特徴 虹彩異色(右目が翡翠、左目が紅玉のオッドアイ)
金髪 あと貧乳
幼少期に地球で過ごした影響からかアニメ大好き
一番好きなものは鋼錬。
母の八神はやてとは血の繋がりはない。原作でいう高町家のような感じ。
相当な魔法戦技オタクで、自分が当たる可能性のある選手から暇な時は他グループの情報収集をやることも。
性格は結構はやてに似てきている、と周りに言われている。本人は否定しているが。
「なのはさん、ヴィヴィオちゃん。今日はいろいろとありがとうございました」
「いえいえー」「私こそありがとうございました!」
「また明日から練習するときになったらメールしてね。できる限り行くようにはするから」
「はい!よろしくお願いします!」
と、そのまま分かれて帰路に就いた。
「ふう、楽しかったねー。プライド」
『私も久しぶりにあんな楽しそうなマスターを見ましたよ。それはそうとマスター』
「ん?どうしたの?」
『なぜ、フードをそんなにかぶっているんですか?周りが見えづらくないですか』
「なぜかって、夜道に片目だと危ないし。両目の視界にも慣れないといけないし。けどあまり目については見られたくないし。あとサングラスとかよりはフードのほうがかっこいいからかな?」
『いつも思ってるんですが、マスターの感覚ってなんかずれてますよね』
「否定はしない」
さすがは初等科のころからの愛機。私の性格をよくわかってらっしゃる。
「さて、今日はそのまま家に帰るかな」
『というか、そろそろ部屋の片付けをしませんか?主にグッズ』
やだよ、全力で却下する。あそこは私にとっての
「やっと、やっと見つけました。聖王オリヴィエ」
「んー?プライド何か言った?」『いえ、私ではありません』
んじゃ誰だと思い声のした方を見上げると少し大人びた人がいた。
髪は薄い緑でバイザーをしているから顔は正確にはわからない。
うん?ていうかどこかで見たことあるような?
絶対つい最近な気がするんだけどな。
そんなことを考えていると目の前に降りてきた。
「あなたにいくつか伺いたいことと確かめたいことが」
うーわ、これ絶対めんどくさい奴。聖王とか言ってた気がするし。
「せめてバイザーとってから名を名乗りなよ。でないとこっちとしても答える気が失せるんでね」
「失礼しました。カイザーアーツ正統ハイディ・E・S・イングヴァルト。『覇王』を名乗らせていただいています」
バイザーを取った顔を見て確信する。うん。アインハルト・ストラトス、だったっけ。
にしても、覇王ねえ。ってうん?てことはなに?聖王のクローンである私と勝負したいとかそういうことなのかな?それだったらいやだよ。
なにはともあれ、めんどくさくなりそうなのでフードを深くかぶる。
もう瞳は見られてるから意味は薄いだろうけど。
それでも顔バレは避けたいし。
「伺いたいというのはあなたを含めた『王』達についてです。聖王オリヴィエと冥府の炎王イクスヴェリア」
そうだろうとは思ったけど。正直何も知らないとしか言いようがない。
けどなんか正直に言うのはさ、うんほら、嫌です。
「なんで言えばいいのやら。正直私は聖王の血とやらはあるかもしれないけど、そういうのはどうでもいい。いやむしろその生まれについてネチネチ言ってくる奴は大嫌いだね。特に君のような過去に囚われてるような奴は、ね」
「それは失礼しました。では確かめたいことというのは、あなたの拳と私の拳、いったいどちらが強いのかです」
はい予想的中。
「やだ。やる意味がないし」
「あなたに意味がなくても私にはあるんです」
うんこれ人の話聞かない奴ですね。
「それに……」
「?」
「列強の王達をすべて斃し、ベルカの天地に覇を成すこと。それが私の成すべきことです」
ああ、死ぬほど嫌いなタイプだこれ。
「……あーもういいよ。わかった。やってあげるよ」
『マスター?何を考えていらっしゃるので?』
プライドが何か言ってくるがどうでもいい。とりあえずこいつは一発ぶっ飛ばすことに決めた。世間の広さを教えてやる。
ぶっ飛ばせるかは知らないけど。
「ありがとうございます。では防護服と武装をお願いします」
「ん、そりゃどうも。わざわざつけさせてくれるんだ」
と、自称覇王サマに言われさっきまでしていたセットアップ状態になる。
「……?それがあなたの武装ですか?」
「そうだよ。さっさとかかってきなよ覇王サマ。プライド、視覚補助に全魔力回して」
『はぁ、承知しました』
「では、参ります」
そこそこ距離があるのに構えた?
「へ?おわっ⁉︎」
あっぶな!あの距離を一瞬で詰めてきた。
しかも思いっきり顔面狙ってきたし!両目じゃなかったら絶対よけれず一発KOだったし顔に傷付いたらどーすんだよ!
『反応鈍ってんじゃないです?』
「いやいや、いきなり
無難にすぐに距離を取る。が、すぐさま追いついてきてラッシュを叩き込んでくる。けどさっきまで手合わせをしてたから眼も慣れていて、まだよけやすく感じる
が、まあ問題点は練習と同じで…
「(プライド、もうやばいかも……)」『早くないですか⁉︎さっきまでの威勢の良さどこ行きました⁉︎)』「(しょーがないじゃん!ただでさえさっきのヴィヴィオちゃんとの練習で疲れてるんだから!)」
「ひたすら逃げの一手とは馬鹿にしているのですか?貴方から手を出す価値はないと?」
おっとまずい。私のスタイルは覇王サマにはお気に召さなかったらしい。
「別に馬鹿にはしてないよ。する気もないしこんな事に技術を使う君を馬鹿にする価値もない」
「(ピクッ)」
表情が僅かに動いたのが見えた。そりゃ己の技術にアレコレ言われると怒るわな。
「まあけどそう感じたなら謝っとくよ。でも反撃の一撃を叩き込めそうな未来は見えたかな?」
「そうですか。ではみせてもらいます」
また中距離からいきなり詰めてラッシュを叩き込んでくる。
が、ぎりぎりの体力を残すように避けて避けて、ジッとタイミングを待つ。
正直一発食らえば終わりだからヴィヴィオちゃんの時より神経使う。
けど、少しずつ強烈なのを打ち込んでこれるようあえて
「(頼む…早く…)」
「……っ!断空拳!」
「『(キタッ!!)』」
覇王サマがおそらく必殺クラスの打撃を腹に打ち込んでくる。
これをよけずに右手で
そして、その威力を利用しながら回転しその勢いで覇王サマの右側頭部に裏拳を叩き込む。
「ッ!」
「どう?ご自慢の拳の威力を使われた感想は?」
久しぶりな割にはうまくいったね。
覇王サマは何が起こったのかよくわからない、といった感じで戸惑いながら膝をついている。
そりゃそうだね。なんせ必殺の拳を打ち込んだと思ったらやられたんだから。
「ふー疲れた疲れた。かえってゆっくり休みたい。グッズに囲まれてさ」ガチャ
「『ガチャ?』」
不思議な音がして振り返ろうとして見ると動けず、両手足と腹にバインドがされていた。
「えーと?プライドさん。これっていわゆる?」
『絶体絶命』
「デスヨネー」
「わたしは…負けるわけにはいかないんです……!もう誰にも……!聖王にも……!!」
「なーんでそんな過去の王だとかに固執するかねえ。そういうもう終わってる過去に固執するやつ、大っ嫌いなんだよ。ベルカの戦乱も聖王戦争も、ベルカの国も、もう終わってるものなのにさ」
「終わってないからです。私にとってはまだ何も……」
あっそう。
「プライド、後は任せた」
『まかされました』
さてはて無駄だとは思いますがバインドを引き千切ってみますか。
「断空拳!」
努力虚しく、今度は横から思い切り叩き込まれた。
そのまま近くのコンクリの壁に激突し、威力相殺しきれず気を失った。
~ナカジマ家~
「へー、ついにヴィヴィオもデバイス持ちっスか」
「よかったね。今度見せてもらおう」
「高町嬢ちゃんちの一人娘か。今いくつだっけ?」
「10歳ですね。4年生ですよ」
「もうそんなか。前に見た時は幼稚園児くらいだったと思ったんだがなぁ」
「それ、六課時代じゃない」「もうだいぶ前ッスよ」
今現在はナカジマ家六人で鍋を囲っていた。チンクやウェンディ、ノーヴェ、ギンガ、ディエチ、そしてその父親がそろっていた。
「ヴィヴィオの武術師範としてはやはりうれしいか。ノーヴェ」
「え。別に師匠とかじゃないよ。一緒に修行してるだけ。まだまだ修行中同士練習ペースが合うからさ」
そう言っているが恥ずかしさからかノーヴェの顔が赤い。
傍ではギンガがお代わりのほしい人はいないかと尋ねると全員元気よく、はーい、と答えていた。
「あ、ヴィヴィオに新しく増える練習仲間って聞いたんだけど知ってる?」
「んーどれどれ?」
ノーヴェはチンクたちに送られてきた写真を見せる。
「ああ!ユタちゃんじゃない!」
「ユタ?」「誰っスか?それ」
「八神さんとこの養子縁組の子だね。確かヴィヴィオちゃんたちも目指してるインターミドルの都市本戦に10歳で出てたかな」
「ふーん。って都市本戦?!」
「そうそう、ヴィータさんやシグナムさんにバリバリ鍛えてもらってたらしいからね。けど、決勝で怪我して早くも引退か?みたいなことで騒がれてたと思うけど」
全然知らねーとノーヴェやウェンディはポカーンとしながら思っていた。
「ま、明日会えるならその時に聞いてみたら?」
「そうするよ。あ、ギンガ、おとーさん。明日教会の方に行ってくるから」
「そう」「いつものお見舞いか?」
「うん、そんなとこ」
「じゃアタシもいくっス!セイン姉と双子をからかいに!」
「姉も久しぶりに行きたいな」
「えー!?」「駄目よー。あんまり大勢で押しかけちゃ」
ピピッ
「あ、ごめん。あたしだ」
と、メールがノーヴェのもとに来た。
「どうしたっスか?」
「悪い、なんか近くで人倒れてるらしいからちょい行ってくるわ。なんかほかの救助隊全員出払っててあたしが一番近いらしい」
「手伝うっス」
「悪い、頼む」
と、ノーヴェとウェンディは外に出た。