ゴルシ「…さて…着いたな」
目の前にそびえ立つのは仲間を捕らえている巨大な要塞兼監獄、この中にウマ娘が居る…。
ダスカ「で…どう侵入するのよ」
ウオッカ「そりゃ正面突破だろ?」
ブルボン「それはあまりに危険です。建物内の敵人数未知数、下手をすれば見つかります」
そう、ここは軍の要塞兼基地である。中には武装した艦娘がいることは明白である。もしそれを堂々と入って行こうものなら即逮捕、下手をすればその場で射殺である。まさにミイラ取りがミイラになる…である。
サトダイ「では…どこかから忍び込むのはどうでしょう?」
ライス「え…ええと…どこから忍び込めばいいのかな…」
ゴルシ「…正面はダメだな。塀が高すぎる。上には有刺鉄線だ」
軍の基地はスパイ、敵の侵入を警戒して壁は高くなっている。しかもコンクリート式である。穴を開けることは不可能、仮にハシゴを掛けて登ろうものなら上にある有刺鉄線で傷だらけ、服はビリビリになるであろう。
ライス「じゃ…じゃあ…変装するとかは?」
ゴルシ「…それもかなり危ないぞ」
ウマ娘には人間、もとい艦娘にもないふたつの特徴がある。馬耳と尻尾である。これを上手く隠さなければ1発でアウツ!仮に建物内部に上手く潜入出来ても露見されれば捕まる事間違いなしである。
ダスカ「…八方塞がりね…」
前提条件であるスペシャルウィーク達の場所、艦娘達の場所、そして誰もいなくなった緊急時の脱出口などゴルシ達には足りていなかった。将棋で言うならば王将を追い詰めているのに攻め切れていない状態である。
ウオッカ「ゴルシ先輩…!どうしますか!」
ここでゴルシが取れる方法は3つ
①正面突破
②手薄な場所から侵入
③潜入
ゴルシ(どれがいいんだ…)
ゴルシが選んだ作戦は…(ここから2パターンになります)
ー②の場合ー
ゴルシ「…なあ、もう少しこの周辺回って見ねぇか?」
ダスカ「えっ?」
ゴルシ「敵情偵察って奴だ。ここじゃなくてももう少し隙がある場所が1箇所ぐらいある筈だ」
サトダイ「分かりました。少し歩き回ってみましょう」
そうして歩くこと30分…一筋の光が見えることになる。それは茂みに隠れている場所で見つかった。
ウオッカ「…ダメだ…見つからねぇ…」
ダスカ「もう正面突破しかないのかしら…」
ライス「…あっ?!」←転けた
ブルボン「大丈夫ですか、ライスさん」
ライス「痛た…だ…大丈夫だよ…あれ…」
ブルボン「どうしました?」
ライス「…あそこ…穴あいてないかな?」
ブルボン「…えっ?」
ダスカ「本当ですか!」
そこを探ってみると、なるほど金網が開けられており、人1人がくぐれる穴があった。ここは卯月達駆逐艦や海防艦達が秘密裏に作っていた抜け道であった。
ゴルシ「でかしたぜ!これで気づかれずに中に入れるな!」
ブルボン「ライスさん、お見事です」
ライス「あ…ありがとう」へへへ…
ウオッカ「おい、早く行けよ!」
ダスカ「ちょっと!押さないで!」
サトダイ「い…意外と狭いですね…」
ー鎮守府内ー
ゴルシ「…入口はどこだ…」
ウオッカ「…! 見張りだ」
秋月「…」
ゴルシ「…隠れるぞ」
ガサガサ…
秋月「…?なんでしょうか…」
ブルボン『対象者接近中…指示をお願いします』※『』は小声
ライス『ど…どうしよう…』
ゴルシ『…あいつから聞き出してみるぞ』
ウオッカ『どうやってですか…』
秋月「誰かいるんですか?」
ダスカ「に…にゃぁ~…」
ダスカ(ちょっと!こんなので上手くいく訳…)
秋月「…野良猫でしたか、びっくりしました…むぐっ?!」
ゴルシ「よし…捕まえた…」ズリズリ…
秋月「む…むぐぅ?!」
ー茂みー
秋月「あ…あなたたちは誰なんですか!ここは軍…」←縄で拘束 ガチャ…
ゴルシ「おい、今から言うことに答えてもらうぜ」←吹雪型の艤装
秋月(ぎ…艤装…?!)※鎮守府内では演習場を除いて艤装着用禁止
ゴルシ「なあ、マックイーン達はどこだ」
秋月「! お…教える訳には行きません…」
ゴルシ「じゃあ入口は?」
秋月「…侵入者に教える義務は…」
ブルボン「ダメですね、情報は聞き出せる状態ではありません」
ゴルシ「なら…少しすまんな!」ギュッ…!←締め落とし
秋月「ぐ…ぐぐぁ…」バタッ…
ゴルシ「ここに放っていくぞ」
秋月「」←縄は外した
ゴルシ「…しゃあねぇ…次だ…」
ーその後…ー
佐渡「し…知らねぇぜ。教えて欲しけりゃあたしを倒してから…うぐっ?!」バタッ…
親潮「だ…誰ですか…あなた達に教える事は…?! く…黒潮…さ…」バタッ
数人の艦娘を締め上げたが中々離す艦娘が居ないまま時間が過ぎた。
伊58「な…何するでち!離すで…?!ローちゃん…逃げるで…」バタッ…
呂500「で…でっち…」
ゴルシ「安心しろ、気絶してるだけだ。それより入口の場所教えてくれ」
呂500「」コクコク!
その後…ローちゃんから情報を聞き出すと…
ゴルシ「ありがとな…それじゃあ…ごめんな」ドッ!←手刀
呂500「?!」バタッ…
ゴルシ「…よし…情報も聞き出したし早く行く…」ウゥゥゥ〜!!!
ライス「な…何?!」
『緊急事態発生!緊急事態発生!鎮守府内に侵入者が入った可能性あり!各員警戒体制に入り見つけ次第捕縛せよ!』
ゴルシ「…隠しておいた奴らが見つかったか…おい、早く入口に行くぞ!」
サトダイ「は…はい!」
←…②パターン終了、本編へ
ー③パターンー
ゴルシ「…何とか潜入出来ないか?」
ダスカ「でもどうやって…」
トラック「…」←鎮守府へ物資輸送用
ゴルシ「…閃いた…天啓がな…!」
ー鎮守府正門ー
五十鈴「…!」
トラック「…」
長良「輸送用トラックだね」
名取「と…止まってください~」
運転手「ん、あ、これ許可証」
鬼怒「うん、行っていいよ」
ブロロ…
ー倉庫ー
運転手「…よし、これで終わりだな」
運転手「早く帰って酒でも…」
ガタガタ…
運転手「?」
ドラム缶「」
運転手「…気にし過ぎか…」
バタン…
ゴルシ「…うへぇ…疲れたぜ…」パカッ!
ダスカ「ゴルシさん、さすがですね。トラックの荷台にある商品の中に潜り込むとは」
ウオッカ「でもこれからどうしますか?」
サトダイ「それなら…これとかはどうでしょうか?」
ゴルシ「…!お!ナイスアイデア!」
ライス「ば…バレてないかな?」←整備員の格好※倉庫からぱくった
ブルボン「大丈夫です。耳と尻尾は隠せてます」
ウオッカ「うおお…緊張するぜ…」
ゴルシ「このまま入口に入るぜ」
?「あ!そこは入っちゃダメですよ!」
ゴルシ「?!」
明石「そっちは溶鉱炉です!艦娘と一緒に入らないと…ん?」
夕張「どうしました明石さん?」
明石「…こんな子いたかな?」
夕張「でも作業服着てますよ?」
明石「…う~ん…私はここの組員任せられてるけどこんな人達いた覚えないんだよね…」
明石「…」じー…
ダスカ「…」汗ダラダラ…
明石「…ちょっといい?帽子取ってみて」
ウオッカ「?! な…なんでだ?!」
明石「今朝通達が来てね…ウマ娘がこの街にいるらしいから侵入してきたら捕まえて欲しいって…」
夕張「…まさか…」
明石「ちょっとごめんね!」パッ!
サトダイ「?!」ピコン!←ウマ耳
夕張「?! ウマ娘?!」
ゴルシ「まずい!逃げるぞ!」ダッ!
ダスカ「こうなったら逃げるが勝ちよ!」ダッ!
明石「?! あの子達速っ?!待ちなさい!は…早く連絡しないと!」
夕張「ちょ…ちょっと…!待ちなさ~い!!ま…待って~!」
ゴルシ「こうなったらバラバラに逃げるぜ!」
ブルボン「集合場所は?」
ゴルシ「建物の正面口だ!」
ー20分後ー
ゴルシ「…おまえら…無事か…」
ダスカ「はい…途中でゴム弾みたいな物撃たれまくりましたが全部躱しました…」
ライス「だ…脱落者はいないようだね…」
サトダイ「でも警戒態勢になりましたね…」
ゴルシ「…おい、隙を見てあの中に入るぞ」
ウオッカ「でもどうやって…」
ゴルシ「音を出して誘導するぞ…アルフォート、これ投げろ」
ブルボン「…分かりました」
ライス(ぶ…ブルボンさんのことだよね…)
ブン!
ドボーン!
黒潮「…!向こうからおとがしたで!」
陽炎「行くわよ!浜風、浦風はここを守ってなさい!」
浜風「は々 …はい!」
浦風「うちに任しとき!」
ゴルシ「今だ…!」ダッ!
浜風「?! し…侵入者がこっちに?!」
浦風「さっきのは囮やったんか…痛いけどちぃと眠ってな!」ガチャ…
ゴルシ「うぉお!」ガシッ!ドガッ!←銃を掴んで顔面に当てた
浜風「きゃぁ?!」
浦風「浜風…?!」
ダスカ「そのまま大人しく寝てなさい…!」グググ…←締め落とし
浦風「は…はなしな…」バタッ…
陽炎「?! 浦風!浜風!」
不知火「妹に何した!」ダッ!
ゴルシ「やべぇ!逃げるぞ!」
ブルボン「早く中に!」バタン!
サトダイ「ろ…ロープで固定します!」ぎゅっ!
ウオッカ「押さえろ!」
『開けんかい!』『開けなさい!』『応援を呼んできます!』
ゴルシ「ここに長居は無用だ!早く散らばるぞ!」
ウマ娘「はい!」
ーパターン③終了、本編へ戻るー
いかがでしたか?これからもちょくちょく更新させていただきます!
過去作ではありますが次に投稿する小説は何がいい?(カッコ内はテーマ)
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逃亡提督…艦娘から逃れろ!(人生)
-
病んだ艦娘から逃れて…(ヤンデレ)
-
光を求めて…(復讐)
-
裏切り者に逆襲を(裏切りと忠義)
-
そんな事より艦これの新作作れ
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そんな事よりウマ娘の新作を作れ
-
ウマ娘と艦これのクロスオーバー作れ