鉄血のオルフェンズ THE PROJECT REMAKE   作:梟帥

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ラスタル初登場。
そして、ヤマト対三日月の戦い。(嘘)


追撃という名目の手合わせ(という名の報告書)

 支部から帰ってきて、一番に大説教をくらいました。(本部から)

 

 クーデリアを捕まえなかったことや、連行しなかったことを。

 

「全く……いちいちあの娘一人のために、なんで?」

 

「そりゃあお前、一番の大チャンスをふいにしたんだ! 

 

 説教受けるのは当たり前だろうがっ!?」

 

「どうせ殺すに決まってる、あいつらからしたら

 

目(・)障(・)り(・)で(・)自(・)分(・)達(・)の(・)都(・)合(・)のために始末するよ……」

 

「だから、君はあえて放っておいた…………彼女の活動の為に?」

 

「そうさ、彼女は死なせたらあ(・)と(・)で(・)不(・)味(・)い(・)こ(・)と(・)になりかねないからな?」

 

「殺してしまえば、彼女の支持者や賛同者が暴動を起こしかねない……そ(・)し(・)て(・)そ(・)の(・)後(・)の(・)始(・)末(・)が行われる恐れがあった……そう言うことだろ?」

 

「……っ!! 

 

 まさか、そ(・)れ(・)で(・)逃(・)し(・)た(・)のか!?」

 

「そうさ、最(・)悪(・)の(・)手(・)札(・)を使わせない……その為なら

 

 反逆の烙印を押されても構わないさ……!!」

 

 クーデリアを殺すことで、暴動や蜂起の可能性があるのは目に見えている。

 

 そうなれば、武(・)力(・)制(・)圧(・)の行使の大義名分が立ってしまう。

 

 それはヤマト自身にとって許せないことであった、そうなった場合の被害は計り知れない……!!! 

 

「さて、クーデリアは恐らく鉄(・)華(・)団(・)と言う連中と一緒に地球に赴くだろうけど、そうなったら彼らは妨(・)害(・)を(・)行(・)う(・)だろうよ……」

 

「しかし、そのまま通り過ぎたらかえって「俺たちの不始末不祥事」沙汰になる……そうなったら……」

 

「バレないようにするには、戦(・)っ(・)て(・)負(・)け(・)れ(・)ば(・)良(・)い(・)……

 

 そして、鉄(・)華(・)団(・)と(・)の(・)戦(・)い(・)に(・)手(・)こ(・)ず(・)っ(・)て(・)取(・)り(・)逃(・)し(・)た(・)ことにすれば良い、この言い訳ならまだ許せる範囲だろうな……」

 

「まあ、上手く戦って綺(・)麗(・)に(・)負(・)け(・)る(・)なんてのは難しいからなぁ……」

 

 三人の内緒話している間、ハロがアラームを鳴る

 

「通信が入った! 通信が入った!」

 

「ん? なんだ……?」

 

 ハロからシャボン玉状のモニターを出す。

 

 [ヤマト、随分と勝手なことをしているな? ]

 

「げっ!? ラスタル公!?」

 

「ラスタル様っ!?」

 

「おや、これはこれは……」

 

ラスタル・エリオン

 

 ギャラルホルンの最大勢力「アリアンロッド」の司令官

 

 アイリス・アストラの父にしてヤマトの上官殿である。

 

 [アイリスから話を聞いている、全く貴様というやつは……! ]

 

「良いじゃないすかっ!! 彼女を上手く使えば、ラ(・)ス(・)タ(・)ル(・)一(・)強(・)の(・)天(・)下(・)になれる最大のチャンスだってのに!」

 

 [私はそんなことを願ってはいない……それに、イ(・)ズ(・)ナ(・)リ(・)オ(・)の(・)件(・)だろ? 大方彼女を利用する目的は……]

 

「! 、

 

 気づいていたんすか……!?」

 

「!?」

 

「…………」

 

 [お前が彼女を接触、そして地球に来るということは代(・)表(・)戦(・)に影響をもたらすということだ、そうなればイズナリオもこの件には黙って見過ごすわけがない……]

 

「そういうことです……だから」

 

 [だから、彼(・)女(・)を(・)陰(・)な(・)が(・)ら(・)守(・)る(・)……

 

 それは、リスクを伴うことになるぞ? ]

 

「覚悟の上だ、その為に俺は成し遂げてみます! 

 

 そして、あ(・)の(・)人(・)の為にも……!!」

 

「ヤマト…………」

 

(ヤマト、やはり彼(・)の(・)こ(・)と(・)を今も慕っているのか……)

 

「それともう一つ、ラスタル様」

 

 [なんだ? ]

 

「ド(・)ル(・)ト(・)コ(・)ロ(・)ニ(・)ー(・)の(・)件(・)、聞きました」

 

 [!? ]

 

「今コロニーにアストラ隊に向かわせました、大(・)方(・)の(・)予(・)想(・)がつきますけどね……」

 

 [……そうか、

 

 随分余計なことをするのだな? ]

 

「余計ではありませんよ? 

 

ギ(・)ャ(・)ラ(・)ル(・)ホ(・)ル(・)ン(・)の(・)秩(・)序(・)は、俺なりのやり方で直します……

 

 例えラスタル(あなた)が何言おうが、俺は俺のやり方を貫く

 

 その為なら……」

 

 [こ(・)の(・)私(・)を(・)殺(・)し(・)て(・)で(・)も(・)成し遂げるとでも? ]

 

「流石にそこまではしませんよ? 

 

 そうなってしまった場合はあ(・)い(・)つ(・)ら(・)としますよ?」

 

 [ふっ、それだけ言えるのなら止めはしない

 

 アストラには伝えてた方がいいかな? 「コロニーの件は君に託す」とな? ]

 

「なら、直接言ってくださいよ? 

 

 あいつ、昔拗ねてたから親父(ラスタル)の一声くらいかけて下さいよ?」

 

 [ふっ、なら精々気をつけることだな? 

 

 最近お前のやり方に反(・)感(・)と(・)危(・)機(・)感(・)を(・)抱(・)い(・)て(・)い(・)る(・)連中が多いからな? ]

 

「背中には気をつけろ……ということですか?」

 

 [そうだ、それからもう一つ……

 

 無茶はするな、ス(・)ト(・)ラ(・)ド(・)ス(・)の(・)轍(・)を踏むな……! ]

 

「…………わかってますよ」

 

「!!」

 

「…………!」

 

 そうして、通信を終えた後

 

 空気が静まり返った……。

 

(ストラドスか、懐かしいな……)

 

「ヤマト、お前……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼します!!」

 

「なんだ?」

 

「例の鉄華団と言う組織が、動きました!!」

 

「!?」「!」「……そうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鉄華団の出発の報は、内部からの通報だった。

 

 しかし、それはかえって仲間全員から袋叩きに遭う……

 

 はっきり言えば自業自得だ、まっざまあみろだよ。

 

 マクギリスやガエリオ、そしてアインも出撃した。

 

 俺はカスタムグレイズに乗り、あの「ガンダム・バルバトス」と対峙した。

 

 

 

 

 

 結果、相手は「阿頼耶識」を搭載してるから勝ち目は薄いので

 

 あえて負けました……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤマト隊長…………

 

 報告書が雑過ぎて大丈夫なのでしょうか?」

 

「いいよ、負けて逃げられたってなっても

 

 どのみちあいつらを追うことになったしね……

 

 マクギリスやガエリオは?」

 

「ええっ、マクギリス氏は今回の件を報告に……

 

 ガエリオはアインをはじめ、各隊の編成とやらで……」

 

「うっしわかりましたっと、さて……

 

 流石にあ(・)れ(・)を出すのは早計だが……

 

 万が一の為ににメンテを頼んで正解だったな、相手も中々な実力者……。

 

 覚悟した方が良いな、ハロ?」

 

「デキテル! デキテル!」

 

「使う時が来たな…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンドロマリウス……! 
」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次は本編から離れて、主人公の裏工作兼情報収集回です。
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