鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE 作:梟帥
序章
ということになった。
最も、テイワズのマクマードとアリアンロッドのラスタルが話し合って手打ちにした形だけどね?
それからだ、マクギリスが此度の件で会議を開くそうだ
これについてはイオクは異を唱えた。
言い分はわからないわけではない
でもまあ、ラスタルも出るって言った以上
俺もイオクも出ることになった。
それが、
「…………」
俺は今、鉄華団の人質(建前)になっていた……。
現に鉄華団の連中が本部の各所を占拠していた、最もマクギリスの手引きによるものだがな?
それはともかく、この件にラスタルは余裕の態度を示していた。
対しイオクは相変わらずの慌てぶりだ。
(マクギリス……
はっきり言って、これは茶番劇だ。
俺もラスタル、そしてガエリオもカルタもこの件は呆れ気味だ
イオクを除いてな……。(リアクション芸人ばりに驚いている)
「…………」
いよいよだ、いよいよこの時が来たか……!
マクギリスは格納庫の扉を開けた、そして…………。
「これが、バエル…………!」
そこには両翼を彷彿させ、白銀の色を水面の光の反射で神々しく美しさを引き立てていた。
「それがバエルか?
綺麗に手入れはしてあるのか?」
「ヤマトか? どうだい? この機体を……」
「……知らねぇよ? 動けるかどうかもわからない奴だぞ?」
「だろうな? でもこうして私の……俺が求めた力と目的が達せられるのだからな?」
「マクギリス…………!」
何を言おうとも、訴えようとも
彼は「突き進む」んだろうな?
馬鹿野郎が…………!!!
「マクギリス!」
「……?」「っ!?」
突如、後を追いかけてきたのか
ガエリオが現れた!
「ガエリオ!?」
「ガエリオか? 何しに来た?」
「……止めはしない、それだけだ」
「ガエリオ……」
ガエリオの眼は「戦士の覚悟」を彷彿させるかのように覇気と気概を感じ取れていた。
「……それで? お前は乗るのか?」
「ああ、こうでもしないと脚光は浴びれないからな?」
「マクギリス……!」
ガエリオ……何言っても無駄だ、今のアイツには……!
「マクギリス、お前それを
「?」
「動かす? なんのことだ?」
「俺もそれについて調べてる身だからな?
そいつを動かすには……」
「
「っ!」
完全な阿頼耶識……。
それは現代にある阿頼耶識の原点にして元祖。
今ある阿頼耶識は少年少女のみにしか手術して取り付けられるものだが、元来のものは
「ふっ…………。
心配いらないよ?」
「……?」
「なに?」
「今この場で見せてあげるよ?」
マクギリスはそう言い、バエルのコクピットに乗りこんだ!
そして、バエルは起動した!!
「!?」
「なっ!?」
マクギリス……!? お前まさか!?
しかし、これも茶番劇であることを誰もが知る由もなく……。
「まさか、マクギリスの奴がアレを完成させたというのか?」
「そうだ、バエルを動かすようにするには
「彼奴はアグニカにでもなるのか?」
「彼がそうなるとでも?」
「愚かな……彼奴は
「さあな? しかし彼らは
「そうか、それは楽しみだな…………?」
ラスタル・エリオン?
「ええ、楽しんでいてください……」
フィクサー
アーサー・イシュー殿?
マクギリスは大々的に打ち明けた……。
バエルは無価値であることと
そして、阿頼耶識の全てとギャラルホルンの腐敗も……。
決めたよ、マクギリス……
それがあんたの答えなら……!!
俺は……!
次回
決戦前夜