カズマはグラスホッパーを起動しては地面に着き、またグラスホッパーを起動するという作業を繰り返し間宮隊長のところへと向かう。
そしてとうとう間宮の半径60メートル圏内に入り込んだ。これで間宮はもう逃げることは出来ない。
「ハウンド!」
間宮が掌を天に掲げる。
それに呼応するように間宮の両サイドに浮くキューブが上空へ打ち上げられ、弾丸がカズマへと向かい降り注ぐ。
「グラスホッパー!」
それをグラスホッパーによる高速移動で振り切り、間宮隊長のところへと辿り着く。
彼我の距離は20メートル程。奇しくもそれは個人戦での射手同士の戦闘開始距離と同じであった。
眼窩には片手にキューブを出現させた間宮隊長の姿が映る。
「メテオラ!!」
「シールド!!」
メテオラがカズマの目の前、その足元に着弾しては爆風が発生する。背後に飛び退き、爆風から身を守るためシールド2枚で球体状に展開、全身を覆い尽くす。
球体状のそれは爆風に押され後ろへと飛ばされる。
「ハウンド!」
そこへメテオラによって発生した土煙からハウンドが襲い掛かっては薄く広がったシールドを貫きカズマの身体を貫いた。
幸い急所は外れたもののそこから決して無視はできない量のトリオンが漏れていく。
土煙が晴れる。
その先には既にハウンドのフルアタックの準備を終えた間宮の姿があった。
「ハウンド!!」
放射状に放たれた全ての弾がこちらに向かいやってくる。
「グラスホッパー!グラスホッパー!グラスホッパー!!」
グラスホッパーで大きく飛び身体とは斜めにグラスホッパーを展開し軌道を変え空中軌道を繰り返す。
だと言うのに中々ハウンドを振り切れない。どうなっているんだ。今までのハウンドはこれで振り切れたはずだ。さっきだって!
しかしハウンドは現にカズマを喰らわんと追いかけている。
そのネタは至ってシンプルだった。視線誘導によるハウンド。
だからこれまでのハウンドより追尾性能が高くなっているのだ。
シールドでハウンドを防ごうにも全弾は受け切れないだろう。
「くっそ!! グラスホッパー! グラスホッパー!!」
なお加速しても振り切れない。ならばと住宅地の多い場所へ向かいハウンドを障害物とぶつけ合わせようとする。
すると、
そしてカズマは地面に漸く着地する。
また間宮隊長がフルアタックに入ろうとする。
が、そうはさせるかとカズマはハンドガンを引き抜き発砲。瞬時に8発の弾丸が撃ち出される。
「シールド」
が、それを間宮には難なく防せがれてしまった。だが、これでフルアタックはやってこない。
「グラスホッパー!」
勢いよく飛び出したカズマはスコーピオンを千切れた右腕から生やし攻撃体勢に入った。
「ちぃっ、ハウンド!!」
間宮隊長はハウンドの弾を威力99、射程0.5、弾速0.5に設定。それをバリケードのように展開した。
これならいくらシールドを分厚くしようが防げない。このままではカズマは自分からハウンドにぶつかりに行って負けだ。
しかし、その技はカズマの十八番である。そのカズマなら対策も容易に思いついて当然だ。
「グラスホッパー!」
自身の目の前に九つに分割したグラスホッパーを展開。それにぶつかることで後方へと飛び、なんとか回避。
「ハウンド!!」
そして下がりながらも間宮にフルアタックをさせまいと3×3×3に分割したハウンドを出し撃ち出す。
それは両側面に撃ち出され、間宮は2枚のシールドで防ぐしかない。
これでまた戦いの主導権はカズマに移る。そう思えた。しかし、
「ハウンド!!」
至る所から弾が上空に飛び出した。それはまるで光の柱のよう。
間宮隊長は戦闘が始まる前、事前にそこら中に置弾のハウンド。隠していたのだ。気づかれないよう置く必要があった為、それらは住宅の庭などに隠されていた。だから撃つ方法といえば上空に打ち上げ雨のように降らすことしか出来ない。それでもカズマのフルアタックも封じれる。
「シールド!!」
カズマもそれに2枚の固定シールド頭上に、まるで傘でも差すかのように展開し防ぎきった。
どうせ頭上からしか降ってこないのだ。ならいくら無数の弾を降らせたところでこちらは些細な手間をかけることで対処可能だ。
「ハウンド」
間宮は両手にハウンドを出す。
対してカズマは左手にスコーピオンを出現させた。それはいつものそれとは異なりククリナイフのような形状をしている。
先に仕掛けたのはカズマであった。カズマは左手に持つスコーピオンを勢いよく投擲。
が、しかしそれは右にかなり外れて飛んでゆく。カズマの利き腕は右である。左で投擲すればそんな方向に飛んでいくのも無理もない。
それを見て勝利を確信した間宮はハウンドの分割に入った。
◆◆◆
「これは勝敗が決まりましたね」
武富桜子の言葉に烏丸が相槌を打つ。
「ええ、カズマ先輩の勝ちです」
「えっ?」
「はっ?いやいや流石にお前の買い被りすぎじゃないか?」
「見てればわかりますよ」
誰もがまさかと思う中、カズマの勝利を、烏丸だけは確信していた。
◆◆◆
間宮は見てしまった。自分がハウンドの分割に入った瞬間、あまりにもゲスな笑みを浮かべるカズマの顔を。
口角を上げ、ねっとりとこう呟いた。
「グラスホッパー」
と。
スコーピオンが飛来するその先、そこにグラスホッパーが現れた。
スコーピオンはコツンとジャンプ台に触れる。
その途端、スコーピオンは凄まじい勢いで反射され、それは間宮の首を掻っ切っては更にその向こうの住宅の塀に深く突き刺さった。
「クソッ……」
『伝達系切断……』
間宮は最後の抵抗に手元にあるハウンドを放とうと、そのキューブに指示を出すべく右腕を伸ばそうとする。脳が放てと命令している。だと言うのに腕は震えるばかりで命令を聞かない。
伝達系を切断されてトリオン体が思うよう動かなかった。
目の前にフルアタックに入った格好の的がいるというのに何もできない。
そんなもどかしさの中、間宮隊長の視界は暗転し始める。
(後一歩なんだ……動いてくれよ……)
『ベイルアウト』
ついに撃つ事はなく間宮は戦場から離脱した。
「食らえ!!」
と、そこにようやく北添隊員が到着。
フルアタックに入り無防備となったカズマに向けアステロイドを放つ。今のカズマに避ける余力は残っていなかった。体を動かそうにも間に合いそうにない。
「シールド!」
しかしそれはシールドによって防がれた。その主は来馬である。
来馬も北添隊員と時を同じくしてこの場へ到着していたのだ。
声のした方へ振り向く。そこには屋根上から北添隊員を見下ろす来馬の姿があった。
銃口が北添隊員に向けられている。
それを視認すると同時に引き金が引かれた。
「!!……シールド!!」
北添隊員は間一髪のところでシールドを出しなんとかガード。来馬を尻目にカズマに向け再度攻撃を開始しようとする。
「アステロイド!」
「っ!?」
しかし、カズマがそれよりも早く2×2×2に分割したアステロイドを弾速50、威力25、射程25に調整して放つ。
北添隊員は反応できずに胸部を蜂の巣にされては光となって空を飛んでいった。
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
「か、勝った……?」
未だ勝った実感はないが戦闘が終了したことに安堵し深く息を吐く。
「来馬先輩、来馬先輩」
そんな来馬に対しカズマはグーに握った拳を来馬へと突き出す。その意図に気付くと来馬はクスリと笑って拳を突き合わせ、フィストバンプを交わす。
瓦礫が広がる市街地で2人の拳がぶつかる音だけが響いた。
その後2人は何となしに微笑んだ。
試合終了。結果は以下の通りとなった?
佐藤隊3+2=5点
吉里隊3点
間宮隊1点
◆◆◆
「ここで試合終了!!5対3対1で佐藤隊の勝利です!!!初のランク戦で華やかな初陣を飾った佐藤隊!!B級ランク戦下位、昼の部ラウンド1は新参チーム佐藤隊の大勝利です!!」
初のB級ランク戦にて5点獲得。その事実に会場は歓声に湧き上がった。
烏丸は誇らしそうににんまりとしている。
鼻血を出す、いや出せる女性隊員は既に存在しなかった。
「それではこれまでの戦闘を振り返っていきましょう!まずは、奈良坂先輩お願いします!!」
「そうだな。今までの試合を振り返ってみるとどの部隊が勝っていてもおかしくはなかった。現に間宮隊は早期に集結し、強力なハウンドストームが炸裂した。あそこでカズマが落とされていれば月見隊員は戦闘に参加することすらできなかった筈だ」
「たしかに。カズマ隊長はグラスホッパーがまだ扱えていないながらも扱えないなりに工夫をしてハウンドストームを避けていましたね」
その他にも戦闘を有利に進めるための工夫が色々とあった。ハウンドを側面に当たるよう撃ち、それと同時にスコーピオンを正面から攻撃して相手のフルガードを誘発する。ハウンドを両側面に撃ってシールドを2枚使わせると言う相手を守勢に回らせる戦法。1対1の勝負、特に射手同士の戦闘は一度守勢に回れば挽回は難しい。カズマは安全を取りながら攻めていたと言うわけだ。まあ、あいつを射手と呼ぶのは些か迷うが」
オールラウンダーを名乗るにはポイントが足りないかと呟いては話を続ける。
「他にも自身のトリオン量故の低威力の弾トリガーでシールドを突破するべく、弾を同じ場所に当て続けるといった事も挙げられる」
「それがカズマ先輩の持ち味ですね。先輩は射撃系の実力以外はC級に毛が生えた程度ですが、その実力差を覆す応用力と発想力があります。例えば先程言ったグラスホッパーや、スコーピオンの投擲。あと余談ですが間宮隊の使ってた低速弾のバリケードは元々カズマ先輩が得意としていたものです」
C級隊員の脳裏に嫌な記憶がフラッシュバックした。
「なんと!?だからあんなに容易く対処した訳ですね!」
「ああ、その際のグラスホッパーの使い方も見事でした」
烏丸はイキイキとまるで自分の事のように話す。側から見たら先輩を敬っている良い後輩にしか見えないだろう。
「あとは古寺の働きがデカいですね。最初の狙撃をきっちりと決めたのもそうですが、北添隊員にやられはしたがきっちり時間を稼ぎました。あれがなかったら月見隊員と北添隊員は合流して戦闘の行方も変わっていたと思います」
奈良坂は誰も気付かないほど小さくコクリと頷いた。
北添隊員の射撃支援の下テレポートや旋空弧月で場を崩し間宮隊を倒す。そのあとは1人でやってきたカズマを倒し残った来馬を倒す。又は自発的ベイルアウトを促し勝利する。
そういうシナリオも想定できた。
「間宮隊は今回もきつかっただろうな。なんせあからさまに二部隊から集中して狙われてたんだからな。1番得点は低かったがあの状況で一点取れただけでも十分だとは思う。それにあの3部隊の中ではチームとしての真価を1番発揮できていたと思う」
それにと付け加えて鯉沼隊員の働き、間宮隊長の最後の戦闘を称賛した。
間宮隊は基本3人行動を取る。だからこそ1対1ではやられる場面が多かった。
しかし鯉沼隊員はカズマの猛攻を退け合流までの時間を稼ぎ、間宮隊長は一騎打ちを挑み負けはしたものの過程自体は悪くなかった。何度かカズマを押している場面もあった。
これは間宮隊が1人でもそこそこやれるんだぞという証明になった。
「今回の戦法自体も悪くなかった。ただ合流するまでの間、今の試合のように機動力のある相手に絡まれる事は今後もある筈だ。だから個人で点を取れなくとも、他隊員と合流するまでの時間粘れるような戦い方を覚えれば更に強くなる筈だ。今回の鯉沼隊員のようにな」
彼らが学ぶとするなら今回戦った来馬であろう。
「あと来馬先輩も良かったですね。吉里隊長には経験や技量で負けていて終始不利でしたが、それでもあきらめずに頑強に抵抗しました。その結果としてカズマ先輩のグラスホッパー奇襲が成功し、最後には北添隊員からカズマ先輩を守ることができました」
烏丸はナイス援護だったと来馬を称賛する。
現にあの来馬の援護は完璧としか言いようがない。十数メートル離れた場所に的確にシールドを展開してカズマを守っては、援護射撃により北添隊員の意識を散らした。
銃手の理想的な動きである。
来馬がもし吉里との戦闘で敗北し離脱していれば、カズマはグラスホッパーによる奇襲を成功できなかっただろう。仮にカズマが吉里隊長に勝ったとしても最終的に北添隊員に奇襲され離脱。結果は吉里隊4点+生存点2点、計6点。佐藤隊2点。間宮隊1点というシナリオもあり得たのだ。
「最後に吉里隊だな。古寺の機転がうまく働いたとは言え、北添隊員がもう少し早く落とせていればなとは思う。あとは吉里隊長も来馬先輩との戦闘を早期に止め、月見隊員の所へ向かうべきだったな」
それでも終始有利だったという事実が吉里隊長の判断を狂わせた。あと一歩で点が取れる。その誘惑に吉里隊長は勝てなかったのだ。
「しかし月見隊員は今回大活躍だったな。まず一つは間宮隊をカズマと挟み撃ちにして本領を発揮させなかった」
これに関しては月見隊員はやむを得ず飛び出したに過ぎず、間宮隊が挟み撃ちになるようにカズマが盤面をコントロールしていたのだが。それは触れないでおいた。
「二つ目は古寺が撃った直後、旋空で強引にキルを持っていった点だ。一点リードした上に狙撃手の位置も把握できた。これはかなりデカい。そして、三つ目は試作トリガーのテレポーターだ」
テレポーターは視線の先に瞬間移動出来るというトリガーである。一見便利に感じるが、移動距離によってトリオンの消費が変動し、距離が長ければ長いほどクールタイムが長い。そしてセットしていることがバレていればその視線から簡単に大凡の移動先がバレてしまうのだ。
それにテレポートは同じ姿勢のまま瞬間移動する。つまりテレポートしたからと言ってすぐさま攻撃に入れるわけではない。相手がテレポートを使うと予想していれば反応するのは当然相手の方が速い。
アレは入っている事が知られていなかったからあそこまでの猛威を振るったとも言える。
「なるほど、話を聞くと確かにどの隊が勝ってもおかしくはなかったんですね。それでも初試合でいきなり5点も取った佐藤隊が次はどんな試合を展開するのか楽しみですね!」
「ああ、だがカズマは暴れすぎたな」
「と、言うと?」
「B級下位のランク戦で1番狙われるのは誰だ?」
と奈良坂が質問に質問で返す。
それに対し海老名隊でのランク戦を思い返す。
「んー……間宮隊の誰か、ですね。集結されると厄介なので」
「そうだ。しかしその間宮隊の集中攻撃を退けたやつが出たら?」
「あっ!!!」
そこで桜子も気付く。
1番厄介な相手を退けた相手などそれより厄介に決まってる。さらにまだ伸び代があるというのだから狙う他ない。
他にも今回見せたカズマの戦闘スタイルにある。
「カズマは戦闘でグラスホッパーを使うにはまだ未熟なだけで移動には使える。つまり自分が不利になったらすぐ離脱できるし、一撃離脱でちょっかいを掛けにいける」
更に言えばカズマが強いからといって、来馬や古寺を狙おうとすればその背後をバックワームとグラスホッパーによる奇襲に常に晒されるリスクがあるのだ。
現にこのラウンドで吉里隊長はそれにやられたのだ。
強く、落としづらく、放っておくと厄介。
「恐ろしいですね……」
海老名隊としてぶつかったらどうしようと一瞬考え込んだ。
◆◆◆
間宮隊作戦室
「皆……すまなかった!!」
そう言って間宮隊長は頭を深く下げた。
あれだけ啖呵切って勝負に挑んで負けたのだ。部隊の皆に合わせる顔がない。
「ない言ってるんですか隊長!最後のアレめっちゃカッコよかったっすよ!!!」
「一生ついて行きます隊長!!!」
秦と鯉沼は間宮の戦闘を見て興奮をしていた。
「いやバカかあんたら!!あの場面はベイルアウトしておくべきでしょ!?……まあそれでも3人揃ってようやくって言われるウチらの評価を覆すくらいには頑張ったんじゃないの?鯉沼もね」
ナイス時間稼ぎ!と楠本は親指を立てる。
そして鯉沼も親指を立てた。
「楠本さん楠本さん、俺は?」
そう言ってオペレーターから褒めてもらいたそうに秦は自身の顔に指を指す。
「あんた隊長とメテオラやった以外特に何もしてないでしょうが!!」
「まあまあ、俺の攻撃に合わせて弾数重視のハウンドでカズマ隊長の移動制限してくれたし。ありがとうな秦」
「隊長!!」
強くなろう。
俺たちはまだ強くなれる。
間宮達は解説の言葉を真剣に聞いた後、今後の方針をああでもない、こうでもないと未来の自分達を想像し夢を膨らませては今後の方針を話し合った。
◆◆◆
【オマケ】
各隊員の大まかな移動進路と解説。
間宮隊が序盤警戒してたのは鯉沼と間宮の間にいた月見隊員でした。カズマは転送直後バックワームを起動していたので認識の外にいた訳です。挿絵にバックワーム使用の描写できれば良かったんですがそんな画力はない。
マップを見てもわかるかと思いますが来馬と吉里はカズマ、月見と合流しようと移動していたらつい遭遇してしまった訳です(本来はそんなことはなく合流する予定だった)
北添は転送されてすぐのビルを探索した後はさらにその先、北東にあるビルを目指しました。そこで偶然階段を降りていた古寺と出会った訳ですね。それで古寺が時間稼ぎをしてくれたおかげで間宮との共闘が封じされました。
そんな感じでランク戦が終わったという事です。北添くんはベイルアウトしてもよかったかもしれない。
最後の解説いる?
とりあえずこれでランク戦round 1はひとまず終了。とは言ってもまだ2部隊の反省会が残ってますが。
イフストーリーもまだ終わらせ方を悩んでますし更に話を盛る必要がある気がする。round 2も終わり方くらいしか思いついていないので次の投稿まで長くなると思います。なのでしばらく音沙汰ないかもですが失踪はまだしないのでお待ちいただけたらと思います。
感想、お気に入り、評価等よろしくお願いします。
C級隊員編で面白かった話教えてください。
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1話この厳しい試験に合格を!
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2話この新入隊員に洗礼を!
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3話このC級隊員に勝利の栄光を!
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4話このC級隊員に弾バカを!
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5話このC級隊員にも狙撃手を!
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6話この狙撃手たちにハーミットを!
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7話このロクでもないランク戦に終止符を!
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8話このランク戦に菩薩様を!
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9話この愚か者に制裁を!
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閑話