あべこべ世界の貧民街に生まれ変わったので、ギャングのボスを目指す   作:山崎春のパン祭り

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第5話ーRegular Meetingー

 

 

 ボスの家がある第60ストリートは、そのほぼ全域が俺たちの所属するエンジェルサグスのテリトリーでもあった。

 

 ソフィアが運転する車でストリートに入ると、入り口には黄い色の旗が立っていた。

 それはフリーダム市総勢およそ大小合わせて900組、14万人もいるストリートギャングを分別するためのエンジェルサグスのシンボルカラーで、俺たちも必ず服の中に黄色を入れている。今日はソフィアは黄色のハンカチを腕に巻き、俺は黄色の服を着ている。

 なので当然このストリートの路上にいる人々もどっかの一か所に必ずは黄色がある。

 

 エンジェルサグスは50人しかいない小さなギャングなので、全員ほぼ顔見知りである俺たちは、窓を開けて彼女らに挨拶をしながら進んだ。

 

 「……

フリーダムシティ、マウスが巣くう私たちのハウス。床のウッドは腐っている私たちのフッド。頭が沸騰するほど下品なこの街で、

ダチは売り上げを奪われ、野垂れ死に

母はヤクにハマって、脳トロ死に、

姉ちゃんは、腕の注射跡でまともに職につけずに、イキイキと家の中でクソを垂れ流し

ライフに意味はなく、私はクスリを忌みがりながらも、生きるために今日も(クラック)を売り、マリファナをスモーク。

いやいや、これはジョークじゃなくて、私のリアルライブ。ペティ(憐れみ)をくれるな、だって私はファミリーより大切なフレンドを見つけた(ファインド)から」

 

 ボスの一軒家前に着くと、ビートと共に観客に囲まれながらのフリースタイルラップショーが俺たちを出迎えた。

 ラップに乗っている彼女らともあらがたハンドシェイクをして、家の中へと入る。

 すると、すぐ目の前にソファに座りノートパソコンとにらめっこをしている人物がいた。今年で26歳の誕生日を迎え、黒いショートカットの髪に褐色の肌を持ち、その可愛いらしい外見に油断できない雰囲気を漂わせている彼女は、

 

 「来たか、ソフィア。それと……ジョージだけか? あ?……デミはどこをファックしてんだ?」

 

 ボスであるアマンダ・キャロライン(C)・フィリップスは気づき、巻きマリファナを咥えながらこっちに向いてそう言った。

 

 「……二日酔いだよ、現在進行形でベットの上で死んでる」

 

 売り上げを渡した後俺がそう言うと、アマンダは呆れた。

 

 「ハァー、まぁいい。私としてはセットの一人が集会に出て、売り上げを上納できて、スムーズに回れば誰でもいい」

 

 アマンダが言ったセットと言うのは、3人以上からなる一組の、ギャングたちの言い方だ。基本仲がいい同士がつるんでいる。

 ちなみに、俺とデミのセットはもともとフランチェスカがいたが、彼女がなくなった後、彼女の替えは居ないと結局新たに人は入れずに、現在までそのまま活動している。

 デミは最近ソフィアたちと、よくつるんでいるのだから、彼女たちのセットに入れてもらい、一緒にいた方がより安全なのだが、その辺なぜデミが2人での活動に固持するのか分からない。

 ま、デミがいやって言うのなら、仕方ない。

 

 「他のやつは? もう来てるのか?」

 

 ソフィアは周りを見渡した後、袋に入った売り上げをアマンダに渡しながら聞いた。

 

 「ああ、もうとっくに来ているよ。先に行って待ってろ。私は全員が揃ったら行く」

 「分かった。行くぞ、ジョージ」

 

 言いながらソフィアは歩き出した。

 

 「うん」

 「いや、ジョージは待ってくれ」

 

 ソフィアの後に付いていこうとする俺に、アマンダから声がかかる。

 

 「? なんかジョージに用なのか?」

 

 ソフィアはアマンダに聞いた。

 

 「いやー、未だにこいつの使い方分からなくて、やははは」

 

 アマンダは自分のノートパソコンに指差ししながら、困り果てた表情でそう言った。

 

 「なんだ? ボス。まだ使えこなせてないのか」

 「だまれー。これでも進歩した方だ。さっさと行けっ、お前には用はない」

 「へいへい。じゃ、お先に。ボス、ジョージ」

 

 そう言うと、ソフィアは2階に上がって行った。

 

 「……それで、ボス。どこが分らないんですか?」

 

 俺はアマンダが座るソファの隣に座り聞いた。ある程度彼女とのスペースを開け、視線を彼女のノートパソコンへと向ける。そこには沢山の数字が並んでいて、現在の状況を合わせると、それが売り上げ額だと直ぐに察した。

 

 「うーん。ここがなーよくわからないんだー」

 

 アマンダは言いながら、さりげなく距離を詰めてきた。自分の太ももになにか熱いものがくっついてるが感触がした。彼女の説明を聞きながらチラッと覗くと、その正体は彼女の太ももだった。とても熱く、人の体温はこんなにも熱いのかと感がさせられる。しかし、それは心地いい熱さでもあった。

 

 「あ、そこは、こうやって」

 

 俺はマウスを操作しながら答えて、アマンダを見る。真剣な表情で頷いていた。だが徐々に、そして確実に、彼女の体は俺に更にくっつき、空いた手で俺の体をいやらしくさする。まるで、彼女の頭と体は別人のようだ。

 またか。俺は心の中で嘆息をこぼした。実はこの様な彼女に教えながらのセクハラ行為は今回が初めてじゃない。初めは肩が触れ合う程度だったが、俺が何も言わないのを見て徐々に大胆になっていき、現在ではこの調子である。

 

 「ふーん。そこを操作するんだ」

 

 白々しいく彼女は言う。

 ……うん。決めた。別にどのタイミングでも良かった。前回でも良かったし、次回でも良かった。それがたまたま今回だった。それだけだ。

 

 「ボス」

 

 俺は、俺に触ってくるアマンダの手を掴んだ。すると、アマンダの体は面白いぐらいに跳ねた。平然としていた表情は徐々に恐怖に歪んでいく。

 

 「な、なんだ? ジョージ?」

 

 アマンダは声を震わせて言った。彼女のまるで親につまみ食いがバレたような表情は感想としては可愛いかった。

 

 「ボス。いや、アマンダ。今日の集会後に時間はありますか?」

 

 俺は彼女の手を掴む手を恋人つなぎに変えて、彼女の耳元で囁いた。

 客観的に見ればフツメンが美女を誘惑する様子は、自分で言ってて気持ち悪いし、恥ずかしいかった。しかし、ここは貞操観念逆転の世界。ある程度イケメンじゃなくても行ける。はずだ。覚悟に十なん週間かかったが、やっと言えた。

 こちらをセクハラしといて、拒絶されたら正直死ねる。

 昔のトラウマで、体を使った売りを死ぬほどしたくないからギャングに入ったのに、しかし今はアマンダを誘惑している。……まったく。

 

 「ジ、ジョージ」

 

 アマンダは驚いた表情で見てくる。が、俺の言葉の意味を理解したのか、頬を染めて頷いた。

 さっきまでセクハラオヤジだったが、面白いもんだ。今では恋する少女である。

 アマンダは唇を突き出して、キスをしようとして来た。俺はすぐさまそれを止める。

 

 「ただ、ただ少しだけお願いがあります」

 「? なんだ?」

 「ファエリファミリーとの次の取引に、俺も連れていってください」

 

 ファエリファミリーとは、ユダヤ系マフィアで、俺たちエンジェルサグの麻薬の供給元である。一般的にボスであるアマンダと彼女が本当に信頼する数えられる人しかファエリファミリーの住所を知らない。

 

 「ーーダメだ。他のにしてくれ」

 

 アマンダはさっきまで可愛いらしい表情はどこへやら、真面目な表情でそう言った。

 やはり……断られるか。それもそうか、今まで何をやっても口を閉じていた小動物が、急に野心剝き出しにして来たんだ。それもセクハラしかしていない間柄、当然だろう。

 だが、もしファエリファミリーのボスに会い、気に入られば、俺の将来的役に立つはずだ。何が何でも会いたい。

 

 「アマンダ。お願いです。」

 「無理だ」

 

 アマンダはノートパソコンを傍において、俺から離れ立ち上がった。彼女の声がどんどん冷たくなっていく。

 

 「…………もし連れってくれたら、今後俺はボスに絶対的の忠誠を誓います」

 

 彼女を見上げて、俺は言った。

 

 「お前たちがギャングのボスである私に、忠誠を誓うのは当然だ。交渉材料にはならない」

 「あ、ああ。そうです。でも俺たちにはイタリアやシチリアマフィアの様な血の掟はない。ここはストリートギャングであって、組織的なマフィアではない。絶対的な、忠誠は誓っていません」

 「うん、ま、そうだな」

 「だから、俺は君に絶対的の忠誠を誓う。君の望みは何でも聞く」

 「ふーん。絶対的の忠誠ね……」

 「ああ、犬になれと命令されば、俺はなります。三回回ってワンと鳴けと命令されれば、俺は馬鹿みたいにします」

 「犬ねー…………」

 

 それ以上アマンダの言葉は出てこなかった。彼女の表情はここからでは窺い知れない。

 

 「ファエリファミリーとの取引に付いて行きたい訳は?」

 

 再びアマンダが口を開くと、彼女の声から抑揚がなかった。

 

 「成り上がりたいから」

 

 俺は咄嗟に嘘を言おうとしたが、さっきまで絶対的の忠誠を誓うとのたまったのに、その後見え透いた噓をついたら意味がない。なので、正直に答えた。

 

 「男のくせに、野心剝き出しだな」

 「はい。じゃなきゃ。今頃男娼になってます」

 「ふーん。猫だと思ってちょっかい出してみれば、なかなかのトラだったか」

 「……」

 「……(ふむ。絶対的の忠誠とやらは、信用できないが、野心あるトラをまるで子猫の様に飼いならすのも面白いかもしれないな、もしいずれ垂簾聴政となるか地位を奪われたとしても、私にはそのぐらい能力しかない話か。それに……こいつの体を味見しないのは惜しいな)」

 「……」

 

 アマンダの無言が続いていていく。今から考えて見ればやはり時期尚早だったのだ。あと何回か体を合わせてから切り出すべきだった。それを、俺は。焦って……。タイムマシンがあったらやり直したい。

 

 「分かった。良いよ」

 「……え?」

 

 今、アマンダはなんと言った?

 

 「だから、良いと言ったんだ」

 「ほ、本当か?」

 「ああ」

 「あ、ありがとう!」

 「それより、私に絶対的の忠誠を誓うんだろう? 犬になれと言われればなると」

 「ああ、そうだが?」

 「じゃあ、そうだなとりあえず、」

 「え?」

 

 アマンダは振り向き、そして俺をソファから引きずり落とし、自分はそのソファに腰を掛けて足を組み冷たい声でそう言った。

 

 「え? じゃない。とりあえず犬になってみろ。四つん這いになって、返事はワンだ」

 「い、いや、あ、あれは例えで、」

 「返事はワンだ」

 「今「ワンだ」

 

 アマンダに言葉を塞がれ俺にはどうすることも出来なかった。

 

 「……ワン」

 

 俺は四つん這いになって、そう鳴いた。下を見れば地面が、正面を見ればアマンダのすらっとした足が見る。窓から差し込む光が彼女の肌に反射し艶やかだった。外ではビートと共にフリースタイルラップが俺にこれが、今この瞬間に起こっている事は現実だと知らせてくる。

 

 「お手」

 

 と、アマンダは手のひらを俺に差し出して来た。

 俺は、迷った末自分の握った拳を彼女の手のひらに乗せる。

 

 「はははは、今のこの状態。もしデミに見られたら彼女はどう言うのだろうなー」

 「……彼女には「ったく。返事はワンと言ったろ」

 「ワン」

 「可愛い~、よしよしよしっ」

 

 アマンダは笑顔で俺の頭をなでて来た。屈辱感となぜか喜びが合わさり、俺は妙な気持ちになった。

 

 「じゃあ、次はそうだな……」

 

 その後俺はアマンダに命令されて、色々な犬の真似をさせられた。

 

 

 

 

 「ははは、あー遊んだ。遊んだ。あー面白かった。もう良いよジョージ。普通に喋っても」

 「……はい」

 

 もうどのぐらい時間が流れたのだろう。もしかして無限に感じていた時間は本当は10分も経って居ないのかもしれない。

 今はやっと終わった安心感しかない。屈辱感よりもいつ誰が入ってくるか分からない緊張感との闘いもこれでようやく終わりだ。

 

 「さて、おふざけもこのぐらいにしてと、お前の覚悟は十分に理解したぞ。ジョージ」

 「……なんだ?」

 

 久しぶりの人語に、言語が通じる素晴らしいに、俺は心の中で感極まった。

 

 「今日の集会後に、ヤクを補充しに行くから。集会後私の所に来い」

 

 それは、つまり今日中にファエリファミリーに行けると言う事だった。

 

 「はい! ありがとうございます! ボス」

 「変わらずアマンダで良い。じゃあ、お前はソフィアたちが待っている部屋に行って、集会が始まるのを待ってろ。さっきも言ったが私は全員が揃ったら行く」

 「ん……ノートパソコンについては?」

 「あ? ああ。うん。自分で何とするから気にするな」

 

 やはり、今の今まで俺をセクハラしようとする言い訳だったのか、思えば、可笑しいものだ。26歳の若者がノートパソコンの使い方を知らないなんて。

 

 「はい。分かりました」

 

 だが、俺はそれ以上余計な事は言わず、ソフィアたちがいる部屋に向かった。

 

 2階に上がり、廊下を進み続け俺はある大部屋の扉を開けると、そのにはソフィアを含むセットのリーダーたち延べ13人がいて、一斉に俺の方に向いた。どうやら俺が最後らしい。アマンダめ、全員が揃ったら行くって、俺が最後なのかよ。

 俺は彼女らと挨拶を済まし席に着き、ソフィアや彼女らとたわいもない談笑を始めた。

 

 

 

 それから待つこと5分。アマンダが入ってきて事で定例集会が始まった。

 議題はこの2週間の売り上げ額や勢力拡大についてどうするべきか等々だった。普段と変わらずいつも通りに報告していく。そして、議題が最近何か変わった事はなかったというところで、

 

 「しかし、最近勝手にヤクを売ってるやつも増えたよな」

 

 とそんな中誰かが言葉をこぼした。

 

 「あー、確かに。この前私たちのシマなのに、勝手にヤクを売って、私たちの事を何も知らないやつに出会ってさ」

 「あ! 私も」「私も」「同じく」

 

 それを聞いて、そう言えばと思い当たる節があった。数日前俺とデミもそんな感じの様なやつらに出会っていた。確か……

 

 「ヒスパニック系だったけ」

 「あ、同じだ」

 「私も」

 

 これは決まったな。恐らく……

 

 「恐らく、ヒスパニック系ギャングの侵入だろう。市外か市内かはまだ分からないが、エンジェルサグスを知らないなかなか離れたところからだ。

 とりあえず次にやつらに出会ったら拷問して、なぜわざわざこのゲロ以下の街に来たのか、聞いてこい。そして思い知らせてやろう。この街でヤクを売るには誰の許可が必要なのかを!」

 「「はい! ボス!」」

 

 そうしてヒスパニック系ギャングであろう彼女らへの対処は決まり、次の議題に移り、いつも通りに戻り集会は終わった。

 

 そして、みんながヤクを補充して続々と帰る中俺は、ソフィアに「ボスに用があるから先に帰ってくれ」と言ってソフィアを先に帰らせた後、アマンダに話しかけた。

 

 「アマンダ」

 「ああ、分かっている。少し待て」

 

 それ以上アマンダは何も言わず、残ったヤクの分配の仕事を他の者にやらせ、俺はアマンダの車に乗った。

 

 車上ではラジオも音楽はなく、彼女も無言だった。

 ただ車が常時便秘の様な110号線州間高速道路に乗ると、アマンダの口は閉じる事なく渋滞を罵り続けて、正直退屈な車内では良いエンタメになった。

 語彙の多さや多種多様なファッキンの使い方を感心しながら聞いているうちに、いつの間にかクラウン市に着いた。そこを更に走らせて、市中から郊外へ。

 すると、傍に監視カメラがあるゲートが見えてきた。車両ナンバー認証システムがあるのか、ブザーを鳴らさずともゲートは自動的に開いた。そして、大きな別荘が見えて、ドア前に着くとアマンダは車を止めた。

 

 「良いか? お前は私が良いと言うまで口を開くな。よそ見をするな。勝手どっかに行くな。トイレに行きたくなったら私に言え」

 「ガキかっ。俺は」

 「驚いた。15歳はガキじゃなかったのか」

 「……」

 「返事は?」

 「……分かった」

 「ワンじゃないのか」

 

 こいつ……。

 いやでも、その15歳のガキにお前はセクハラ行為と犬の真似をさせたけどね。とつい出そうになった言葉を俺は強く我慢して飲み込んだ。

 

 「あと信用されたければ、銃はここに置いていけよ。それが彼女への礼儀だ」

 「……ああ、分かった」

 

 それから、別荘の中から黒い服を着た女性が向かいに来て、俺たちは中に案内された。玄関にはメズーザーが斜めに飾ってあった。

 

 ドン!

 突然銃声が中から聞こえた。それから更に何回も銃声が聞こえてくる。アマンダと案内をする女性を見ても平然の顔をしていた。どうやら、家の中で銃声が響くのは普通の事のようだ。……どんな、普通だよ。

 ファエリファミリーのボスは、想像以上にまともじゃなかったようだ。

 

 彼女たちに付いて行きプールがある開けた所に着くと、

 「あっー! おっしい! もう一回っ! もう一回っ! 次は絶対にあてるから、動くなよー! 絶対に動くなよっ!」

 

 そこには、金髪のロングヘアと綺麗な緑色の目。そしてボンキュッボンでしか形容出来ないスタイルを持った30代前半であろう妖艶な女性がいた。

 彼女はまるでおもちゃで遊んでいる子供の様な燦々とした表情で、銃を構えていた。その先には頭にりんごを乗せられて、涙目で体をぷるぷる振るわせて、口を塞がれてうめき声しかあげられない裸の若い女性。

 ーーなんだこれは。なんだこの映画のワンシーンでしか見たことがないイカレた状況は……。

 

 「彼女が、ファエリファミリーのボス。エドナ・ファエリだ」

 

 アマンダの紹介に俺は愕然とした。

 …………やはり、ギャングのボスなんてやっている様な奴にはまともな人は存在せず、どいつもこいつも頭のネジが何本か飛んでいるらしい。

 

 




麻薬と殺人の世界に身を投じている人がまとものはずがない。


登場人物

ジョージ・ミナト:
 15歳。麻薬の供給元であるファエリファミリーとの取引に付いて行ける代わりにアマンダに忠誠を誓った。

アマンダ・キャロライン(C)・フィリップス:
 26歳。エンジェルサグスのボス。黒いショートカットの髪型に褐色の肌。忠誠を誓ったジョージを犬の真似をさせて遊んだ。

エドナ・ファエリ:
 32歳。ファエリファミリーのボス。金髪のロングヘアと綺麗な緑色の目。そしてボンキュッボンでしか形容出来ないスタイルを持った妖艶な女性。イカレ。
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