ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
2023年8月26日朝7時、名古屋駅金時計前にて。本来ならばここから俺、そーちゃん(聡平)、勇輝くんの3人で18切符巡りをし、なんば駅から2人を海外留学に送り出す予定だったのだが…、
俺「てか歩夢と四季がなんでいるのさ」
歩夢と四季が何故か名古屋駅金時計前にいたのだ。
歩夢「だって由美ちゃんの弟の聡平くんも勇輝くんも心配なんだもん」
四季「Me, too. 先日飛行機事故で虹ヶ咲の航空部の部員全員が死亡し廃部になったというニュースを聞いた以上見逃せませんでした」
そーちゃん「やっぱり僕たちのことは不安になるのね」
勇輝「それでも僕はサンフランシスコ、そーちゃんはトロントに行くんだから」
俺「まあ、2人がいてくれるなら安心だよ。それ以前にメイと侑ちゃんは?」
歩夢「シオンちゃんが比奈ちゃんと茨城の偕楽園に行くって言い出したから監視役で侑ちゃんが行くことにしたの」
四季「メイは鈴乃さんと原宿デートだって」
俺「それなら理解しました」
勇輝「さあ、次の列車まで時間ないし、行くか」
そーちゃん「そうね」
ということで、18切符で名古屋駅改札を通り、旅を始めていこう。
〜※〜
乗るのは関西線普通列車亀山行き。3月にミアと乗ったときと同じ時刻だが、今日は休日なので313系B500編成重連の4両編成で運転される。
勇輝「とりあえずお代を徴収していい?」
俺「はい、2510円。お釣り100円をお願いします」
そーちゃん「僕も2510円でお釣りお願いね」
今回18切符を持っているのは勇輝くん。解散時に俺が預かり、処分するつもりでいる。
歩夢「私も払いたいけど……」
俺「いや、今回は歩夢と四季の分は奢りだって」
勇輝「うん。日頃から由美ちゃんと絡んでくれているお礼だよ」
四季「ありがとう勇輝さん」
支払いを終えて、それでも列車は進む。1時間半乗りっぱなしのまま亀山に到着した。
亀山からは加茂行きの列車に乗る。いつもだとこの時間帯はキハ120の1両のはずだが、今日は休日だから2両編成。とりあえず乗って加茂まで向かおう。
車内にて。
四季「そういえば由美も大学院試験合格おめでとう」
俺「ありがとう」
四季に大学院試験の話を伝えたのは、実は今日が初めて。そして同じ学年の仲間で今年大学院進学になったのは俺1人だけなので社内でもかなり祝福されている。
さてと…あれ?また出たぞ必殺徐行。
伊賀上野を過ぎたあたりで確認したところ時速25kmにまで減速していた。
勇輝「必殺徐行も味があるよね」
そーちゃん「でしょ?」
そんなこんなで加茂に到着した。なんか、作者は4度通っているし俺も2度目だから全然ときめかない。そのおかげでさすがの歩夢も嫉妬しない。次のときめきを何処かで見つけたいが、これじゃあときめきを完全に失って退屈な、原作アニメ当初の侑ちゃんみたいになりかねないぞ…。
そして次に乗るのは221系大和路快速。いつも通り8両編成だ。
勇輝「これから奈良方面に抜けられるんだね!!」
そーちゃん「楽しみね」
四季「うわ、2人ともすごく楽しそう…」
俺「ま、定番ルートだしいつも通り行くか」
歩夢「由美ちゃんは嫉妬しないんだ」
俺「だってそーちゃんも勇輝くんも、それから今はここにいないけどジュリーもみんな鉄道好きだから、気持ちがむちゃくちゃわかるもん」
歩夢「なるほどね」
そして今回は木津、平城山、奈良と停車し一旦下車する。もうお昼だ。
そーちゃん「今日は大阪王将に行ってみたいわね」
勇輝「じゃあ5人で行こうか!!」
大阪王将は、名古屋近辺においてほとんど見られない中華料理チェーン。京都に本社を置く「餃子の王将」とはまた違う。
俺は食欲が湧かないのでチャーハン1杯を注文した。
俺「チャーハンは何処のやつも外しがないから美味しいよね」
勇輝「この餃子も美味しいね」
俺「そーちゃんも勇輝くんも喜んでくれて何よりです」
そーちゃん「美味しそうにチャーハンを食べる由美の姿も素敵よ」
俺「えへへ、ありがとう」
一方、歩夢と四季は別の席だ。
四季「私は今見てはいけないものを見てしまった」
歩夢「どういうこと四季ちゃん?」
四季「家族でもあそこまで水入らずなのは嫉妬するよ」
歩夢「だよね……」
不穏な声が聞こえたが、まあいいか。チャーハンはごちそうさまでした。もちろんお代は別々にしたよ。
〜※〜
食事後は奈良駅に戻る。そして時刻表を確認すると…、
俺「おいおい嘘だろ…」
そーちゃん「どうしたの?」
俺「桜井線で高田行こうとしたら全然来ないでやんの」
歩夢「じゃあ諦めてまた大和路線乗ろうか♪」
俺「またいつものときめかないルート……」
四季「絶対にときめかせません」ハイライトオフ
俺「なんでや」
というわけで、奈良始発の221系大和路快速に乗っていこう。
勇輝「せっかくだし王寺で降りて和歌山線乗ろうか」
俺「おっ、楽しい乗りっぱなしの時間だ!!」
そーちゃん「楽しみね」
四季と歩夢の黒いオーラが強くなったような気はしたが、気にしないでおこう。
〜※〜
王寺駅下車後、そのまま乗り換えて和歌山線に向かう。227系2両編成のワンマン列車和歌山行き。しかも2両ともモーター搭載だからどっちに乗っても俺は嬉しい。
歩夢「変にときめいたらそれ以降は終点の和歌山まで手錠するからね?」
俺「…はい」
どうやらこの前の飯田線よりひどいことになりそうです。そんなことを感じながら227系は発車した。
発車後は和歌山線の各駅に停車しながらゆっくり走る。高田で桜井方面からの乗客が乗ってくる。
そして吉野口にて対向列車待ちのために長時間停車するのだが…、
俺「おっ、近鉄6432系じゃないか」
そーちゃん「行きましょうか」
勇輝「渡航前最後の近鉄線だからね」
吉野線普通列車も停車していた。そういえば22年12月からワンマン拡大で6432系と6419系しか来なくなったんだよね。すぐさまカメラを回すが、撮影後、列車に戻ってからのこと。
歩夢「はい、ここから3人とも片手だけ手錠しちゃうんだからね♪」
勇輝「僕も!?」
四季「of course」
そーちゃん「そんなのあんまりよ!!」
やられた。読者の皆さんは、ゆみぽむは需要がないことを頭の片隅に置いておいてください。
そして五条を過ぎると和歌山県に突入し、橋本駅では南海高野線と接続する。
俺「天空号キターーー!!」
そーちゃん「生の目で見るのは初めてね」
勇輝「コイルばね台車も最高じゃん!!」
3人で車内から天空号にときめいたは良いのだが、橋本発車後。
四季「はい、3人とも終点和歌山までアイマスクと耳栓の刑。よろしく」ハイライトオフ
3人「そんなああああああ!!」
鎖繋ぎな挙げ句、ときめきを溢れさせてもらっては困るということで視覚、聴覚まで奪われてしまった。そして終点の和歌山まで外してくれなかったため、山奥の風景を楽しむことなどできなかった。
〜※〜
和歌山到着後は紀勢線の227系ワンマンに乗り和歌山市に向かう。紀和駅には2両までしか入れない。かつては中心部の駅だったようで、まさに
夏草や兵どもが夢の跡
という句が似合う。
和歌山市駅到着後はスタバでお茶をする。
俺「疲れた体にフラペチーノは最強だな」
そーちゃん「とても癒やされるわね」
俺「2人とも、アメリカでもカナダでもスターバックスが飲めない可能性もあるからしっかり楽しむんだよ?」
勇輝「もちろん!!」
とはいえ、スイカフラペチーノはかなり新鮮だ。ドラゴンフルーツとの相性も抜群。夏バテ気味の俺の体を癒やしてくれる。
歩夢「スイカフラペチーノかぁ…また侑ちゃんと飲みに行こうかな」
四季「私もメイと飲みたいな、スイカフラペチーノ」
もちろん歩夢と四季に間接キスで提供する気はゼロだ。そんなことは侑ちゃん、メイとそれぞれやってくれ。
〜※〜
スターバックスでお茶したあとは…
俺「羽衣線……うん。カネの無駄だし乗るのやめよう」
阪和線の羽衣線の乗りつぶしを検討したが、南海乗車によるカネの浪費と、歩夢や四季の嫉妬のリスクを考えやめにした。またどこかのタイミングで乗りに行くか。
歩夢「じゃあ和歌山駅からJR難波までレッツゴーだね」
全員「うん!!」
てなわけで、また2両編成の227系に乗り和歌山まで戻り、今度は紀州路快速に乗り込んだ。
発車後は和歌山と大阪の県境の山を越えて各駅に停車したあと、日根野から快速運転が始まる。三国ヶ丘を過ぎた頃のこと。
俺「うわっ、雨だ」
そーちゃん「傘持ってないわ……」
勇輝「僕もだ……」
俺「外を歩くときは3人で相合い傘しようか」
そんな約束をしようとしたときだった。
歩夢「そんなの私が認めると思う?」
四季「私や歩夢さんのいる前では相合い傘厳禁ね。聡平さんと勇輝さんはどちらかの傘に入ってもらうから」
3人「そんなのゴメンだよ(あんまりよ)ぉ〜!!」
そんなこんなで無事に天王寺に到着し、大和路線201系に乗り換えてJR難波まで向かう。
俺「よし、これで今回は和歌山線と阪和線完乗だ!!」
俺・そーちゃん・勇輝「バンザーイ!!バンザーイ!!バンザーイ!!」
歩夢「なんというか、呆れた。私の知らない3人がいてなんか嫌だなぁ…」
四季「うん。聡平さんと勇輝さんは留学から帰ったらわからせないといけなそうだね」
いや、完乗を家族で喜んだだけでこれか。
JR難波からはなんばパークスに流れる。一昨年ダイヤ、ルビィと行ったときから変わっていない。夜は蕎麦を食べ、それでそーちゃん、勇輝くんとは解散にするつもりだ。
勇輝「このお蕎麦もアメリカだと食べられずに終わるかもしれないから…って考えるだけで泣けるよ」ウルウル
そーちゃん「僕もよ。カナダに日本料理店がないかもって考えると、ここで留学前最後の日本食の味を嗜みたいもの」ウルウル
俺「泣かれると俺まで泣けてくるじゃないか……」ポロポロ
そして食事後に支払いまで済ませたあと、やらなければいけないことがある。
俺「とりあえず、この前熱田さんでお守りを買ってきたから、旅先でつけて行きなさい」
そーちゃん「本当にいいの?」
勇輝「助かるよ由美ちゃん」
俺「みんなで相談した結果だからね」
というわけで、そろそろ出発の時間がやってきてしまった。南海なんば駅改札まで5人で向かい、18切符を回収し、これで今回のJR乗りつぶし旅は終わりだ。
そーちゃん「2週間、寂しいかもしれないけど僕は頑張るからね!!」
勇輝「僕も、由美ちゃんや仲喜くんをびっくりさせるくらいになって返ってくるよ!!」
俺「その気で行っておいで」
俺・歩夢・四季「それじゃあいってらっしゃーい!!」
そーちゃん・勇輝「いってきまーす!!」
こうして2人は空港急行に乗り、俺たちは2人を無事に関西空港へと送り出すことができた。残留組は俺と妹のジュリーだけになってしまった。真面目に自らの進歩も成長も感じないのはなんとかしたい。
歩夢「じゃあ私と四季ちゃんもこの辺で解散にしようか」
俺「え、2人はホテルとかは……」
四季「取ってない。だから今日中に新幹線で帰る」
俺「それはいかんわ。侑ちゃんやメイも心配してるぜ?」
歩夢「うん。侑ちゃんを心配させるわけには行かないから。今日はありがとね」
四季「また由美の旅についていっていい?」
俺「もちろん!!」
3人「じゃあまたねー!!」
こうして歩夢、四季とも解散になり、俺は今日泊まるアパホテルに流れた。明日は何しようかまだ迷っているが、朝起きたら今日の朝みたいに刺客が待っていないことを祈ろう。
次回は能勢電鉄、六甲ライナー、近鉄大阪線乗りまくりを1日で行います。
この関係でまたリクエストが届きましたが却下しました。今後しつこい場合は次々回以降に必ず投稿します。
また、今後の予定としては今のところ以下の内容を盛り込むことを計画しています。
近鉄ネタ4回分(9月×3と10月×1)
中部高速鉄道のグループ会社2社廃業(2024年3月までに盛り込む)
関東ネタ(11月×1)
せつ菜または菜々×iPhone15(9月)
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会発足(2024年4月)
Liella!発足(2024年4月)
丸山せりなの留学(2024年8月)
近鉄の新車(2024年秋頃)
ただ、2024年4月以降に関しては新作移行になりそうです。
とはいえ、もう2ヶ月前まで来たな(汗)