ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
ある日の夢の中にて、僕は中部高速鉄道のある駅(静岡中央駅っぽかった)で撮り鉄をしていた。
その時、侑ちゃんが慌てて走ってきた。
侑「シオンちゃんだー!!」
僕「危ないよ侑ちゃん!!」
しかし、僕も避けられず、ぶつかってしまった。
侑(中身は僕、以降僕と表記)「いたた…ってなんで僕がそこにいるの!?」
僕(中身は侑、以降シオンと表記)「えっ!?私がなんでそこに!?」
何故か入れ替わっちゃった!!
シオン「歩夢に怒られちゃうよ…」
僕「どうしよう…ぽむちゃんにバレないようにしないと…」
そう言って悩んでいるうちに目が覚めた。
〜※〜
朝、目が覚めると、いつもの部屋にいなかった。近くには侑ちゃんとぽむちゃんが2人で写った写真があった。
これは異常事態。そう思って鏡を見ると、案の定その事態は的中してしまった。
僕「えっ!?僕が侑ちゃんになってる!?バレないようにしなきゃ…」
とりあえず今日は日曜日だ。ベランダに出て朝日を浴びよう。
〜※〜
歩夢「おはよう侑ちゃん」
僕「おはよう歩夢」
なんとかセーフだ。
歩夢「ところで侑ちゃん、朝の叫び声は何?」
僕「えっ?聞こえてたの?」
歩夢「幼馴染だから、侑ちゃんのことは何でもわかるんだ。それに僕とか言っていたよね?中身は侑ちゃんじゃないでしょ?入れ替わってるでしょ?」
僕「ソンナコトナイヨー」
歩夢「絶対に嘘だ。本物だったらそういうふうにとぼけないもん。…そうだ。いくつか質問をするね。なんとなく心当たりのある人がいるから。正直に答えてね」
僕「まさか…」
歩夢「名古屋の天白区は好き?」
僕「もちろん」
歩夢「近鉄も好きでしょ?」
僕「うん」
歩夢「今すぐにでもローカル線に乗りに行きたい?」
僕「それもそうだよ」
歩夢「もしかして、シオンちゃんなの?」
僕「うん。中身は鳳来寺シオンだけど…」
歩夢「じゃあ決まりだね」
するとぽむちゃんは携帯を取り出す。
僕「どうするの?」
歩夢「シオンちゃんに電話をかける。こういうときは入れ替わり先にいるって決まってるもん」
そして電話の結果…、
歩夢「じゃあ侑ちゃん、今日は虎ノ門ヒルズにシオンちゃんを呼んだからそこに行こうか♪」
僕「そうしよう!」
〜※〜
虎ノ門ヒルズにて。
シオン「やっぱりシオ…侑ちゃんいたんだぁ!!」
僕「もしかしてシオンちゃん!?私と入れ替わってるよね!?」
シオン「うん…どうやって戻ろうね…」
歩夢「やっぱりいたんだ!!3人揃った!!そうだ。2人に聞きたいんだけど、どうやって入れ替わったの?」
僕「私が夢の中で撮り鉄をしていたら侑ちゃんがぶつかってきて…」
シオン「それでシオンちゃんと入れ替わっちゃったの」
歩夢「じゃあもう1回ぶつかろうよ。そうすれば元通りに戻れるでしょ?」
シオン「そんな鬼畜なこと嫌だよぽむちゃん!!」
僕「そうだよ歩夢許して!!」
歩夢「こうなったら…」
するとぽむちゃんは僕と侑ちゃんの頭を強制的にぶつけ、揃って軽い脳震盪を起こす。
僕「…あれ?戻ってる?」
侑「本当だ!ありがとう歩夢!!」
ぽむちゃん「ふふっ♪元通りになって良かったね」
しかしこれで終わりではなかった。
ぽむちゃん「それはそうと2人とも、なんで私が夢の中に出てこなかったのかな?」ハイライト消し
僕「普通は好きな人が夢の中に出てこないことだってあるんじゃないの?」
侑「シオンちゃんに会いたかったのはあったし…」
僕「それに僕はまだ大井川鐵道に…」
ぽむちゃん「私より大事なの!?」
僕「違うよ。ぽむちゃんに言いたかったのは…」
ぽむちゃん「…もういい。最初から、こうすればよかったんだ。こうすれば…もう誰にも邪魔されないんだ…」
いやいや、いきなり揃って押し倒すって、ここ往来だからね!?
ぽむちゃん「2人と一緒じゃなきゃ…私は行き場を失っちゃうよ…だから…」ポロポロ
作者さんが泣きそうなのなんとかしてよ。
ぽむちゃん「私だけの2人でいて…?」ポロポロ
2人で会うとこうなるのなんでだろう…。
ぽむちゃん「えっ…シオンちゃん泣いてる…?」
僕「ぽむちゃんの温もりを感じたら…泣けてきちゃった…」
ぽむちゃん「もう、シオンちゃんったら〜!!」
こうして一連の騒動は収束した。
〜※〜
それからというもの。
ぽむちゃん「あっ!宿題全然やってなかった!!」
侑「よかったぁ!!私は終わっておいて」
ぽむちゃん「ごめん私は先に帰るから!!じゃあね!!」
ぽむちゃんは先に帰っていった。
僕「そういえば全然宿題やっていなかった」
侑「それ、嘘だよね?私から逃げ帰るための口実だよね?」
僕「えっ…」
侑「私、知っているんだよ?この前のYouTubeで宿題終わったから動画を撮ってたって言っていたこと」
僕「それでも僕には天白三大地雷の組で約束が…」
カチャリ
侑「シオンちゃん、カエサナイヨ?」
手錠とハイライトのない目はもうやだ…。帰れたのは次の日だったし。
次回はあの兄弟が入れ替わり、由美ちゃんを困惑させます。