鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE 作:梟帥
鉄華団とテイワズの壊滅
この報せはギャラルホルンの老獪たちにとっては喜ばしいものだった。
アストラの掌に踊らさせたと気づくまでは・・・。
鉄華団とテイワズの壊滅は地球と火星に知れ渡った。
その報せはギャラルホルン側にとっては歓喜ものだった
革命派の人たちにとっては悲報であった。
ところが、ラスタルやマクギリスは「見抜いた」のである。
アストラの
「…………そうか、ごくろう……」
部下の報せによって、マクギリスは空を見上げた。
(アトラス・エリオン…………。
目的のためなら
しかし、彼のことだ……。
「わかった、それらの事は我々が処理する……」
ラスタルも、クーデリアの訃報を聞き
今後の処理の支度をしていた…………
「…………アストラに連絡は?」
「いえ、まだです……」
「そうか……」
(アストラめ……!!
やはりヤマトの影響か……!!!
…………しかし、
よりにもよって……!)
ある一室、モニターにはクーデリアの訃報
そして鉄華団と名瀬率いる「タービンズ」の捕らえられたニュースが流れていた……。
「ご気分は優れませんようですな?」
「…………あなた方は何を目論んでいるのですか!?
私たちを、どこへお連れするつもりですか!?」
「地球です、これからの代表選にはあなたが必要不可欠故……」
「だからといって、こんな
「こうしなければ、あなた方に被害が及ぶ恐れのために。
我らが隊長は一手打っただけにございます……」
「その一手が
「ふふ、ギャラルホルンにとってあなた方は
あなた方を殺した責任は、
「だぁかぁらぁよう!!!
なんだってんだよ!!」
格納庫から停泊場から叫声が響き渡っていた……。
「なんで俺たちは
それになんだあのニュースはっ!!
なんで
「そうよ!!!
私たちが捕まった!?
なんなのよあれ!!
「クーデリアの死亡はどう言うことなんだよ!!
クーデリアは
鉄華団とタービンズの乗組員達は猛抗議していたのだ……。
艦長室には、名瀬とオルガの二人がいた……。
「随分と舐めたことをしてくれるなぁ?
なんでこんな大嘘を?」
「クーデリアの訃報はわかるとしても……。
俺たちはなんで
クーデリアを地球に送るために、派手なことをするもんだな?」
「安心して、君たちは
そうすれば、
時を遡ること、コロニーの暴動から始まった。
アストラはいち早く工作員を使わし、クーデリアを持ち上げてるデモ隊の目の前で
その大爆発に驚いたギャラルホルン及びデモ隊はあまりの出来事に呆然としていた、その時だった。
後方から「ガンタンク」の登場と「アストラ」の登場によって事態が大事となってしまった、催涙弾と煙幕弾を用いてデモ隊を無力化する。
その最中にて、
その場にはアストラが直々に工作し、クーデリアを撃った。
そして衛生兵の治療を受けた、アストラはフミタンを使ってクーデリアの始末をせよと言う工作に感づいていたため、彼女を通じて成功という嘘の報告をさせた。
鉄華団とタービンズは、アリアンロッドの艦隊からクーデリアの身柄を条件に取り引きをしてきた、応じるしかない状況下のために、彼らは応じた…………。
結果、「クーデリアの死と鉄華団壊滅とタービンズの取り押さえ」と言う「フェイクニュース」が成り立ったのだ。
「で? あんたはどっちの味方なんだ?」
「君たちの味方さ、今はな?」
「今はな……?
ってことは、この先敵対するってわけか?」
「仕方ないよ?
君たちと僕たちは敵対関係だ?
この関係は大事だよ?」
「…………は?」
「お前らさぁ、公の場で大声で
僕と君たちの立場と首が飛んで南無阿弥陀だよ?」
アストラの言い分はわからないわけじゃなかった。
あいつの言う通り、もしそんなことを公言したら無条件で終わりだ。
わからねぇ…………なんだってこいつらは協力的なんだ?
こいつらはギャラルホルン側の人間、敵陣営だ。
「教えてくれ、お前らは何が目的なんだ?」
「ん? そうだな…………じゃあヒント一つね?」
「「??」」
「この先の
クーデリアの訃報はその前菜さ?」
「……は?」
「だって、
最も、
ほんっとうに嫌なやつだよ……」
アストラ・エリオン。
名瀬の兄貴が言うにはギャラルホルンの次代を担う人物だそうだ、しかし巷の噂程度でしか話だが、なんでも
その兄は
「オルガ、いる?」
「んっ? 三日月か?
どうした?」
「俺たち、どうなるの?」
「…………」
「まあ、しばらくはこの船の中だな?」
「?」
「大丈夫、君たちの船はステルス機能を付けさせておくよ」
「ステルス機能?」
「ステルス…………???」
「ステルス、要するに
「そっ、先輩が作った機能の一つ。
元々はミサイルや戦闘機に取り付けていた物の一つでね?
戦艦用にと作ってみたんだけど、量産は出来ない高性能機能さ」
「随分と大盤振る舞いをするんだな?
そうまでにして俺たちを地球に行かせたいのか?」
「そう、もしここで君たちが生きていたなんて知れたら終わりだよ?」
「だろうな?
……で、その為に俺とこいつらの船にステルス機能を?」
「透明になるわけじゃないからね?
過信はしないように!」
「…………」
その後、俺たちは地球に向かった。
その後はアストラの口合わせに手を打つそうだ、それに名瀬から
アリアンロッドの総司令官にして、アストラの父親……、そしてギャラルホルンの智将にして大黒柱だそうだ。
曰く、イズナリオと二分する勢力の代表格らしい
アストラのやつが言うには、今行われている選挙戦に勝つ為に「アンリ」という議員と結託している。
その不正……癒着を暴く為にはカーダリアの存在は欠かせない、クーデリアと「蒔苗東護ノ介」の存在だ。
「革命の乙女」と呼ばれているクーデリア
そしてアーブラウの元政治家の蒔苗東護ノ介
蒔苗氏が選挙に勝ち、クーデリアの訴えが地球を中心に全宇宙に発することができる。
そうなれば、ギャラルホルン側の勢力図は大きく描き変わる。
アストラ曰く、父親が掌握すれば出来ることが幅広くなるって話だ。
俺たち「鉄華団」は知らず知らずに運命が変わるキッカケとなった。
それは俺たちが
そのことを気づいたのは、「P.D.325」の
鉄華団団長
兼
証言者
オルガ・イツカ
敵を騙すにはまず味方から
次回
カルタ、怒る
そして・・・
ガンダム。