レディ・ナガン   作:パbrokun

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ちょっとパパッと書いた内容です、、、


第1話:スカウト

地球の人口の8割が個性という特殊な力を持って生まれるこの世界。そこで生まれた職業はまるでコミック世界のような世界を救う英雄(ヒーロー)だった。そしてこの物語は、、、

 

「誰かァァァァ!!!ヒーロー呼んでくれ!!強盗だ!!」

 

ドタタタ!!!

 

強盗「ケッ!捕まるかよ馬鹿!」

 

強盗はバックに金を積んだ状態で走っていく。

 

強盗「よし!このまま行っt」

 

バギン!!

 

その時強盗は前方に突如現れた棒のような物で頭を強打する。そして

 

バタァァァン!!!!

 

地面に倒れた。するとその棒は収納されるように縮み一人の女性の肘に入っていく。

 

ガチャコンッ!

 

ナガン「拘束したので警察呼んでください」

 

「おぉ!!!レディナガンだ!!!」

 

「マジだ!めっちゃ美人!俺ファンなんだけど!!」

 

「きゃぁぁぁぁ!!!!ナガンさまぁぁぁ!!!」

 

その瞬間周りの人々はスマホでナガンを撮影し始める。

 

「滅多に見れないからな!なんか公安ヒーローって噂もあるぞ!」

 

そんな英雄(ヒーロー)になれなかった私の物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十年前

ピピピピ!ピピピピ!

 

とある部屋。鳴り響く目覚ましの音。ベッドには可愛らしい人形が置いてあり壁にはアーティストの写真が飾ってある。

 

ガチャ!

 

すると目覚ましが止められた。

 

火伊那「もう目覚ましやめよったかなぁ、、、起きれるし」

 

そう言うのはもうとっくに起きていた筒美火伊那だった。彼女は制服を着て登校の準備をしているようだった。すると

 

麗宮「火伊那ァ〜ご飯よぉ!」

 

下から母の声が聞こえて来る。

 

火伊那「今行くよママ!」

 

そう言って火伊那は部屋を出て下に駆けていく。彼女の部屋の棚には狙撃の賞状やトロフィーが飾ってあった。

 

リビング

水頭幕「オールマイトの快進撃続く、、、凄いヒーローが出てきたモンだなぁ、、」

 

リビングでは父が新聞を呼んでいた。オールマイトは今から10年前ぐらいにデビューしたヒーローで、一躍トップヒーローになった男だった。皆が憧れるヒーローだった。

 

火伊那「母さんおはよう。父さんもおはよう。」

 

麗宮「おはよう火伊那。」

 

水頭幕「おう!おはよう!」

 

筒美家の人間は皆重火器系の個性を持っているが夫婦仲は良く、個性と裏腹に明るく優しい仲睦まじい家族と評判だった。

 

火伊那「父さんそれオールマイト?ホンット凄いよねぇ〜」

 

火伊那はパンを食べながらそう言う。すると父は頷き

 

水頭幕「彼のようなヒーローはもう現れんかもなぁ、、、流石雄英だ!」

 

そう言った。雄英高校はトップヒーローを輩出すると名高い名門校であり最近一気に倍率が上がってきている高校だ。そして

 

麗宮「でも火伊那が受かったらオールマイト超えよきっと!」

 

水頭幕「おっ!そうだな!火伊那ならぶっち切りだ!」

 

火伊那「ちょっとやめてよ、、、」

 

そう、筒美火伊那も雄英志望だった。今は中学3年生。受験ももう1ヶ月後に迫っていた。

 

麗宮「何?自信ないの?大丈夫よ!貴方S判定貰ってるでしょ!」

 

そう、火伊那は実際模試の結果はS判定を取っていて学力の面ではほぼ確定と言える。そして

 

水頭幕「それに火伊那は射撃の名手!個性も強い!こりゃあトップだな!」

 

そう、個性もスナイパーライフルと強個性。ほぼ合格が約束されていたのだ!!

 

火伊那「そう言ってる奴が落ちるんだって、、、はぁ、、こんな期待されてると焦るわぁ〜」

 

すると皆笑みを浮かべ笑い出す。本当に仲の良い家族だった。

 

火伊那「いってきまぁ〜す」

 

そうして火伊那は家を出て学校に向かい出した。天気は晴天、雲ひとつない空だった。すると

 

衣帯「よっ!火伊那!」

 

火伊那「おっ!おはよう蘭!」

 

そう言って火伊那に近づいてきた彼女は衣帯蘭。火伊那の同級生であり親友でもあった。

 

衣帯「ねぇ!あんたの志望校の学生がまた快進撃だってよ!」

 

火伊那「やめてよそういうのぉ!彼はもうトップなんだし別にそこを強調しなくても、、、」

 

火伊那は呆れたようにそう言う。因みに親友の衣帯は雄英を受けないそうだ。色々事情があるらしい。

 

衣帯「まっ火伊那なら受かるからさ!」

 

そのまま二人で話しながら学校に向かう。その時だった。

 

「筒美火伊那さんかな?」

 

急に背後から誰かに声をかけられる。聞いた事のない声だ。

 

サッ!

 

後ろを振り返るとそこにはやはり見た事のない顔の黒服の男性と女性がいた。

 

火伊那「あの、、、どちら様ですか?」

 

「あぁ!すまないね!こちらから名乗るべきだった。」

 

すると名刺を渡して来る。その名刺には

 

ヒーロー公安委員会 原黒 淳

 

そう書いてあった。

 

火伊那「公安?!!」

 

原黒「うん。そして僕の隣の彼女も同じく公安。名はメイリーン。アメリカから派遣されたんだ。」

 

するとメイリーンと言われた人は火伊那に向かってお辞儀をする。

 

衣帯「あっあのぉ、、、火伊那に何の用で?」

 

衣帯は二人にそう呼びかける。すると原黒はおっと!という感じで衣帯の方を向く。

 

原黒「少し彼女に重要な話があってね。機密事項だから、、、君は少し先に登校してくれないか?悪いね。」

 

衣帯ははぁ、、とあまり納得出来ていないが理解し、その場を去っていく。

 

火伊那「そのぉ、、それで?もしかして私なんかしちゃいました?!」

 

すると原黒はとんでもない!と一言言って話し出す。

 

原黒「単刀直入に言うと、君に公安専属のヒーローになってもらいたくスカウトにきたんだ。」

 

すると3秒ほど沈黙が流れる。そして火伊那の口から出た言葉は

 

火伊那「えぇぇぇぇぇぇ?!!!!!」

 

驚きの叫びだった。思いもしていない事だった。

 

原黒「落ち着いて落ち着いて!」

 

原黒は火伊那にそう言いかける。すると火伊那は深く深呼吸して呼吸を整える。そして

 

火伊那「なんでですか?!!」

 

そうまだ興奮気味で聞いた。まぁ至極当然の疑問と返答である。すると

 

メイリーン「国はあらゆる人の情報を知り得ます。それを合算して貴方に白羽の矢が立ったのです。」

 

メイリーンが突如そう言う。だが火伊那はまだ理解できていない。すると

 

スッ!

 

メイリーンは火伊那の目の前にとある紙を出した。そこには

 

筒美火伊那 成績オール5 生活面優秀 個性スナイパーライフル 射撃の大会5度優勝

周りからの評価良好 志望校 雄英

 

そう火伊那の個人情報がまるでデータ化された資料があったのだ。

 

火伊那「なっ、、なんですかこれ?」

 

原黒「まぁデータだね。君が優秀だと言うことの証明書でもある。」

 

すると原黒はそう言って本題を話し出す。

 

原黒「公安では今専属のヒーローを必要としているんだ。表立って戦うヒーローとしてだけではなく!国のため!市政の平和の為!あらゆる場合での活動が出来るヒーロー!!私達はそんな人物を探していたんだ!」

 

原黒は声を張り上げていきながらそう言い放つ。すると隣のメイリーンに声が大きすぎると怒られる。原黒は声を抑えて続けた。

 

原黒「そしてそれが君なんだ!」

 

原黒はそう言って火伊那を指さす。火伊那は自分を指差し「私?!」と驚く。

 

原黒「そう!最初に言った通り君をスカウトしに来たんだ。君はあらゆる方面で成績を残していて、何より志望先は雄英。ヒーローに憧れている!そうですよね?」

 

火伊那は首を縦に振る。

 

原黒「そう!そこで私達は貴方をスカウトしようと思ったのです。もちろんなってくれたらその後のサポートは私たちが請け負います。生活で困ることは家族を含めて起こらない!」

 

火伊那は段々原黒の言葉に引き込まれていた。魅力的なものだった。

 

原黒「君のその右腕で社会をより良くしよう!」

 

そして原黒のその最後の言葉を聞き火伊那は満面の笑みを浮かべ喜んだのだ。これがことの始まりとは知らず、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後

麗宮「公安に!?それって、、、」

 

水頭幕「すごいじゃあないか火伊那!!」

 

今日の朝のことを帰宅後両親に話した。二人とも涙を流して喜んでくれた。これでもう安泰だと、そして今日、、、、適応試験審査が訪れた。スカウトされたとして無条件で合格とはいかない。試験を耐え抜き真に使えるとなった者を採用する形になっていたのだ。だがこの時の私は深く考えることはしなかった。

 

火伊那「それじゃあ言ってくる!」

 

火伊那が家を出ると家の前には一台のリムジンが止まっていた。

 

ガチャ!

 

「お乗りください」

 

すると中から現れた黒服の男性がそう促し扉を開けた。

 

ボスッ

 

そこに座ると扉は閉まりさっきの男性は助手席に座った。すると

 

シューシューシューシュー

 

突如車の中にガスが充満し始める。

 

火伊那「えっ!ちょ!何々?!ねぇ運転手さ、、、」

 

その時火伊那は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

火伊那「んん、、、ん、、」

 

目をゆっくりと開いていく。すると

 

火伊那「知らない天井だ、、、」

 

そう今まで見たことがない真っ白な天井が目に入った。火伊那はゆっくりと上体を起こす。すると

 

「あんたもこの試験の受講者よね?」

 

火伊那の目の前に手をやる女性がいた。火伊那は「はい!」と言って手を握り立ち上がる。

 

「はは!貴方元気がいいわね!私は伊藤楚那!よろしくね!」

 

火伊那「わっ、、私は筒美火伊那です!」

 

すると周りがガヤガヤしてきた。良く周りを見ると周りには自分と楚那以外にも6人の男女がいることがわかった。そして

 

ガチャ!

 

部屋の扉が開いてそこから一人の男性が歩いてきた。

 

「整列。」

 

男性がそういう。皆言う通りに目の前に整列した。

 

真林「諸君私の名は真林だ。この日本で最も危険な仕事の面接及び適応試験審査を始める。君達の中の一人が今回選ばれる。」

 

すると真林は皆が寝ていたベットに置いてあった袋を取る。

 

真林「これがなんだかわかる者はいるか?」

 

真林がそう全員に問いかける。すると自分の正面にいた一人の男性が手を挙げる。

 

「君」

 

「死体袋です。」

 

すると真林はその通りと言って袋を置く。そして

 

真林「八百万一だな?」

 

真林がそういった。八百万、、、どこかで聞いたことがある。確か何かの事業を成功させた名家、、、セレブだわぁ、、火伊那は思った。そんな事を考えていると真林は言葉を続ける。

 

真林「各自死体袋を1つ取り、自分の名前を書け。この仕事は死と隣り合わせだ。普通のヒーローよりもな、、、しかも秘密厳守が求められ、もし秘密を漏らした場合、、、袋に名前が書いてある人物が袋の中に入る。わかったかね?」

 

周りに緊張感が走る。が一を中心に皆が頭を下げ理解した。火伊那もヒーローを志すもの、そして国の機関として働くことは重々承知でこの場に来ていたのでその点についてはすぐに受け入れられた。

 

真林「よろしい。」

 

すると真林は部屋を出て行った。だが誰もがその場から動かないでいる。緊張感で動けなかったのだ。すると

 

「はぁ〜〜堅苦しくてやになるぜ全く、、、」

 

一人の男性がそう言ってベッドに腰を下ろした。

 

「スカウトされたから来たけどよぉ、、、もっと簡単に楽に行けると思ってたわぁ」

 

その男性の言葉で周りの緊張感も段々ほぐれていった。火伊那も息を吐いて落ち着こうとする。だがその時

 

一「お前、、、、その程度の心持ちでここにきたのか?」

 

八百万一がそういった。ベッドに腰掛けた男性は一を睨み「あ?」と一言だけ言う。

 

一「お前がこの仕事を楽に入れる物、、そう思っていたのかと聞いているんだ。」

 

すると座っていた男は立ち上がる。

 

「はぁ?!うぜぇなぁてめぇ!まず俺はお前じゃあねぇ金剛力石だ!」

 

すると一は力石を睨み告げる。

 

一「力石君、、、ここは君が来るような場所じゃあない。諦めて帰りたまえ」

 

その瞬間力石は拳を強く握りしめ一に殴りかかる。力石の拳はまるで金剛石のように硬くなっていた。

 

力石「てめぇが帰りやがれこのスカタンがぁぁ!!!」

 

が!その時!!

 

ギュルン!ドゴォン!!

 

そんな音がした。そして

 

ズルッ!バタン

 

次の瞬間には力石が地面に倒れていた。

 

一「信念のないものは嫌いだ。君達の中に同じようなものがいるのなら、、、、ただちにここから消えるのをオススメする。」

 

すると扉が開いた。それと同時に2人の男女が部屋を出ていく。そしてそのすぐあとに2人の男が力石を運んで行った。

 

一「君達には、、、、信念があるのか。」

 

すると一は残ったものを見渡す。火伊那は震えを止め強い目で一を見る。火伊那ももう後には引けないと覚悟はしていた。

 

一「期待している。」

 

すると一はベッドに横になった。それからは比較的静かだった。皆黙り自分のベッドに寝ていた。勿論火伊那もベッドに横になりそして目を瞑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで私はヒーローに憧れたんだろう?

 

「○○だ!○○が来てくれたぞ!!」

 

そういう声が外に出るとしきりに聞こえる。ヒーローとヴィランが溢れるこの世界ではそれが日常、、、、

 

「本当にありがとう!本当に!!」

 

そして助けられた人は皆笑顔で感謝する。その空間はまるで太陽のように輝いていた。その時思ったのだろう。この世界を守りたい。この太陽のような空間を、、、、

 

 

 

 

ピチャ!ピチャ!

 

うう、、、

 

すると何か濡れるような感触を肌に感じた。そして段々と騒がしい音も聞こえ始めてきた。目を開けるとそこには

 

火伊那「なっ!なんなのよこれはぁぁ!!!!」

 

部屋に大量の水が入ってきていて段々部屋が水没し始めていたのだ!!火伊那が周りを見ると各々も焦っている。1人を除いて

 

一「なるほどこうきたか、、、」

 

バッ!

 

すると一はトイレに向かう。すると!

 

ギュオン!!

 

一がトイレにふれた瞬間便座が変形していったのだ。そしてパイプ状になったそれを一は口に当てる。吸える空気を作ったのだ。

 

火伊那(どうしよう!どうすれば!!)

 

周りを見てどうにか出来ないか考える。すると

 

伊藤「火伊那!!あんたの個性なに?!!」

 

楚那がそう呼びかけた。

 

火伊那「スナイパーライフル!なんで?!!」

 

伊藤「OK!さいっこうだね!私の個性はソナー。今この部屋を探査した。」

 

すると楚那は部屋の背後の壁を指差した。

 

伊藤「あそこの壁、、、あれ多分特殊なブラックミラーになってる。」

 

火伊那はその方向を見る。だがどう見てもただの壁にしか見えない。

 

火伊那「あっ!あれが?!」

 

伊藤「とにかくそう!早く撃って!」

 

だが気づいた時には水が上がってきていて顔の下まで来ていた。そして

 

ブクゥゥ!!!!

 

完全に部屋が水で満たされる。火伊那は楚那を見た。相変わらず壁を指差している。

 

火伊那(あぁ!はいはい!撃ちゃあいいんでしょ撃ちゃあ!!)

 

すると火伊那は肘からスナイパーライフルを展開する。そしてその壁を狙い、、、、

 

ドキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

スナイパーライフルを発射したのだ。その銃弾は水の中で撃ったが為に速度を落としていたがどんどんと壁に向かっていく。そして

 

コツンッ!

 

弾が壁に当たった。そして

 

ピキ!

 

壁にヒビが入った。そしてそれはどんどんと広がっていき、、、、、

 

バリィィィィン!!!!

 

ついには壁、、、、否!そのブラックミラーは破壊されたのだ!!

 

バシャァァァァァァァ!!!!!!!

 

そこから水が溢れ、中にいたものは外に流れ出される。

 

ケホッ!ケホッ!

 

火伊那は気管に詰まった水を出そうと何度も息を吐き出す。そして顔を上げる。そこには何人もの黒服の人が立っていた。そして

 

「八百万一。伊藤楚那。筒美火伊那。一次試験合格。」




次回出るのいつかわかりませんが他と並行して頑張ります!
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