ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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前回に引き続きウィーン・マルガレーテ回、そして近鉄祭りとします。視点は青山由美を予定。


☆Rainbow冬の近鉄祭り2022 #2 墺露音楽戦争はアメリカの調停で解決、しかし…。

昨日のうどん屋の出来事があったので、今日は大学からの帰りに名古屋駅に来ています。米野駅にいるという話だったのだが、米野は乗車人員3桁の秘境駅で何もないし、こんなところに160円(*1)使うよりは歩いたほうが良さそうだ。

 

??「あれ?由美先輩もお出かけですか?」

 

俺「すずかちゃん!?いや、今から近鉄の米野まで歩こうかなって」

 

すずか「じゃあ一緒に行きましょうよ」

 

俺「そうしよう」

 

こうして、今回の放課後遠征は始まった。

 

~※~

 

日暮れ時の名古屋駅郊外は素敵だ。しかし人通りがものすごく減る。

 

米野駅到着後のこと。

 

??「青山由美」

 

俺「案の定いたか」

 

マルガレーテ「昨日予告した通りよ。今日は湯山すずかも一緒ね」

 

すずか「こんにちは」

 

マルガレーテ「ところで今日、鳳来寺シオンと澁川比奈と山部仲喜は?」

 

俺「シオンちゃんは地元名古屋の高校を受験することに決めて、比奈ちゃんは虹ヶ咲の普通科選抜の推薦を取ったので、今日は2人とも天白で勉強です。仲喜くんはマルガレーテちゃんの話をしたら『名古屋駅で待ち伏せし、見つけたらボコす』とか言ってた」

 

マルガレーテ「まずあの2人には次会ったらお説教かしらね。それからアイツも私と戦う気でいるのね…。もう今日こそ山部仲喜の命日にしてやるわ!!」

 

俺「…それで、昨日言っていた、ここに来た目的というのは」

 

マルガレーテ「それは、リチャード・クレイダーマンの楽曲レディ・ダイを使ったPVがここ数週間で大量に投稿されているのを見て、墓場なはずなのに魅力を感じてしまったのよ」

 

明らかにそれ俺の作品だろ。というか俺の動画がオーストリアの音楽一家の人間に見られていたのが恥ずかしいわ。

 

俺「投稿者名を教えてください。もしかすると心当たりがあります」

 

マルガレーテ「すべて松浦東西の動画よ」

 

はい、バレた。

 

俺「あのー、それ俺の別名義」

 

マルガレーテ「まさかのあなただったのね。今回の動画については本当に感謝するわ」

 

俺「というか俺ああいう曲大好きなの。基本的には歌詞のない葉加瀬太郎さんや柏木広樹さんのニューエイジ系をよく聴くよ」

 

マルガレーテ「まさかあなたがそういった人だったとは…。これまでちっぽけでくだらないバンドやアイドルばかり聴いているとしか思い込んでいなかったもの」

 

すずか「ステレオタイプに惑わされちゃダメです」

 

マルガレーテ「そうね」

 

ということで、近鉄を撮っていこう。今回は写真が中心だが、ひのとりやACE+サニーカーのみで、ビスタカーは現れませんでした。ビスタカーも名古屋の方には4連3本しかいないから狙いにくいんだよねぇ…。

 

この他、現れたのは5209系VX09と1233系VC47のペア。帰りに乗るのは3両編成のいつもの丸屋根だった。

 

〜※〜

 

名古屋着。その時だった。

 

??「ウィーン・マルガレーテ、とうとうあなたをぶっ倒すときが来てしまったようだな」

 

マルガレーテ「その言葉、そっくり返させてもらうわ、山部仲喜」

 

すずか「というか、お2人はいつ頃からお互いのことをご存知ですか?」

 

仲喜「思い出したくもないんだけど、私がまだ中2のときにウィーン・マルガレーテが4歳でデビューしたのを知ったんだ。当時はピュアな子だったんだけど、私のコントラバス演奏がお茶の間や回線上に流出してから急に私を侮辱するようになってそれ以降いい印象を持っていないのよ」

 

マルガレーテ「私は彼がコントラバス奏者としてデビューしたときから憎かった。ロシアの血が混じっているのに反露を掲げている上に、鉄道オタクながらあのゴミのようなプレハブ小屋電車をこよなく愛するとか、とても私に喧嘩を売っているとしか思えないもの」

 

俺「真っ先に言ってよそれ2人とも!!既婚者とはいえ一仲間として嫉妬しちゃうよ…」

 

マルガレーテ「青山由美が嫉妬してくれている…なんていじらしい…♥」ハイライトオフ

 

仲喜「うちの大事な由美ちゃんまで狙っていたのかあなた…もう生かしちゃおけねぇ!!」ハイライトオフ

 

??「そこまでだ!!」

 

えーっと…誰?

 

ミア「由美大丈夫だったか!?」

 

俺「ミア、俺とすずかちゃんは無事だが仲喜くんとマルガレーテちゃんが今にも殴り合いを始めそうなんだ」

 

ミア「とりあえず2人は高島屋の15階に連れ出してボクが成敗しておくよ」

 

すずか「ミアさん助かります…」

 

仲喜「ミアちゃんそんな無慈悲な」

 

マルガレーテ「そうよ!!私が誰だかわかっているの!?」

 

ミア「Shut up! とっとと行くぞ!!」

 

2人「待ってええええ!!」

 

こうして修羅場は去った。ちなみにマルガレーテちゃんと仲喜くんは、今回は仲直りできなかったようです。

 

〜※〜

 

とりあえず改札だけ出て、メロンブックスやビックカメラとかに寄ろう。そう思ったその時だった。

 

??「由美先輩、見つけた」

 

??「すずかも一緒だな」

 

俺「メイ!?それから四季まで!?」

 

四季「とりあえずビックカメラで何をしようとしていたのかな?」

 

俺「適当に巡ろうかなって」

 

メイ「すずかは行くよな?」

 

すずか「はい!!行きたいところがありますので!!」

 

四季「それなら決まりだね」

 

全員「うん!!」

 

こうしてビックカメラを巡ったあと、あづみ野庵で4人で夕食をいただきました。ここの卵焼きは最高だし、レモンサワーも染み渡る。

 

〜※〜

 

すずか「さあ、新居町に戻りましょうか」

 

メイ「その前に由美先輩大丈夫かよ」

 

俺「ごめんなさい…飲みすぎました…」

 

本日、勢い余ってレモンサワー、グレープフルーツサワー合計6杯飲んでしまいフラフラだ。

 

四季「吐きそうとかはない?」

 

俺「吐くわけではないけど、もうフラフラで立てない…」

 

メイ「とりあえず3人で運ぶぞ」

 

2人「うん!!」

 

結果として4人で新居町に戻り、俺が部屋に運ばれたところで解散となった。もうお酒は1日原則1杯、飲んでも3杯までにしよう。

それと仲喜くんが東京に戻ったのは次の日のことだった。もうこれ以上彼が留年しないことを祈ろう。

*1
2023年1月19日時点。2023年6月19日現在は180円。




次回は2年ぶりの廃線復活ネタ、その次に恐ろしい列車のネタを予定。
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