ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

192 / 259
今回、比奈を含む鉄道同好会メンバーの一部と、シオンがイギリスに旅立ちます。ついでにモリーさんの登場は今回で最後になる可能性もあります(*1)。視点は上原歩夢を予定。

*1
展開が気まぐれで進むため、最後になると断定はしていない。




鉄道同好会夏合宿出発式 日本に残る人たちもみんな楽しむ!!

2023年8月4日。今日は朝から成田空港に来ている。何も、シオンちゃんと、鉄道同好会のメンバーの一部が夏合宿の関係で今日イギリスに旅立つから、侑ちゃん、しずくちゃん、トワちゃん、すずかちゃん、そして鉄道同好会の日本残留組と共に出発式に参加させてもらえた。

 

舞子「只今より鉄道同好会の夏合宿出発式を始めます。まずは部長の私から挨拶。皆さんおはようございます!!」

 

全員「おはようございます!!」

 

舞子「今日から比奈ちゃん、鈴乃ちゃん、せりなちゃん、ドロシーちゃん、モリーちゃん、シオンちゃんの7人でイギリスの合宿に向かいます。だけど朝早いから眠いよって人は手を挙げて!!」

 

全員が挙手した。

 

舞子「うん。私も一緒。だけど飛行機の中で寝ていけるから、安心してね」

 

比奈「だけど一番心配なのはエコノミークラス症候群です…」

 

舞子「定期的に水分取っていれば大丈夫だよ。それに、私は税関通ったあとに2Lのペットボトルを7本買おうって思ってたんだ」

 

いや、買いすぎだと思う。でも直行便で16時間って言っていたし、人数分と考えれば確かに理解できる。

 

シオン「それに、一度海外遠征に行った僕がいるじゃん」

 

鈴乃「それなら心強いわね!!」

 

舞子「日本残留組でなんか言いたいことはある?なんか歩夢ちゃんが言いたそうだけど」

 

私「やっぱり由美ちゃんも活動休止な中で、シオンちゃんや鈴乃ちゃん、比奈ちゃんまで日本からいなくなると心細いよ……」

 

シオン「えっ……」

 

侑「それは私も同じ気持ちだよ?」

 

鈴乃「そんな……やっぱり中止に……」

 

私「それはダメ!!せっかく行くんでしょ?だったら楽しんでこなくっちゃ。その代わり、定期的に私と侑ちゃんには連絡を入れること。シオンちゃん約束してくれる?」

 

シオン「もちろん!!」

 

しずく「私にもですからね」

 

シオン「わかってるって」

 

これで懸案事項は1つ減った。

 

舞子「それから、モリーちゃんはこれで留学最終日だから挨拶をお願いします!!」

 

モリー「皆さん本当にお世話になりました……。歩夢も侑も出迎えに来てくれて本当に感謝しきりです……。それと、イギリスのバーミンガムには一度遊びに来てください!!」ポロポロ

 

郷「もちろん!!機会があればいつでも行くよ!!」

 

モリー「Mr.Twilight…やっぱりあなたは期待の星です!!」

 

全員で拍手を送る。

 

すずか「そういえば皆さんの英語力が不安なんですが」

 

舞子「あ、考えてなかったそれ」

 

ドロシー「私に任せて。Native Speakerとして合宿中ずっといるから」

 

せりな「それなら心強いね!!」

 

すずか「一安心です」

 

イオ「日本に残るみんなのことはワタシたちでなんとかしマスよ」

 

有佐「とりあえず残留組も、コンベンションの準備と博物館見学とかやっているからね」

 

カレン「ましろさんや仲喜さんのこともカレンたちがなんとかするわ」

 

舞子「カレンちゃんありがとう!!イオちゃんも有佐ちゃんも安心だよ」

 

これで色々懸案事項はなくなった。そして舞子さんは時計を確認し…、

 

舞子「そろそろ時間か。荷物よし、パスポートよし、財布よし!!鉄道同好会一同、イギリスに……」

 

旅行者一同「出発進行!!」

 

私たち「いってらっしゃい!!」

 

私たちは手を振りながらみんなを見送る。一行は税関の方面に去っていった。

 

とはいえ、朝食は取っていない。みんなでカフェでも入ろう。

 

〜※〜

 

カフェにて。

 

侑「そういえば郷くんは、幼馴染みのシオンちゃんがイギリスに行くってなっても、寂しくならないの?」

 

郷「そりゃ寂しいよ。だけどもう僕は慣れてきた」

 

しずく「どういうことですか?」

 

郷「4月に僕が中部高速鉄道によるイギリス遠征企画の『エイテツGO』に出場して、5月のGWにシオンちゃんが仲喜くんと超短期海外研修に行ったでしょ?それで感じたんだ、海外に行くくらい何のそのだって。それに…」

 

私「それに?」

 

郷「あのヤンデレ生徒会長に追われてそれどころじゃなくなった。シオンちゃんとイチャイチャしていただけでお仕置きされたことあるし」

 

そうか、人を狂ったように愛すると、それだけで相手はここまで変わっちゃうんだね。参考にしよう。

 

一方それ以外のみんなはというと、

 

有佐「本当にイオちゃんはすずかちゃんのことが好きなんだね」

 

イオ「だって、ワタシが何年も前に初めて日本に来たときに一番最初に仲良くなったのはすずかデスから!!」

 

すずか「実は家族単位での付き合いなんですよ」

 

カレン「それはつながりが深いわね…」

 

そんなこんなで、パンとコーヒーはご馳走様でした。

 

〜※〜

 

カフェを出てからは、そのままJR経由でお台場に戻る。今日は本来なら侑ちゃんと勉強会の予定だったからね。

 

帰りの電車にて。

 

カレン「えっ……」

 

侑「どうしたんですかカレンさん?」

 

カレン「航空部も明日からみんなで夏合宿だって」

 

有佐「私も気になるけど……ん?」

 

私「何か良くないことでもあったの有佐ちゃん?」

 

有佐「航空部は全員強制参加らしいよ。しかも行き先がポーランドとドイツだって」

 

すずか「…は?」

 

イオ「それは危険すぎマスね。あそこは戦争真っ只中デスし。しかも旧バス同好会のみんなまで容赦なく決定だなんて……」

 

郷「なんか部費が年十数万とかになりそうだね」

 

話によると、虹ヶ咲の航空部は鳥人間コンテストとかに出るわけではなく、主に飛行機に乗ったり、飛行機を撮ったりという、どこぞのバス同好会や鉄道同好会と同じようなことをやっているらしい。

 

カレン「有佐、明日も成田行く?」

 

有佐「うん。だって元バス同好会の2人を笑顔で送り出したいもん」

 

すずか「決まりみたいですね」

 

一方、侑ちゃんは寝てしまった。また千葉駅で起こしてあげることにしよう。

 

そして千葉駅でしずくちゃんとは別れる。残り7人で中央・総武緩行線に流れた。そこから先は西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、新木場駅で全員解散となる。

 

郷「さ、帰って勉強するか」

 

侑「そうしよう」

 

有佐「今日は鉄博行くよ」

 

カレン「アタシも鉄博に行くわ」

 

イオちゃんも寮に戻る、すずかちゃんも帰宅で決まり、郷くんとすずかちゃんが有楽町線方面に流れたところで今回はお開きとなった。夏の宿題もそろそろ終わりそうだから、侑ちゃんと一緒に今日も頑張ろう!!




次回は久々に彼方ちゃん回を書きたい…。

なお、イギリス回は作者がイギリスへの渡航経験ゼロかつ、版権キャラが出向かないため書かない予定です。シオンちゃん・比奈ちゃん関連でリクエストが来たら他のメンバーで代用、イギリスでの出来事でリクエストされたらすべて却下します。
…って、これ言ったらスクスタで留学中のあなたが描かれなかったのと一緒だな。それに、一度でいいから生の目で見てみたい、海外の変わった電車たち。

ちなみに今回出てきた航空部については、ネタバレしますが数話後に廃部になります。どのような形で廃部になるかはここでは述べませんが既に決めています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。