ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は予定通り岐阜遠征ネタです。視点は青山由美を予定。

そして、由美に単独遠征は作中でもう二度とさせません。前回の話を実は単独遠征で計画していました(*1)が、文字数が恐ろしく減っていたことと、実体験だけのブログもどきになってしまい規約違反にあたると判断したためです。

*1
南が丘駅まで由美1人だったのはこのため。




☆幻日のギフチョウ 〜SUNSET in the MOUNTAIN〜

3月1日、金山駅周辺にて。

 

俺「二日酔い辛いなぁ」

 

昨日、津遠征を終えたあとあづみ野庵にて果南からもダイヤからもマリーからも「俺の酒が飲めないのか」と強制的に酒を飲まされ、1杯で終える予定が結局8杯も飲んでしまい、二日酔いが辛い中でも今日は近辺で撮り鉄しています。鉄オタが不遇な扱いを受けがちだからってアルハラとか真面目にやめろっての。

 

俺「桜も綻んできたか」

 

桜と電車の組み合わせもいいよね…と思ったその時。急に毒電波を受信したかのようにふと思い立ったのだ。

 

俺「桜といえば春、春といえばダイヤ改正…、うわ、名鉄岐阜行きの急行と各務原線のツーマン運用なくなっちゃうじゃねえか…乗りに行くか」

 

ということで今から岐阜に行って金華山に登ることに決めた。

 

〜※〜

 

金山駅に戻ってからうどんを食べ、名鉄の西改札に行った瞬間、

 

??「抜け駆けは許さないわよ、由美」

 

俺「なんでヨハネがいるのさ!?というかその格好どうしたんだよ!?」

 

ヨハネ「今日は幻日のヨハネのプロモーションのためにこの格好をしているの。いけなかったかしら?」

 

俺「逆に嬉しいよそれは」

 

ヨハネ「フフッ、ありがと。さて、由美はどこに行こうとしていたのか、それは知りたいわね」

 

俺「名鉄の昼間の岐阜行き急行と各務原線のツーマン運用が今度のダイヤ改正でなくなるんだ。だから今日がラストチャンスかなって思い今から乗ろうとしていたわけよ」

 

ヨハネ「どこまで乗るの?」

 

俺「岐阜まで。そこから金華山に行くつもりです」

 

ヨハネ「とりあえず行くわよ」

 

俺「おー!!」

 

というわけで、改札に入り、岐阜に向かおう。岐阜行き急行としてやってきたのは、3500系リニューアル車だった。

 

ヨハネ「さあ、乗りましょう」

 

俺「せやな」

 

こうして俺たちの日帰り遠征は始まった。

 

〜※〜

 

金山駅を発車し、次は超スーパー忙しいカオス初見殺しターミナルと揶揄されるモグラ駅の名鉄名古屋駅、そして地上を出ると栄生駅、そして枇杷島分岐点で速度が落ちる。

 

俺「気づいたんだけど、名古屋駅あたりからヨハネの右肩に黒と黄色の蝶が止まっているんだが」

 

ヨハネ「由美もじゃない。もしかして両方ともギフチョウかしら?」

 

俺「とりあえず保持していたら危険だし次の駅で…」

 

車内放送「まもなく国府宮 国府宮です。お出口は左側です」

 

ヨハネ「稲沢だけど放すしかないわね」

 

そしてドアが開いた直後、

 

俺「…あれ?逃げないんだけど。というより、全然離れたがらないぞ」

 

ヨハネ「ホントね。もしかするとヨハネたちの案内人になってくれているのかも」

 

俺「そうだといいけど」

 

そして一宮を過ぎ、今後日中乗れなくなる区間に入っても蝶は俺たちの右肩に止まったままだった。

 

〜※〜

 

岐阜着。比較的長旅でした。今後しばらく名鉄の西方面に乗る予定はないので、名鉄岐阜発着の昼間の急行ともこれでお別れだ。

 

そしてギフチョウが肩から飛び立ったので、案内してくれた各務原線に向かうと、現れたのは1800系の2両編成。1800系はワンマン化の対象外なので、ここで見られるのも最後になる。写真に収め、最後の思い出としよう。

 

改札を出ると、2匹の蝶は、道に沿って誘導してくれる。信号で足止めを受けるたびに、右肩に止まり、足を止めさせないぞと言わんばかりに先に進んでいく。

 

〜※〜

 

歩くこと約45分、金華山の麓に到着した。ロープウェイ乗り場で、また蝶は右肩に止まった。

 

ヨハネ「なんか楽しみね」

 

俺「そうだな」

 

そしてロープウェイに乗ろう。ロープウェイからは冬景色がまだ続くが、信長様の縁の地に、肩に蝶を留めながらでも向かおう。

 

〜※〜

 

到着後のこと。蝶は森の中に去っていった。

 

ヨハネ「とりあえず岐阜城に登りましょう♪」

 

俺「そうしよう。長良川の絶景も見たいよ!!」

 

岐阜城の天守櫓から見る長良川。少し霞がかっているが、それこそ絶景だ。車もスムーズに流れ、長閑な平野が広がる。

はてうららかな、眺めじゃなぁ〜!!

 

岐阜城を見終えたあとは、リス園に向かおう。餌をもらい、入るとすぐにリスが近寄ってくる。

 

俺「はぁ…可愛いよぉ…♥♥♥」

 

ヨハネ「すっかり由美がリスに夢中だなんて…ズラ丸にでも言いつけるしかなさそうね」ハイライトオフ

 

俺「それはやめてくれ!!俺の命がなくなる!!」

 

ヨハネ「冗談よ♪」

 

いや音符をつけて言うなよ…。

それでもリスは餌を食べまくり、ほんの数分でなくなってしまった。

 

リスたちに別れを告げ、ロープウェイで山を降りようとしたその時だった。

 

??「昼間はありがとうございました」

 

俺「えーっと…あなたたちは…」

 

??「ここ金華山の妖精です。名古屋駅から金華山まであなた達が運んでくださったんですよ?」

 

ヨハネ「いえいえとんでもない」

 

稲沢で放さなくて真面目に良かった…。色んな意味で恥ずかしいわ。

 

妖精A「お礼によろしければお2人にこちらをお渡し致します」

 

俺「これは…」

 

妖精B「魔法のステッキです。何かあったときに使ってください」

 

俺「ありがとうございます!!」

 

妖精A「今回は本当に迷子になったところから助けてくださりありがとうございました!!それでは!!」

 

いろいろあっさり終わってしまったが、まあいいか。ロープウェイで下山しよう。

 

〜※〜

 

山を降り、長良川を渡る。日が暮れかけてもやはりいい感じだ。

帰りはバス。流石にまた歩くのはきつい。岐阜駅までゆる~く行ったほうが知れている。

 

岐阜駅到着後のこと。

 

ヨハネ「帰りどうする?」

 

俺「二日酔いだから帰りたいなぁって」

 

ヨハネ「というか昨日どれだけ飲んだのよ」

 

俺「1杯で終わる予定が、ダイヤ、マリー、果南の暴走で8杯飲まされました。元スクールアイドルから鉄オタへのアルハラとか真面目にやめろっての」

 

ヨハネ「後で千歌に言いつけるしかないわね…まあ、それなら帰りましょう」

 

俺「ありがとう」

 

こうして、岐阜駅から新快速に乗り、名古屋駅まで戻ってきた。

 

俺「もうフラフラだ〜…」

 

ヨハネ「とりあえず帰りの列車で膝枕してあげる」

 

俺「ありがとう…」

 

そして、帰りの中部高速鉄道普通列車(足助黒坂通過)で新居町に着くことができた。二日酔いが酷いので、ヨハネのお情けもあり解散になったが、新居町寮の自分の部屋でこのまま夜も食べずに寝ることにしよう。

 

…と思ったところで携帯に電話がかかってきた。

 

俺「はい」

 

ヨハネ『今日は二日酔いだからそんなに無理してはいけないけど、明日、沼津に行くなら今度こそ振り回すわよ♪』

 

俺「そんなあああああ!!」

 

次回の沼津遠征、パスしてもらって大丈夫ですかね作者さん…。




昼間の岐阜行き急行と各務原線のツーマン運用はそれぞれ一宮短縮と、ワンマン化がなされる形で本当になくなりました。皆さんも名鉄に行ったときは気をつけてください。

次回は沼津遠征を予定。由美が愚痴を言っていますが、容赦なく書きます。
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