鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE   作:梟帥

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モビルアーマー討伐〜2ヶ月間の話〜会議


会議と告白と・・・・

モビルアーマーの事件

 

「クリュセ防衛戦」は同盟軍の勝利に終わった……。

 

 俺とカルタの処遇

 

 イオクの不始末

 

 そしてマクギリスの弾劾

 

 話すことが山積みだが、まずは

 

 モビルアーマーから話そう…………

 

 

 

 

 

「いくぞお前ら!!!! 

 

 死ぬ気でぶっ倒すぞ!!」

 

 

 

 ヤマトの掛け声で、二人は体勢を整えた。

 

 ハシュマルは攻撃を仕掛けた! 

 

 ハシュマルはエネルギー弾を撃った! 

 

 

 

「危ない!」

 

 

 

 天宮はベリアルの装備である大盾で防いだ! 

 

 

 

「隙だらけだよ!」

 

 

 

 ヤマトは高く飛んで十文字槍(クロスランス)を叩き突いた! 

 

 ハシュマルはその攻撃に怯みかけるも、テイルブレードで反撃を仕掛けた! 

 

 

 

「うわっ!?」

 

 

 

 テイルブレードの攻撃で弾き飛ばされたヤマト、受け身を取り姿勢を直した! 

 

 

 

「やってくれるじゃねえか!」

 

「ヤマト、ここは私がやる!」

 

 

 

 カルタは槍斧(ハルバード)をハシュマルの下腹部に目掛けて大振りした!! 

 

 しかしハシュマルはそうはさせないと言わんばかりに飛びかかった! 

 

 

 

「今だっ!」

 

「ああっ!」

 

 

 

 カルタは素早くその場から離れた! 

 

 ヴィダール……もといガエリオは二丁拳銃でスライディングしてハシュマルの下腹部に射撃した!! 

 

 下腹部のダメージによって体勢を崩した

 

 姿勢を直すために、テイルブレードで攻撃を行なった! 

 

 

 

「ぐっ!!」

 

「うわぁっ!?」

 

 

 

 三日月はソードメイス二刀流で攻撃を防ぎ

 

 天宮は大盾で防いだ

 

 しかし攻撃の威力速度が尋常なものではなく

 

 防戦一方だった……。

 

 

 

(あの動きを……対等に!?)

 

(やはり、ダインスレイヴのダメージが僅かに影響が出ているのか……)

 

 

 

 三日月と天宮は後退りながらも防ぐも、圧されていた……。

 

 

 

「隙だらけだっ!」

 

「おらぁ!!」

 

 

 

 ハシュマルの両脚部にカルタとヤマトの二人係で攻撃した! 

 

 怯んだおかげでテイルブレードの攻撃が緩みが生じ、二人は距離を取った! 

 

 

 

「助かったよ、ヤマト!」

 

「天宮ぁ!!」

 

「え? ……うわぁっ!?」

 

 

 

 崖上からバルカン砲が落ちてきた! 

 

 

 

「弾薬満タン! 

 

 強度宇宙一! 

 

 モビルアーマー相手にはうってつけだろ!!」

 

「だったら安全に扱ってよ!! 

 

 パラシュートぐらい取り付けて下ろしてよ!!!」

 

 

 

 天宮はバルカン砲を手に入れた! 

 

 

 

「あとこれ、重いんですけど!!!」

 

「重装装備用なんだよ!! 

 

 全弾ぶちかましやがれ!!」

 

 

 

 天宮はバルカン砲を持ち、銃口をハシュマルに向けた! 

 

 

 

「くらいやがれっ!!!」

 

 

 

 天宮はバルカン砲を撃った! 

 

 全弾命中までとはいかないが、怯ませた! 

 

 

 

「よしっ! 

 

 三日月さん! この隙に!」

 

「ああ!」

 

 

 

 三日月は隙をつき、攻撃を仕掛けた! 

 

 

 

「これなら……どうだ!!!」

 

 

 

 ハシュマルの下腹部に連続攻撃を仕掛けた! 

 

 連続攻撃のおかげか、装甲が剥がれかけるようになった! 

 

 

 

「装甲が!」

 

「あそこを突き刺せば倒せるぞ!」

 

「…………あんた」

 

「っ!?」

 

 

 

 三日月は負傷で倒れた石動の機体が使っている装備の大剣をぶんどった! 

 

 そして大剣を大きく振りかぶった!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズダンっ!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 その重い一撃はハシュマルに効果抜群だった!! 

 

 

 

「っ!!」

 

「これならいけれるな?」

 

 

 

 大剣の一撃に応えたか、ハシュマルの動きが鈍みが出てきた! 

 

 構えを取った三日月、とどめの一撃を刺そうとしたその時! 

 

 

 

「待ってくれ三日月!!」

 

「……??」

 

「ガエリオ!!!!」

 

「なんだ!?」

 

「こっち来い! ガエリオ!!」

 

「わかった! 待ってろ!!」

 

 

 

 ガエリオは三日月とヤマトの元へと近づいた! 

 

 その時、大剣を待たされた! 

 

 

 

「なっなにをっ!?」

 

「とどめはお前が刺せ!」

 

「っ!!」

 

「安心しろ、フォローはいれるからな!」

 

 

 

 そう言い、ヤマトはハシュマルに攻撃を仕掛けた! 

 

 

 

「よくわからないけど、手伝った方がいいよな!!」

 

 

 

 三日月も攻勢に乗じた! 

 

 

 

(全く……熱いやつだな)

 

 

 

 ガエリオは大剣を持ち直し、体勢を取ったその時。

 

 

 

「ガエリオ」

 

「っ!」

 

 

 

 背後にはマクギリスが立っていた。

 

 

 

「……殺すなら今のうちとでも思ったのか?」

 

「……今殺したら彼に殺されるから、そんな馬鹿なことはしない。

 

 だが、これだけは言わせてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事でよかったよ、君もカルタも

 

 

 

「…………」

 

「許さなくて良い、自分がしてきたことを鑑みれば……」

 

「懺悔はいい、今は……」

 

「ああ、とどめを刺せ…………。

 

 ガエリオ」

 

「言われずともそのつもりだ、マクギリス!」

 

 

 

 ガエリオは大剣を構えた! 

 

 

 

「阿頼耶識を全開に使う必要はない、か……。

 

 そうだな、確かにヤマト達の実力と連携能力を待ってすれば勝算はあるな?」

 

 

 

 ガエリオは()()()()()()()()にコードを差し込ませた。

 

 

 

「出力及びレベルⅠ。

 

 操作可能範囲を持ってすれば十分だな?」

 

 

 

 ガエリオは機体エネルギーの上昇を確認した……。

 

 

 

「ヤマト! カルタ! みんな! 

 

 あとは任せろ!!!!」

 

 

 

 ガエリオの掛け声を聞いた一同は、すぐさまにハシュマルと距離を取った! 

 

 

 

「ぐっ!!! 

 

 ……わかっている! 

 

 だが、今は眼前の敵に専念してくれ!!」

 

 

 

 ガエリオはそう言い、最高出力でハシュマルに突撃した!! 

 

 ハシュマルはよろめいて逃げようとしたが、ガエリオは見逃さなかった!! 

 

 

 

「とどめだ! 厄災戦の遺産よ!!!!」

 

 

 

 ガエリオはハシュマルの装甲が剥がれた箇所に突き刺し、切り上げた!!! 

 

 その一撃によって、ハシュマルは倒れた……!! 

 

 ハシュマル討伐の報せは現地の軍と火星、そしてアリアンロッドからギャラルホルン本部に届いた!! 

 

 

 

「大した男だよ、ヤマト……」

 

「准将殿?」

 

「…………ふふ、君のことだ? 

 

 何か企んでいるのだろうな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モビルアーマー「ハシュマル」討伐

 

 この報せは全宇宙に知れ渡り、同盟軍の勝利に賞賛の声が上がった。

 

 そしてこの2ヶ月の間に、火星の復興に

 

 此度の騒動の責任に問われる形となってしまったラスタルは、イオクの不始末不祥事の責任払いという形として賠償金を出した。

 

 だが、それ以前のことだった

 

 死んだはずのガエリオとカルタ

 

 彼らの登場をキッカケにギャラルホルン中全てに衝撃を走った!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラルホルン・ファリド邸

 

 

 

 会議の最中の時だった。

 

 ヤマトはアルミリアの元へ訪れてていた……。

 

 

 

「…………」

 

「…………」

 

 

 

 気まずい空気の中だった。

 

 ガエリオが生きていたと言う報せは、ガルスとアルミリアにも知れ渡り。

 

 此度の会議も、それについてマクギリスに追及されていた……。

 

 

 

「……生きていたの?」

 

「生きていたね、本当に」

 

「どうしてなの……?」

 

「どうしてって、何が?」

 

「どうして生きていたことを黙っていたの!!?」

 

「…………悪かった、何しろ()()()()()()()()()んだからな?」

 

「!!!!」

 

「でも生きていた、()()()()()から」

 

「っ!!!!」

 

 

 

 アルミリアからしたら、残酷なことだろうよ? 

 

 俺とマクギリスが()()()()()()()()ことにしたって事実を…………。

 

 許されることじゃない、それは誰もが見てもわかることだ

 

 この事実は義父(ガルス)花嫁(アルミリア)からしたら許されることじゃない、下手したら極刑ものだ。

 

 

 

「心中何を感じてるか想像できるが、会議の結果次第だ」

 

「…………」

 

 

 

 正直な話、俺は不安だ

 

 本来なら刑罰に下すのなら共謀した俺自身も会議で呼ばれるのが道理だ、だけど今回の会議はマクギリス・ラスタル・カルタ・ガエリオたちが主役(メイン)だ。

 

 会議事態極秘中の極秘だと言うそうだ……。

 

 イオクの件はすぐに済む……。

 

 だが、ガエリオとカルタの件はそうはいかない……。

 

 何故なら、会議が始まる前……モビルアーマー討伐の後に遡る……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火星・クリュセ付近の丘

 

 

 

 モビルアーマー討伐の報せは火星から始まった。

 

 鉄華団・タービンズの活躍は火星の人々からしたら英雄視されていた…………。

 

 だが、その裏は……。

 

 

 

「こんな形で再開するなんて思わなかったろ? 

 

 マクギリス???」

 

「よく言うよ、君がいなかったら2人を救うことはできなかったというのに?」

 

「何が「私たちを救う」だっ! 

 

 マクギリスっ! ヤマトっ! 

 

 貴様ら二人がしてきたことを考えたら極刑に値するぞ!!!!!」

 

「そうだろうね? 

 

 でもふたりとも今回の活躍で、汚名挽回できたんじゃないか?」

 

「貴様……!」

 

「もういい、カルタ

 

 ヤマト、マクギリス……。

 

 わかっているだろうな? 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のかを?」

 

「ああ、わかっているとも」

 

「……ラスタルにはあんたらのことを先に伝えてある

 

 処罰極刑、なんなりとってな?」

 

「…………」

 

「……俺らのことを許さなくていい

 

 してきたことを考えれば当然のことだ」

 

「ヤマト……」

 

「俺の立場で言えることじゃない

 

 でもこれだけは言わせてくれ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にすまなかった

 

 俺たちのしたことは一生許されるものじゃない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺とマクギリスのしたことは会議で持ち上げられるだろう。

 

 俺はカルタを死に陥れたこと

 

 マクギリスはガエリオの謀殺

 

 そして、カルタ・ガエリオの死亡の虚偽報告。

 

 イズナリオに関しては皆周知の事実。

 

 クリュセの会議は前座で、ガエリオ達の件は本命の勢いだった。

 

 特にガルスが一番に訴えているだろうよ

 

 何しろマクギリス自身、ガエリオを殺そうとしたこと

 

 ボードヴィン家の乗っ取りを企てていたのかと訴えているだろうよ? 

 

 謝罪やら除隊だけでは済まされないぞ? 

 

 俺も、お前も? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラルホルン本部・宇宙港

 

 

 

「…………」

 

 

 

 マクギリスからの呼び出しを受け、宇宙港に来た

 

 ついでにアルミリアも連れてきて欲しいと…………。

 

 

 

「……!」

 

 

 

 アルミリアはマクギリスの隣に立っている男性……ガエリオに気づく。

 

 

 

「お兄さまっ!!!」

 

 

 

 アルミリアはガエリオに抱きついた。

 

 

 

 アルミリアからしたら泣きたい感じだろうよ

 

 2年前に死んだ兄と会えたことに……。

 

 この場面に俺とマクギリスは流石に邪魔になるだろうし、少し浸せてもいいだろうよ? 

 

 

 

「…………ところでさ、マクギリス?」

 

「なんだい?」

 

「結果どうなった?」

 

「言うまでもないだろう?」

 

 

 

 マクギリスは会議の()()()()をヤマトに話した。

 

 

 

「……マジで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?????? 

 

 

 

 モビルアーマー討伐からその後

 

 ある日のことだった……。

 

 各隊の整備の最中、ヤマトはラスタルと連絡していた……。

 

 

 

「そうか、それは大義だった」

 

「イオクの方は後々だな?」

 

「……すまない、彼はどうしてる?」

 

「大人しくなっていますよ、流石にね?」

 

「そうか…………」

 

 

 

 事の詳細を話し、ヴィダール自身告白したことと

 

 カルタの活躍があったことを全てを話した……。

 

 

 

「ラスタル様、これを機に……」

 

「二人を復活させるためにか?」

 

「はい」

 

「七星勲章級の活躍を持ってすれば、お前は彼らを救えると思っていたのだろう?」

 

「…………??」

 

「確かに、実際ハシュマルを直接倒したのはヴィダール……もといガエリオ自身だ。

 

 カルタは逃げ遅れたプラントの住民達を守り通した功績もある。

 

 …………だが、()()()()()()話がうますぎないか?」

 

「…………ラスタル様、その話は……」

 

「本来ならばお前とマクギリス共々刑に処させれてもおかしくない、だがハシュマルを倒した功を見ればその責は帳消しにすることはできる……」

 

「そう……か……。

 

 ……ラスタル様、腹括って単刀直入にお願いがあります」

 

「なんだ、願いとは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクギリスと同盟関係を持って欲しい

 

 

 

「……ほお? 

 

 私と彼と?」

 

「ああ、この際全部言うぜ……」

 

 

 

 俺はラスタルに全てを話した

 

 ギャラルホルン改革の為には、ラスタルの後ろ盾が欲しい。

 

 そして、無駄な戦争を避ける為にマクギリスとラスタルとの同盟は欠かせない。

 

 

 

「なるほどな? その為に我らアリアンロッドと奴らとの同盟を?」

 

「ああ、反対する輩は大量に出るのは目に見えてる

 

 でもそんなことを言ってたら改革……革命は成せない」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直な話

 

 この話は足蹴になるものと思っていた…………。

 

 だけど、マクギリスから話を聞いた時は驚いたよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラルホルン・広間

 

 

 

 広間にて、ヤマトとマクギリスは会議のことと自身達の処遇のこと話していた…………。

 

 

 

「…………」

 

「不安そうだな?」

 

「不安も何も、半信半疑」

 

「気持ちはわかるさ? 

 

 正直な話、私も驚いたよ……」

 

「その場にいたみんな、口外していただろうよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我らアリアンロッドは

 

 ヤマトの案を持って、マクギリスと同盟を組むことにした。

 

 

 

「あの時、なんのことかと思ってね? 

 

 会議の後に問い詰めたんだ、そしたらカルタもイオクも同様にな?」

 

「どういう風の吹き回しなんだ? 

 

 ホルモン食い過ぎたのか?」

 

「さあな? 

 

 しかし当の本人は「今後のことを踏まえての考えだ」と言ってな? 

 

 多少警戒はしている……」

 

 

 

 どういうことなのか、俺たちにはわからなかった。

 

 あのラスタルだよ? 

 

 一見すれば保守派の大黒柱

 

 困った時の相談役の代名詞で有名なラスタルがだよ? 

 

 マクギリスと同盟するって言ったんだぞ!? 

 

 

 

「此度の会議はギャラルホルンはおろか、世界中に知れ渡る。

 

 こうなるなんて、君も想定外だったのだろう?」

 

「想定外どころか180度の展開だよ。

 

 こんなん誰が思いつくんだよ!?」

 

「さあな? おおかた、()()()()()()()建前かもしれんぞ?」

 

「はぁ?」

 

「アリアンロッドの象徴たるアンドロマリウスを乗りこなせる数少ない人物だからか。

 

 あるいは君の統率力欲しさか、真意は不明だ」

 

「はぁ…………」

 

「それに、私のしてきた行いについては手打ちにすることになった」

 

「はっ?」

 

「ガエリオとカルタの件はハシュマル討伐の功とし、

 

 イズナリオの汚職については監査局の一員としての勤めを果たしただけでいいそうだ」

 

「……へっ?」

 

「これ以上の言及はキリがないが為、会議はハシュマルとガエリオ達で終わらせた。

 

 君のことは追々審議をすることになった」

 

「わかった、今のところはってか?」

 

「そんな感じだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガエリオ・カルタの登場

 

 ラスタルとマクギリスの同盟

 

 ギャラルホルンで行われた会議はギャラルホルンを中心に世界宇宙全てに報じられた。

 

 この件は火星の鉄華団やクーデリア

 

 そしてテイワズ等の各勢力や経済園に耳に入った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、この会議から後に()()が起こった……。

 

 

 

 




次回
イオクの嫉妬
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