ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
3月25日9時、鶴橋にて。今から待ち合わせの人と近鉄のトラウマ克服チャレンジを行う。
薫子「お待たせいたしました…とそれからこちらの方は」
俺「はじめまして。青山由美と申します。今日はよろしくお願いします」
比奈「澁川比奈と申します。本日はアシスタントを務めさせていただきます。よろしくお願い致します」
??「三船栞子です。青山先生と澁川さん、本日はよろしくお願いいたします」
??「ショウ・ランジュよ。よろしくね、由美、それから比奈も!!」
薫子「由美さんは、学生かつ中部高速鉄道の社員ながら、趣味で2年間に25回以上も近鉄に乗っているんだよ」
俺「なんか恥ずかしいな…」
比奈「それはそうと、水無月結月さんの方は大丈夫ですか?」
栞子「覚えていらしたのですね…。実は、当面会えないと思い、この前のJRのダイヤ改正を機に諦めました。陰ながら応援はしておりますが」
ランジュ「アタシも、香港から会いに行くことがバカバカしくなっちゃった☆それよりも日本の電車について学んだ方がずっとお得よ♪」
比奈「そうなのですね」
俺「というわけで、近鉄嫌い克服チャレンジを始めて大丈夫ですか?」
全員「もちろん!!」
こうして俺たちの遠征は始まった。
〜※〜
まず切符を買い、改札をくぐって1・2番ホームに向かう。今回は、栞子さんたちが前回失敗した伊勢中川経由で名古屋に行く方法を実施する。
栞子「あの忌々しい賢島の文字…」
俺「あのねぇ、あれに乗っちゃダメ」
ランジュ「どうして?」
俺「鶴橋9時26分発賢島行きに、週末に乗ったらこの前みたいに即座に伊勢市まで強制連行になります」
ランジュ「なるほどね。由美ありがとう!!勉強になるわ!!」
栞子「それならどれに乗れば良いのですか?」
俺「伊勢中川ルートは諦めて、9時36分の名古屋行きに乗った方がいい」
薫子「発車標にないけど」
比奈「何本か見送ったら見えてきますよ」
栞子「さすが青山先生と澁川さんですね」
俺「えへへ」
そして9時26分発の暴走特急は見送り、9時36分のアーバンライナーで名古屋に向かう。
乗ったら停車駅を確認しよう。
まず吉野・奈良への玄関口である大和八木。
赤目四十八滝へのアクセスが容易な名張。
日本一短い駅名の津。
F1グランプリも十数年前に開催された鈴鹿サーキットの最寄駅白子。
トンテキと港の夜景で知られる四日市。
本当に駅前含め何もなくて、3つの軌間がズラリと並ぶだけの桑名。
そして、我らがターミナル、終点の名古屋である。
特急券は買わずに乗ったので、大和八木までに車掌さんが来た際に全員分俺の自腹で買った。
栞子「大和八木と名張に停車しても、やはりこの山は不安です」
ランジュ「やはりまたお伊勢まで連れて行かれるのかしら…?」ポロポロ
栞子さんとランジュさんは不安がっている。
栞子「青山先生…引っ付いてよろしいですか?」
ランジュ「ランジュも不安だからこうさせてよ!!」
俺「…栞子さんもランジュさんも別に抱きついていいけど」
栞子さんとランジュさんは俺に抱きついた。
薫子「由美、もっと私たちと仲良くして欲しい。だからさん付け、やめてもらえない?」
俺「薫子さん…いや薫子ちゃん、そうするよ!!」
ランジュ「アタシのことは?」
俺「ランジュちゃん」
栞子「青山先生、私のことは?」
俺「栞子ちゃん」
栞子「やはり青山先生のことは大好きです」
山を越えると急に減速し、伊勢中川のカーブを曲がる。
そして津に停車。2面2線しかないからすぐに発車する。
ランジュ「今度こそ名古屋に行けるのね!!」
比奈「そうですよ」
薫子「栞子もランジュも嬉しそうで良かったじゃん」
そして11時49分、名古屋に無事到着した。名古屋駅では焼肉を5人で嗜み、解散になる。
栞子「今回は本当にありがとうございました」
ランジュ「近鉄は個性的で素晴らしい会社だってわかったから、また乗りに来てもいいかしら?」
俺「もちろん!!いつでも乗りにおいで。俺はそこにいないかもしれないけどね」
こうして別れの挨拶を済ませ、ランジュちゃんは名鉄に流れ、栞子ちゃんと薫子ちゃんは新幹線東京方面に流れた。このまま俺と比奈ちゃんで、新幹線を使って大阪方面に流れよう。
~※~
そして1時間半後、なんとかして浜寺組に合流できた。
俺「今回の作戦は大成功でした。また近鉄に乗りたいって」
シオン「由美ちゃんが無事で良かったよ!!」
鈴乃「それに布教活動がうまく行って私も満足よ♪」
マル「由美ちゃんが他の子と話していたのは納得行かないけど、無事ならそれでいいずら」
比奈「いえ、三船栞子さんから『青山先生』と呼ばれ、慕われていらっしゃいましたよ」
ルビィ「それならちょっとお説教だね♥初対面の人にそこまでされたなんて、既婚者なのに許せないかなぁ」ハイライトオフ
勇輝「お説教はダメだってそんなの。別にこんなの浮気でも不倫でもないから!!」
マル「それじゃあちょっと勇輝くんも裏に連れ出そうね♥」
璃奈「うん。2人揃って一旦私たちから叱られた方がいい」ハイライトオフ
四季「由美と勇輝さんは4人でお仕置き♥」
俺・勇輝「待ってええええ!!」
こうしで4人から雷を落とされた。
仲喜「まあ、あの場所に戻って引き続き撮るか」
聡平「そろそろラピートが動き出す頃ね」
ジュリー「それに動画素材で動画作りも進めちゃいましょう♪」
メイ「HAPPY PARTY TRAINやそれは僕たちの奇跡は神曲だからな」
トワ「だね♪」
すずか「成果ゼロでもあれなので作っちゃいましょう」
1日目は4人に色々やられ撮り鉄の方に一切参加できませんでした。
〜※〜
2日目のこと。
四季「そういえばジュリー、川名公園で自称だけの迷惑ライブを開いたって情報が流れているけど」
俺「一応証拠映像はお姉ちゃんが残しておきました」
勇輝「僕もだよ」
メイ「私に見せてくれなかったのか…ショックだな」
鈴乃「私やすずかも見られなかったけど…」
メイ「鈴乃さんとすずかが見られていねぇならデート等には不参加かな。動画作りと撮り鉄と進めるか」
すずか「そうですね」
璃奈「じゃあジュリーは今日1日私や四季ちゃんとデートだね」ハイライトオフ
聡平「ちなみに兄の僕にも一言も言わずに準備を進めていたわよ」
俺「スクールアイドルのライブやるってわかったのは当日朝予告状が送られてきたときでした」
勇輝「そのまま連れ帰っちゃって大丈夫だよ♪」
四季「じゃあ勇輝さんの言葉に甘えてそうさせてもらうよ♥」
メイ「璃奈さんと四季頑張れよー」
ジュリー「せっかくの2日目だったのにーーー!!」
こうしてジュリーは連れられていき、合宿場所に戻ってくることはなかった。
〜※〜
南海電車は近鉄ほどではないが適度に難解でやはり何回も撮りたくなる。
仲喜「それはそうと、シオンちゃんと比奈ちゃんを朝から見かけないんだが」
マル「心配ずら」
俺「今朝の動画を見たら、午前中に浜寺公園で合同ゲリラライブをやるって言ってた」
トワ「またヤンデレあたりに捕まりそうで不安だなぁ」
それでもカメラを回し、7100系、8300系、9000系、サザン・プレミアムなど、阪堺も堺トラムを始め、モ351やモ161、モ501、モ601、モ701など何でも撮り放題だ。
そして午前11時、園内に戻ると、2人がライブ配信を始めていた。
【♪岡崎体育『MUSIC VIDEO』♪】
というか2人もまた由美ちゃんに内緒でライブの進めていたのか…ショック。
勇輝「これもお説教かな?」
俺「それがいいと思う」
仲喜「メンヘラ過保護はあまりよろしくないけど、まあ私にも内緒だったからな」
〜※〜
ライブを終えた頃、動画作成組も投稿を終え、みんなで近鉄特急を使い新居町まで帰路につく。そしてシオンちゃんと比奈ちゃんに関してはお説教して今回の撮り鉄合宿はお開きになった。
鈴乃「そうそう、明日から私と比奈は東京で暮らすことになったからよろしくね」
メイ「私は鈴乃さんが近くにいるだけで嬉しいよ!!」
すずか「虎ノ門に行っても元気でいてください!!」
比奈「もちろんです」
俺「そうそう、今回の撮り鉄合宿はある意味良かったと思う」
勇輝「どうして?」
俺「また仲喜くん・勇輝くん・そーちゃんとの絆の確認もできたし、何よりショックではある一面、シオンちゃんや比奈ちゃんもものすごく行動力が見えて成長したんだなって感じるもん」
トワ「ということはまた撮り鉄合宿やるの?」
俺「今度は海外でやろう。もっと違う風景を見て俺も成長したい!!」
すずか「それならそうしましょう!!」
こうして本当に解散となった。しかしこの撮り鉄合宿も鎌倉の演劇派にとっては極めて不服だったということを、俺はまだ知らない…。
次回は近鉄祭りラストランシーズン3度目となります。更にその次は、3月31日のMMDA、4月1日・4月2日の秘境駅・金沢ネタと続いて…その後のネタが無い。