ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
せりな「おたえ……会いたいよぉ……」ポロポロ
私「せりながこうなるのも久しぶりですね……」
2024年1月18日、おたえが留学先に行って早5日、せりなはずっとおたえの名前を連呼しながら泣いてしまうほど激しく病んでいました。こうなったのも、去年9月に外苑東中学校3年の水無月結月さんに会えず上の空になっていたとき以来です。
有佐「うん。でも、日曜夜くらいから、寮の部屋で夜な夜なずっと泣いている感じがしたよ。それで、月火の朝や昼間は平気だったけど、昨日は夕方に寮に帰った時点で泣き出しちゃって、今日は朝からずっと泣いていた」
せりな「うん……だから今日の授業中、ずっと涙が止まらなかったんだ……ぐすん…」ポロポロ
鈴乃「それはすごく危険ね……」
カナエ「せりなちゃん、今日の部会は大丈夫そう?」
せりな「大丈夫じゃないかもしれない。だって、おたえが接続してくれなかったら荒れそうなんだもん」ポロポロ
とはいえ、現地の時刻は午前2時半。それでもおたえは、シオンいわく無理やり部会に参加すると強気だったそうなのでまあ繋いでくれるでしょう。
有佐「ところで鈴乃ちゃん、歩夢ちゃんや侑ちゃんはどうかな?」
鈴乃「歩夢も侑も、毎日LINEでやりとりしているから寂しくないって話だったわよ」
鈴乃と歩夢、侑はクラスメートなので放課(*1)中に聞いていたらしいです。
モリー「シオンや郷の調子はどうですか、比奈?」
私「あの2人も毎日LINEで連絡を取り合っているようです。ついでにシオンの出した動画にはその日のうちにおたえから必ずコメントが付くので喜んでいらっしゃいましたよ」
せりな「やっぱりシオンや郷が優先なんだ……幼馴染じゃない私は二の次か……」ポロポロ
鈴乃「だからせりなは落ち着きなさいよ」
せりな「ごめん……」
ドロシー「でもそれなら安心だね。せりなちゃんは連絡とか取ってたの?」
せりな「LINEや電話番号、メアドとかの連絡先交換していなかったし、Discordでもフレンド登録していなくて、手段がないの……」ポロポロ
カレン「これは大事故ね。今日の部会で必ず連絡先を交換させましょう」
イオ「それが妥当デスネ!!」
せりな「カレンもイオもありがとう!!」
すると、DiscordのGeneralに通知が。
おたえ『PCを立ち上げたのでミーティングパスコードをお願いします』
送っておきましょう。読者の皆さんには明かしません。そして……
私『Zoomを立ち上げました』
部室のPCでZoomを立ち上げ、おたえを待ちます。
おたえが入ってきましたね。
おたえ『どうも』
私「おたえが接続したので、部会を始めましょうか」
全員「よろしくお願いします」
部会を始めることにしましょう。
私「今回特に決めることはございませんが、近況報告をしようかなと」
おたえ『そういえば舞子がいないんだけど』
私「舞子は学年末試験があるので特別にお休みです」
おたえ『なるほどね』
そう。舞子はテスト1週間前となったため、強制的に欠席にさせました。
おたえ『とりあえずこっちとしては特に変わったことはなくて、放課後も危ないからまっすぐ家に帰って予習復習ばっかりかな』
鈴乃「何か電車を撮ったとかはないの?」
おたえ『そんなのないない。撮り鉄は週末まで我慢することにしていたからね』
カナエ「あー……。とにかく犯罪に巻き込まれないようにね」
おたえ『約束するよカナエ。ところで、そっちはどういう感じ?』
私「こちらからは2つ、お知らせがございます」
おたえ『何があったの?』
私「まず私、鉄道同好会部長の澁川比奈は、風紀委員長に就任することになりました」
おたえ『えぇ~っ!?どうして!?』
私「それが、前風紀委員長の、普通科2年・御堂ミミさんが末期の癌で長期入院されることになりまして、それで急遽中川菜々会長が1年生の委員から選定したところ、私が適任という話になったのです」
おたえ『でも、やっぱりミミ先輩は不安になるよね……』
カレン「でしょ?」
おたえ『それで、もう1つのお知らせって……』
私「それは……せりながおたえに会えずものすごく病んでしまったことです」
せりな「ねえおたえ、どうして私とは一切連絡を取ってくれなかったの?そんなにも歩夢ちゃんや侑ちゃん、シオンや郷のほうが優先なんだね。私、おたえのことは幼馴染じゃなくても大大大好き。それなのに一切連絡くれなかったなんて、そんなの心外だよ!!」ハイライトオフ
ドロシー「だから落ち着いてって」
せりな「落ち着けるわけ無いじゃん!!ねえおたえ、早く連絡先交換させてよ!!」ハイライトオフ
おたえ『こうなると思って、LINEのQRコード用意しておいたんだ♪』
せりな「えっ……?」
おたえ『Discordもフレンド申請いま送ったよ♪』
せりな「おたえ……」
おたえ『ホラ、早く携帯出す!!』
せりな「わかった。えーっと、LINEのQRコードだよね?」
おたえ『うん』
せりなはLINEのフレンド追加モードを用意して、おたえが準備したQRコードの画面を読み取りました。その後、せりなはおたえのDiscordのフレンド申請も受け取りました。
せりな「もしメッセージを1時間に1000件とか打っても許す?」
おたえ『そんなの大丈夫だよ』
せりな「向こうの時間の夜中に電話をかけても許す?」
おたえ『もちろん』
せりな「帰国したら抱きついたり、キスしたりしてもいい?」
おたえ『平気平気♪』
せりな「言質は取ったからね?」
せりなが何を言ったかは聞き取れませんでしたが、見た限り、少なくともせりなはヤンデレが過ぎて手遅れという認識でした。
鈴乃「これはもう手遅れね」
カレン「うん。アタシは嫌いじゃないけどね」
おたえ『でも、せりなのこのくらいはまだ序の口だよ?歩夢も似た感じだもん』
せりな「フフッ♥じゃあ寄り付く幼馴染4人全員に勝てるように、張り切っちゃおうかな〜♥」
鈴乃「やめておきなさいせりな」
せりなの目は本気でした。これ以上加速するとまずいですね……。
私「とりあえず事も済んだので、終わりにしましょうか」
おたえ『そうだね』
私「というわけで、今回はお開き。お疲れ様でした〜!!」
全員「ありがとうございました〜!!」
こうしてZoomを切り、部会としてはお開きとなりました。すると、部室の戸が叩かれます。
??「失礼します」
現れたのは歩夢と侑でした。
カナエ「失礼するなら帰って〜!!」
歩夢「はーい……って違う違う!!用があってきたの!!それと侑ちゃん帰っちゃダメ!!」
侑「だってカナエさんが帰ってって言うから」
歩夢「真に受けないでよ!!」
私「それで、ご用件は……?」
侑「シオンと郷の様子はどうなのかなって」
鈴乃「あの2人もおたえと連絡が取れているから平気だけど…」
せりな「何より私が病んじゃったんだ。おたえと一切の連絡先交換ができていなかったし…」
モリー「ちなみにせりなは、寄り付く幼馴染4人に勝てるようにすると言っていました」
歩夢「…は?」
すると、歩夢の態度が豹変します。
歩夢「せりなちゃんさぁ、世の中は幼馴染エンドだって相場が決まっているんだよ?」
せりな「いや、歩夢ちゃんには侑ちゃんがいるでしょ?」
歩夢「それでも、私の大事な侑ちゃんをヤンデレ化させたシオンちゃんや、共通の幼馴染のおたえちゃんと仲良くする人は、絶対に私のことも見てくれないとダメなんだよ?」
せりな「だから謎理論に持って行かないで!!」
歩夢「ごめんみんな、今からまたせりなちゃんを持って帰っていい?」
侑「私はいいけど」
せりな「ちょっと侑ちゃん!!」
歩夢「じゃ、行こうか♥侑ちゃんはちゃんと帰ってきてね」
侑「もちろん!!」
せりな「いやああああああああ!!」
せりなは歩夢に連行されて去っていきました。
私「行ってしまいましたね」
侑「どうする?」
私「お台場に買い物でも行きましょうか。舞子とせりなを置き去りにしてしまいますが」
ドロシー「私も行きたい!!」
侑「じゃ、行こうか!!」
こうして残りの部員と侑で買い物に流れることになりました。しかし、せりなが異常に重くなるとは考えもしませんでしたよ!!
次回は西園寺パロディを予定。