ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
そして今回のストーリーはダイヤ完全無視です。
2023年7月31日のこと。
有佐「…というかこれ何の集まり?」
舞子「今日は鉄道同好会部長の私が考えたある企画に付き合ってもらいます」
私「どういうものですか?」
舞子「題して難読駅名紀行〜!!」
郷「ホント、虹の鉄道同好会のメンバーはろくなこと考えないんだから。この前の比奈ちゃんやせりなちゃんもそうだったし」
舞子「もうっ!!郷くんひどいじゃない!!」
歩夢「いや、鉄道ファンにまともな人はいないと思います」
舞子「歩夢ちゃんまでいじめるよぉ!!」
いきなり暇だからって歩夢と共に、舞子さんに鉄道同好会の部室に呼び出されたと思ったら、難読駅名紀行とかいう訳のわからないものだった。ちなみに私と歩夢以外では、シオンちゃん、有佐ちゃん、カレンさん、モリーさん、比奈ちゃん、郷くんが呼ばれていた。
カレン「ルールはどういうふうなのよ」
舞子「まず、私が難読駅の漢字のフリップを出し、それに答えられなかった古参系の日本の鉄道ファンがいた場合、その地に連行するって感じかな。有佐ちゃんとカレンちゃんはにわか要員で、モリーちゃんは海外要員で、侑ちゃんと歩夢ちゃんは部外者の非鉄要員で呼びました♪」
私「…で、本音は?」
舞子「非鉄要員の中川会長を生徒会室から連れ出そうとしたけど『私は辞退致します。それでも頑張ってきてください』ってあっさり断られた」
歩夢「理解しました」
うん。この企画に乗っかる人自体がシオンちゃんくらいの重度の鉄オタくらいだと思う。というか菜々ちゃん、もとい生徒会長さん止めなきゃだめじゃんその企画。…まあシオンちゃんがいたから私と歩夢は引き受けたけど。
有佐「侑パイセン、今日は困ったらよろしくお願いします♪」
歩夢「…は?」
有佐「えっ…良くなかったですか歩夢パイセン?」
歩夢「パイセン呼びはいいけど、音符をつけて言わないでくれるかな?なんかモヤッとするよそんなに侑ちゃんにベッタリになると……」
私「ごめんね有佐ちゃん、うちの歩夢はいつもこうだから…」
有佐「こちらこそ申し訳ないです…」
歩夢「もうっ!!」
カレン「だけどその明るさが有佐の持ち味なんだからね」
全員で笑い飛ばしたところで、本題に戻ろう。
舞子「さあ、始めていきましょう。まずこちら」
舞子ちゃんが出したフリップには「飯山満」と書かれている。
舞子「手元のタブレット端末に読み方を書いてください」
これ見たことないぞ…。
舞子「解答オープン!!」
シオン[はさま]
郷[いいやままん]
比奈[いいやまみつる]
私[いいやままん]
歩夢[めしやままん]
有佐[はざま]
モリー[はんやままん]
カレン[はさま]
舞子「正解者は2人だね…。そして郷くんと比奈ちゃん!!」
郷「ん?」
比奈「はい!?」
舞子「ボーッと生きてんじゃねーよ!!」
古参勢の誤答者怒られてるし。
舞子「というわけで、今からみんなで
私たち「待ってえええええ!!」
てなわけで、否応なく連れ出される私たちだった。
〜※〜
虹ヶ咲学園駅から大崎乗り換えで高田馬場下車。そこから地下鉄東西線の東葉勝田台行に乗り換えて飯山満駅まで向かう。
舞子「そういえばカレンちゃんはなんでわかったの?」
カレン「バス停にあったのよ、『飯山満駅』って。古参バスオタクたるもの、日本全国のバス停の漢字は読めて当然よ」
有佐「まあ、カレンパイセン…じゃなくてカレンちゃんもバス同好会時代は部長さんだったからね」
シオン「うわぁ…バスのガチ勢も舐めたものじゃないな」
モリー「日本のオタク怖すぎます……」
私「いやモリーさん、あれが普通だとは思わないでください。シオンちゃんもだからね」
シオン「ごめんごめん」
そんな会話がありながら無事に飯山満駅に着いたが…。
駅前には、
比奈「何もありませんね…」
舞子「何もないなんて言っちゃ嫌だ!!マミーマートがあるじゃん!!」
舞子さんの駅好きは、漢字の読みを間違えたり駅前に何もないと言っただけでキレるという、筋金入りのものだと今わかった。ある意味扱いづらい人だね。
そしてマミーマートにて。
舞子「それじゃあ次行こうか」
そして舞子さんが出したフリップは「石神井公園」だった。
舞子「部室から持ち出した、手元にあるタブレットに解答を書いてください!!」
これも読めないね。
舞子「解答オープン!!」
シオン[いししんいこうえん]
郷[しゃくじいこうえん]
比奈[せきしんせいこうえん]
私[いししんいこうえん]
歩夢[せきしんせいこうえん]
有佐[せきしんいこうえん]
モリー[いしかみいこうえん]
カレン[しゃくじいこうえん]
え、シオンちゃんと私、それから比奈ちゃんと歩夢が一緒の答えなんだけど……。
舞子「はい、シオンちゃんと比奈ちゃん!!」
シオン・比奈「ひっ………」
舞子「ボーッと生きてんじゃねーよ!!」
シオン・比奈「いやああああああああ!!」
舞子「ということで、
またこの流れか。字数的にそろそろ本話を終えたほうが良さそうだ。
さて、飯山満駅からは飯田橋まで東西線に乗り、そこから有楽町線乗り換えとなる。有楽町線に向かったら西武線直通の石神井公園行きに乗り、終点まで向かう。石神井公園下車後は歩いて石神井公園に行く。到着後、悲劇が起きる。
舞子「やっぱり地元は癒やされるね」
菜々「お疲れ様です。ライフデザイン学科3年、塩津舞子さん」
舞子「いや生徒会長がなんでいるの!?」
菜々「今回も全員生徒会室に連行することが目的ではありません。愛知県立日比津高等学校普通科1年の中野郷さんだけを連れ出すためです」
郷「またかよ」
菜々「先日、鳳来寺さんの動画内で『幼馴染みが一番』とか言っていませんでしたか?私は中野さんを世界一愛しているのに、その発言は明らかに私に喧嘩を売っていますよね(憤慨)?」ハイライトオフ
郷「え、それは」
菜々「皆さんこれで解散で大丈夫です。とにかく、中野さんは生徒会室に連行します!!」
郷「待ってえええええ!!」
私「…行っちゃったね」
必ず郷くんが絡むとこうなるのなんとかしないといけないよね。
シオン「あ、名古屋帰って夏合宿の準備しないと」
そうじゃん、来月の4日からシオンちゃん、比奈ちゃん、舞子さんはいなくなって、モリーさんも帰国しちゃうんだった。
モリー「ということは…歩夢も侑もこれが最後かもしれませんね」
私「約3週間という短い間でしたが、楽しかったです」
歩夢「また遊びに来てくださいね」
モリー「ありがとうございます!!」
最後に一言言えて良かった。
シオン「バーミンガム楽しみだー!!」
モリー「Class 323も舐めたものではないですから!!」
比奈「吊り掛けとインバータのハーモニー……聞くだけでうっとりします……」
舞子「じゃあ今日はこれで解散にしようか。まだ私も準備できていないし」
有佐「そうだね。私もダ埼玉の鉄博に少し寄ってみたいから」
カレン「だからダ埼玉言うな!!…でも有佐と一緒に行きたいけどね」
全員でまた笑い飛ばし、今回はお開きとなった。というかまた舞子さんはこの企画をやる気だと思う。今度こそ外れたい。
今回出てきた難読駅名、読者の皆さんも舞子ちゃんに叱られないように覚えましょう。
【今回扱った駅】
次回から8月で、鉄道同好会の夏合宿出発式を予定。
というか今日鉄道の日だった……。