評価は8~10だと嬉しいです。
「うわ~ やっぱたくさんいるな~」
試験会場である雄英高校についた私の目に入ったのは、入試を受けに来たのであろうたくさんの人達だった。
(よかったぁ~ 対して怖くなくて)
お母さんからカウンセリングを受けたとはいえ、こんなにたくさんの人がいるところに行ったら、恐怖で取り乱すかもと思っていた。けど、『個性』の発覚と共に、価値観や考え方にも変化が生じているみたいで、人間に対する恐怖心とかは全くわかなかった。
そんなことを考えていると……
「どけよチビ」
と、そんな声が聞こえてきたから、辺りを軽く見渡す。
「オメーだよクソが!!」
どうやら私のことだった見たいだ。振り向くと、そこには不良を思わせるような人が私のことを見下ろしていた。
私が横に移動すると、その不良っぽい少年は『チッ』と舌打ちをしてそのままそこを通りすぎた。
「私も入ろっと」
さっきの人の事を気にも止めずに、私はそう言いうと、少しずれた帽子を被り直して雄英高校の門をくぐった
◇◇◇
『今日は俺のライヴへようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!』
筆記が終わって、実技試験。今、その試験内容をプロヒーローのプレゼントマイク……略してプレマイが説明している。
その内容をまとめると……
・実技試験の内容は10分間の【模擬市街地演習】
・道具の持ち込みは自由。各自指定のA、B、C、D、E、F、Gの試験会場に移動
・目的は市街地に現れる三種の
・倒した仮想敵によって貰えるポイントが違い、その合計値を競う
・アンチヒーローなどの行為はご法度
と、こんな感じになる。要するにひたすらロボットを破壊していけばいいっていう、私向きの試験内容だ。
そう考えていると……
「質問よろしいでしょうか!」
その発言と共に立ち上がるのは、眼鏡をかけたいかにも真面目そうな人。そして彼はこう質問する。
「このプリントには4種の敵が記載されております!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は、規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!!」
「ついでにそこの縮れ毛の君!先程からボソボソと気が散る!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!」
まあ、最後のは質問じゃなくて前の人に対する注意みたいな物だったんだけどね。でも、物見遊山のつもりで受ける人なんていな……いや、私は似たようなものかもね。私が『ヒーロー』を目指したのって『好奇心』によるものかもしれないし。
ーって緑髪の子、周りから笑われてるね。あの眼鏡の人もなかなかひどいなぁ
すると……
『オーケーオーケー、受験番号7111番君、ナイスなお便りサンキューな!四種目の敵は0ポイント!ソイツは言わばお邪魔虫!スーパーマリオブラザーズやった事あるか!?レトロゲーの!アレのドッスンみたいなもんさ!各会場に一体、所狭しと大暴れしている『ギミック』よ!倒せない事は無いが、倒しても意味は無い!リスナーには上手く避ける事をオススメするぜ!』
と、プレマイから先ほどの質問に答える。そして……
『最後にリスナーへ我が校『校訓』をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!“Plus Ultra”!それでは皆、良い受難を!』
最後にプレマイによるエールで実技試験の説明が締めくくられた。
◇◇◇
実技試験の会場についた私は、『魔法』を使って身体全体を障壁で覆った後、着ていたコートと帽子を外し、帽子の変わりにナイトキャップを身に付けてから準備運動を始める。
「なにアイツ……」
「コスプレイヤー?」
「記念受験かよ……」
周りの人達からこそこそと影口を叩かれるけど、まあしょうがないよね。
なんせ、今の私の格好は【フランドール・スカーレット】と全く同じなのだから。東方を知ってる人から見れば、『コスプレしたまま試験を受ける』っていうふざけてるようにしか見えないもんね。
そんなことを考えながら、私は開始の合図を待つ。すると突然
『ハイ、スタート!!』
と、試験開始の合図が出された。それと同時に、私は会場に飛び込んだ。イヤ、
母親のプロフィール
夜桜燐(よざくら りん)
ヒーロー名 守護ヒーロー ロッカ
個性、結界
体力を消費して防壁を展開する。
形、大きさ、強度は自由。
レスキューをメインに活動している
カウンセリングもできる
とりあえず簡単に書いてみました