盾勇読んだりアニメ見たり2人の白皇プレイしたり、過酷なオ○ニーをプレイし始めたりと消費者に周ってました。
これからも消費者に周ります
やる気が出たら続きも書く……と思います。ハイ
(失踪したわけじゃないよ)
忍田本部長との10本試合から幾日もの月日が経過した。
あれ以来太刀川さん達とも互角に渡り合える日々も増え、極々稀に6-4を取れる日が出来た。
それでも俺は未だにランク戦でA級の中層と下層を行ったり来たりと繰り返していた。
A級ランク戦があと少しで終わりを告げようとしている。
1試合、1試合、過ぎていき、何も出来ない現状に焦燥感だけが募っていった。
なんとかしなければと手を変え品を変えランク戦に挑むも付け焼き刃では到底A級部隊に敵うはずがなかった。
一度限りの初見殺しを何個も考えた。しかし直ぐにネタは尽き、ランク戦終盤に差し掛かる頃にはその全てが周知のモノとなっていた。
不安に押しつぶされそうになりながらも今日は防衛任務にあたっている。
本当はこんな事をやっている暇は俺にはない。だが、シフトの関係上今日ばかりは入るしか無かった。
そうして次々とカズマは現れたトリオン兵を手慣れた様子で倒していく。するとある異変に気付いた。
「トリオン兵が……俺を避けてる? いや違うあれは……」
◆◆◆
私は高橋めぐみ。
私はボーダーに憧れていました。理由は単純でカッコよかったから。
私もあんな風になりたかった。だから入隊の応募をしようとしました。
しかし、私が応募書類を提出しようとした頃には受付期間とやらが過ぎていたようです。
私は駄々を捏ねました。ええ、それはとても。
けれども親はあと数ヶ月待てばいいと言うのです。なんと薄情なのだろうか。
そんなに待てるはずがないではないか。
私は今! 直ぐに! ボーダーに入りたくて入りたくてたまりません。この思いを4ヶ月も我慢できる筈がないのです。
私はその夜、親に黙ってこっそりと家を抜け出しました。
目指すはボーダー本部。
直談判したら、もしかして滑り込みで応募させてもらえるかもしれません。そんな淡い希望を胸に私はギュッと応募用紙を手に持ち夜の街へと駆け出しました。
そうして警戒区域前、張り巡らされている有刺鉄線を潜り抜けそのまま本部へと向かいました。
この時初めて私は自身の体が小さいことに感謝しました。
そうしてしばらく歩きましたが、目的地まであと半分という所でしょうか。しかしもう足がパンパンです。
めぐみが疲れて尻もちを突くのと同時にサイレン音が周囲一帯に鳴り響いた。
『ゲート発生、ゲート発生、座標誘導誤差10.95。近隣の皆様はご注意ください』
目の前の宙に浮かぶ黒いモヤモヤから怪物が現れました。
それは良くテレビで見るビルほどの背丈を持つ近界民でした。
「あっ……わわっ……」
私は突然のことすぎて動けませんでした。しかも尻餅まで付いてしまいました。
近界民はこちらに気づくとノソノソとやってきては口を大きく開けて向かってきてます。
今更になって自分のした事の重大さに気付きました。
しかしその怪物が少女に襲い掛かる事はなかった。
『メテオラ!』
薄緑色に発光する光弾が夜闇を照らしながら怪物目掛けて空を飛ぶ。
やがてそれは怪物の頭部に着弾しては爆発を起こし怪物の頭部を無きものにした。
私はその光景を、その爆発を、尻もちをつきながらただ恍惚と眺めていました。
「おい、大丈夫か?」
やがてその弾を放った主がこちらにやってきてはそう問いかけた。
月明かりに照らされて映るその男の姿が無性にカッコよかった。
◆◆◆
「逃げてるんじゃなくて俺を無視してるのか!?」
どうやら出現するトリオン兵は俺の事を無視し始めたらしい。そんな行動パターン今までなかった。
一体何事かと思いその先へ向かうとそこには子供がいた。しかも運が悪い事に目の前にちょうどバムスターが出現していた。
マズイ、非常にマズイ。
これでついうっかり『ボーダーの敷地に不法侵入した子供が偶然現れた近界民に攫われちゃいました☆ッテヘ』なんて事になったらボーダーの立場が危うくなるのでは?
俺の脳内の根付さんが青い顔しながら干からびるんじゃないかってくらい汗をダラダラと垂らしている。
ヨシ速攻だ、速攻で決めよう
……そうしてメテオラでバムスターを倒したまでは良いのだが。
こんな子供に記憶処理しなきゃいけないのかと頭を悩ませていると、ふとある事実に気づく。
確かトリオン兵はトリオン量の多い者を攫うためにやってきている。そのトリオン兵がこぞってここに集まり出したという事はもしかしたらこの子供は相当トリオン量が多いのではないか。
……これは試す価値があるかもしれない。
「おいお前、名前は? ここで何してた?」
「私はめぐみです。ボーダーに入りたくて直談判しに来ました」
「? なら応募すればいいだろ?」
「いえ、期限がちょっと過ぎてしまいまして。だから直談判して試験を受けさせてもらおうと思いました」
「……」
殴りたい、殴って修正してやりたい。
殴りたい気持ちを必死に抑えて本題に入る。
「……まあいい。ちょっと本部まで来てもらうぞ」
「いいんですか!?」
◆◆◆
ちょうど防衛任務の交代時間であったので手っ取り早く引き継ぎを終わらせて鬼怒田開発室長の所へ向かった。
現在は夜10時。
それでも鬼怒田開発室長は案の定残業をしていた為、連れてきた子供、めぐみのトリオンを計測させた。
のだが、中々計測が終わらない。
おかしいな、俺の場合1、2分で終わったような記憶があるんだが?
なんか目頭が熱くなってきた。
トリオンの計測を待っていると一緒に待っていた鬼怒田さんに脇を膝で突かれた。
「おいカズマ。一体どこであんないたいけな子供を攫ってきた」
とうとう落ちるところまで落ちたかと言うような視線をこちらに送ってくる。
「いやいやいや、警戒区域の中にいたんですよ。で、トリオン兵がこぞってアイツに向かってたからトリオン高いんじゃないかって思ったんです!」
決して俺はロリコンではない。
「何ぃ!? 警戒区域に入っただと!? そんなもん記憶消去処置決定だ!! 計測も中止だ。急いで記憶を消す!!」
「待ってくださいよ。俺もそう思ったんですけどトリオン兵に群がられるほどトリオンが高いならいっそ入ってもらった方が良くないですか? こういう輩はどうせ今日のこと忘れさせてもまたやって来ますよ?」
「むむ……否定できんが……しかし」
そうやって鬼怒田開発室長が悩んでいるとトリオンの計測が終了した。
モニターに映し出されたその数値に俺たち2人は度肝を抜いた。
「「トリオン量20!?」」
現在ボーダーで最大のトリオン量を有している二宮さんの数値すらも大幅に凌駕している。
「カズマ! 少しそこでその子と待っておれ! ワシは至急城戸司令に話をせねばならんくなった!」
そう言って鬼怒田さんはこの場を後にした。
「はーい」
その後上層部による話し合いの末、高橋めぐみはボーダーに入ることが決まった。
そしてこいつはC級の個人戦ブースにてメテオラを使い全ての対戦相手を爆殺し、わずか1日、いや数時間足らずでB級に昇格した。
そうして数日が経過した。次のランク戦は明日である。
そんな日の正午、高橋めぐみが個人戦ブースに来たのを見計らい声をかける。
「なあ、お前」
「お前じゃないです。めぐみんと呼んでください」
こいつは昨日、偶然通りかかった王子先輩にめぐみんと名付けられたのが余程気に入ったのかあれから自分の事をめぐみんと名乗る様になった。
しかし何故だろう。どう考えてもバカみたいな名前だと思うのにその名がしっくりとくる。
まあ今はそんな事はどうでもいいか、俺は雑談を切り上げ本題に入ろうとする。
「じゃあめぐみん本題に入る。俺の隊に入らないか? 俺はボーダーの中でもトップ。精鋭と呼ばれるA級に属してる。そのA級同士がぶつかり合うA級ランク戦ってのがある。どうだ? お前の実力がどこまで通用するか試してみたくないか?」
俺はそう煽ててめぐみんを部隊に入れようと口八丁にこいつが気に入りそうな言葉を並べる。
そうしていくとめぐみんの目があからさまに輝き始める。
「ふっふっふ、この邂逅は世界が選択せし定め。いいでしょう! 例えそれが仕組まれたものであったとしても乗ってあげますとも。ええ、乗って差し上げましょう!」
おっと、どうやら煽ててたのがばれてますね。子供の癖に察しが良い。
めぐみんは大きく深呼吸をし息を整え、高らかに叫ぶ。
「我が名はめぐみん! ボーダー随一のトリオンの持ち主にしてメテオラを操りし者! 我が究極の一撃にてそのなんちゃっての精鋭達を蹴散らして見せましょう!」
「そうか、ならその究極の一撃とやらで精々俺を楽させてくれよ」
「フフフッ……私が入ったからにはあなたに敗北の二文字はありません!!」
「そうか、改めてよろしくなめぐみん」
ふっ、と笑いながらカズマは手を伸ばす。
「ええ、こちらこそよろしくお願いしますよ。カズマ」
めぐみんは差し出された手を握った。
何はともあれ、これでA級ランク戦に対する明確な打開策が見つけられた。こいつを使ってなんとしてでも遠征部隊になってやる。
顔に手を当て何かをか考えている様子のカズマを見つめ、めぐみんは口元を緩める。
(煽てて入れたつもりでしょうが、私は既にあなたの所に入るつもりだったんですからね。まあ、確かに興奮はしましたが)
めぐみんは自分を救ってくれたカズマの姿を見た時から既にその思いは定まっていた。
翌日
もうすぐA級ランク戦が始まろうとしている。だが今回は1人じゃない。
めぐみんが加入して初のランク戦だ。
試合開始の数分前、ようやくマップが選択された。そのマップは市街地A。
そして各部隊がランダムに転送された。
◆◆◆
「カズマカズマ!」
「カズマです」
「飛んでます! 私達空を飛んでますよ!」
俺に抱き抱えられているめぐみんは、グラスホッパーによる空中機動に目を輝かせている。
現在、空から二部隊の戦闘の様子を眺めているが、基本飛んでいるだけで無害と判断されたのか2部隊からは無視されている。時々ハウンドが打ち上がってくる程度だ。
「おい、感心するのはいいがお前をウチに入れた理由忘れんなよ?」
「分かってますよ。見ていてください!我が究極の一撃を!」
そう言って両手にキューブを出現させる。
そのキューブは直径が人の背丈以上はあろうかというほどに巨大だった。
自分のと比べると少し悲しくなる。
「我が名はめぐみん! ボーダー随一のトリオン量の持ち主にしてメテオラを操りし者!……」
「御託はいいからさっさとやれ!」
「はあ、まったくカズマは情緒というものがありませんね。分かりましたよ……メテオラ!」
おそらくこの日のために考えたであろう口上を途中で止められためぐみんは頬を膨らませながら分割も何もしていないメテオラを地面に投げつける。
それは地面に着弾すると同時に大きな爆炎を上げる。
それはまるでミサイルでも落としたかの様だった。着弾地点には大きなクレーターが形成されており、周囲の建物は爆風に晒され半壊状態だ。
しかしベイルアウトした者は居ない。どうやら外したようだ。
それから直ぐに俺たちを無視していた2部隊は俺たちを無視出来なくなり狙撃や銃手、射手によるハウンドの迎撃が上がってくるが、グラスホッパーを空中の至る所に展開し空を縦横無尽に駆け巡り狙撃を躱し、ハウンドを振り切る。
「ちょ! カズマ!そんな動かれては狙いが定りませんよ!」
「うっせ、お前のその威力なら何発も落とせば倒せんだろうが!」
「はぁ……当たりもしないのに撃つのは納得できませんが……隊長命令なので仕方なく!撃って差し上げましょう! メテオラ!メテオラ!メテオラ!メテオラ!メテオラ!!メテオラ!!!……」
何か納得いかないのか顔をムスッと膨らませては、やれやれと言った感じにため息をついては次々とメテオラを地面に落としていく。
そのたびに地表からこちらまで熱風が伝わってくる。
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
めぐみんによる無慈悲な絨毯爆撃によりA級部隊の全てが緊急脱出し俺たちは6点+生存点の2点。計8点を獲得した。
爆煙が止む頃には市街地の原型を保っていなかった。
「ふっ、我の力を持ってすればこの程度造作もありませんでしたね」
完全勝利、呆気なく手に入れたそれは未だにその実感が湧かない。
なんだよ、ずいぶん簡単に取れるじゃないか。
俺の最高得点なんて2点だぞ、2点。それをあんななんの捻りもない力押しでそれを遥かに上回る結果出すとか、今まで真面目にランク戦をしてたのがバカらしく思えてくる。
いや、そもそも俺1人で精鋭部隊と戦ってた今までがおかしかったんだ。
こいつが居れば3位以内なんて夢じゃないじゃないか。
「……ズマ……カズマ……カズマ!!」
「うおっ、なんだよ急に、顔が近い!」
考えにふけているとめぐみんの顔がすぐそばにあった。
「急にも何も私がずっと話しかけてるのに無視する貴方が悪いんですよ!!」
おっと、完全に1人の世界に入ってましたね。そもそもあの守銭奴オペは全く話してこないし今の今まで部隊で会話らしい会話なんてした事ないからな。
「すまんすまん、少し考え事してた……で? 話ってなんだよ」
「この男は! 本当に何も聞いてなかったんですね! さっきから私の爆裂はどうでしたかと聞いていたのに!!」
爆裂? ああ、メテオラの事か。
なんだ。点数でもつけろってのか。
「60点」
「なっ!?」
「撃つの遅い、分割もロクにしてない、狙いが甘い」
まあ狙わなくてもあの威力なら関係ないけど。それでも分割して落とせばもっと殺傷能力が高かろうに。65点に修正しておこう。もちろん俺の心の中で。
「それは撃つにも下準備というものがですね!」
「お前……まさか撃つたびにあの長ったらしいセリフ言うつもりだったのか?」
「?……当たり前じゃないですか。今更何を言っているのですか?」
こいつ! なんだその何言ってんだこいつという顔は、殴りたい、できることなら生身をグーで殴ってやりたい。
「これからは撃てって言ったら何も言わず即撃て、それと射手の練習はやれ、分割を覚えろ。やり方は教えてやるからさ」
「そんなことよりカズマ……その60点というのはどういう方式で付けたものですか?」
そんな事って……俺が上に行けるかどうかはお前にかかってるんだからな。
「威力−撃つまでの遅さ−射撃の精度の悪さ−個人的感情」
「まさかの減点方式!!」
◆◆◆
「はあっ……」
東春秋は佐藤隊のランク戦映像を見ては、1人、隊室でため息をついていた。
「……これはウチが止めなくちゃな」
東春秋の悩みの種はただ一つ、そう、カズマの所に新しく入った高橋めぐみの存在だ。
以前までの佐藤隊であればどんな手を使おうが上位3位に入ることは不可能だった。いくら彼が全てを捨て訓練に費やしていても個が群に勝つことはない。いや、難しいと言った方が適切か。
だが高橋めぐみという存在によってそれは一変した。
彼女のトリオン量は規格外過ぎた。
今ボーダーは彼女の話題でいっぱいだ。
やれ「あんなのはチートが過ぎる」だとか「ランク戦を真面目にやるのがバカバカしくなった」とか。そんな話題ばかりがボーダーで飛び交っている。
残り試合はあと2回、彼らがこの調子のまま行ってしまえば遠征選抜も夢ではない。
次の試合、カズマ達と当たるのは自分達だ。ならばやることは一つ。
彼らの弱点を徹底的に打つ事だ。
彼らはその強大な力故に大きな弱点を持っている。知ればなんてことない弱点だ。今は彼女の話題性でそれが露呈してないだけに過ぎない。
それを周知の事実にする。
「精神的に不安定なカズマを遠征に行かせるわけにはいかない……それはウチの三輪にも言えることだが、な」
そう言って東は今回も戦略を組み始める。
◆◆◆
ランク戦開幕と同時に2箇所でハウンドが打ち上がった。それは転送直後のレーダー上に全ての敵が映っているタイミングを見計らって。
不味い、非常に不味い。
めぐみんはメテオラに費やすトリオンが減るからとシールドを入れるのを試合寸前まで拒んだので入ってない。こんな事なら相手の持ち物を奪うトリガーでも開発しておくんだったよチクショー!
おそらく二宮さんと加古さんの2人のハウンドだろう。あの2人の威力をまともに喰らったら一瞬でベイルアウトだ。
脳裏に俺1人で他のA級部隊と東隊と戦う映像が浮かぶ。
冗談じゃない。他の部隊はともかく東隊なんかとまともに戦ってられるか。俺が何人いても勝てる気がしないぞ。
めぐみんが棚ぼたキルされるなんて冗談じゃないぞ!
「ぐ、グラスホッパー!!!」
俺は一心不乱にグラスホッパーを起動しめぐみんの元に向かった。
「うるせー!俺は俺のやりたいように書くんだよ!黙ってろ!」って言う自分と「でもこのキャラはこんな事しない、ここ違うよね?、原作的にこの流れはおかしい」と言う自分がいて書けない。胸が痛い
もし無理だなって思ったら設定は基本このままで速攻めぐみん達と会うルートにします。というかこっちのが話数も減らせてそれでいて面白さも担保できてしまいそうなのが辛い。
(そうすると来馬や古寺達との絆が消える)
C級隊員編で面白かった話教えてください。
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1話この厳しい試験に合格を!
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2話この新入隊員に洗礼を!
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3話このC級隊員に勝利の栄光を!
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4話このC級隊員に弾バカを!
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5話このC級隊員にも狙撃手を!
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6話この狙撃手たちにハーミットを!
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7話このロクでもないランク戦に終止符を!
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8話このランク戦に菩薩様を!
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9話この愚か者に制裁を!
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閑話