僕のヒーローアカデミア~吸血鬼と為った者~   作:暁月鈴

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今回はグダグダになりました……
投稿が遅れて申し訳ありません


九話~放課後の出来事~

「さてと、結果発表だ。順位は単純に各種目のスコアの合計でつけてる……おかしな奴が一人居たけど、口頭で一つ一つ発表なんて時間の無駄だから一括開示で行く」

 

相澤さんがそう言うと共に、空中に結果が表示される。……ってかおかしな奴って私のことだよね?そんなことを思いながら、私は結果に注目する。

 

案の定、私は1位だった。そのせいか、不良君と紅白君から視線を感じる。一つはライバル視のような感じだからまだわかる。けど、もう一つ…不良君からは殺意も感じるんだけど……

 

そして、最下位は緑髪の子だった。彼は青い顔をして震えている。そこに、相澤さんが一言言い放つ。

 

「ちなみに除籍はウソな」

 

その言葉にクラス全体が静まり返る。

 

「君たちの個性を最大限を引き出すための、合理的虚偽」

 

「「「はあああああああああああああ!!!???」」」

 

「あんなのウソに決まってるじゃない…ちょっと考えれば分かりますわ…」

 

続いて放たれた言葉に驚きを隠せず、叫ぶ三人。そんな彼らを見て、道具を作っていたポニーテールの子はあきれていた。

 

除籍が無くて安心した者もいれば、逆にいつでも受けて立つと張り切っている者もいた。どうやら、これで終わりみたい。教室にカリキュラム等の資料があるから目を通せとのこと。

 

そして、相澤さんは緑髪の子に保健室に行って治してもらえと紙を渡すと、そこから立ち去った。

 

一方で、相澤さんの「除籍はウソ」という言い方にどこか引っ掛かりを感じた私は、身体を霧に変化させて相澤さんの後を追うことにした。相澤さんの向かう先には、なぜかオールマイトがいた。そしてその場で、相澤さんとオールマイトが話始めた。その内容は相澤さんは前に丸々一クラス除籍したこと、オールマイトが緑髪の子に肩入れしてることなど色々なことを話していた。相澤さんの除籍宣言が本気だったと確認できた私はその場を後にした……

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「えっと………どうしたの?」

 

教室に戻ると、私は不良君と紅白。そして、保健室に行った緑髪の子以外の人達に囲まれた。そして、口々に質問される。私のことや『個性』の事など、質問の内容は様々だ。まあ、いずれ話さないと行けないしちょうど言いか……

 

「わかったわかった。話すから落ち着いて」

 

私がそう言うと、クラスの皆は少しずつ落ち着いていく。

 

「まずは自己紹介からだね。私の名前は夜桜フラン。『個性』は東方Projectのキャラクター、フランドール・スカーレットの力が使えるって言うものだよ」

 

「はあ!何だよそれ!!」

 

「架空のキャラクターの力が使える『個性』なんて聞いたことねぇぞ!!」

 

「しかもフランドールって……完全にチートキャラじゃん!!」

 

「フランドール……?そんなに強いキャラなん……?」

 

その説明に驚きを隠せない者、東方を知らないらしく疑問に思っている者など、クラスの皆は様々な反応をする。そんな中、緑髪の子が教室に入ってきた。

 

「皆……何の話をしてるの?」

 

「お、緑谷じゃねえか!今夜桜の『個性』について聞いてたんだけどよ、コイツの『個性』な、東方のフランの力が使えるんだってさ!!」

 

セロハンテープみたいな肘をした人がそう説明するも、どうやら、彼もよく分かってないようで首をかしげる。その疑問に気づいたらしい変わった耳たぶをした子がいまいち分かってなかった人達にこう説明する。

 

「あ~フランって言うのは、東方Projectってゲームのキャラでさ。正式名称は『フランドール・スカーレット』ありとあらゆるものを破壊する能力を持った吸血鬼なんだ」

 

その子の説明で東方を知らない人もどんな能力か分かったみたいで目を丸くして驚いている。

 

「いや、何だよそのチートキャラ!!」

 

「ありとあらゆるものをって……いくらなんでも強すぎませんか!?」

 

「ありとあらゆるものを破壊する……なんて強力な個性なんだ。(ヴィラン)の持つ武器を破壊したり、瓦礫とかも壊せるから救助活動(レスキュー)にも使える。シンプル故に強力で、汎用性も高い。それに今回の体力テストを見るに、素の身体能力も相当ある上に………………ブツブツ…………………」

 

な、なんか一人変なのがいるんだけど……

 

緑谷の子によるものすごい独り言にクラスの皆が引いている。

すると、その雰囲気を壊すかのようにカエル見たいな子が質問してきた。

 

「フランドールの種族は『吸血鬼』なのよね?それじゃあ、あなたの身体も吸血鬼なの?」

 

「うん、そうだよ。私の『個性』は異形型でもあるからね。身体はフランドールと同じみたい。性別まで変化したんだからビックリだよ。ホント」

 

「「「イヤ、ちょっと待てぇぇぇぇ!!!」」」

 

カエルみたいな子の質問に答えると、クラスの皆が驚いたように声を上げた。

 

「異形型って……性別まで変わるのかよ!!」

 

「ゲームキャラになれるってのはうらやましいような気もするけど……なぁ……」

 

「あ、もしかして一緒に着替えたりしなかったのってそれが理由?」

 

「うん、そうだね。身体が変化した影響で精神的にも女の子になったからさ。男性の所で着替えるのは抵抗があるし、女性の所で着替えようにも、周りがどう思うかわかんないからさ。だから一人で着替えてたの」

 

先の質問に、私はそう答える。すると……

 

「そういう事情なら私は気にしないよー」

 

「そうそう、そんなんで仲間外れにする方が私はヤダ!!」

 

「私も構いませんわ。そもそも性転換手術なんて物もあるくらいですし」

 

「うんうん。それに、やましいこと考えてるわけでもないんでしょ?なら気にしないって!!」

 

な、なんか反応が予想外何だけと……

 

あまり人間関係にいい思い出のなかった私は、彼女らの優しさに少しだけ泣きそうになる。

 

「じゃ、じゃあオイラも女子更衣室で着替えてもいいんだよな!!」

 

「なるか」

 

「バカかコイツ」

 

すると、ブドウみたいな髪をした子がそう発言し、それを聞いた彼らは口々に突っ込む。それに、女子の皆からは汚物を見るような目で見られている。

 

「そ、それならフラン!次からは男子更衣室で着替えよう!!うん、元男なら問d…グサッギャアァァァァァァ!!!

 

「くたばれ!!」

 

それでも諦めきれなかったのか、変態ブドウくんは私に入るように促そうとして、途中で変わった耳たぶをした子に叩き潰された。

 

その後はクラスの皆も自己紹介をしていく。一人一人が『個性』を説明する度に緑髪の子……緑谷出久さんがブツブツ言ってたんだけどね……そんな彼はふわふわした子…麗日お茶子さんに、デクと名前を勘違いされていたみたい。けど、彼女が「頑張れって感じで好き」と言うと、彼はあっさりとデクと言う呼び名で呼ばれることを了承した。眼鏡の人…飯田天哉さんは、そんな彼に驚いていた。

 

※※※

 

その後、様子見がてら教室にやってきた相澤さんに「程々にしておけよ」と釘を刺され、この日は解散となった。

 




そろそろ、から傘の方も投稿しないと……
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