異世界転生ハーレムしようとしたらウマ娘世界だったので百合ハーレム作るわwwww 作:TSウマ娘っていいよねっていいよね
異世界転生したかった俺だったが、ひょんなことからウマ娘世界に転生してしまった。
ハーレム目指したいけど、今の俺にできるのは乳をのみただ糞便を漏らすだけ。これから俺のハーレムライフどうなっちゃうの~~~~???
『ミスターシービーみたいなイケメンムーブかましてハーレムを作るぞ』
先週のレースを見て俺は自分の目標を改めた。
その結果、次の方針が決まった。
ならば次に必要なのは、目標だ。
俺はウマ娘だ。ウマ娘がウマ娘にモテてハーレムを作るのにどんな目標が必要か。
そう、三冠ウマ娘だ。
確か、アプリだったら頑張ってパラメータ上げてれば三冠ぐらいは行けたからな。
赤ちゃん時代から頑張ってれば余裕っしょ。
まあ、そのために必要なのはスピード、パワー、スタミナ。
後は根性と賢さだった気がする。
根性と賢さは既にAランク(自称)には到達しているので、今必要なのは筋力強化だ。
ということで今は筋トレに励んでいる。
「いだだだだ、ンニャラミタ、痛いって」
「ダァァタァヤァ、イァィゥゥー」
俺の父親の髪の毛や顔を掴んで筋トレをしているのだ。
このクラスの中心人物にいた陽キャみてえな、いけ好かないイケメンをぐちゃぐちゃにするのは大変気分がいい。
おら、我が子が髪の毛掴んでんだよ、むせび泣いて感謝しろ。こちら、よだれもサービス用意しております。
「ほらほらほら~~、おしめ替えるよ~~!!!」
「ケッペッッペッ」
「赤ちゃんからおしっこじゃなくて、つばかけられちゃった……パパの勲章だね……ハハハ」
ママは最近仕事をしているみたいで、最近ウチにいるのは専らこの男だ。
正直、男にお世話されるなんて、嫌だよ。やっぱり美人なママがいいんだよね。
そんなワガママ言える立場かって思うけどさ、やっぱり乳飲んで、好き勝手漏らして、適当に愛想振りまくのが仕事の当方としましては、そのお世話される相手は選びたいものじゃん?
そんな思いを持って、目の前の男にストライキを起こしている訳だけど、これがなかなか手ごわいのよ。
ここまで拒否られたら適当になるはずなのに、こいつはいつまでもニコニコを崩さねえ。悲しい顔はするけど、怒ることはない。
「ほらほら~、ミルクだよ~」
「ヤァァォロァオアンソア」
「これもイヤイヤか~……イヤイヤって言うか、モンスターの鳴き声みたいなんだけどさ」
とりあえずこの男にはあいさつ代わりに一ゴネするんだけど、流石に俺も喉が渇いたし、ミルクがもらえないのは結構痛いわけでそろそろちゃんと乳首もどきに口をつける。
「ズバババボボボボッボボッボ」
「で、出た! ンニャラミタのバキュームゴクゴクだ!!!」
あのさあ、お父さん?
こっちは、水分補給してるだけなの。勝手に変な名前つけないでくれるかなあ。
「……ゲエエエップ」
「ママは違うって言うけど、やっぱりこれは成人男性のげっぷだよね」
空間全てを吸い込むほどの俺の乳飲みは、恐ろしいほど。それこそ空気だってかなり吸い込む。
だからだろうか。こんな漢気溢れた特大げっぷになっちゃうんだよね。
先日ママが血迷って発言した残りげっぷなんてものをこの男は信じているようで、俺を縦に抱きながら背中をトントンしてくる。
「ブゥ~~、ババババババウヴァア!!!」
「わあ、またご機嫌ななめになっちゃった」
トントンタイムはもう終わってんだよ!!!
ご機嫌取るなら、テレビつけるか、美人のママに交代しろ。
あ、ミスターシービーの録画があると尚更いいな♪
「ん~。こうなったら、奥の手を出すしかないか」
奥の手?
聞いたことないが???
「あっかんべ~~」
「……」
「べ~~、べ~~、べろべろば~~!!!」
あー、
あーー、
あーーー、うん。そうだね。
「…………ゥ~キャッッキャッ」
「……あれ、どうしてだろう。髪の毛引っ張られたり、よだれかけられることなんかよりも、心が痛いや」
いや、面白かったよ。面白かったんですよ?
でもね、ただもうちょっとパンチが弱いって言うか。
そのレベルのあやし方ってこの世界に掃いて捨てるほどあるんだわ。
ちょっと、コンセプトが薄すぎたって言うかさ。
ア○パ〇マ〇先輩とかさ、ト〇マス先輩みたいな、あー、これこれって言う安心感からは程遠いって言うかね。
「ンニャラミタって、もしかしてパパのことが嫌いなのかな」
「ダァ~~~~♪(大嫌いだよ~~♪)」
「なんだろうな、直感的にこの笑顔素直に受け取れないや」
この男は時々異常に察しが良い時がある。
俺のプリティー可愛いキュート笑顔でお茶濁しても、その裏にある何かを察しているようだ。
「ママといる時はそんな成人男性のニチャついた笑顔じゃなくて、もうちょっと可愛いらしい天使みたいな笑顔だったのにな~」
はーん、こいつさては審美眼持ちのチートか。
異世界転生なら活躍できたけど、残念ながらここは現代に限りなく近い世界なのよね。
まあ、才能見抜く仕事についてんなら別だけど、平日からこんな風に子育てしてるなんてロクな仕事ついてないねえ。
「でも、僕からしたらママと同じぐらい大切な可愛い我が子だ」
そう言いながら、ゆっくりと部屋を一周しながらうっとうしいぐらいに俺を撫でてくる。
なんというか、こいつの撫で方は嫌いだ。
「ママのお腹の中にンニャラミタがいるって分かった時、僕はちょっと泣いたよ」
なんか、自分語りしてくるし。ママみたいに雑に触るんじゃなくて、宝物……、いや腫物触るみたいに扱ってくるし。
「ンニャラミタの目を見た瞬間に心で、魂で理解したんだよ」
ああ、鬱陶しい自分語りするの止めろよ。
「ああ、僕は君のパパなんだって。君とママを幸せにすることが僕に与えられた役目なんだって、嬉しいけど責任重大な役目を任せされたことに気づいたよ」
そんなの自分が思ってるだけだろ。
俺は一回も頼んだ覚えなんかないよ。
「でも、それは僕が勝手に思ってるだけだ」
弁えてるじゃん。
「だから、君とママが絶対に嫌だ~~って言っても僕は2人のことを幸せにするよ」
ああ、ダル。眠いし。
「ァ……ゥァァ……」
「目がトロンってしてる。今日は、結構すぐに眠ってくれそうだね」
眠い。けど、その嬉しそうな声がちょっと腹立つ。
「でも、それってよく考えたら僕の話で眠くなったってことだよね。それはそれで悲しいなあ」
うるさいなあ。よーく聞いとけよ。俺は眠いんだよ
「パーパ(バーカ)」
「え!? え!? ンニャラミタ? 今なんて!?」
「ゥ……スゥ……」
「待って待って、今絶対にパパって言った! 言ったよね!?」
「ンダアアアア! ダアアアア! ダアアアア!!(うるせええええええ、赤ちゃんのゴールドスリーブ邪魔するんじゃねえええええ!!!)」
「あー、ごめん、眠たかったよね~~~~」
まあ、てめえの勝手で使命感抱いているのは気持ち悪いけど、その根性だけは認めてやるよ。
パパ。
「パパ、なんて今ぐらいの時期の子が本当に言うのかな?」
「いやいやいやいや、本当だって、本当に言ったんだよ。僕はしっかり聞いたんだ!」
「まあ、トレーナーの子だからパパって言うのは当然か」
「その、渋々納得してます、みたいなのトゲを感じるよ」
「あはは」
なんか、声が聞こえる。
でも、まだ、頭がボーっとするなあ。目を開けても視界がまだぼんやりしてるし。
ワンチャンもう一回寝るのもありだな。
「あれ、ンナ、ンニラ……ラミーちゃん、目が開いているよ」
「ンニャラミタ、ね」
「言いづらいのが悪いよ。フィヒュール先輩のネーミングセンスは嫌いじゃないけどね」
「……一目見て決めてたけど、彼女は至って本気だったよ」
やっぱ、俺の名前って適当に決められたんだ。
いやいや。でも、一目見て『ン』からはじめるのは中々ロックじゃないですかね。俺なら絶対に思いつかないや。
って言うか、パパ(渋々暫定的にこれにします)と、他の女の人の声が聞こえるじゃん。
誰だよ。まさか、セカンドワイフってやつですか?
「あ、目が合った。やっほー」
「……」
「返事がないね」
「寝起きの赤ちゃんはボーっとしてるんだよ。んで段々とハッキリ見えるようになって、しゃっきりするんだよ」
「へー。言われてみれば、このヘニャヘニャした顔には覇気がないね」
おいおい、セカンドワイフさんよ。俺のちぎりパンぐらいムチムチした腕に遠慮なく揉んでくるじゃん。
その後にマシュマロみてえな頬っぺたムニムニして堪能してるねえ。
俺の視界のクールタイムそろそろ終わるからよぉ。
おめめパッチリして、ハッキリと顔覚えたらギャン泣きして糞便垂れ流すからな、それまでの間に悠々と過ごしとけよ?
5、4、
「あはは、この腕ムチムチしてるねえ、ちぎれそう」
「君みたいなウマ娘が言うとシャレにならないからね」
3、2、
「冗談だよ、私の面倒をよく見てくれた先輩と、現在進行形のトレーナーさんの子どもなんだからさ。私にとっても可愛い子どもだ。安心してほしいな」
「君と彼女の可愛いがりは、なんか心配になっちゃうから、安心できないんだよね」
1。
時間だ。
「おっと、顔つきが」
おはよう、世界。
「はじめまして」
はじめまして。そして、さようならセカンドワイフ。
ここでお前の衣服はぐちゃぐちゃになるからだ。
「私の名前はミスターシービーだよ。よろしくね」
「……ヴァ」
え?
「あれ、私の録画ずっと見てるって先輩から言われてたんだけど」
おい、おいおいおいおいおい。
「いや、実際にシービーの映像は毎回食い入るように見てたんだ。それは間違いない」
「テレビと現実じゃあ違うのかも」
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。
「ンヴャニイ、イヂヴェヂコハデピヒデフォリガキィハフィイクダフィヘヂポケリヂセパドジョド~~~~~~~~(ミスターシービーじゃないですか~~~~~~~~!!!!!!)」
「え、赤ちゃんっこんな風に泣くの? というかこれはどんな感情?」
「……僕もンニャラミタに嫌われている自覚はあるけど、ここまでモンスターみたいな鳴き声を上げたのははじめてだよ」
「あー、トレーナーにとってはじめてだけど、似た経験がないわけではないんだ」
「でも、このだらしない顔つきは、嬉しい、んじゃないかな? たぶん」
「あ、これは歓喜なんだ」
「僕も新米パパだから詳しくは分からないけど、赤ちゃんだって嬉しくて泣くことはあるんだと思う」
いやいやいやいや。
ママの後輩って言ってたから、もしかしたらとは思ったけどさ!!!
ここまで早くエンカウントするなんて俺ってやっぱり転生チートオリ主ってやつなんですねえ!!!
「なんというか先輩の子らしいね。すっごくだらしない笑顔浮かべてる」
「うーん、ママに甘えてる時はもうちょっと愛らしいんだけどな」
「なんて言うか、ファンの子と握手した時に時々こういう顔をする人いた覚えがあるよ」
「あー、それだ!!!」
「あれ、なんて言うんだっけ。前ね、誰かから聞いたんだよ、その現象」
甲斐甲斐しく世話をしてくれる美人なママに、俺の為なら内蔵の一つや二つ売って俺のATMになってくれるパパ。
それに、超絶憧れてるミスターシービーに会えるなんてさあ。
これってさあ。
「確かね、『何とか化』だったはず」
「思い出した」
俺のwww人生wwwはwwwじwwwまwwwりwwwまwwwしwwwたwwwわwww
「『限界化』だよ、限界化オタクの笑顔ってやつらしい」
夢が広がって来たなあ! 楽しくなってきたなあ!
とりあえずさあ。
「オギャア!オギャア!(歓喜のあまり漏れたから替えてください☆彡)」
「今度はちゃんと泣いたね」
「あー、たぶんおしめだろうね」
「え、私やってもいい?」
「分かった。準備するから、僕の言う通りにね」
「はーい」
おいおいおいシービーさんにお世話してもらうなんて悪いなあ。
でも、赤ちゃんはこれが仕事だからしょうがないよね。
さあ、どうやって、彼女との距離を縮めようかな。
それだけが、俺の頭を占めていた。
ンニャラミタちゃんはお母さん似で栗毛で赤眼です。
大きくなったらミディアムぐらいの長さにして、毛根が死ぬんじゃないかという恐怖に怯えながら編み込みカチューシャにします。
なぜならンニャラミタはその髪型にした自分を見るのが大好きだからです。
それで、ミスターシービーを目指すらしいです。可愛いですね。