それから数日、諏訪の方に問題が発生した。
『ごめんなさい、通信の……■■……悪くて……■■……』
諏訪からの通信の状況がいつもより悪く、歌野の口調にも疲労の色が見えた。
「どうした?何があったのか?」
『……いえ、ちょっとしつこいバーテックスを退治してやっただけ……■■■………ックス襲来の影響で通信機が壊れて……■■■……しばらく通信はできなくなりそう……■■■……そちらも大変だと思いますが……■■■……なんとかなるものです。私も無理な御役目かと思いましたが……■■■……予定より二年も長く続けられて……■■■……』
「白鳥さん!?聞こえているのか!?……有坂!!通信機の調子は!?」
「こちら側に異常はみられない、恐らく……」
『……乃木さん、有坂さん、後はよろしくお願いします。』
その言葉を最後に諏訪との通信は通じなくなった。
「駄目だ、通じない。諏訪はもう……」
「……っ!!」
バンッ
「……バーテックス……貴様らはまた……私から……」
若葉が壁を強く殴り忌々しそうに口にする。
「……少しは落ち着け、今のおま……」
「落ち着いていられるか!」
「!?」
「二度だぞ……二度もバーテックスに友を奪われたんだぞ!……なのに落ち着けるわけがないだろ!!」
バンッ
若葉は優斗の言い方に腹を立てて怒りのまま優斗を壁に押し付ける。
その衝撃に思わず優斗は顔を歪める。
「……あ、すまない……」
「別に構わない。……俺も無神経だった」
優斗の顔を見て、我にかえった若葉は優斗に謝罪をする。
「………」
「……俺は諏訪の件を大社……烏丸に報告しに行く」
「……頼んだ」
そうして優斗は放送室から出ていく。若葉はその背中を見つめることしか出来なかった。
「……私は何をしているだろうな」
若葉は丸亀城本丸から、海を見つめていた。わざとではないおはいえ、仲間である優斗を傷付けた。優斗にはなんの責任もない、それなのに自分は優斗に八つ当たりをしてしまった。
「若葉ちゃん、ここにいたんですね」
ひなたが少し駆け足でやってくる。
「探しましたよ。もう遅いのに帰って来てないと聞いて……あれ?優斗さんは?」
「……すまない……諏訪からの連絡が途絶えた。優斗にはそれを大社へと報告しに行ってもらってる」
「………」
ひなたは言葉を失った。若葉の言葉の意味は容易に想像できた。
「……なあ、ひなた。私は……リーダーに向いていないのだろうな」
「……なんでそんなことを今思うんです?」
「前の食事のときもそうだが、私は他人に自分の考えを押し付けすぎるところがあるのかもしれない。そのせいで仲間に反発を抱かせて、チームワークを乱している。今回は……私は有坂に当たってしまった……有坂には間違ったことなど無かった……それなのに……」
「えい!」
若葉の言葉を遮り、ひなたは彼女を抱きしめた。
「ひ、ひなた!?」
「何を弱気になっているんですか、若葉ちゃんらしくない。若葉いゃんはね、ちゃんとリーダーしてますよ……それにあぁ見えても優斗さんは色々と考えたり、察したりできる人なんですから……わかってもらえますよ、きっと」
「……ひなた……ありが……」
突如……若葉のスマホが耳障りな警報音を鳴らし始めた。
すると世界の時間が凍りついたかのように動きを止めていた。
「!?」
すぐに若葉はスマホを取り出す。画面に『樹海化警報』という文字が大きく表示されていた。
「来たか……バーテックス……!」
若葉は日本刀を抜き、その切っ先を海の方へと向けた。
「人類を守る御役目、諏訪より確かに受け継いだ。我ら四国勇者が、この丸亀城にて迎え撃つ!!」
「……樹海化か」
優斗は大社への報告が終わった後に道を歩いていると突如としてスマホから警報音が聞こえてくる。これより四国の勇者達の初陣が始まるのである。そう考えて優斗はスマホで勇者アプリを起動する。勇者達にはそれぞれ武器にあわせた装束が用意されている。もっとも原因は不明であるが優斗には二年前の大阪から勇者の装束は存在した。他の勇者は一から作ったものであるのに対して、優斗はそれを少し改造しただけである。
「……別に久しぶりというわけでもないか」
3年前とほとんど変わらない白色の装束である。変わった部分といえば。
「……本当に要望通りになってるなこれ」
そうして自身の懐からあるものを取り出す。それは
「まぁ、
そうして仮面を懐に戻す。そうして優斗はスマホを見て、若葉や友奈、千景のいる方向へと向かった。
「遅刻……では無さそうだな」
「「優斗(くん)!!」」
「……有坂か……その姿は……」
そこには勇者姿となった若葉と籠手を着けた友奈と大鎌を持った千景がいた。
「優斗くん白くなったけどイメチェン?似合ってるよ!」
「そうね……似合ってわよ優斗」
「あぁ、ありがとう。若葉、タマと杏の二人は?」
「まだだ……ん?どうやら来たようだな」
勇者となり、変わった姿に驚く二人。優斗はまだ来ていない二人のことを探し、若葉に聞く。若葉がそれに返答しようとしたとき、二人が走ってやって来る。
「おお~いっ!みんなー!」
球子が大声で走ってやって来る。その手には杏を引いてる。
「悪い、遅くなったっ!」
球子は鋭い刃がついた円形の盤ー旋刃盤を、杏は連射式クロスボウのような武器を持っている。
「全員、揃ったな。……これが私たちの初陣だ。我々の手でバーテックスどもを打ち倒す」
「それはいいけど……当然、あなたが先頭で戦うのよね……あのバケモノたちと。リーダーなのだから……」
千景は静かにそう言って、若葉に試すような視線を若葉に向けた。その場の空気に濁るような険悪さを帯びる。
「誰が先頭かとかじゃくて全員で戦えばいいでしょ。それがチームワークってもんですよ」
「チームワーク……」
租借するように千景はつぶやき、杏に目を向けた。杏は小刻みに体を震わせていて、顔色が悪い。……杏は怯えている。「伊予島さんは……戦えるのかしら?」
「…………」
杏は俯いて答えられなかった。
「土居さんたちがここへ来るのが遅れたのも……伊予島さんが萎縮して動けなくなっていたからでは……?そんなあなたたちが、チームワークなんて……口にするものじゃないわ……」
千景の言葉に、杏は目をつぶり、拳を握りしめた。それでも体の震えは消えない。
「ましてや……」
「郡さん、言い過ぎです」
千景の言葉を若葉が遮った。若葉の鋭い視線を受けた千景は面白くなさそうに目を反らす。
「伊予島。怖いのはわかるが、私達が戦わなければ人類が滅びる可能性があるんだ。顔をあげろ」
「ご、ごめんなさい」
杏の瞳に涙が浮かぶ。
「若葉、もういいだろ」
杏を守るように、若葉との間に立つ球子。それを皮肉気に見る千景。
「兵の士気高揚も指揮官の務め……。乃木さん……あなたにリーダーとしての資質が足りていないから……このような事態になるのではないかしら……?」
「……!」
「……辞めろお前ら、ここで俺達が言い争っていても意味はない」
千景の発したその言葉は若葉の痛い部分をついた。自分はリーダーにふさわしいのか、若葉にはまだ完全には確信が持てていない。優斗の言葉も状況変えることも出来ず、ますます空気が淀みを増す。そんな空気を吹き飛ばすのは、友奈だった。
「みんな、仲良しなのはいいけど、話し合いは後にしようよ!」
「「「「仲良し???」」」」
若葉・千景・球子・優斗の声が重なり友奈の方を見る。
「うん、ケンカするほど仲が良いって言うよね?」
「「「「いや、それは違う(わ)」」」」
4人が同時に友奈へツッコミを入れた。
「即答で4人ともから否定された!」
ショックを受ける友奈。
「えっと、あの、友奈さん……私も違うと思います」
「アンちゃんまで!?」
さらに追い討ちだった。
「うぅ……」
総ツッコミのダメージを受けつつ、友奈は、気を取り直して力強く言う。
「……でもみんながケンカをする現因を作ったバーテックスが、すぐそこまで来てる。怒るにしてもケンカするにしても、相手はあいつらだよ」
友奈の言葉に一同はハッとした。
「そうだな、今回ばかりは友奈の言う通りだな」
「今回ばかり?」
「ま、確かにそうだな」
「高嶋さんの言う通り……ね」
「誰か今回ばかりってことを否定してよ!」
友奈の言葉にいち早く反応した優斗、それに同意していく勇者達。しかし友奈は優斗の発言とそれに対する仲間たちに少しショックを受ける。
「よし、じゃあタマたちもそろそろ気合い入れっか!」
若葉と優斗以外が携帯を取り出し、アプリをタップする。
「みんなで仲良く勇者になーる!」
友奈の声を合図とするかのように、それぞれの纏う服装が変化していった。
「どうだ?みんなに入っていない気分は」
「……黙れ」
変身の途中にこんな言葉があったとか。
友奈は山桜、千景は彼岸花、球子は姫百合、それぞれのモチーフとなる花の戦装束となった。しかし、杏だけは何も変化が起きなかった。勇者の振るう力は精神面に大きく左右される。戦う覚悟と意思を固めなければ、勇者装束を纏うことはできない。
「………」
千景は変身できなかった杏を、無言で見つめた。
「……ご、ごめんなさい……私……」
涙を浮かべる杏の肩を球子が元気づけるように叩く。
「気にするなってのっ!タマたちだけで全部倒してくるから」
「その通りだ、安心しろ。俺達でバーテックスどもは倒す」
「……うん……」
球子と優斗の言葉に杏は悲しげに頷く。
「郡さん。さっきは生意気なことを言ってすみませんでした。言葉ではなく、行動を持って示すべきですね」
若葉は千景にそう言い、刀を持って跳躍した。1キロほどの距離を一瞬にしてつめて、敵集団に肉薄する。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
鞘から抜き放たれた白刃の一閃が、まず先頭にいたバーテックスを両断した。斬られた体が消滅する前に敵の体を足場として再び跳躍する。更に別の個体を真っ二つにする。その若葉に向かって数体のバーテックスが飛んでくる。しかしそのバーテックス達は若葉にたどり着く前に矢で射ぬかれる。優斗の放った矢であった。
「勇者たちよ!!私に続け!!」
単騎で敵襲の中に飛び込み、次々とバーテックスを屠っていく若葉。その後ろ姿を見ながら、思わず球子の口から声が漏れた。
「若葉の奴……それに優斗も……すっごい……」
だが、球子は自身の言葉に腹を立てる。何をバカみたいに感心してるんだ、あいつ一人に任せておく気か、と。
「それじゃ、私も行くよ!」
若葉に続き友奈もバーテックスのいる方へと向かって跳躍する。球子はまだ怯えている杏とその近くで弓を構えている優斗を一瞥する。
「あんずはここで優斗と一緒にいろ。あいつら全員倒して戻ってくるから!優斗、あんずを頼む!」
「了解」
そう言って球子は飛び出した。
優斗は友奈の方を見ていた。
「はあっ!」
「あれが……烏丸の言っていた」
優斗は友奈のことについて、友奈と一緒に四国へ避難した久美子から聞いていた。勇者としては籠手を使って戦う。極度のお人好しと。単純な格闘でも男である優斗に匹敵するほどの実力を持っていた。
「てやああああ!」
友奈の拳はバーテックスの巨体を打ち抜いていた。
「此方は……大丈夫か」
優斗は友奈から目を離す。続いて見たのは球子の方を見た。
「こっちはタマに任せタマえ!」
球子は旋刃盤を大きく腕を振りかぶって投げる。旋刃盤は回転する刃でバーテックスを切り裂き、球子が握っているワイヤーによって彼女の手元に戻ってくる。
「楽勝!」
「全部倒して、あんずや優斗のもとには一匹も近づけさせない!」
再び旋刃盤を投擲し、バーテックスを屠っていく。しかし球子は油断していた。かつてバーテックス相手に勝ち星を収めていたし、今もバーテックスを次々と倒していた。実際に戦えばバーテックスなど敵ではないとそう考えていた。それが安易な勘違いであることを思いしらされた。旋刃盤は遠く投げれば、球子の手に戻ってくるのに時間が掛かる。そこ間はバーテックスに対抗する手段を失ってしまう。その隙を敵は見逃さなかった。バーテックスはその隙をつき、彼女を取り囲んだ。
「!?……しまった!」
急いで弓を構えるが間に合わない。
「……タマっち先輩!!」
そう言って杏が走り出す。
「バカ!戻れ杏!!」
すると勝手に杏はスマホを触りアプリを起動する。すると杏は
「あんず……その格好は」
「変身……できちゃった。タマっち先輩が危ないって思ったら、助けないとって思ったら、アプリが起動して……」
杏の瞳には涙が浮かんでいた。しかし、彼女はもう
震えていない。
「……殻を破ったか」
(いつまでも、後輩扱いは出来ないな……さて此方はどうだ?)
そうして優斗は後方で動かない一人を見ていた。……千景である。彼女は動けないのである。勇者には変身できた。対抗できる武器もある。しかし、恐怖で体が動かないのだ。
(……無理もないか)
彼女はバーテックスと対面するのは初めてである。3年前彼女のいた地域にはバーテックスは現れなかった。
「う……うぅ……」
「ぐんちゃん!」
その時、千景の方へと向かう友奈を見た。
(そっちは任せるか)
そうして優斗は弓の狙撃をする場所を移動したのだった。
千景と友奈は共に跳躍してバーテックスを討伐していた。
(……私……バーテックスより強い……!)
千景は敵に対する恐怖心はもうなくなっていた。むしろ恐怖心は怒りへ転化していた。
(こんなのに……怯えていたなんて……!)
「見て、ぐんちゃん」
千景は友奈の指さす方向を見る。そこにはバーテックスを一人で戦っている若葉がいた。若葉は一人でバーテックスの群れの中に最も深く切り込んでいた。そして斬り漏らした敵には優斗の矢が飛んできていた。
「若葉ちゃんが先頭に立って敵を引きつけてくれてるから、私達は戦えてるんだと思う。それに優斗くんもみんなが倒しきれなかった敵を倒してくれてる。優斗くんはもう認めてるかもしれないけどさ……若葉ちゃんも認めてあげてもいいんじゃないか」
「………」
千景は何も答えなかった。
前方に戦う若葉の姿、それを陰ながら援護する優斗を見て、千景は少しだけ若葉に対して悔しさを感じていた。
敵の数が五分の一を切った頃、バーテックスの動きに変化が起こった。何体かが一箇所に集まり始める。『進化』を始めたのだ。
融合したバーテックスたちは、巨大な棒状の一個体となった。
「現れたか……」
優斗も数回だけ見た事がある。そのときは戦うことなく逃げたが今回は違う。逃げるわけにはいかない。
「優斗さん!」
球子と杏が優斗の方へと向かってやって来る。
「どうした?」
「まずは、最初に遠距離で攻撃できる私達が牽制を」
「なるほど、了解」
そうして優斗と杏は進化体のバーテックスに対して矢を放つ。その矢は敵に迫っていく。しかし次の瞬間、棒状のバーテックスから赤く、透明な板のようなものが発生した。
「「!?」」
優斗と杏の矢は板のようなものにぶつかり、すべての軌動を反転させた。
「っ!!」
優斗は仰け反ることによって矢を避けることに成功した。
「危ねえっ!」
杏に向かって反転した矢は球子が防いだ。
「あ、ありがとう、タマっち先輩」
「さっき助けてもらったお返しだ。……しかし、あれは反射板ってわけか……」
「そのようだな、俺達の武器じゃ反射されるのがオチだな」
「優斗、無事か?」
「あぁ、それにしても厄介だな」
この場にいる三人は遠距離攻撃の方を主体としているため、あの敵を倒すのは困難である。だからと言ってこのまま何もしないわけにはいかない。そんなことを三人が思案しているとき、拳一つで敵に突っ込んでいく一人の姿があった。
「勇者パーンチっ!!」
友奈は進化体バーテックスの反射板に拳を叩きつける。しかし通常のバーテックスなら一撃で粉砕する拳だが、この敵には傷一つつけられない。
「一回で効かないなら……十回、百回、千回だって叩き続ければいい!」
そうして友奈は『切り札』と呼ばれる勇者達が協力な進化体と戦う為に編み出されたものを使う。今、友奈が使っているのは『一目連』と呼ばれるものであり、暴風を具象化した精霊であった。その力を纏った友奈の拳には竜巻が宿っていた。鉄筋コンクリートの建造物さえ破壊するほどの猛風が十数分も吹き続けていた。友奈の拳が八百発を超えたところで反射板に亀裂が走り、九百発で亀裂は全体に広がり、千発目でやっと進化体は粉々に砕け散った。
「どうやら、倒したようだな」
遠目から観察していたが、勇者の力によって視力が強化された優斗にははっきりとその光景が見えた。そこで若葉の元にバーテックスが襲いかかるのが見えた。
「乃木!!」
ギリ、ブチィ!
「……まずいな、食えたものではない」
喰われたのは若葉の方ではなく、バーテックスの方であった。若葉はバーテックスの突進を最小限の動きで避けて、同時にバーテックスを噛みちぎったのだった。そうしてその後に刀を振り下ろした。どうやらそのバーテックスは四国に侵入した最後のバーテックスだったようだ。バーテックスを噛みちぎった若葉の姿を見て、球子と杏は引きつった顔をする。
「タマ、これから若葉をあんまり怒らせないようにするよ……」
「う、うん……それがいいと思う」
「まさか、生で喰うとは……俺でも調理したのに……」
「「え?」」
「だが……」
「だがじゃありません!」
「奴らは昔、私の友達を喰らったんだ。だからその仕返しをだな……何事にも報いをいうのが……」
「お腹壊したらどうするんですか!
「う……むぅ……」
若葉は言い返せなくなってしまう。その様子を周りで見ている友奈、球子、杏、千景、優斗。優斗に関しては腹を抱えて笑っている。
「鬼のように強かった若葉さんが……」
小声で言う杏に、球子はう~むと腕を組んでつぶやく。
「一番怖いのは、ひなただったか……」
「優斗……流石に笑いすぎよ」
「いやwwwだってwww」
「優斗も同罪だろ」
「「「「へ?」」」」
「あ、やばっ!」
「お前ぇ!言わなくても良いことを」
「…優斗……どういうことかしら?」
「いや……その……これには……」
「……話しなさい」
「……はい」
優斗が若葉の状況について笑っていると思わず球子が口を滑らせたのである。それに球子と一緒に聞いていた杏はそうですねみたいな顔をしていたが、初めて聞いた四人は驚く。しかし一度聞いてしまっては誤魔化せない。そういうわけで優斗は他の四人にもバーテックスを調理して食べたことを伝えるのであった。
「……なるほど、調理すれば怒られ「若葉ちゃん」すみませんでした」
「あの……千景……「正座」へ?「二度も言わせないでもらえる……正座って…」直ちにさせていただきます」
「それではお二人とも」
「……何か言うことはあるかしら?」
「「この度は大変、申し訳ございませんでした」」
「あんず……タマは千景も怒らせないようにするよ」
「うん……その方がいいよ」
密かに杏と球子でそんな誓いを立てられていた。
一方友奈は
「うんうん、みんな仲良しだね♪」
やっぱり戦闘をかくと長くなりますね。次回は戦闘にならない……はず!!ではここまでみてくださりありがとうございました。それでは次回もお楽しみに。