ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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当初は機械工学ネタを考えていましたが、計算式を書くのが面倒なので別のネタに切り替えました。そして急遽、スクールアイドルが1名爆誕することになりました。

視点は澁川比奈を予定。


鉄道同好会の緊急部会とチェロとスクールアイドルと

5月10日。鉄道同好会は本日緊急で部会を開くことにしましたが、その前に次の授業の予習を終え、鳳来寺さん(シオン)が投稿した動画を見ていました。ちなみに今月から夏服ですが、収録日としては今日が初めてです。

 

すると、「【延暦寺レオナさん救済】チェロで柏木広樹さんの『+3+4 Steps!』を弾いてみた」という動画が投稿されていたのです。見てみましょう。

 

【♪柏木広樹『+3+4 Steps!』♪】

 

動画内ではなんと!!シオンがチェロを弾いていたのです!!これでは私が置いて行かれる…。そう思ったその時でした。

 

せりな「あれ?部室は比奈ちゃん1人?」

 

私「はい。鈴乃は学校祭実行委員会で呼び出され、ドロシーはまだ授業、舞子も補習で、イオも進路指導で居残りという話でした」

 

せりなが現れました。

 

実際、部員のうちイオと舞子はかなり成績不振で、イオは内部進学できるかどうかの状態で、舞子に至っては高等部以降留年すれすれを常に辿っているようです。

 

せりな「…で、何の動画を見てたの?」

 

私「鳳来寺さん、もといシオンがチェロを弾く動画です。私がバイオリンを弾けなくなったがゆえに投稿することにしたと言っていました。私も何か楽器が弾けるように戻りたいというのが一番の本音です」

 

せりな「私は応援するからね、またバイオリン以外でいいから楽器が弾けるように」

 

私「ありがとうございます」

 

動画内でシオンはピアノ以上に素晴らしいチェロの音色を奏でています。バイオリンが無理でもなんとなくチェロならできそうな気もしてきました。今日の部会でまた提案することにしましょう。

 

〜※〜

 

動画終了後、しばらくしてやってきたのは鈴乃でした。

 

鈴乃「また今年も鉄道同好会は文化祭への出展禁止にするって委員長が言ってたわ」

 

私「どこまで除け者にする気ですかね、私たち鉄オタを…」

 

せりな「だけど今年からようやく国際鉄道模型コンベンションに参加することはほぼ確定だから、それに向けて頑張ろうよ」

 

私「そうですね」

 

〜※〜

 

次に現れたのはイオでした。

 

イオ「今の成績では内部進学できないとまた言われマシタ…」

 

鈴乃「部内で勉強会をどこかのタイミングで開く必要がありそうね。今日の部会で提案するわ」

 

そしてドロシーと舞子も数分後にやってきて全員が揃いました。

 

舞子「さあ、全員揃ったので緊急部会を始めます」

 

私「よろしくお願い致します」

 

舞子「まず今回の緊急で部会を開いた一番の理由は…」

 

ゴクリ。

 

舞子「優木せつ菜ちゃんというスクールアイドルをここ最近都内各地で見かけたという情報が次々と入ってきたんだ。しかも話によると、本校の生徒がやっているらしいの」

 

鈴乃「まさか……」

 

舞子「それで今後、中部高速鉄道の協力の元、鉄道同好会がスポンサーにつくことになりました!!」

 

ドロシー「やったぁ!!私も母国で日本の鉄道系男の娘アイドル『Mr.Twilight』にハマってからアイドルが大好きなんだからね!!」

 

鈴乃「えっ、ドロシーも知っていたのね」

 

ドロシー「うん。ってもしかしてみんな正体は知ってるの?」

 

イオ「Mr.Twilightは4月の新歓のときに遊びに来てくれた中野郷サン、もとい久遠寺トワサンと同じ人デス」

 

ドロシー「薄々気づいていたけど案の定そうだったんだね」

 

私「それはそうと、舞子はせつ菜さんの写真を持っていますか?」

 

舞子「私は石神井公園でライブが開かれたのを見てついつい撮影しちゃった」

 

舞子は私にせつ菜さんの写真を見せてくれました。

 

私「なんとなく心当たりがあるような気がします」

 

鈴乃「私もそんな気がするわ」

 

舞子「だけど正体を聞くのは憚られるから、教えてくれない限りは皆さんダメ元で聞くとかなしだからね」

 

私「わかりました」

 

舞子「ということでこれから忙しくなるよ〜!!部長の私からは以上。ほか連絡事項のある人は…?」

 

鈴乃が挙手します。

 

舞子「はい、鈴乃ちゃん」

 

鈴乃「学校祭実行委員会に行ってきましたが、今年も鉄道同好会出展禁止にする方針になりそうです」

 

舞子「うわぁ…また私交渉に行くよ。国際鉄道模型コンベンションに今年から出られることになったし、むちゃくちゃ暇というわけじゃなくなったけど」

 

鈴乃「そうしましょう。流石にここは打ち破りたいものね。私からはそれだけ」

 

舞子「ありがとう鈴乃ちゃん。他は?」

 

鈴乃「他にもあるっぽいけど、部会で話すことじゃないわね」

 

舞子「それなら部会はお開きにしようか」

 

私「そうですね」

 

舞子「それじゃあ…」

 

全員「終わり!!閉廷!!以上!!ありがとうございましたー!!」

 

こうして、部会としてはお開きとなりました。しかし誰一人帰りはしません。

 

舞子「…で、話したいことは?」

 

イオ「ワタシが今のままでは内部進学できないと言われマシタ…」

 

舞子「あはは…それ私も。このままじゃ卒業できないかもって言われちゃった」

 

鈴乃「だから勉強会を部内にて週1で開こうか検討していたのよ」

 

私「ですが、鈴乃と私以外は全員学科がバラバラなので困っていました」

 

舞子「次回以降の部会で話し合って考えようね。一応昨日は情報処理の宮下愛ちゃんにダメ元で材料工学のわからないところを聞きに行ったら教えてくれたし、しばらくは周りの助けも借りてなんとかしよう」

 

イオ「そうデスね」

 

私「それともう1つ話したいことがありました」

 

舞子「何かな?」

 

私「鳳来寺さん、いえシオンが私を勇気づけるためにチェロを弾く動画を上げてくれました。そこでバイオリンが弾けなくなったものの、チェロで皆さん元気づけたいとか考えていたところです」

 

舞子「私も比奈ちゃんやレオナさんのバイオリンで元気をもらっていた一面はあるから、せつ菜ちゃんの目撃もあったし、やって欲しいと思う」

 

せりな「ちなみにチェロはみんながいない間に用意しておいたから」

 

ということで、ここからはチェロの演奏の練習会となりました。数十分後、

 

【♪葉加瀬太郎『ひまわり』♪】

 

なんと、あの日のバイオリンのように震えることすらなく1フレーズ弾けるようになっていました。

弾ききったその時でした。

 

??「お楽しみ中のところ失礼します」

 

私「中川さん!?私たちがなにかいけないことでも…」

 

なんと、菜々さんが現れたのです。

 

菜々「いえ、早速せつ菜さんの話題が広がっているようなので、押しかけさせてもらいました」

 

私「もしかして、中川さん、もとい菜々さんがせつ菜さんと関わりがあるとか…?」

 

菜々「はい。ここと中部高速鉄道の皆さん以外には内緒にしていただきたいのですが、この5月より私が優木せつ菜名義でスクールアイドルを始めることにしました。これからスポンサーになってくれるようなので嬉しい限りです。この前の石神井公園でのライブの際は舞子さん、来てくださりありがとうございました」

 

舞子「いえいえこちらこそ」

 

菜々「それと郷さん、もといトワさんには直ちに伝えておいてください。名刺も渡しておきますのでよろしくお願いします」

 

全員「ありがとうございます!!」

 

菜々さんは去っていきましたが、早速挨拶に来てくれるとは…嬉しさと感動でいっぱいでした。

 

舞子「まあ、色々あったけど今から新橋行こうか」

 

鈴乃「そうね」

 

私「GW以来の撮り鉄楽しみです!!」

 

ドロシー「もう、比奈ちゃんは相変わらずだね」

 

全員「あははははは…!!」

 

こうして部室を閉め、全員で撮り鉄に向かうのでした。今年は鉄道同好会としても忙しくなりそうですね。




次回は近鉄祭りを予定。久々のAqours回とします。

※後の話と矛盾点が生じたため一部修正しました。石神井公園と小竹向原、一度でいいから行ってみたい。
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