やっぱり声出しライブはウルトラ燃えるぜ……
ゼットを庇う様にして立つオーブシャドウ。対するダークファウストは思わぬ乱入者へ警戒の姿勢を見せていた。
「……」
互いに無言のまま、睨み合う時間が流れ────
「……ッ!
「……ッ! 」
ほぼ同じタイミングで地面を蹴った。
風を切り、距離を詰めていくのはほんの一瞬。加速を力に変え、直進する両者はちょうど中間あたりで激突。土煙で視界が十分に確保でずとも、互いに関係ないと技を繰り出す。空間が揺れるほどの重低音。人々は耳を塞ぎ、声を上げる。
「なんだよ……あれ……」
自分たちの目の前で繰り広げられているのは一段……否、数段上の戦いだった。
足払いでバランスを崩そうとするファウスト。しかし見切られていたか跳躍で回避。さらに胸元を蹴って距離をとる。
「面倒、だ」
近付くのは危険と判断したか、ダークフェザーを連射。しかしオーブシャドウは右手に持つ剣で悉くを弾く。ならばと上空へエネルギーの塊を放たんとするが、飛翔してきた丸鋸状の攻撃に潰されてしまう。
「これでお終いだ」
剣の中心部にはめられたエレメントの1つが輝く。切っ先へ黄色く光ったエネルギーが到達すると、地面へ突き刺す。刃を起点とし、地を這うような動きで放たれた2つの光線。挟み込むように迫るそれを視認したファウストは、横で倒れているデットンを起こして盾にした。直後、巨大な爆発。黒い煙が辺りを覆った。
『倒せた……のか?』
「煙でよく見えない……」
徐々に黒煙が晴れ、先ほどファウストとデットンの居た場所には何も残ってはいなかった。
「やった!」
「よく見ろ。倒せてなんかいない」
始の言葉を否定したのは、目の前で上空を見つめる巨人だった。
彼と同じ方向を見れば……青い空に似つかわしくない巨人が滞空していたのだった。そして始にとって更なる災難が襲い掛かる。
『始! ファウストの手を見ろ!!』
「あ……!? かのんっ!!」
そう。かのんがファウストの手の中にいたのだ。
「この、少女は貰っていく。フ、フ……フハハハハハッ……」
「待ちやがれ!」
残った光を振り絞って光線を放つものの、ウルティノイドへ命中することはなかった。ヤツは邪悪な笑い声を撒き散らし、その姿を消すのだった。
「くそ……」
変身解除からの第一声は悪態であった。当たり前だ。ダークファウストにこっ酷くやられ、おまけにかのんを連れ去られてしまったのだから。
いくら力を付けても、それを阻む壁は余計に高くなっていく。非情な現実だ。
「酷いやられっぷりだったね。けど、生き残れたところは褒めてあげるよ」
背後から声が聞こえてくる。振り向いた始の心情は、怒りよりも驚愕で満たされていた。なんせそこにいたのはストレイジの隊長、青影正太だったのだから。
「何故あなたがここに?」
「何故って、お前見てなかったのか? あ、知らないんだったね……悪い」
隊長の姿なのに、語調や佇まいが全く違った。
真面目で親しみやすさを感じる青年だったのに対し、今は怪しく不真面目な印象を抱かせる。良く見るオールバック姿とも違い今は髪を下ろしている。目にかかった前髪が不振さに拍車をかけている。
「さっきの黒い巨人……はどっちもか。……オーブに似た巨人は僕なんだよ」
「……え、ええっ!? え、今……僕って……えぇ……?」
声を上げてしまった。なんと隊長がオーブと共に戦った巨人の1人だというのだから。普通なら信じられるかと一蹴するべきところなのだが、言葉の説得力が強く納得せざるを得なかった。さらに一人称も違うことに始は二重で驚いていた。
「予想通りの反応で嬉しいよ」
彼の反応に正太は悪戯が成功した子どものようにニタニタと笑みを浮かべている。
「一体何が何やら……」
「混乱するのも無理はないさ。せっかくだし、順を追って話そうか」
青影正太から語られたのは、11年前の戦いの事。そしてオーブが去ってからこれまでの10年についてだった。
驚きなのは以前、彼はオーブと敵対していたということだ。正太曰く「嫉妬とか色々あったんだよ」とのこと。訳を尋ねたのは始なのだが、自虐的な笑いを見ていられなかったため「そこは飛ばしてもいいです」と早々に切り上げた。
「レイバトスも倒して、ようやく平和が訪れた。今となっては表面的……だったけど」
「オーブもそこで?」
首を縦に振る。
「か……オーブが地球を去った後、僕はビートル隊に入隊した」
「じゃ、じゃあこれまで……ずっとこの星に居たってことですか!?」
オーブが居なくなった後も、彼はこの星に居続けたということになる。となれば、数ある怪獣災害も防げたのではないのか? 始はそう思ったのだ。
「いや、それがちょっと宇宙人連中といざこざがあってね。2年くらいは地球を留守にしていたよ」
しかし正太は「けど」と続ける。飄々とした態度から一変。ストレイジ隊長青影正太とはまた違う
「仮に居たとしても手は出さなかったけどね」
「どうして……あっ……」
始が思い出したのはゼットとの対話だ。
────『……初めて地球に来た時、そしてこの前。俺も見て思ったよ。地球人は自分たちの力で平和を掴み取ろうとしているって。俺はもともとメダルを回収するために来た。なら、1人で立とうとする地球人に手を出すものじゃないのかもなって』
「地球人に任せるため……ですよね?」
「その通り。僕たちは神様じゃない。自分たちで守れるようになるまで、代わりに盾になるだけさ」
神様……確かにウルトラマンは
「オーブが居た時点で既にビートル隊が設立されていた。宇宙に旅立てると決心できた理由の1つだ。自らの力で守れると」
つまりオーブは地球人を信じて旅立ったのだ。今はウルトラマンの助けはあれど、自分たちで戦っていけている。しかし、ウルトラマンに対する感情はまた別だ。信じて旅立った彼と、裏切られたと思っている
「さて、話を戻すか。僕は地球から離れていた時、これまた厄介な相手と戦ってね」
ポケットからあるものを取り出した。オーブのカラータイマーに似た部分から、剣の柄の如く持ち手が伸びている……おそらく変身アイテムの類だろう。しかし目を引くのは全体の大きく走っているヒビだ。
「大ダメージを負って地球に帰還……いや墜落だなあれは。そのせいで変身は暫くできなくなった」
「けどさっき変身していたってことは……」
「ま、ある程度はね。でも直す気は無かったから、活動時間は今でも短いまま。下手に変身するとコイツも砕けちゃうかな。だから地球人だけで平和を守ってもらうために、僕も地球人として上手い具合にやってた……ってわけさ」
ダメージを負って変身できなくなった彼はそれを良い機会だと捉え、人間としてビートル隊ひいてはストレイジの隊長の青影正太となってこの星を守っていたのだ。
「でも状況が状況だ。あの宇宙鮫の出現をきっかけに怪獣の出現頻度も上がり、凶悪な存在も連続して出てきている。ウルティノイド……ダークファウストなんかは何者かの差し金に違いない」
あのような巨人が自然発生しても困るが、かといって何者かの手引きによるものであるというのも嫌な話である。
「ファウストが何故あの空間……ダークフィールドを解除したかわかるか?」
「展開するのにも限界があるのでは?」
「それもあるかな。でも、さっきのは違う。みんなに見せつけたかったんだよ。君が……ウルトラマンが敗北する様ってのをね」
目の前で敢えて見せつけることにより、人々の顔に絶望の色が宿る。気力を失い、無抵抗になる。理由はなく、只の趣味として実行する者だっていることだろう。ファウストという魔人を解放した者は、それほど危険で厄介ということなのだ。
「それは……デビルスプリンターと関係があるのでしょうか?」
「怪獣が狂暴化するっていう悪魔の因子か? 関係ない……とは言い切れないさ」
あらゆる場所から情報を掴んでくる正太は、既にデビルスプリンターのことを知っているようであった。その因子も無関係とは言い切れない。なにより掌サイズで宇宙を混乱させることのできる代物だ。侵略者が放っておくわけもない。
「それ以外にも、何者かが動いている気がする」
「何者か……ですか?」
「どうもこの星は、変に嫌な奴を寄せ付けているみたいだ」
それだけを言い残し、正太はその場を去ろと歩き出す。勿論止める始。すると彼は意外と素直に足を止め振り向く。どうして止めるのかと言いたそうな瞳に少し戸惑いながらも始は尋ねた。
「何処に行くんですか?」
「ん? 一旦基地に帰るんだけど」
「じゃあファウストとやらは!?」
かのんを連れ去ったのだ。放っておけるわけがない。
「アイツは僕が何とかする。お前は休んでろ」
「そんなこと出来ません! 今は俺が────「手も足も出なかったのに?」
「そ、それは……」
「正直に言って、君とゼットじゃ無謀すぎる相手だよアレは。今回は特別サービスってことで、僕が倒してきてやる。それまで君は少しお休みだ」
反論できず、言葉を受け入れるしかない始。先程の戦いでは一方的にやられるのみで、勝ち筋など存在しなかった。助けがなければ今この場に立っていられなかっただろう。しかし、だからと言って任せるなんてことを……してもいいのだろうか。
「俺は……」
「僕は明日ここら辺をうろつてからファウスト倒しに行くから。激励の言葉でも思いついたら来てくれ」
そう言い残した正太は今度こそ止まることなく、始の前から姿を消したのだった。
去っていく正太の背を見つめながら始はただ1人、その場で立ち尽くすことしかできなかった。
*****
一方、ファウストに連れ去られたかのん。彼女は闇で作られた球体の中に閉じ込められていた。ファウストが作り出した球状の檻はただただ息苦しい。脱出を図ろうにも頑丈でびくともしなかった。
「どうして私が……」
自然と呟いてしまったものの、答えなんて既に出ているようなものだ。
あいつらに理由なんてない。近くにいたから、たまたま目に止まったから。だから自分はこのような目に遭ってる。ほんと……運の巡り合わせが悪かっただけ。怪獣なんて自然災害のようなもの。そう割り切らなければやっていくことが出来ない。それが怪獣や宇宙人と共に日々を送るための常識、秘訣だ。
「あれ? さっき私……」
目線を下にし、仕方のない事だと受け入れようとした時、発した言葉が偶然にも"あの時"と同じだったことを思い出した。
"あの時"とは勿論、始と怪獣災害に巻き込まれた時のことである。先程ちょうど話していたせいか、いつもよりも鮮明に光景が呼び起こされた。
突如として姿を見せた怪獣……‥現在では【
「どうして私が……」
いつもは明るく、前向きな彼女もこの時ばかりは無理だった。小さく縮こまり、視線を落として涙を流していた。
そんな時、横から声が聞こえた。
「歌おう!」
「……え?」
始だった。
正直、何馬鹿なことを言ってるんだと思った。極限的な状況で、下手すれば命を落とすかもしれないこの状況で、歌っていられる訳がない。いくら歌が好きでも……今は無理だ。
「何言ってるの? 歌える訳ないじゃん!」
「歌えるって! 曲はないけどほら……‥えっと、声だけでさ!」
無伴奏合唱……要はアカペラのことを言っているのか。
「そういう事じゃない……どうかしちゃったの?」
「どうもしてないよ。いつも通り」
「なにそれ……」
いや、その”いつも通り”なのがおかしいのだ。こんな危機的状況下であっけらかんと言ったのけた幼馴染。瓦礫に閉じ込められた空間が作用するのか、自然と彼女は正気を疑ってしまっていた。彼に向けていた目も酷いものだっただろう。
「不安なときこそ歌っちゃおう? そうすればイヤな気持ちも吹っ飛んじゃうよ!」
始はそのまま歌い出した。お世辞にも上手いとは言えないものだったが、構うことなく声をリズムに載せていく。
かのんは無視を決めた。けれども始は構わず……‥否、こちらが歌うまでやめないつもりだ。彼の歌はもう意地だ。だからこそ、絶対に歌ってやるもんかと顔を背け、音を遠ざけた。
「……」
しかし、始の歌を聞いてると自分も歌いたいという気持ちが強くなるのだ。単純に歌が好きで、自分が歌いたいから。そして彼がそこまで上手くないため、かのんにとっては非常に気になるからだ。自分がリードしてあげた方が上手く歌えるのではないかと。
「───っ!」
始の独唱が幾許か続いた後、気が付けばかのんも歌っていた。不思議なことに歌っていくと、薄暗い世界の中に一筋の光が差し込んでくるようだった。同時に、負の感情を照らし、冷え切った体を温めてくれるようにも。
そこで彼女は気付いた。彼は考えなしで歌おうと言った訳ではないことに。こんな状況だからこそ、彼女の得意なことで元気付けようしていた事に。
「ね? 不安な時こそ歌えばいいんだよ!」
「うん、そうだね。ありがと、始くん」
「よーし! 助けがくるまでもっと歌おう!!」
歌を歌っている時は前向きな気持ちになれる。なんでも出来るような高揚感に包まれる。どうしようもないこの状況も、なんとかなるって思える。その気持ちを受け入れ、暗い世界でも声を合わせていく。
「ここだ! 瓦礫の撤去急げ!」
そして何曲か歌い続けていると、大人の声と共に瓦礫の山が崩れていくのがわかった。2人の歌声が彼らに届き、救出への目印となったのだ。空の明るさが目の前に広がる。もう終わったのだと安心感が染み込んでくる。
「助けだ!」
大人たちに連れられ外へと向かう最中、かのんは前で歩く少年に声をかけた。
「ありがとう……君のおかげだよ」
感謝の意を伝えていると、自然と笑顔が溢れてしまう。そんな彼女を見た始も笑顔を見せた。
「……やっぱりかのんちゃんは笑顔が一番だね!」
その時、澁谷かのんの元へ何かを告げる……或いは新たな感情を思い起こさせる風が吹き抜けたのだった。一体それが何なのか、当時は分からなかったのだが今ならわかる。それはきっと───
そして時間は現在へ戻る。
思い出の中から顔を出すと、先程と同じ黒い球体の中。でも、かのんの目の光は未だ消えてはいなかった。
「不安な時こそ……だよね。始くん」
あの時とは違い彼はいない。でももし彼がここに居たなら、あの時と同じ言葉を言う筈だ。以前の笑顔と、今の笑顔を重ねながら彼女は歌う。きっと助けがくると信じて。
*****
正太と別れた後、1人でベンチに座り込む始。
彼に言われた通り、任せておくことが賢明なのだろうか。今はまだファウストには勝てないから、より力のある彼に任せるべきなのだろうか。
「いや……」
答えは否。もうとっくに答えを出していた筈だ。力を持っていることの責任について。
今回だって同じだ。任せる事は悪い事ではないけれど、出来るのにしなかった時の後悔ほど酷いものはない。例えそれがほぼ勝ち目のない戦いだとしてもだ。それに────
「かのん……」
人質として囚われている人物……澁谷かのんは始にとって大切な人なのだから。
─────困っている人を救う。父やウルトラマンのように。
まだまだ小さい頃の話。一桁代の年齢の頃の話だ。夢を抱いていた始に、周囲は少々冷ややかな目を向けていた。一体どのようにして救うのか……具体的なことなど何も判らず、ただひたすらに人に手を貸し、争いごとに介入していったからだ。
見方を変えればそれは……ただのお節介、押し付けがましい自己満足であった。100%の善意が全てを救うとは限らないという事だ。仕方のないことだ。当時の始にはまだ理解できなかったのだから。かくして幼稚で愕然とした夢を抱えたお節介の塊である彼を、次第に周囲は厄介者として扱うようになっていた。
「わたしはすごいと思うな〜始くんのゆめ」
しかし当時1人だけ、変わらず応援してくれる人物がいたのだ。それが澁谷かのん。綺麗な歌声の少女。誰かの為に必死になれる者。
「でもみんな僕のことを……」
「気にしちゃダメ! みんなは始くんの良さを知らないだけだよ!」
落ち込んでいた彼に、かのんはいつもお日様のような笑顔で励ましてくれた。
「じゃあさじゃあさ、どんな事をすればみんなが喜ぶんでくれるか考えてみよう?」
時にはそう言って始の手助けをしてくれたこともあった。
自分の夢に、そして他人の夢にも直向きな姿勢を見せてくれる彼女に、夏空始という少年は救われていたのだ。
「どうしてここまでしてくれるの?」
ある時、ふとそんな事を聞いてみた。多くの人が煙たがっているのに、なぜ君だけは真摯に向き合ってくれるのか。ありがたいことだけど、どうしても気になって訪ねたのだ。すると彼女はなんて事はないと笑い……言ったのだ。
「始くんは友だちだから。友だちのゆめを笑ったりなんかしない。私は始くんのゆめ、ずっと応援してるから!」
その時始は心が震えた。ここまで真っ直ぐに向き合ってくれる人が居るのかと。見つめる瞳に曇りがないように、嘘偽りなく答えてくれる人がいたのかと。
そして思ったのだ。彼女に応えたい。その想いに応えたいと。故に夢を追いかける事を決して諦めたくない……と。
夏空始にとって澁谷かのんは、夢を追いかけていくための風。背中を押してくれる存在なのだ。だからこそ、彼に預ける事はしたくない。我儘でも、危険でも、自分の手で……自分たちの手で成し遂げなければいけない事なのだ。
「……よし」
両頬を叩き、雑念を捨てると同時に気合を入れて立ち上がる。開いた目はあの時のかのんのように、曇りなどなにひとつなかった。
*****
始に話した通り、昨日彼と話した場所をうろつく正太。
彼は一体どのような選択をするのか。正太は非常に興味があった。だから今は”試して”いるのだ。等と思うのだが、彼的には今回は任せて欲しいというのが本音だ。今は昔とは違い、ウルトラマンが1人で頑張らなきゃいけない時代ではないのだ。それに、彼のようないい人物をみすみす殺させるわけにもいかない。
「まったく……僕も随分甘くなったもんだよ」
自虐的に呟くものの、どこか嬉しそうだったのは気のせいか。すると、背後から聞きたかった声が。
「俺も行きます」
「……本気か? アイツは次もあの空間を展開してくる。力が奪われた状態でまともに戦えるとは思えない。……死ぬぞ」
感情を悟られないよう、注意して少年と話す。発した言葉は脅しではない。そして同時に瞳で伝えていく。けれど、それでも始の意見は変わらなかった。目線を逸らさずに意思を伝える。
「だとしても俺は行きます」
「彼女の為か」
「はい。それに、ここで行かなかったら……絶対に後悔する。俺がゼットと、ウルトラマンになった意味もないですから!」
正太の目は始と彼を重ね合わせていた。やはりそうだ。ウルトラマンになる者は、愛する者のために戦う。そしてなにより真っ直ぐな心を持っている。その姿は正太からしたら眩しすぎる。けど、彼と同じ心意気を持つのなら……心配はないだろう。どんな状況でも這い上がってきた彼と同じなら。
「はあ……そう言うと思ったよ。それじゃ……彼女を助けに行こう。おまけにウルトラマン擬きもぶっ倒してやろう」
「はい!」
魔人を倒すため、2人の戦士は足を踏み出した。
次回、かのんを攫った不届き者を成敗します。レッ……ゼットファイッ!