私の勝ちという結果で戦闘訓練が終了した。

 

 ・・・もうちょっと加減した方がよかったかも。ビルの中ボロボロにしちゃったしね………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな事を考えている間に、講評が始まっていた。今回のMVPは私で、ヒーローの二人に何もさせずに速攻で叩き潰したことが評価された。

 

 最後に地上でオールマイトによる今回の授業の総括と、労いの言葉を頂いて解散ということになった。オールマイトは緑谷くんに講評結果を伝えると言うことを伝えると、バヒュンと効果音を出しながら一目散に帰っていった。

 

 ・・・にしても、やけに焦っていたな………まるで時間に追われているかのような……オールマイトから血の匂いがしたことに関係あるとか……?

 

 そんなことを考えながらも、私は更衣室で制服に着替え、その後教室に戻る。そして教室で、

 

 私はクラスメイト達から質問攻めにあいました………

 

 

 

 

 

 

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