ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
視点は引き続き青山由美を予定。後半戦でヤンデレ要素がかなり多くなるよ。
15時30分、浅草駅にて。
比奈「お待たせいたしました」
しずく「初めまして澁川さん、丸山さん」
せりな「初めまして。丸山せりなです」
歩夢「どうしてしずくちゃんが2人の名前を知ってるの?」
しずく「シオン先輩にLINEで半ば脅迫して聞いたら教えてくれました」
俺「やりすぎだろそれは」
しずく「相変わらずですね由美さんは。この中でも一番シオン先輩との付き合いが長い以上、そうでもしないと答えてくれないってこと、わかってますよね?」
俺「そう言われると言い返せない…」
しずく「それはそうと、そこの3人は…?」
イオ「ワタシはイオと言いマス。インドネシアから来て、虹ヶ咲学園中等部の国際交流学科に通っていマス」
舞子「塩津舞子。虹ヶ咲学園高等部、ライフデザイン学科アーキテクトデザイン専攻の3年生。鉄道同好会の部長もやっているよ」
ドロシー「私はドロシー・ダビッドソン。イギリスのバーミンガムから虹ヶ咲学園中等部の情報処理の方に通ってるんだ」
俺「この3人と比奈ちゃんとせりなちゃんはみんな虹ヶ咲の鉄道同好会のメンバーだからね」
しずく「皆さん学校は今のところ違いますがよろしくお願いします!!」
こうしてまた1つ、絆ができた。
さて、このままエアポート快特で成田空港まで向かおう。京成線は初乗車だ。
浅草発車後、押上に停車し地上に出る。押上の次は青砥、高砂に停車し、新幹線のような線路に突入する。
比奈「成田スカイアクセス線も楽しいですね」
せりな「通勤車が新幹線の線路を走るなんてときめいちゃうよ!!」
一方、俺はなかなかときめきを感じない。侑ちゃんや歩夢もそうだ。俺に関しては、近鉄名古屋線の高架を見すぎた反動だ。
イオ「インドネシアにはこんな高速新線なんてないから新鮮デス!!新線だけに!!」
侑ちゃんが大爆笑する。
ドロシー「そんなに面白い?」
俺「歩夢曰く、侑ちゃんは幼稚園の頃から笑いのレベルが赤ちゃんなんだって」
歩夢「そこがね、すごくかわいいんだよ?」
舞子「あらら…」
そんなこんなで列車は進む。印旛日本医大を過ぎると北総線の電車は全く見られなくなり、空港第2ビルまで進むと京成の赤青カラーの電車と再会し、成田空港駅には16時半過ぎに到着した。
〜※〜
到着後はスカイデッキを見に行く。
俺「航空機にも味があるなぁ。しかしターミナルシャトルがなくなってるのは泣きそうだ」
歩夢「やっぱり大学生で進路がほぼ決まっているからって、多趣味なのは嫉妬しちゃうよ…」
俺「そうは言われましても…」
イオ「由美は航空ファンでもあったんデスカ!!」
俺「そうでもないぞ。だけど機械工学者の卵として、エンジンで動くものにはいろいろ触れたいのよ」
ドロシー「私みたいだね」
見学は1便が離陸したところでおしまいにし、その後はフードコートでうどんを食べてから、到着ロビーにまで向かおう。こういう時に食欲が湧かずうどんに流れるのが俺の悪いところ。
比奈「到着時刻になりましたね」
侑「何とか荷物を持ち出して最初に出られたって」
せりな「それならそろそろだね」
あっ、シオンちゃんがやってきた。
シオン「みんなただいまー!!」
俺「おかえりなさい、シオンちゃん。心配したよ?」
俺はシオンちゃんをハグし、さらにナデナデした。シオンちゃんも俺に抱きつく。
シオン「やっぱりドイツのミュンヘンやカッセル、ヴッパータールより、虎ノ門や丸田町、新居町でゆるゆる由美ちゃんとやっていた方がいいよぉ」
俺「俺だって、シオンちゃんがいない間不安ばかりだったぜ?旅先で事故や事件に遭わずに無事に帰って来られるかが気がかりだったんだから!!」
シオン「そんなにも心配してくれたんだ!!ありがとう…!!僕、由美ちゃんのことが大好きだよ!!」
2人で涙を流し、再会を喜んだ。ここまでは良かったのだが…、
ガシッ!!
俺の両肩を誰かが掴んだ。両隣を見てみると…、
歩夢「ねえ由美ちゃん、目の前で私たちの大事なシオンちゃんにどうしてそんなことをするのかな?」ハイライトオフ
やられた。
しずく「そうですよ!!由美さんがシオン先輩に抱きついたり撫でたりしていいわけがないでしょう!?」ハイライトオフ
俺「それは…その…」
この2人、シオンちゃんのことになるととりわけめんどくさいことになるんだった。
歩夢「誰にでも過保護なメンヘラ由美ちゃんはお仕置きが必要だよね」ハイライトオフ
しずく「私はシオン先輩を連れ出そうと思います」ハイライトオフ
歩夢「侑ちゃんはどう思う?」
侑「流石にこれは由美ちゃんが悪いよ。こんな公共の場所でハグしてナデナデするって、いつの間に由美ちゃんがシオンちゃんのお姉さんになっちゃったのかなって思うもん」
しずく「比奈さんはどうですか?」
比奈「動画には収めましたので、後日アップさせていただきます」
俺「それされたら家庭内での居場所がなくなるよ!!」
比奈「勇輝と聡平とジュリーにも言いつけましたが、この程度では浮気でないという話でした。むしろ今皆さんが同じ目に遭っているようです」
俺「うわぁ…それでも愛ちゃんやかのんやすみれちゃんや夏美ちゃんになんて説明つければいいのやら…」
すると、歩夢は俺に、しずくちゃんはシオンちゃんに手錠をかける。
しずく「もう明日いっぱいまでシオン先輩のことは振り回します。安易に名古屋に帰れるなんて、思わないでくださいね♪」ハイライトオフ
シオン「わかりました…」
俺「…で、歩夢はどうするの?」
歩夢「今日1日、虎ノ門にも新居町にも名古屋にも帰さないよ?」
俺「それだけ?」
歩夢「それだけがどれだけになるか、なんか楽しみ♥」ハイライトオフ
侑「歩夢を泣かせちゃだめだからね?」
嫌な予感がした。今日1日歩夢の家で寝ろと言われそうだ。この前の侑ちゃんの家に連行されたときと同様、添い寝は避けてくれるだろうが、やっぱり人様の家で寝泊まりするのは気が引ける。
まず、今回は全員で成田エクスプレスに乗り横浜でみなとみらい線に乗り換え、そこから中華街に流れよう。
中華街では名店の梅蘭に入る。今やもう名古屋から全滅したから、本場とかで見つけたら貴重だし入ろう。
俺「ここの焼きそば、いつ食べても美味しいし幸せだぁ〜!!」
梅蘭の焼きそばは、餡の上に、卵で固めた麺を乗せるという、なんとも食欲をそそる料理の1つだ。
シオン「名古屋からなくなっちゃったのが痛いよね」
シオンちゃんにとっては4日ぶりの中華料理だから、しっかり味わってもらおう。
侑「やっぱりハグやナデナデはやりすぎだけど、2人がこうして美味しそうに食べているのを見るとほっこりするね」
歩夢「そう?私は嫉妬しちゃうけど」
しずく「私も嫉妬しますね。だって私たちをほったらかしにしてるんですよ?」
侑「確かにね」
一方、鉄道同好会組も美味しそうに5人でワイワイやっていた。
お代は全員別々にしたよ。
〜※〜
店を出たあとは元町・中華街駅まで戻り、そこからみなとみらい線に乗る。
しずく「さあ、今日は寝かせませんからシオン先輩、行きますよ♥」ハイライトオフ
シオン「待って!!」
しずく「待ちません♥」
シオン「そんなああああああああ!!」
横浜駅でシオンちゃんはしずくちゃんと下車してしまった。
比奈「そうだ。今から新横浜線に乗りませんか?」
せりな「そうしようか」
舞子「私も楽しみ♪」
歩夢「由美ちゃんも行くよね?」
俺「拒否権は?」
侑「ないです」
俺「でしょうね」
というわけで日吉駅で乗り換え、新横浜線にだけは乗ることになった。
イオ「夜の東横線も、なんか素敵デスね」
ドロシー「夜道を駆ける電車…響きがいいね!!」
俺「イオちゃんやドロシーちゃんも喜んでくれてて俺は嬉しいよ♪」
日吉駅からは都営車に乗り換え、新綱島、新横浜と停車し、新横浜線の旅は終わりだ。
歩夢「さ、帰ろうか」
比奈「私は虎ノ門で大丈夫ですよね?」
侑「もちろん」
せりな「私や舞子ちゃんたちも学生寮で大丈夫だよね?」
歩夢「そうだよ」
俺「え、俺は…虎ノ門に帰れないってことは…」
歩夢「今日は私の家で寝泊まりしてもらいます。ちょうどお母さんもお父さんもいないから、3人で寝ようか♪」
俺「…はい」
ということで、帰りは鉄道同好会組と中目黒で解散、比奈ちゃんとも虎ノ門ヒルズで解散にし、有楽町線乗り換えで豊洲まで出て、そのまま歩夢の家で一夜を過ごした。添い寝は避けてもらえたけど、シオンちゃんに抱きつくだけでこうなるとか、これもうわかんねえな。
ちなみに次の日の朝、名古屋には無事に帰れました。シオンちゃんは次の日の夜まで振り回され、仲喜くんと月ちゃんの帰国も夕方だったけど、唯一大学院試験がかかっているからここは許してもらえたんだよね…。
シオンちゃんがいてこそスクールアイドルになる前の歩夢もしずくちゃんも輝くなぁ、そうに決まってる。
次回は近鉄祭りの前に1話挟みたい…。なお、近鉄祭りは5月11日木曜日に行った関係で久々のAqours回とするつもりでいます。
余談ですが、同じ日に浅草の後私は銀座線を全線完乗し、そこから代官山まで歩き、東急東横線経由で元町中華街まで行き、そこで夕食を軽く食べた後、相鉄新横浜線経由で新横浜に抜け、名古屋まで新幹線で帰りました。東横線の逆行きと銀座線の完乗に関してはまた実施し、書こうと思います。