鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE   作:梟帥

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前半回逃走・持久戦


悪魔の戦い、そして救援

「ちきしょう!! 

 

 いくら新型かつ新式装備でも、ガンダム五機はきつい!!」

 

 

 

 一機一機の特徴を言えば長くなるが簡潔に言おう。

 

 その一、戦斧と大型銃剣を装備をしてる。

 

 そのニ、ガトリングとランチャーを背負って火力増し増し。

 

 その三、チェンソー!? んなのありかよ!? ガチでやばいやつじゃん!! 

 

 その四、なんでドリル? 強力だけど使い方一つで最強格になれる。

 

 その五、ジェット搭載大型ハンマー。

 

 

 

「勝てるかっつーの!! 

 

 こんなの俺一人で勝てたらもう人間辞めてるって!?」

 

 

 

 空中からのガトリング攻撃と四方八方からハンマー・ドリル・チェンソー攻撃はやめて!? 

 

 これどう考えても防いだら死ぬ!!!!!! 

 

 的になるのに等しい!! 

 

 

 

「一体誰だ!? 

 

 こんな殺意剥き出し増し増しフル装備をした奴!!! 

 

 ぶち殺しに行きたいよ!!!」

 

 

 

 命懸けの逃亡戦を繰り広げ、全方向から各ガンダムの攻撃から必死に避けまくる。

 

 

 

(まさかマジでガンダムを持っていたとはな!! 

 

 ありがとよ! 提供者!! 

 

 でもこんなにやばいってことだけは知りたかったな!!)

 

 

 

 あと少しだ! ここを越えればアーヴラウ! 

 

 ていうか、マクギリス! ガラン! 

 

 早く助けにきてくれってんだよ!!! 

 

 勝ち目ないに等しいよ!! 

 

 

 

(ちきしょう! ここだ死ぬわけには……!!)

 

 

 

 敗戦濃厚、避けようが無い戦いに腹をくくったその時! 

 

 

 

「はっはっはっ! 

 

 安心したまえ!」

 

「っ!?」

 

 

 

 その時、付近から反応を探知した! 

 

 

 

「何故って? 

 

 援軍が来たのだからなっ!!」

 

「カッコつけんなっ!! 

 

 ヒーローじゃねぇだろ、戦争屋!!」

 

「はっはっはっ! 

 

 だがこう言う場面はこの台詞が似合うだろ? 少年!」

 

「揶揄う暇はないぞ、ガラン! 

 

 ってか、その台詞はあんたの柄じゃ似合わないだろ!!」

 

「……そうだな? 

 

 にしてもよく持ち堪えたな?」

 

「そりゃガンダム五機はきついよ!? 

 

 とにかく来てくれて助かった!」

 

「だね? 

 

 流石のあんたもこれにはキツかったみたいだね? 

 

 おじさんたちが来たからにはもう大丈夫だよ!!」

 

「ヨハネスさん!? 来てたのかよ!?」

 

 

 

 援軍の登場で九死に一生を得た

 

 ガランとヨハネスさんはガンダムを相手に善戦する。

 

 2対1と言う高レベルな戦いを繰り広げ、俺は一体のガンダムと戦い始めた! 

 

 

 

「さっきはやってくれたな? 

 

 倍にして返してやるよ!!」

 

 

 

 一機のガンダムと戦い始めたヤマトは一進一退の攻防を繰り広げた。

 

 

 

「ふっ! どうやら扱いはまだ慣れていないようだな? 

 

 ガンダムだからって、乗り手の技術が劣っていれば宝の持ち腐れだな!!」

 

 

 

 善戦を展開しているガラン、2機のぎこちない動きと連携していたガンダム……。

 

 その動きにヨハネスは()()()()()()()()

 

 

 

(なんなんだ? 

 

 こいつらの動きやけに()()()()ぞ?)

 

 

 

 僅かに感じた違和感、ヨハネスは観察しつつ2機のガンダムを牽制していた。

 

 

 

 一つ一つの動作、ぎこちないキレ

 

 それに加えて初心者にしては妙な扱いと操縦技術。

 

 その違和感は、()()()()へと確信する。

 

 

 

(こいつら、SAU側の兵隊にしては()()()()()()()()()()()()()のはなんだ? 

 

 仮に阿頼耶識を使っていないってんなら()()()()()()気が……?)

 

 

 

 ………………待てよ? 

 

 ガランのやつはこのガンダムはSAUが隠してるって話……。

 

 この話はSAU側の()()()から得た情報だ、

 

 仮に隠しているんなら()()()()()()()んだ? 

 

 SAUはなんでガンダムを出してきた…………? 

 

 いや、出さなかったのではなく()()()()()()? 

 

 ガンダムが使わなかったのではなく、使()()()()()()からか? 

 

 ガンダムを最大限に使うのは…………? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………っ!? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろこれだけ戦っていりゃあ、疲れの一つや二つは出るだろ!」

 

「まったくだ、こんな戦いをするのはいつ以来だ?」

 

 

 

 二人の機体のエネルギーはもう底がついてもおかしくなかった。

 

 

 

「そろそろ逃げたいんだけど? 

 

 援軍はまだなの?」

 

「すまない! 鉄華団の団員たちはいま撤退するように仲間たちと合流中だ! 

 

 我々がここで逃げてはかえって彼らに被害が及ぶかもしれないからな!!」

 

「ご丁寧なことで! 

 

 そろそろケリをつけようか……!」

 

 

 

 二人が一呼吸を済ませ、決着を付けようと覚悟したその時! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤマト! ガラン! 

 

 ガンダムを操縦してるのは()()()()()()かもしれねぇ!!!」

 

「何ぃ!?」「何だって!?」

 

 

 

 ヨハネスの発言に驚いた二人は直ぐ様に退き、体勢を立て直す! 

 

 

 

「ヨハネス、それはどう言うことだ!? 

 

 SAU軍が()()()()()()()()()()()()というのか!?」

 

「正規の軍がヒューマンデブリを…………!? 

 

 どういうことだ!?」

 

「わからない……! 

 

 でもこうなったら捕らえて確かめるしかないな!!!!」

 

「……だな、しかし今は……!」

 

「長時間走って戦ってばかりでエネルギーは少ないぞ!」

 

「そうだったね? 

 

 でもどうにかしないとやばいんじゃないか?」

 

 

 

 五機のガンダムに苦戦を強いられる三人

 

 一機のガンダムが攻撃を仕掛けた! 

 

 そしてそれに応じるかのように四機のガンダムも攻撃を仕掛ける!! 

 

 

 

「させるかよっ!!」

 

 

 

 刹那の瞬間に一機のガンダムが現れた!! 

 

 

 

「なんだ!?」

 

「あれは……っ!?」

 

「ガンダム!?」

 

 

 

 そこに現れたのは昭弘の弟「昌弘」

 

 そしてその後ろには「タカキ」と「アストン」

 

 そしてマクギリスがいた! 

 

 

 

「ガランさん!!」

 

「間に合ったようだな!!」

 

 

 

「昌弘」は「ガンダム・ガープ」を乗り、五機のガンダムの連携を崩した!! 

 

 

 

「あれは……!」

 

「へえ、あれが鉄華団のガンダムか? 

 

 なかなかいい仕上がりをしてるじゃないか!」

 

「言ってる場合か! 

 

 だが助かった!」

 

 

 

 包囲から抜け出し、鉄華団と合流して立て直した。

 

 

 

「まさか、ガンダムが現れるなんて……!!」

 

「しかも、五機もいるなんて……!」

 

「どうする……?」

 

「どうもこうも考えてる場合じゃないよ? 

 

 とにかく、ここは持ち堪えて逃げよう!!」

 

「OK、それで行こう!」

 

 

 

 逃走を企て、離れようとするも五機のガンダムはそれを許さないかのように追跡してきた! 

 

 

 

「そう簡単に、逃してはくれないようだな?」

 

「ちっ! 殿はどうする!?」

 

「殿は俺とヤマトとマクギリスで行くか?」

 

「!?」

 

「なっ何をっ!?」

 

「現に百戦錬磨の実力(レベル)を持っているお前と、熟練者(ベテラン)の俺と精鋭(エース)のマクギリスが取って出れば持ち堪えられるだろう? 

 

 ヨハネス、鉄華団を頼めるか!」

 

「言われなくてもわかってるよ!!」

 

 

 

 ヤマトとガランは殿を打って出た! 

 

 ヨハネスは鉄華団の三人と共に脱出した! 

 

 

 

「さて、行くとしますか!!」

 

「やれやれ、だがその方が得策か!!」

 

 

 

 マクギリスは二機のガンダム相手に善戦する

 

 ガランは二機のガンダムを抑えつける

 

 ヤマトは一機のガンダムと戦い始めた

 

 

 

(ちきしょう、やっぱ俺の力量(レベル)じゃあこいつ一機が精一杯なのかよ!!)

 

 

 

 名称不明のガンダムと戦い始めたヤマトは、内心積もり始めていた。

 

 グレイズ・レギンレイズを繰り出し、ガンダムを乗りこなす。

 

 しかしガンダム相手に戦うも、自身の実力は他の戦闘員たちよりもずば抜けていた…………。

 

 しかし、それは自身が()()()()()()()()()()()の条件下だった。

 

 幾らガンダムを乗りこなせても、グレイズやレギンレイズ等の量産型の扱いが劣っていれば格下当然だった。

 

 

 

(くそっ! こいつなんて奴なんだ! 

 

 ここまで出力を出してるってことは、()()()()()()()まで出しているのか!?)

 

 

 

 相手パイロットがヒューマンデブリである事実、早急に決着をつけたい故か、少々焦り始めていた……! 

 

 

 

 これ以上戦ったらパイロットが死ぬ……! 

 

 そうなる前に全力(フルパワー)で行けば……

 

 だけど、パイロットを殺さずに勝つって言うのは難易度が高い!! 

 

 

 

「マクギリス! 聞いてくれ! 

 

 こいつらは……!」

 

「ヨハネスから話を聞いている! 

 

 君の気持ちはわかるが、躊躇うな! 

 

 お前は()()()()()を忘れたのか!」

 

「……!!!」

 

(誓い……?)

 

 

 

 そうだったな……悪りぃな、マクギリス!! 

 

 

 

 意を決し、冷静さを取り戻したヤマト

 

 迷いを振り払ったその瞳は活力が増していた。

 

 マクギリスの檄のおかげで優勢になっていた。

 

 

 

(そうだったな、マクギリス……! 

 

 お前との誓い、忘れかけていたよ!)

 

 

 

俺とお前と出会ったあの日

 

 否が応でも覚えてるよ

 

 命懸けで食いもんと寝床を取るのも一苦労

 

 ところがお前は裕福な家の養子になったって聞いた時は驚いたよ。

 

 その時だっただけな? 

 

 俺とお前がガエリオとカルタと会ったのは……。

 

 俺はたまたまその家に近づいたらカルタに見つけられて無理矢理連れられて家に入ったんだよな? 

 

 そっからはお前の知っての通りだ

 

 俺はカルタにケツを叩かれてギャラルホルンに入っちまったんだよなぁ…………。

 

 それからだよ、イオクやラスタル等の面倒な人間と出会ったのは……。

 

 

 

 今思えば、ここまでなるなんて思いもしなかったよ? 

 

 クーデリアと会い、鉄華団と対峙

 

 アインを倒して、そして今! 

 

 俺はガンダムと戦っている!! 

 

 波瀾万丈にも程があるよ! 

 

 マクギリスよう!! 

 

 

 

 心の叫びを上げていたその時! 

 

 

 

ズダンッ!! 

 

 

 

 突然、銃弾が一機のガンダムに命中したのだ! 

 

 

 

「っ!」

 

「まさかっ!?」

 

「来たのか!」

 

 

 

 それは、鉄華団の到着を意味していたのだ。

 

 その一番槍は、鉄華団の大御所「三日月・オーガス」が挙げたのだ。

 

 

 

 

 

 




後半回反撃戦
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