ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回はもうタイトルからおわかりかもしれませんが、当初の自作品全般のメインキャラクターだった青山由美がついに活動休止を宣言します。ついでに夏合宿の行き先決定も行います。


1233系VC42編成入場、青山由美1ヶ月活動休止!! それでも、鉄道同好会は夏合宿に行く!!

2023年7月21日、昨日が終業式だったので部会を見送り、今日部室に行くと、なんと、由美が項垂れて座っていたのです。

 

私「こんにちは、由美」

 

由美「比奈ちゃんこんにちは」

 

私「今日はそんなに元気がなさそうでどうしましたか?」

 

とりあえず私が聞いてみると、衝撃の理由が返ってきました。

 

由美「1233系VC42編成はわかる?」

 

私「由美の愛車で、近鉄名古屋線にてLCDが付いているあの編成ですよね?」

 

由美「実はアイツが……」

 

ゴクリ。

 

由美「高安に入場してしまいました……」

 

私「……ええええええっ!?」

 

いつもの3割増で叫んでしまう私。近鉄の愛車が高安車庫に入場するということは、夫か妻が単身赴任、あるいは恋人が留学したまま帰ってこないのに近いものを感じます。

 

由美「すでに1620系VG23編成も昨日車体更新を終えて出場したけど、なんとLCDが取り付けられずに出てきているし、変わり果てた姿で出てくること確定なのがなんとも。まあ、院試終わるまでの明日から約1ヶ月間、俺、鉄道系アイドルとして活動休止だぞ……。ということで、今日の部会は、私は臨時参加して色々伝えます」

 

私「とにかく無理しないこと。それが大切ですから」

 

由美「ありがとう比奈ちゃん……」

 

まさかの青山由美活動休止宣言とは、かなりの驚きですが、部会を臨時参加するというのでその際に話は詳しく聞きましょう。

 

次に入ってきたのはシオン、郷、鈴乃、すずかの4人。

 

私「あれ?シオンと郷ではありませんか。すずかも一緒ですね」

 

シオン「虹ヶ咲の鉄道同好会が夏合宿に行く話を聞いたからみんなで虹ヶ咲に行こうってなってね」

 

鈴乃「もしみんなが同行するとか言ったら、舞子やせりなたちに相談するわね」

 

すずか「ありがとうございます!!」

 

郷「あと僕からも伝えなきゃいけないことができちゃったからね」

 

私「それもまた聞かせていただきます」

 

3人とも元気そうなのが良かったです。

 

次に入ってきたのはカレン、有佐、舞子、そして陽凪の4人。

 

陽凪「比奈ちゃんこんにちは!!」

 

私「ご無沙汰しております陽凪」

 

陽凪「由美ちゃんが元気ないけど…」

 

由美「うちの愛車、もとい推しである近鉄の1233系のVC42編成が高安に消えました。このまま明日から約1ヶ月間、鉄道系のアイドルとしては活動休止です」

 

陽凪「とにかく無理しないでね」

 

由美「ありがとう……」

 

舞子「大学院試験だけは頑張ってね」

 

由美「うん。自分と中部高速鉄道の将来のために俺頑張るよ」

 

有佐「しかしここまで世間が狭いって思わなかったよ」

 

私「どういうことですか?」

 

カレン「陽凪がせりなのいとこだって、カレン初めて知ったの。初めて会ったの会津若松のバスを調べているときだったけど」

 

シオン「それは凄すぎる…」

 

続いて部室に来たのはイオ、ドロシー、モリーの3人。

 

モリー「おや?由美様も来ていたのですね」

 

由美「色々伝えなきゃいけないことができちゃったからね」

 

イオ「元気がなさそうデスが…」

 

由美「それも後で話します」

 

ドロシー「無理したらNot Goodだからね?」

 

由美「ありがとうドロシーちゃん」

 

そして最後にやってきたのはせりなと他2人でした。

 

仲喜「てか由美ちゃんが活動休止だなんて、私は真面目にビビったんだが」

 

由美「事情は部会のときに話すよ」

 

私「それからそちらのお方は…」

 

1人は山部仲喜とわかったのですが、もう1人って…?

 

舞子「お姉ちゃんなんでいるの!?」

 

??「えへへ、舞子会いたかったわ〜♥」

 

せりな「舞子ちゃんのお姉さんの、塩津ましろさん。紫苑女学院のOGで、鉄道が好きすぎて、そのせいでスクールアイドルからのヤンデレ被害に遭った経験もあるって」

 

ましろ「まあ、だから日本でも初めてスクールアイドルに死ぬほど愛された女子鉄って感じるのよ」

 

由美「俺よりおそらく1年くらい早いぞ。2019年春の大会の優勝者Aqoursに愛されるようになったのも優勝後のことだからさ」

 

舞子「それと、せりなちゃんの従妹の陽凪ちゃんよりずーっとシスコンなんだけどね」

 

ましろ「もう!!シスコンだなんてひどいじゃない!!」

 

由美「いや、ましろちゃんの溺愛の程度は俺よりマシだぞ」

 

私「どういうことですか?」

 

由美「メンヘラで過保護な地雷って言われるのよ。弟のそーちゃんや妹のジュリー、夫の勇輝くんに限らず、シオンちゃんや鈴乃ちゃんに何かあると、すぐ心配になってYouTubeコミュニティの方に胸の内を吐露するもん」

 

鈴乃「確かにね」

 

ましろ「そう言ってくれるのは由美ちゃんだけよ。仲喜くんだって手厳しいこと言うし」

 

仲喜「撮り鉄中に電車来ない間、舞子ちゃんにDiscordとかLINEを100本単位で打ってる時点でバレバレだって」

 

ましろ「もーう!!」

 

話によると、仲喜とましろさんは同い年・同じ大学のようです。一方、ましろさんは来年で大学卒業予定のため、仲喜が2回も留年している以上、ましろさんのほうが学年が上ということになります。

 

閑話休題。

 

舞子「さあ、全員揃ったから部会を始めましょう」

 

全員「よろしくお願いします!!」

 

部会を始めました。

 

舞子「まずは、夏合宿について決めていきたいと思います。えーっと、行き先と日程とかを決めようかなってところでしたが、何か意見があれば」

 

挙手したのはイオ。

 

イオ「モリーのことがあるので、できればイギリスがいいなと思いマス」

 

舞子「だよね」

 

全員で頷きました。行き先は話し合った結果ロンドン、マンチェスター、バーミンガムの3つで確定です。

 

舞子「続いて、日程も決めていきましょう」

 

私「とりあえず、モリーがイギリスに帰国する8月4日から、8月9日までで、2泊5日とかで考えていましたが……」

 

鈴乃「そうね。部員のみんなも大丈夫そうかしら?」

 

これも全員であっさり決定です。

 

由美「それから資金面が問題なんだわ」

 

せりな「うん。ざっと10名参加で300万も部費や生徒会費から用意できないし…」

 

舞子「じゃあ聞いてみるよ。部員の中で、夏合宿辞退してもいいよって人はいる?」

 

有佐「私は辞退するよ。にわかファンで、日本の鉄道の知識すら生半可だから、イギリスに行ったらついていけなくなると思う」

 

カレン「カレンも、鉄道ファンに目覚めたのが最近だから辞退するわ」

 

イオ「ワタシはすずかと一緒にいたいからやめておきマス」

 

すずか「私はついていくつもりはありませんけど、本当にそれでいいんですか、イオ?」

 

イオ「というか、シオンも郷もついていくとか言っていたので、いなくなったら日本残留の天白組は1人デスよ?寂しくありマセンか?」

 

すずか「でも……」

 

イオ「それに、ワタシはインドネシアからの留学生デスよ?資金繰りも中部高速鉄道からの収入でやっとなのに、日本やインドネシア以外の他国への遠征費用なんて出せそうにありマセン。更に言ってしまうと、すずかのことも、大好きデスから!!」

 

すずか「…イオ〜!!」メソメソ

 

舞子「まあ、私は部長だし、バーミンガムの2人は一度故郷に帰ることになるから抜けないし、1年生3人組は行きたいでしょ?」

 

鈴乃「もちろんよ。郷、もといMr.Twilightの同業者としてイギリスでも有名になりたいもの」

 

舞子「じゃあこの6人…と言いたいんだけど、部外者のみんなはどうかな?」

 

由美「明日から活動休止、更に大学院試験がかかっているので僕は行けそうにないです」

 

シオン「僕は見識を広めるためにも行こうと思う」

 

トワ「僕も、そろそろなくなるかもしれないClass 323を見たいから行きたいなって」

 

この他、ましろさんが泣いたのをなだめた以外、シオンとトワのみが同行することに。しかし…、

 

??「鉄道同好会のみなさん、お取り込み中失礼します」

 

舞子「生徒会長!?」

 

生徒会長に乱入されてしまいました。

 

菜々「まさか、私の大事な、愛知県立日比津高等学校普通科1年、中野郷さんを鉄道同好会の夏合宿に連れ出すおつもりではありませんでしたよね?」

 

郷「いや、行く気でいたけど…」

 

菜々「ダメです。絶っ対に行かせません。イギリスの鉄道に嫉妬させないでください」ハイライトオフ

 

しまった。この会長、久遠寺トワ・中野郷・Mr. Twilightが絡むとかなり面倒なことになることを思い出しました。

 

舞子「てことは7人か…」

 

私「シオンは大丈夫なのですか?」

 

菜々「鳳来寺さんはGWの際にドイツ研修の経験があり、その際に怪我なく無事に帰れたので、心配御無用です。ですが中野さんは以前学生社員としてのイギリス研修を行った際に現地の女に死ぬほど愛されたでしょう?ですから、久遠寺トワさん・中野郷さんを世界一愛する私中川菜々と優木せつ菜さんが全力で阻止いたします」ハイライトオフ

 

郷「どっちにしろヤンデレが来るならやっぱり日本がいいや」

 

菜々「ヤンデレ?どこがですか?」ゴゴゴッ

 

郷「ひっ……それに僕にはまだ部会で言いそびれたことあるのに……!!」

 

菜々「皆さん、中野さんのことは私が今から持ち帰りますので、先に言わないといけないことがある方はご報告をお願いします」

 

郷「まず僕はフタナリになってしまいました……」

 

私「えっ……?」

 

鈴乃「確かに、郷にもおっぱいが出ているものね」

 

郷「もう!!鈴乃ちゃんのエッチ!!」

 

私「何か困ったことがありましたら私が対応しますよ」

 

郷「ありがとう!!」

 

由美「それから僕なんですが、明日から8月18日一杯まで活動を休止します。場合によれば、新作になるまで出ません。大学院試験を控えているのと、何よりうちの愛車の近鉄1233系のVC42編成が入場してしまい、ときめきを失ったからです」

 

仲喜「えっ…もしかして、8月19日実施分まで小説内に出ない…ってコト!?」

 

由美「そういうことになります」

 

有佐「そんな…ひどいよ!!」

 

カレン「カレンも寂しくなるの嫌よ!!」

 

菜々「私も嫌です。色々青山さんのこと知りたかったのに…」ポロポロ

 

由美「だけど来月19日、院試の合否に関わらず必ずここ虹ヶ咲を訪問する予定なので、楽しみに頑張ろうと思います」

 

菜々「ぜひ戻ってきてください。生徒会長としてお待ちしています」

 

由美「ありがとうございます」

 

菜々「ということで中野さん、イキマスヨ♥」ハイライトオフ

 

郷「いやああああああああ!!」

 

ここからは郷抜きで部会を進めましょう。

 

舞子「…で、参加人数7人になるけど資金どうする?」

 

私「個人負担にしましょう。ドロシーは一度実家に帰る予定ですよね?」

 

ドロシー「うん。その時にまた仕送りを受け取ってここに戻ってくるつもりだからね」

 

舞子「そうとなれば、これで手続きを進めようね」

 

こうして夏合宿の件はまとまりました。こちらとしてはまた動画を作って宣伝することにしましょう。あと作者さん、アイラさんとペネロペさんは出ないようなので絶対に書かないでくださいね!!

 

舞子「最後に、国際鉄道模型コンベンションについてですね。模型の進捗とかはどうですか?」

 

私「JRのEF200と、ノルウェーのIORE形と、中国の神24と、中部高速鉄道のEP101はもう完成です」

 

部室の棚から完成した模型を取り出して見せることにしました。

 

舞子「よし、それならもうコンベンション向けはもう準備万端だね!!」

 

鈴乃「もちろんよ。試運転ももう終えたもの」

 

舞子「よし、じゃあ今日はこれで部会打ち止めにしましょう」

 

せりな「そうだね」

 

全員「それじゃあお疲れ様でしたー!!」

 

こうして、部会としてはお開きとなりました。すると、入ってきたのは…

 

??「失礼します」

 

シオン「ぽむちゃん!?侑ちゃんまで!!」

 

歩夢と侑。

 

由美「まずい活動休止だって言ったら一瞬で覚醒しちゃうんだった…」

 

侑「え、活動休止しちゃうんだ…」

 

由美「VC42編成の入場のせいでときめきが」

歩夢「そこまでVC42編成が大事なわけじゃないよね?ね?由美ちゃんは一応アイドルの扱いだから、電車なんかにときめいちゃだめなんだよ?」

 

由美「いや、VC42編成は夫と兄弟の次に譲れません」

歩夢「バカ!!」

 

バッチーン!!

 

由美は歩夢にビンタされてしまいます。

 

歩夢「まだそんな事言うんだ!!もういい、今日は持ち帰ってまたお説教だからね!!」ハイライトオフ

 

シオン「由美ちゃんがあれだし僕は帰r…」

 

チョップ

 

侑「シオンちゃんもこれはお説教がいいね」ハイライトオフ

 

私「うちの大事な2人を連れて行かないでください!!」

 

歩夢「何言ってるの?由美ちゃんもシオンちゃんも、他の人の恋心をないがしろにするのがいけないんだよ?だから連れて行く」ハイライトオフ

 

侑「もう今日1日離さないから」ハイライトオフ

 

由美・シオン「いやああああああああ!!」

 

由美とシオンを連れ出す目的だったとは…まあご愁傷様です

 

仲喜「私やましろちゃんには校内でヤンデレなんて湧くわけないから良かった」

 

せりな「…でも陽凪の様子が変なんだけど」

 

舞子「私も、ツムギちゃんはもう平気だけどなんかお姉ちゃんから凍てつくような視線が…」

 

ましろ「鉄道同好会のみんな、部長のこと家に持ち帰っていい?」

 

有佐「どういうことですか?」

 

ましろ「ましろは妹の舞子に嫉妬しちゃったの。だから持ち帰って一杯愛したくて」

 

もう手遅れですねこれ。

 

ましろ「さ、行くわよ」

 

舞子「…はい。じゃあ今日は解散で」

 

全員「お疲れ様ー!!」

 

陽凪「じゃあ今日、陽凪はせりなお姉ちゃんの学生寮に泊まっていい?」

 

せりな「だめだよそんなこと!!絶対私を犯す気でしょ?」

 

陽凪「従姉妹だから気に病むことないんじゃないの?さ、行くよ!!」

 

せりな「待ってええええ!!」

 

私「頑張ってください」

 

せりな「比奈ちゃんも鬼になるなあああああああ!!」

 

舞子もせりなも去っていきました。その直後に現れたのは…、

 

璃奈「…あれ?由美さんは?」

 

情報処理学科の、1年の宮下愛さんと中等部3年の天王寺璃奈さん。

 

私「普通科の人に、シオンと共に連行されました」

 

愛「じゃあ今日はノブさんを連れ出せばいいね♪」

 

仲喜「おい!!私に拒否権なしか!!」

 

璃奈「由美さんを取り巻く環境については全部知っておかなきゃ気がすまないの」

 

愛「シオンと仲良しな秘訣も根掘り葉掘り聞かせてもらうからね!!」

 

仲喜「やめろおおおおお!!」

 

こうして残ったのは鈴乃、すずか、私、イオ、ドロシー、モリー、有佐、カレンの7人になりました。

 

私「さあ、今から南船橋で撮り鉄でもしに行きましょうか」

 

全員「賛成〜!!」

 

カレン「撮り鉄の世界楽しみね!!」

 

有佐「ワクワクするよ!!」

 

こうして撮り鉄に行くという形で部室を閉め、南船橋駅に向かうのでした。まあ、たくさん撮りまくり、連行された皆さんに自慢してやりましょう。




次回以降夏休みネタのため、蓮ノ空要素を随時取り入れます。そして暫く青山由美は出ません。Aqoursは出るかも。

なお、VC42編成に実際に起きたパターンについては10月7日に緊急特番バージョンを投稿予定です(*1)。

また、200話を超えたどこかのタイミングで本作品は完結とし、さらなる新作に移ることを計画しています。今回は全然伸びなかった…。2024年以降だとようやくアニガサキ・スパスタ本編に入れるため、伸びるといいな、なんて。

【塩津ましろ】
2001年度生。鉄道同好会現部長である舞子の姉。紫苑女学院のOGで、三船栞子の姉である薫子をヤンデレにしてしまったことがある。「日本で初めてスクールアイドルから死ぬほど愛された鉄オタ」を自称するほど鉄道が好きで、スクールアイドルをあまり好まない。

*1
これとは別に通常版の投稿も行うと思います。

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