ワァァァァァァァァァァ!!!!
大歓声が聞こえる。そんな中入場口の前にいた一人の男性はペンダントを見つめただ立ち尽くしていた。
響徳「おい貞夫!何してる?出番だぞ!」
貞夫「ああ、、、わかった。」
そう言ってその男空条貞夫は舞台に上がって行ったのだ。それは伝説のライブ。そして彼の最後のライブの日だった。
数十年前
俺が彼女にあったのはある音楽屋だった。
貞夫(90年代のレア物が、、、あるじゃあねぇか!)
バッ!
そしてレコードに触れようとした時左側から女性の手が現れ同じものを手に取った。
「あっ!すみません!どっ!どうぞ!」
その女性はすぐに俺にそう言って90年代もののレアレコードを手渡した。
貞夫「嫌俺は別に、、、それよりあなたが、、」
俺もそう言うが彼女の意思は強かった。そして太陽のように明るく優しい感じを思わせた。
家
響徳「で?その子が気に入ってるてぇ貞夫ォ、、、」
貞夫「そんなんじゃあねぇ、、ただまぁ、、」
響徳「ケッ!昔からそういうとこは変わんねぇなお前は、、、」
こいつは耳郎響徳。俺の高校時代からの友人だ。今は二人でバンドを組んでいる。バンドの名前はスターズ。ありきたりな名前だな。
貞夫「てゆうお前は美香とどうなんだ?なぁおい!」
すると響徳は顔を赤くして動揺し出す。
響徳「まっ!ま、、まぁ順調だよ!てっやめろよその話は!」
こいつは何度も美香に告っては振られていた。だが変わらず友人関係は続けていてまだ狙っている。まったく懲りない男だが、、、こいつのいい所でもある。
響徳「それよりだ!その女の子の名前とか連絡先は聞いたのかい?」
少し沈黙がある。そして俺は
貞夫「いや、、、ねぇ。」
そう一言言った。これに関しては本当にやっちまったと思ってる。ホントマジに後悔している。
響徳「かぁ、、お前にとって運命の人かもしんねぇのによぉ!」
そういうと響徳は片手に持ったビールを飲み干した。俺はため息をついてから言う。
貞夫「運命なんてあるかよ、、、、それにもし本当に運命の人だったら、、また何処かで会うだろうよ。」
俺がそう言ってビールを飲むと響徳は大笑いした。俺もそれに合わせて大笑いする。この時間は本当に楽しい時間だった。
数日後
「あのぉ、、、また会いましたね。」
貞夫「あ、、あぁ、、そうです、、ね。」
まさか、、本当に、、、やれやれだぜ、、、俺は帽子を深く被り一言言った。
貞夫「この前の、、、レコード、、どうでしたか?」
すると女性は笑みを浮かべて言った。
「すっごく良かったです!やっぱレコードって味ありますよねぇ〜ジャズってお洒落だし!」
そんな彼女の顔を見て俺の顔は自然に柔らかいものになっていた。するとその顔を見て彼女は笑みを浮かべる。
「何ですかその顔!スッゴイゆるゆるですよ!」
俺はそれを聞き焦って顔を強ばらせる。するとまたそれを笑われる。いつの間にか俺も笑っていた。
「あなた、、、面白い人ですね!」
貞夫「いえいえ、、そんなことは。」
するとその女性は笑顔で俺に問いかけてきた。
「あなた名前はなんて言うんです?」
貞夫「え?」
俺がそう言うと彼女は顔を赤くしてアワアワし出した。
「いっ!いや!!いやですね、、別にそういうんじゃなくて、、、、ちょっと、、お知り合いになったので名前知りたいなって、、」
本当に可愛い人だ。本当にそう思った。
貞夫「空条、、、貞夫です。」
「空条、、貞夫、、いい、、名前ですね!」
彼女は笑顔でそう言った。そして俺も勿論問いかけた。
貞夫「あなたの、、、名前は?」
すると彼女は今日一番の笑顔で言った。
ホリィ「ホリィジョースターです!」
これは俺空条貞夫の華やかしくも儚い人生の冒険談である。
これからも暇があったら描きます!