ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
また、今回は生徒会長の大賀美沙知ちゃんが電話越しながら本作で初めて出てくるよ。
侑「この子は小磯多英子ちゃんって言います。明日からここ虹ヶ咲学園に転入することになりました」
イオ「すごく可愛いデスネ」
多英子「もう、恥ずかしいよ〜」
歩夢「私と侑ちゃんの、もう1人の自慢の幼馴染ですから、仲良くしてあげてくださいね」
私「もちろんです」
シオン「まあ、僕と郷くんの幼馴染でもあるんだけどね」
鈴乃「えーっと……どういうこと?」
すずか「歩夢先輩と侑先輩は幼稚園時代に、シオンと郷は小学校時代にそれぞれ一緒だったらしいです。昨日幼馴染以外で私だけ居合わせて、その際に知りました」
鈴乃「なるほどね」
2023年10月1日、明日より咲ノ浜から転入生の小磯多英子さんがやってくることになりましたが、多英子さんは歩夢と侑、およびシオンと郷の幼馴染で、かつ鉄道同好会に入りたいという話だったので、日曜日ながら本日部室に全員で集合することになりました。
一応シオン、郷、すずかも今日は一緒です。特にすずか以外の2人は昨日歩夢、侑と中川会長をそれぞれ泣かせた罰で来てもらっています。そしてシオン、郷、すずかを含め全員虹ヶ咲の冬服着用です。
侑「さあおたえ、自己紹介しようか」
多英子「うん。はじめまして。大阪の咲ノ浜高校からやってきました、小磯多英子といいます!!能勢電鉄の妙見線と日生線が大好きです。これからよろしくお願いします!!」
私「続いて現役部員とシオン、郷の自己紹介もしましょう」
こうして全員の自己紹介も済ませました。自己紹介を終えたあとのこと。
多英子「そういえばここは先輩禁止ルールが敷かれてるって聞いたけど」
舞子「そうだよ。だって上下関係あるだけでなんとなく虚しくなるもん」
多英子「今の咲ノ浜と大違いだね」
有佐「えっ……そうだったの?」
多英子「うん。歩夢と侑には話したんだけど、ここ虹ヶ咲に来たのも、咲ノ浜の校則がブラック化したから。しかも鉄道研究会が廃部になって居場所もなくしたし、言葉遣いまで矯正させられるようになったから、ストレスで不登校になっちゃったの」
私「やはり噂通りでしたか……」
鈴乃「どういうことよ」
私「一度、中川会長と咲ノ浜を訪問した話はしましたっけ?」
カレン「アタシは初耳だけど」
ドロシー「私もだよ」
私「おそらく侑と歩夢、それから天白の皆さんにしかしていないと思いますが、その際に咲ノ浜の生徒会長に出会いまして、いざ話してみるとオタク趣味を一切認める気がない方で、しばらくして中川会長と揃って締め出されたのです」
これは本当の話です。読者の皆さんにも本当のことを話したのはこれが初めてなはずです。
せりな「うわぁ…あの時咲ノ浜に転校しなくてよかった……」
舞子「ホラせりなちゃん、私の言ったとおりじゃん」
歩夢「舞子さんも止めて正解でした」
舞子「でしょ?」
モリー「ですが、来年から運営母体が虹ヶ咲になるという話でしたので、この波が襲ってこないか不安になります」
イオ「いや、ブラック校則に改定したような凶悪生徒会長は虹ヶ咲買収前にリコールされるとワタシは思いマス」
鈴乃「イオもそう思うのね」
イオ「話を聞いていても、SDGsの理念に反して多様性を認めない風情しか感じられマセンから」
シオン「だと思った」
郷「そういえばせりなちゃんも咲ノ浜を訪問したって言っていたけど」
せりな「私も校舎内の風景が見てみたくて行ってみたけど、特に何も言われなかったし、ブラック校則の事実を知ったのも今日、比奈ちゃんと多英子ちゃんからの話を聞いたのがきっかけだからね」
多英子「この事実を知ってくれるだけで私は嬉しいよ」
せりな「でも私もこの事実を知れて良かったよ」
せりなも訪問に行っていたとは、初耳でした。
多英子「でしょ?まあでも、仮にブラック校則が消されたとしても、もう侑や歩夢がここにいるし、咲ノ浜に戻るつもりはないからね」
私「それなら、卒業まで3人とも一緒になれるので、侑も歩夢も嬉しいですよね?」
歩夢「もちろん!!」
侑「やっぱり、昨日も言ったけど、シオンちゃんも郷くんもすずかちゃんも、虹ヶ咲に来てよ」
シオン「却下」
歩夢「むー…絶対に諦めないんだから」
多英子「とりあえず、舞子ちゃんもカレンちゃんも、これからよろしくね」
舞子・カレン「よろしくね、多英子(ちゃん)」
こうしてまず全員で拍手をします。その時でした。ドアがノックされます。
??「失礼します」
私「どうぞ」
誰かと思うと……
私「由美!?」
多英子「去年の春はありがとうございました」
由美「俺もあのときは楽しかったよ」
シオン「いやなんでいるの?」
由美「いやそれも追々話すから」
大名古屋工科大学機械科4年の青山由美さんが、同じく虹ヶ咲のレプリカ制服を着て現れたのです。
由美「まず、転校生の多英子ちゃんが今日入部して、シオンちゃんと郷くんが鉄道同好会に勾留されたと聞いたので名古屋から駆けつけました。てか歩夢と侑ちゃんまで多英子ちゃんの幼馴染だとか、色々情報整理つかないんですが」
歩夢「まあそこは慣れだと思うよ」
由美「やっぱり」
私「それと、多英子の去年はありがとうございましたってどういうことですか?」
由美「俺が去年4月に一度だけ、咲ノ浜の内部の風景を見たいって思って入ったらちょうど多英子ちゃんが迎えてくれたんだわ。ついでにあの時点で中部高速鉄道の学生社員登録も済ませちゃいました☆」
多英子「あの日、夜まで開いていた学食のお蕎麦を一緒に食べたよね」
由美「うん。いい思い出だったよ。でも今行くと推し活厳禁だから、俺だと絶対に門前払いされるんだよねぇ……」
シオン「てか由美ちゃん、行ったんだ」
由美「いけなかった?」
シオン「だめに決まってるだろ!!写真くらい1枚恵んでよーもー!!」
由美「ゴメンナサイ……」
侑「反省してないね、まあそこも可愛いけど」
こうして今度は全員で笑い飛ばしました。
由美「それと僕が来たのはもう1つ目的があります」
せりな「何があったの?」
由美「金沢の蓮ノ空女学院から鉄道ファンの脱走者が出て、ここ虹ヶ咲周辺に来たらしいけど、自分が蓮ノ空の電話番号知らないし、わざわざ通報するのもその子に申し訳ないから連れてきた」
するともう1人、蓮ノ空女学院の制服を着た子が現れました。
私「ちょっと由美!!そこは容赦なく蓮ノ空の方に通報すべきですよ!!」
歩夢「やっぱり由美ちゃんは優しすぎるんだから」
蓮ノ空生A「もうっ、皆さん酷いだす!!」
由美「いやその前に通報して、通報者の俺がそこの天白組の5人の上司だってバレたらヤバいだろ」
すずか「それを言われると言い返せませんね……」
特にスクールアイドルクラブの日野下花帆さんがすずかを、乙宗梢さんが私を、村野さやかさんが鈴乃を、大沢瑠璃乃さんが郷を、藤島慈さんがシオンを狙っているため、下手をしたら由美の命がなくなるかもということは危惧すべきですね。
蓮ノ空生A「それで、この人たちは誰だすか?」
由美「ここの学園の鉄道同好会の皆さんと、その友人たち。部外者や学外の人も出入り自由だけど、今日学内の部外者として来てくれたのは緑のグラデーションの髪をした高咲侑ちゃんと、左側にお団子をつけた上原歩夢ちゃんだけだよ」
蓮ノ空生A「そういう青山さんも学外の人だとわては聞いただすけど」
由美「まあ、1人新入部員を歓迎するからおいでって部員の人に呼ばれたから来る気でいたもん」
蓮ノ空生A「理解しただす」
まず、全寮制の蓮ノ空女学院の脱走者と聞いた時点で、通報せずにこちらに連れてくるという発想が異常すぎます。よく考えたら由美はどうなっても私は責任を負えませんね。
それでも、色々聞きたいことはあります。
鈴乃「ところで、お名前は?」
蓮ノ空生A→実梨「わては斎藤実梨だす。蓮ノ空女学院の1年生で、出身は大阪。鉄道研究部で活動していただすけど、突然大賀美沙知生徒会長から廃部を言い渡されて、居場所がなくなってこっちに脱走してきただす」
多英子「私と同じ境遇だね」
舞子「でもごめん。私、沙知ちゃんと知り合いだから通報させてもらうね」
実梨「そんな無慈悲な!!」
舞子が携帯を取り出した、その時でした。またドアをノックされて……、
??「お取り込み中失礼します」
郷「生徒会長!?」
菜々「青山さんもこんにちは」
由美「ご無沙汰しております」
生徒会長の中川菜々がやってきました。
菜々「ところで、脱走してここまでやってくるというのはどういうことでしょうか、蓮ノ空女学院1年の斎藤実梨さん?」
実梨「なんでわての名を……」
菜々「生徒会長たる者、近年話題となっている学校の全校生徒の名前を把握しているのは当然のことです」
実梨「ここの生徒会長怖いだす……」
近年は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブがかなり話題になっているので、このあたりを把握しようとするのはわかります。
菜々「塩津さん、もう斎藤さんを通報していただいて構いません。そして全寮制高校の生徒に慈悲を与えたら甘ったれるだけなので、青山さんもそこは要注意でお願いいたします」
由美「わかりました」
舞子「さ、じゃあ蓮ノ空女学院の生徒会室に電話……と」
そしてようやく舞子は電話をかけます。
【通話開始】
??『はい、お電話ありがとうございます、蓮ノ空女学院生徒会長の大賀美と申します』
舞子「こちら、虹ヶ咲学園鉄道同好会の前部長塩津ですが」
沙知『おう、舞子か。元気にやれてるか?』
舞子「もちろん。ただ、ちょっぴり留年がかかってるんだよねぇ…。沙知ちゃんも元気にしてる?」
沙知『まあなんとか。ただ、スクールアイドルの後輩たちに手を焼いてるんだよねぃ』
舞子「あらら…」
沙知『ところで用件は何だい?』
舞子「斎藤実梨ちゃんって子がここ虹ヶ咲に脱走してきたんだ。鉄道研究部が廃部になったから居場所がなくなったって言ってた」
沙知『うわ、アイツかよ』
舞子「知ってるの?」
沙知『知ってるも何も、生徒会長だからうちの全校生徒の名前は把握してるぜ。それに、今朝から行方不明になって先生方が血眼になって探してたから居場所がわかって良かった』
実梨「ひぃぃぃっ……」
侑「実梨ちゃんは黙ろうか」
沙知『それから、アイツは確か『さ き し ま △』とかいう名前で中学時代も結構撮り鉄の中でもやんちゃなことやってたって聞いたから、退学は以ての外だし、ちょっくらあたしがお迎えを今から出すぜ』
由美「うわ、通報しないの不正解だった」
歩夢「でしょ?」
というか迷惑撮り鉄をうちの部室で匿っていたのが恥です。
舞子「助かるよ沙知ちゃん」
沙知『とりあえず到着予定は4時ぐらいかな。それまで実梨のことはそっちの鉄道同好会の部室に置いといてくれ』
舞子「わかった」
沙知『じゃあまた。舞子も元気に過ごすんだぞ』
舞子「ありがとう」
【通話終了】
これで追い返す準備はできました。
せりな「そういえば、舞子ちゃんと蓮ノ空の生徒会長が知り合いなのは……」
舞子「多分この話をするのは初めてだと思うけど、部員が1人だけになったある日、金沢遠征に行ったんだ。そうしたら観光中に偶然沙知ちゃんがいたから、その時に話し込んで仲良くなったって感じかな」
せりな「なるほどね」
こうして話すことで、いろんな謎が解ける。こういうことができるのが同好会の魅力だと感じました。
菜々「ところで、この後御用のある方は……?」
カレン「アタシが17時から予備校行くつもりだったけど」
菜々「それなら岩槻さんは解散で大丈夫です」
とりあえずカレンは帰宅しました。彼女も大学受験が掛かっている以上行くという話は既に出ていたのでそこは部員全員で応援する方向で考えています。一応は基本的に毎週水曜日と日曜日のみという話なので、毎週木曜の部会に一切影響は出ていないのが救いです。
郷「僕も南武支線の205系を見に行きたいけど」
菜々「駄目です。中野さんは絶対に行かせません。というか今日も夜まで付き合っていただきます」ハイライトオフ
郷「うわまじかよ……」
シオン「僕も帰れないのか……」
歩夢「今日1日夜までシオンちゃんと由美ちゃんは帰しません!!」
由美「いや関係者唯一の大学生の俺まで連帯とか泣きそう……」
鈴乃「諦めなさい?」
結局抜けたのはカレンだけでした。
〜※〜
ただ、4時まで時間はまだあるため、昼食後3時半まで学内の案内を進めました。しかし、ゆりかもめの撮り鉄をしているとき、実梨さんは泣き出します。
実梨「やっぱり蓮ノ空に連行されるのは嫌だす…わてはずっとここにいたいだす……」
私「ダメですよ、そんなこと言ったら。他の皆さんも悲しみますよ?」
実梨「はい……」
シオン「比奈ちゃん、それ言ったら僕や郷くんが名古屋に残っているのも同じ理由なんだけど」
菜々「何をほざいているのですか鳳来寺さん?」
シオン「えっ?」
菜々「来てくれないと名古屋の知り合いや先生方よりも、私や上原さんが一番悲しみますよ?」
歩夢「よく考え直してね、シオンちゃん?郷くんやすずかちゃんもだよ?」
シオン「もう逃げ場はないのか……」
もう実梨さんと、シオンや郷の事情は違うようです。ぜひどこかのタイミングでこちらに転入していただきたいですね。
〜※〜
そして部室に戻りもう16時。ドアがノックされます。
??「失礼します。蓮ノ空女学院1年の村野さやかです。斎藤さんのお迎えに参りました」
菜々「えーっと……」
鈴乃「うわ、村野さんじゃない……」
やってきたのは村野さやかさんでした。
せりな「鈴乃ちゃん、何か良くないことでも……」
鈴乃「村野さんに一番狙われてるのよ私が!!」
さやか「いえ、今回は桜木さんを連行するつもりはありません」
菜々「それなら良かったです。まだ明日から授業がありますので、今の段階で桜木さんは村野さんに渡しません」
さやか「さあ、帰りましょう実梨さん。花帆さんと瑠璃乃さんと綴理先輩が待っていますから」
実梨「わかっただす……」
鈴乃「はぁ……助かったわ……」
さやか「それと桜木さん」
鈴乃「はい!?」
さやか「10月26日に虹ヶ咲学園の制服で、iPadまたはパソコンを必ず持って蓮ノ空女学院の学生寮に来てください」
鈴乃「どういうことよ」
さやか「今回実梨さんを匿った罰として、11月5日まで寮内にて軟禁生活を送ってもらいます」
鈴乃「そんなあああああ!!」
菜々「村野さん、10月26日は平日なのですが」
さやか「何を言っているんですか、虹ヶ咲学園生徒会長の中川菜々さん?貴校はジャパンモビリティショーで授業がオンデマンドになることを知っています。ですから私が寮内に軟禁し、オンデマンド授業を受けている時間以外は私がいっぱい愛するんです♥」ハイライトオフ
有佐「終わった……」
モリー「最後に解散前に緊急部会開きましょう」
ドロシー「私もそれがいいと思う」
私「モリーもドロシーも少々お待ち下さい」
私はこれを聞いてあることをひらめきました。
私「村野さん、お聞きしたいことがございます」
さやか「何でしょうか、鉄道同好会部長の澁川比奈さん?」
私「鈴乃が学生寮に軟禁されている間、オンライン部会への参加は可能でしょうか?私たちはジャパンモビリティショーで授業がオンデマンドになっている期間中も、部会をオンラインでいつもの時間に開く予定です。その部会に鈴乃が参加禁止になってしまうと、鈴乃の精神に堪えると思います」
さやか「軟禁生活中は当然、桜木さんの部会参加を禁止します。澁川さんたちに嫉妬したくありませんので」ハイライトオフ
舞子「うわぁ……」
せりな「終わった……」
イオ「鈴乃がいないとワタシはどうすれば……」
多英子「だよねイオちゃん……」
鈴乃が抜けてしまうと、私たちも泣きそうです……。
さやか「何なら澁川さんもお越しいただいて構いませんよ?同じように梢先輩に軟禁されると思うでしょうけど」黒笑い
私「遠慮いたします。まだ部長としてやらなければいけないことがございますので」
さやか「気が変わったら是非お越しくださいね♥」黒笑い
乙宗さんに事実上監禁されるとか、真面目に嫌です!!
さやか「さあ、行きますよ実梨さん」
実梨「嫌だすーーーー!!」
こうして実梨さんは村野さんに連れられ去っていきました。とはいえ、今回の実梨さんと過ごした時間は楽しかったです。また何らかの形で感謝を伝えることにいたしましょう。
歩夢「そういえば、シオンちゃんも郷くんも固まっちゃってるけど…」
侑「すずかちゃんと由美ちゃんもだね…」
由美「いや、実は俺以外の3人がみんな蓮ノ空の人の一部から愛されているんだわ。しかも今は亡きウイング団のぼたちゅんも、生前は蓮ノ空の夕霧綴理さんに愛されていたから、正直複雑すぎて脳みそが整理できなかったわけよ」
郷「正直、オンデマンド期間前に虹ヶ咲強制転入になったら命がいくつあっても足りないです……」
菜々「虹ヶ咲の転入はいつでも良いのでお願いいたします」
すずか「拒否権なしなんですね」
菜々「はい。ないです」
私「まあ、本来の多英子の歓迎会も無事に終えましたし、これでお開きにしましょうか」
多英子「そうだね」
こうして7時間にわたった多英子の歓迎会と、脱走者との大波乱劇はお開きとなりました。一部の人間の心に深く抉られた傷を残してしまいましたが……。
歩夢「じゃ、シオンちゃんも由美ちゃんも、行くよ♪」
侑「うん。夜まで2人を離さないって約束だったよね歩夢」
歩夢「もちろん♪」
シオン・由美「待ってええええ!!」
まずシオンと由美が侑と歩夢に連行されました。
菜々「とりあえず、これで私も中野さんを連れていきますが、最後に桜木さんにペナルティを与えます」
私「まさか……」
菜々「桜木さんには1週間以内に反省文を提出していただきます。小磯さんも斎藤さんの気持ちに同情こそしていたものの、まだ初めてなので免除ですが、桜木さんは脱走者だと気づきながら名前を聞くなどして匿おうとしていたことが部室の外からでも丸わかりだったからです。これが刑務所からの脱獄者でしたら立派な犯罪ですよ?」
鈴乃「わかったわよ。反省文くらい書くわよ!!」
菜々「というわけで、行きますよ、中野さん」
郷「またかああああああ!!」
こうして菜々と郷も去りました。
私「とはいえ、部外者がすずか1人だけになってしまいましたね……」
多英子「どうする比奈ちゃん?」
私「すずかがどうしたいかにもよりますが」
すずか「私、横浜駅とか鶴見駅で撮り鉄したいです!!」
多英子「横浜駅や鶴見駅か…。E233系になった世界とか全然知らないから、私も行ってみたい!!」
鈴乃「反省文とかはちょっぴり辛いし、ストレス発散も兼ねて私も行くわ」
イオ「それなら行きマスか」
モリー「私もE233シリーズの魅力を知りたいので行きましょう」
ドロシー「また楽しみが増えたね」
有佐「複々線ってのもなんか素敵だよね」
舞子「まあ、中間試験前最後かもしれない楽しみだと思って撮っていこうね」
せりな「そして、今日予備校だったカレンちゃんにも自慢しよう!!」
全員「さんせーい!!」
こうして部室を閉め、そのまま鶴見駅に流れました。まあ、中間試験は10/13 - 18、ただし14と15はお休みの4日間なので、テスト前最後の撮り鉄活動だと思い、存分に楽しむことにしましょう。
次回も新入部員ネタを予定しています。その後は何もない限り鉄道の日まで飛びます。
【斎藤実梨】
蓮ノ空女学院の普通科1年
大阪市出身
中学時代は成績優秀だったが、迷惑撮り鉄「さ き し ま △」として知られており、それを見るに見かねた両親が全寮制の蓮ノ空女学院に入学させた。本人は咲ノ浜に入学したかったようである。
今回の脱走要因は鉄道研究部の廃部によるもの。
一人称は「わて」で、語尾には「だす」をつける。タメ口は皆無。
※当初ハンネを別の名前にしていましたが、YouTubeにおいてとある列車が汚れるという指摘もあり、通報されることを危惧し別の名前に変更しました。