ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
1月某日、新居町の会議室にて。俺は手錠と足枷をされて自分の机に向かって座っていた。おそらく休憩時間中に突っ伏して昼寝をしている間に誰かにやられたのだろう。そう思ったその時だった。
警察官に扮した曜ちゃんとルビィちゃん、そして月ちゃんが、クーラーボックスを持って入ってきたのだ。
俺「手足縛ったのあなたたちだろ」
曜「そうだよ〜♪」
ルビィ「少しお話がしたいんだもん」
俺「うん。知ってた」
年明けから弊社ではクーラーボックスと快速列車を使ったのっぽパンの名古屋への密輸便をスタートした。おそらくそのことが言及されるはずだ。
月「僕と曜ちゃん、ルビィちゃんは今カンカンに怒っています」
俺「うちの列車でのっぽパンの密輸便を始めたせいでしょ?」
ルビィ「それもあるんだけど違うの。とりあえず、本題に入る前に密輸便の話をしようか」
とりあえず、その話から済ませないといけなさそうだ。
曜「のっぽパンの密輸の件についてですが、のっぽパンを名古屋に持ち出したことに怒っているわけじゃありません」
俺「じゃあなんでや」
曜「密輸扱いしていることに怒っているのであります!!そんな物騒な言い方じゃなくて、もっと堂々と菓子パン輸送って言ってよぉ!!」
俺「だって会社全体で揃ってワルになりたかったし」
月「悪の組織は書類上のウイング団だけで十分だよもう!!」
俺「わかりました…」
今後クーラーボックスを用いたカール密輸便も計画していたが、これもスナック菓子輸送と名付けるしかないな。
曜「さて、一番怒っていることについて話したいと思います」
ゴクリ。
曜「それは、ゆーみんが私とルビィちゃんそして月ちゃんのことを呼び捨てで呼んでくれないことであります!!」
俺「いいじゃんかよそれくらい」
ルビィ「ちゃん付けで呼んでいるのはAqours内だとこの3人だけだってお姉ちゃんから聞いているんだよ?だから嫉妬しちゃうなぁ…」
俺「だからって曜ちゃんもルビィちゃんも月ちゃん無茶な…」
月「ふーん…まだこの期に及んで僕たちのことを呼び捨てにしないんだぁ…」
そしてついに地獄が訪れる。
ルビィ「それならもうこれからルビィたちのことは呼び捨てで呼ばないと返事しないんだからね!!」
俺「じゃあ手錠は…」
曜「呼び捨てで呼ばない限り取らないよ♪」
その時だった。
??「さっきから何やってんだよ全く…」
俺「仲喜くんちょうどいいところに!!」
仲喜「由美ちゃんどうしたんだよ手足共にしばられて」
俺「曜ちゃんやルビィちゃん、月ちゃんを呼び捨てにしないと手錠も足枷も外してくれないの」
仲喜「それはあなたが悪いぜ?だって由美ちゃんは千歌やダイヤのことを呼び捨てにしているだろ?だってら呼び捨てにしてあげた方がいいと私は思うよ」
俺「…わかった。俺やってみるよ」
とりあえず呼んでみよう。
俺「じゃあ曜も月もルビィもこれから呼び捨てで呼ぶから手錠を解いてよ」
ルビィ「本当にいいの由美ちゃん?」
俺「誓います」
月「じゃあ手錠も足枷も外してあげるね」
こうして一件落着となった。
曜「そういう仲喜くんだって私たちのこと呼び捨てにしてもいいんだよ?」
仲喜「私のことを呼び捨てにしてくれないのとちゃん付けの方が呼びやすいからお預けです」
曜「むー…絶対に呼ばせるんだから!!」
その間にお茶を5人分入れよう。その時だった。
メイ「おーい由美先輩遊びに来たぞー」
四季「その割には地獄絵図なんだけど」
俺「メイちゃんと四季ちゃん聞いてよ。俺が今後曜やルビィ、月を呼び捨てにしないとだめだってうるさくなって、今度は仲喜くんにまで飛び火したんだよ」
メイ「そういうことかよ…」
俺「…あれ?メイちゃん様子が変だぞ?」
メイ「由美先輩、これからは私たちのことも呼び捨てで呼ばねぇと」
四季「返事しませんので」
俺「もうわかったよ。メイも四季もお茶入れるからそこ座っていいよ」
2人「ありがとう」
こうして、以降俺は5人を追加で呼び捨てで呼ぶようになりました。仲喜くんは結局説得されなかったようです。
次回は近鉄祭りを予定していましたが、ウィーン・マルガレーテと丸亀製麺を見ていると何か1つ書けそうな気がしたのでそっちにするかも。