ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は久々に未来から過去に飛ばすネタです。視点は特記事項がない限り上原歩夢を予定。

※OVAのネタバレと、前回のネタを一部含みます。


【アニガサキOVA公開記念】変態紳士天白組に捕まって過去に飛ばされた歩夢たち。

2025年の某月某日、アイラちゃん関連の反省文を提出した直後の週末のこと。突然サングラスをかけた得体の知れない4人組が虹ヶ咲の部室に現れた。…の割には見覚えがある。

 

侑「待って!!シオンちゃんたちだよ!!」

 

私「どういうこと!?」

 

侑ちゃんに言われてすぐに気づいた。シオンちゃんは西白壁、トワちゃんは日比津高校の制服を着用。鈴乃ちゃんと比奈ちゃんは虹ヶ咲の制服を着用していた。

 

侑「アイラちゃんとは関係なしにここ最近2泊5日でイギリスの電車、特にClass 323とかClass 800とかClass 139とかを撮りに行っていたっぽいからその件でなんか話したいのかも」

 

私「確かにロンドンで4人の他に由美ちゃん、仲喜さんを含めた6人組を見たけど怪しすぎる風貌で声をかけられなかったよ…」

 

しかし目的は違った。

 

シオン「僕らは悪の秘密組織HST、変態紳士天白組だ!!動くな!!」

 

比奈「彼方さんとせつ菜さん、それからしずくさんと愛さんも出てきてください!!」

 

トワ「侑さんと歩夢さんはその場で逮捕だ!!」

 

そして鈴乃ちゃんにがっしりホールドされた。

 

私「流行らせコラ!!私は勝つよ!!」

 

鈴乃「4対2で勝てるわけないでしょ!?」

 

せつ菜「私がせつ菜ですが」

 

彼方「彼方ちゃんだよ〜」

 

比奈「せつ菜さんと彼方さんもその場で逮捕します」

 

カチャリ

 

せつ菜「なんてことするんですか!!」

 

シオン「すぐに分かるよ♪」

 

彼方「鉄道同好会の謀だね〜」

 

栞子「何やってるんですか!!とりあえず鈴乃さんと比奈さんは後で反省文を提出してもらいます!!」

 

鈴乃「反省文なんて後で書くからしずくと愛さんもこっちに来て!!」

 

そして私と侑ちゃんは抵抗できず手錠をかけられた。

 

シオン「しずくと愛さんもその場で逮捕しろ!!」

 

トワ「わかりました組長!!」

 

しずく「ちょっとシオンさん!!」

 

愛「シオンもこれお説教コースだよね!?」

 

栞子「はい。部外者ですがシオンさんとトワさんも巻き添えで反省文を提出してもらいます」

 

シオン「ちゃんと提出しますから今回の目的は遂行させて!!」

 

トワ「とりあえず中部高速鉄道の虎ノ門駅に連行するよ」

 

3人「うん(はい)!!」

 

私たち「待ってええええ!!」

 

こうして私たち6人は連行された。

 

ランジュ「絶対あの鉄道同好会の核地雷外部顧問が何か考えているとしか思えないわ」

 

ミア「ボクもそう思うよ。だけどなんか事情がありそうだ。由美もよほどのことがない限りこんなことはしないさ」

 

かすみ「確かに、6人ともシオン先輩とトワ先輩にものすごく深い関係がありますからね」

 

栞子「それでも顧問の青山先生にも事情を聞き、場合によれば反省文を書いてもらいましょう」

 

こんな会話を知る由もない。

 

〜※〜

 

連れ出された先は虎ノ門駅改札付近にある、璃奈ちゃんが中部高速鉄道と協力して作ったタイムスリップ対応PCだった。

 

シオン「とりあえず、6人は今から約2年前の新居町運転所に飛ぶことになります」

 

私「何が目的なの?」

 

トワ「僕とシオンちゃんがその頃丁度受験勉強真っ只中だったから、これを機に応援に行ってほしいんだ」

 

私「それなら任せて!!それぞれの今の志望校に合格できるように行ってくるからね!!」

 

愛「あの頃のシオンも思い出すよ!!」

 

シオン「ふふっ、ありがとう」

 

トワ「最後に、僕は一応女装していない状態なのと、制限時間は3時間半に設定しておきます。それから2年前の自分に会っても大丈夫だからね」

 

せつ菜「大丈夫です!!3時間半もあればあの車両基地は回れます!!」

 

彼方「トワちゃんじゃなくて郷くんになっているんだね〜」

 

比奈「彼方さんその通りです!!」

 

しずく「だけどシオンさんに会えないで終わると不安が残ります…」

 

シオン「その時は僕がなんとかします」

 

侑「だけどなんかときめいてきたよ!!」

 

鈴乃「よし、じゃあ行っておいで」

 

そしてシオンちゃんが操作し、私たちは光になってその場から消えた。

 

〜※〜

 

気がつくと、私と侑ちゃんは湖西新居町駅にやってきていた。そういえばシオンちゃんはあの頃もいつも新居町に常駐して受験勉強に勤しんでいたよね。

他の4人も近辺にいるっぽいし良かった。

 

駅の時刻表から日時を確認すると、2023年2月18日の午前12時。思い出した。この日は侑ちゃんや由美ちゃんと一緒に近鉄に乗りに行っていたんだ。3時間も余裕があるなら帰り際に近鉄名古屋か四日市でも寄ることにしよう。

 

まずは確か相変わらず事務所内の919号室にいることが多いから、とりあえずそこに向かおう。

 

侑「919号室…私は覚えていなかったなぁ」

 

〜※〜

 

919号室着。

 

私「失礼します」

 

??「入って、どうぞ。えーっと…誰?」

 

侑「2年後の高咲侑です!!」

 

私「2年後の上原歩夢です!!」

 

シオン「まさか未来から僕の受験勉強を応援しに来たの!?」

 

侑「そうだよー」

 

シオン「だけど2年後からでも侑ちゃんとぽむちゃんが来てくれたから、僕頑張れるよ!!」

 

私「そう言ってくれてありがとう!!」

 

シオン「それはそうと、2年後の僕はどこで何をしているんだろうか…」

 

侑「それは…ヒ・ミ・ツ☆」

 

私「未来なんて知らないほうがいいんだよ?」

 

シオン「そうだよね」

 

侑「だけどみんな理想の自分になれていると思うよ♪」

 

シオン「ありがとう。僕絶対に合格してみせるから!!」

 

私「それじゃあ応援してるからまたね!!」

 

こうしてミッションはクリア。

 

そしてあと3時間あるから、イオンモール四日市北まで行って、最後に2年前の私と侑ちゃんに会いに行こう。

 

しずく「あれ?シオンさんは…?」

 

私「919号室で頑張っていたよ」

 

しずく「ありがとうございます!!」

 

しずくちゃんとすれ違う。

 

 

愛「ゆうゆ、シオンはどこにいた?」

 

侑「919号室で勉強に勤しんでいたよ」

 

愛「ナイス!!」

 

そして愛ちゃんともすれ違う。それでも新居町駅に向かい、2年前の私と侑ちゃんのもとに向かうことにしよう。

 

【歩夢 side out】

 

【せつ菜 side】

3時間経ってようやく思い出しましたが、記憶が正しければ1020号室に常駐しているトワさん。とりあえず開けてみましょう。

 

私「郷さん失礼します」

 

??「入って、どうぞ…えーっともしかして」

 

私「はい。2年後から来ました中川菜々です」

 

郷「まさかこの受験の応援に来てくれたの!?」

 

私「もちろんです。私もちょうどこの頃に受験に勤しんでいたので」

 

郷「菜々ちゃんの為なら、ぜひ合格するよ!!」

 

私「その意気ですよ。あっ、そろそろ時間ですね」

 

私の体はまた光になります。

 

郷「未来で僕待ってるからね!!」

 

私「はい!!」

 

こうして私は2年前の世界から姿を消しました。

【せつ菜 side out】

 

【歩夢 side】

とりあえず14時48分に近鉄富田に到着し、そこからイオンモール四日市北まで歩く。

 

2年前の私は由美ちゃん、侑ちゃんとフードコートで仲良くうどんを食べていた。確かメイちゃんと四季ちゃんは別行動だったよね…。

 

四季ちゃんとメイちゃんも仲良くやっているから、そっとしておこう。

 

そしてフードコートに戻ると、

 

侑(2年前)「なんとなくこの近くにもう1人の自分がいる気がするんだけど」

 

歩夢(2年前)「私も思ったよ」

 

声をかけて驚かすしかないよね。

 

私「もしかして私のことですか?」

 

由美(2年前)「えっ…というか歩夢と侑ちゃんが2人ずついるんだけど!!」

 

侑(現在)「えへへっ、びっくりした?」

 

歩夢(2年前)「ということはそこにいる私は…」

 

私「2年後のあなただよ♪」

 

全員「えぇ~っ!?」

 

由美(2年前)「What has happened? How did you come here? Please explain right now. 」

 

由美ちゃんが英語モードになってしまった。だけど私はロンドンでの2週間の短期留学、それからアイラちゃんとの日本での交流もありある程度の英語は話せる。それでも私はスパイなんかじゃないよ…。

 

私「OK. We came here by using Oote-machi Station's time machine to cheer up Shion, who is going to take the entrance exam in three days. 」

 

由美(2年前)「シオンちゃんを元気づけるために大手町駅のタイムマシンでこっちに来たのか…考えていること2年後の俺かシオンちゃんだろ絶対。シオンちゃんの周りを見ていてもそんなこと思いつく子はほとんどいなかったぞ」

 

侑(現在)「やっぱり未来に帰ったら由美ちゃんに反省文書かせようか」

 

私「もしくは強制的にデートに誘うのもいいかもね」

 

侑(2年前)「受験が終ったあとこれはシオンちゃんにお説教が必要そうだね」

 

歩夢(2年前)「3人でデートする日を1日くらい作ろうね♪」

 

やっぱり考えているのは由美ちゃんあたりだったんだね。

 

とりあえず2年前のみんながうどんを食べ終わったので外に出よう。

 

〜※〜

 

外に出てからのこと。

 

侑(現在)「そうだ。2年前の私に伝えたいことがあるんだけど」

 

侑(2年前)「何でしょうか高咲先生?」

 

侑(現在)「たとえ今がうまく行かなくても、2年後にはちゃんとうまく行っているからね」

 

侑(2年前)「うん。私、頑張るよ。ありがとう!!」

 

その時だった。私と、現在の侑ちゃんは光になり始める。

 

由美(2年前)「えっ、もうお別れ!?30分しか経っていないじゃん!!」

 

侑(現在)「ごめんね。向こうで制限時間が3時間半って言われていたから」

 

歩夢(2年前)「だけど、私もなりたい自分になれるのかなぁ?」

 

私「きっとなれると思うよ!!」

 

その光はどんどん強くなる。

 

由美(2年前)「とりあえず、未来に帰ったら俺のことは場合によればしばいていいからね」

 

私「じゃあそうするよ♪」

 

そして…、

 

全員「またね!!」

 

こうして、私たちは2年前の過去から姿を消した。

 

~※~

 

戻ると、虹ヶ咲の部室だった。せつ菜ちゃんやしずくちゃんたちも無事に戻ってきていた。そしてサングラスを取ったシオンちゃんたちの他、由美ちゃんも駆けつけていた。由美ちゃんは西白壁の制服を身にまとっている。

 

由美「この度は本当に申し訳ございませんでした」ドゲザッ

 

栞子「いえ、姉さんと相談した結果青山先生に反省文は書かせないことに致しました」

 

鈴乃「えっ、私たちも無罪放免!?」

 

栞子「鈴乃さんと比奈さんはクロなので反省文確定です」

 

比奈「嫌ですお慈悲を」

栞子「ダメです。決まりなので」

 

比奈「精神的に病みますよ本当に」

栞子「はいしか言ってはいけません。罰ですから。それに地雷鉄の適性があっては幕パチみたいになりますよ」

 

比奈「そんなああああ!!」

 

鈴乃「書くわよ反省文くらい…」

 

シオン「うちのライバルも今やポンコツの極みか…」

 

栞子「そしてシオンさんとトワさんにも反省文は書かせないことにしました。その代わり…」

 

しずく「シオン先輩、明日デートしましょう♪」

 

かすみ「かすみんも連れてってください♥」

 

シオン「えぇ…(困惑)」

 

しずく「ナニヲイッテイルノデスカ?首謀者として許しませんよ?拒否権なしです!!」ハイライトオフ

 

かすみ「そうですよ!!しず子に悪戯をしたんですから、シオン先輩にはちゃんと責任を取ってもらいます!!」ハイライトオフ

 

シオン「わかりました…」

 

しずくちゃんのヤンデレが再発した。最近見なかったけど。まあいいか。

 

栞子「当然、トワさんにも罰ゲームがついてきます」

 

せつ菜「明日、トワさんは私とデートしてもらいます!!共犯した罰です!!」ハイライトオフ

 

トワ「こんなことになるなんて、聞いてないよォ!!」

 

彼方「彼方ちゃんも行くし、拒否権なんてないんだからね〜」ハイライトオフ

 

せつ菜ちゃんも彼方さんも、トワちゃんのことが大好きだからね。

 

トワ「そんなあああああ!!」

 

栞子「その割には璃奈さんが黙ったままですが」

 

璃奈「ごめんなさい…私ものすごく加担しちゃったの」

 

私「どういうこと?」

 

璃奈「あの中部高速鉄道の一部の駅に置いた定置型タイムマシンを作ったのは私なんだ」

 

栞子「それなら璃奈さんにも、もう1枚反省文を提出してもらいましょう」

 

璃奈「璃奈ちゃんボード『ガビーン』」

 

栞子「さて、青山先生については…」

 

私「実は2年前、私はこの耳で聞いて、同じ場所にさっき行ったら思い出したんだ。『未来に帰ったら俺のことは場合によればしばいていい』って」

 

侑「私も横で聞いていたよ、由美ちゃんのその言葉。しかも歩夢はあっさり承諾していた」

 

由美「覚えていたのかよ…言ってしまった俺が恥ずかしいわ…」

 

栞子「なるほど…これは罰ゲームを受ける適性が青山先生、いや由美さんにはあるようです」

 

私「それなら私たちと明日デートしよっ♪」

 

由美「えっそれは…」

 

侑「拒否権があると思う?」ハイライトオフ

 

由美「もしかしてないとか?」

 

私「そうだよ♪」

 

由美「もうわかったよ…」

 

私「フフッ♥由美ちゃんだーいすき♥」

 

栞子「それから、由美さんにはレポートや百科の記事を書く適性、動画を作る適性があるとAqoursの皆様や仲喜さん、中部高速鉄道の上層部から伺っております」

 

由美「裏口情報を掘り起こすなよ…」

 

確かに、シオンちゃんは解説動画や実況動画が多いけど、由美ちゃんの作る鉄道PVは格別だ。中でも近鉄名古屋線の普通列車と特急列車の動画素材を使い『NEO SKY, NEO MAP!』の曲に合わせて流したPV2本立てに私は感動している。

ついでに由美ちゃんはエンペディアとチャクウィキにアカウントを持っていて記事も投稿している。

 

栞子「そのため、反省文の代わりに英国面な鉄道車両を主題にした独自研究を含んで良いレポート1通と、私たちの楽曲である『SINGING, DREAMING, NOW!』と『Wawawa☆ What's up!』を用いたイギリスの鉄道関連の鉄道PV合計2本を次の映画撮影までに提出してもらいます」

 

由美「そんなあああああ!!全国の鉄道PV作成者さんとうちの大学の鉄研助けて〜!!」

 

ミア「ボクたち何もなくてよかったね」

 

愛「シオンをしずくとかすかすに奪われたことは不服だけど」

 

果林「シオンは自業自得ね」

 

エマ「由美ちゃんのブリティッシュな鉄道PVも楽しみだなぁ」

 

ランジュ「いつか香港のMTRも撮りに来てほしいわね♪」

 

由美ちゃんの断末魔の叫びは学内どころか、全国中に響き渡った。だけど明日楽しみだなぁ、由美ちゃんと侑ちゃんとのデートは♥




久々に5000字オーバーだ…。前回も4000字行きましたが、それどころの騒ぎじゃないやい。

次回は高山本線電化考察ネタを予定。そろそろキハ75の置き換え方も考えないとやばい。
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