鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE 作:梟帥
ここからは本編に入ります。
そして、海賊の策謀にはまるギャラルホルンの運命は如何に!?
ギャラルホルンの一室、そこには一人の人間が入ってきた。
部屋の内装は和洋折衷を体現しており、そこには大きなベッドがあった。
「……なんじゃ? お主か?」
人間は言った、彼がまた暴れていると
彼は危険だと語った。
彼の存在は秩序と節度を乱し、ひいてはギャラルホルンが彼らに乗っ取られると言った。
「それは、わしの知るところではない……」
老人は言った、わしの幕ではない
わしが出ても邪魔になるだけだと言った。
そして、それはお主達がやることだと言った
しかし人間は老人の力が欲しいと、あなたが必要となったのだと訴える。
「もうよいっ!
老人はベッドから降りられない、起き上がるのもやっとな身体だった。
点滴を打って、体内にはナノマシンが巡っており
しいて言えば
「しかしっ!」
「立ち去れっ!
それら全てはお前達若人達が取り仕切ることだ!
他の達にそう言っているはずだっ!!!」
老人の一喝で、人間は諦めたように部屋を出る。
「ヤマトを渡り合う人間はわし以外にもいるというもの……。
……さすがのラスタルも手を煩わせるか、ヤマトよ。
…………
老人は空を見上げる、その眼は生気と覇気は衰えておらず睨んでいた。
「先生……、よろしいでしょうか?」
「……おおっ、ガルスか?
それにネモ達も?」
「先生、我々が来た理由は察しがつきましょう?」
「……椅子に戻らん、
お前達に何言おうが、わしはもう古い人間だ」
「ですか、あなたの力が欲しいのです!」
「私たちの子たち皆はあの
「頼みます、我らの頼みはあなたしかいないのです!」
「わしらは歳を拾って生きてきた、彼らに座を譲ろうにも……あの者が関わってるとなると、心のどこかに恐れていて心配なのだよ……」
ガルスを筆頭に、各当主たちは揃ってヤマトに対する不安と疑心を訴えに来たのだ。
「そんなことはわしがどうこう言える立場ではない、あやつらはあやつらの行動と信念があるのだ、恐ることではない……」
「しかし! 私たちでは彼を止められないのだ!
あのラスタル閣下でさえも手を焼かれているそうではないか!?」
「ラスタル閣下が万が一のことがあったら、我々に頼れるのは先生しかいません!!」
「お願いしますっ!
今頼れるのはあなたしか……
アーサー・イシュー。
ガルス・ラスタルの恩師にしてギャラルホルンの大黒柱として有名だ。
そして、あのカルタの父親である。
「いい加減にしろ!
それにわしはもう第一線を引いているのだっ!
いつまでもわしに頼ることばかりせず、お主達が取り仕切るのだ!
当主になってもなお弱腰では、彼らに軽蔑されてるではないかっ!」
「っ!」
「……もうよい、出て行け
わしはもう老いて先がない……。
お前たちがそれでは彼らが不安と不満が募るのは当たり前だ……」
アーサーはそう言い、ガルス達を喝と檄を入れた……。
それにハッとなって、部屋から出て行ったのだ……。
(やれやれ、どうしようもない者たちだ……)
一方、ヤマトの艦隊はコロニー基地に行き
ガンダムの元へと向かっていた……。
「ようし、本格的にやりますかっと!」
艦隊に一番に降りて、格納庫におもむく。
そこにあったのは肩に「GF-72」が描かれていた
いくぜ! 「アンドロマリウス」!!!
完了。
次回、コロニーでアストラの謀略を発揮します。