ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は名古屋残留組の虹ヶ咲転入準備回。視点は鳳来寺シオンを予定。水無月結月さんが出てくるよ。
※神無月エマさんには一声掛けました。声をかけなくても良いと言われていますが、出す際は常に掛けています。
https://syosetu.org/user/301093/


意地でも地元から切り離す方法を実践してみよう!!

僕「やっぱり名古屋に居たかったよ……」

 

2024年2月4日、前日に豆まきをして今日は立春だけど、転入先の虹ヶ咲学園をもっと見てくるようにお母様から言われたので今日はまず新橋駅に来ている。ちなみに両親に虹ヶ咲学園鉄道同好会の部室に何度か遊びに行っていることは既にバレていたもののお咎めなしであり、むしろ喜ばれるほどだった。

 

僕「まあ、考えていても仕方ないし行くか」

 

??「あら?シオンではありませんか」

 

僕「比奈ちゃん!?」

 

一歩足を踏み出した際に比奈ちゃんに声をかけられた。

 

僕「いきなりどうしたの?」

 

比奈「シオンの名古屋依存を治す方法を実践したいと思ったので、シオンにやらせるつもりでいました」

 

僕「それってどういう方法?」

 

なんか胡散臭い方法だと思うので、聞いてみよう。

 

比奈「ズバリ、外苑東中学3年の水無月結月さんにヤンデレ化することです」

 

僕「…は?」

 

……僕が誰かを狂ったように愛するのは、正直好ましくない。

 

僕「嫌だ。僕がヤンデレ?そんなの嫌だよ!!」

 

比奈「そう言いながら、由美に対する愛が重いのはどこの誰でしょうか?つまりはそういうことなのです」

 

僕「そう言われると言い返せない……」

 

一発で封じ込められてしまった。だって鉄道仲間、特に由美ちゃんはすごく心配になるんだもん。そりゃ嫉妬の炎が最高潮に達したらヤンデレだから、諦めて実践するしかない。

 

比奈「そういうわけなので、行きましょうか」

 

僕「わかったよ……」

 

てなわけで、虹ヶ咲に向かうことにしよう。

 

〜※〜

 

虹ヶ咲学園着。

 

比奈「そういうわけなので、連れてきました」

 

僕「こんにちは」

 

結月「シオンじゃん」

 

案の定、校門付近に結月さんがいた。

 

僕「そういえば結月さん、虹ヶ咲の試験どうよ?」

 

結月「あ、もう終わって合格だったよ〜」

 

僕「推薦か」

 

結月「シオン大正解。ライフデザイン学科に合格したんだ〜」

 

比奈「正直、私と同じ学科でないことが物凄くショックです……」

 

僕「ちょっと待て。比奈ちゃんもヤンデレ化したの!?」

 

結月「うん。いきなりスカイツリーで捕まっちゃった」

 

比奈「ですが、せりなや菜々と相談した結果、共同で愛する約束を致しました。シオンにも結月さんと離れたくないという気持ちになっていただきます」

 

結月「僕は嫌だけど」

 

僕「同じ気持ちです。持ちつ持たれつの関係が良いよぉ」

 

比奈「2人揃ってわがまま言わない!!」

 

2人「ごめんなさい…」

 

というわけで、始めていこう。まず向かったのは生徒会室。

 

比奈「失礼します」

 

??「どうぞ」

 

もちろんいるのは生徒会長。

 

比奈「生徒会長、約束通り連れてきました」

 

菜々「愛知県立西白壁高等学校普通科1年の鳳来寺シオンさんと、私立外苑東中学校3年の水無月結月さん、本日はよろしくお願いいたします」

 

僕・結月「よろしくお願いします」

 

やっぱり緊張しかしない。

 

比奈「まず鳳来寺さんにお聞きしたいことがございます。私と中川生徒会長は、水無月さんのことを心の底から愛しております。できれば誰かに取られたくないくらいです。これを聞いて思ったことを述べてみてください」

 

僕「はい。正直水無月さんに近寄りがたい感じがしました。というより、上原さんや澁谷さんからヤンデレ化されている身としては巻き込まれたくない、その一心です」

 

比奈「はい、ストップ!!」

 

僕「なんで?」

 

比奈「そこに奪ってみせるという気持ちがないと、ヤンデレにはなれませんよ?…まあ無駄でしょうが」

 

僕「…は?」

 

結月「シオンを煽っている気がするけど」

 

比奈「中学時代のライバルとして煽ることで負けん気を沸かせ、ヤンデレに導くのです」

 

菜々「澁川さんはそれで良いのですか?私は良いとは思いませんが」

 

比奈「良くはありません。しかし、鳳来寺さんは虹ヶ咲学園への転学が決まったにもかかわらず名古屋依存が激しいため、名古屋への依存度を低くし、東京に居たくなるようにしなければいけません。そこで東京在住で数多の女子から共通の恋愛対象となっていらっしゃる水無月さんに依存していただくことで名古屋への依存度を低くする作戦です」

 

結月「僕じゃなくていいのに」

 

菜々「水無月さんは黙りましょうか」ハイライトオフ

 

比奈ちゃんに煽られたからとはいえ、絶対にヤンデレになるものか。僕は名古屋ファーストなんだから!!

しかし、この名古屋ファーストの思いについては、これから急に崩壊が進むことを僕はまだ知らない。

 

菜々「さて、鳳来寺さん、次はこちらをご覧ください」

 

続いて、菜々ちゃんが見せてきたのはせりなちゃんが結月さんに抱きついている写真。

 

僕「これは何方が撮影されたものですか?」

 

菜々「普通科中等部2年の小川有佐さんにより撮影されました。これについて思うことを述べてみてください」

 

僕「はい。結月さんに抱きついているせりなちゃんも可愛い、微笑ましい光景だなと感じました」

 

菜々「はい、シオンさんストップストップ!!」

 

僕「えっ?」

 

菜々「まず、結月さん呼びは辞めにしましょう」

 

僕「どういうこと?」

 

菜々「水無月結月さんは男の子ですから、もっと親しくなるために、結月くんと呼ぶべきです」

 

僕「はい……」

 

菜々「それと、可愛いとか微笑ましいとか、純真無垢にも程があります!!眩しすぎます!!」

 

僕「えっ……」

 

菜々「普通ここは、丸山さんに水無月さんを取られたくないとか、小川さんが撮影したのが許せないとか、2人に嫉妬の感情が芽生えるべきだと思います!!鳳来寺さんもそういう目を持ってもう一度写真を見る!!」

 

僕「わかったよ菜々ちゃん……」

 

菜々「ほら、鉄道仲間に結月さんを取られると思ったらどう思いますか?」

 

僕「……なんか結月くんを奪う輩が許せなくなってきた」

 

結月「シオンが目覚めた!?」

 

菜々「そうでしょうそうでしょう?まあ、生徒会長の私中川および、スクールアイドルの優木せつ菜さんから奪おうというのは百万年早いと思いますけどね」

 

僕「は?また僕を煽る気だな!?」

 

菜々「澁川さんと同じ考えです。ヤンデレが煽れば負けん気が湧くと」

 

比奈「それにしても、ずいぶんとシオンはらしくなってきましたね」

 

僕「結月くんを誰かに取られたら嫌な2人の気持ち、わかってきたかも」

 

こうしてやっていると、名古屋依存より結月くんへの依存が強まってきそうだ。

 

結月「シオンに奪われるの嫌だよ〜」

 

僕「なんでそんな冷たいこと言うのかな?僕と結ばれる展開も悪くはないんじゃないの?」

 

結月「そんな展開見たくないし〜」

 

菜々「これはもうあと一歩ですね」

 

ここで名古屋依存は完全崩壊した。

 

比奈「さあ、最後のステップです。仮に今水無月さんにキスやハグを鳳来寺さんがするとします。そこに上原さんや高咲さんが現れました。あなたならどうしますか?」

 

げっ!!侑やぽむちゃんに見られたら終わりだよ!!……でもここは冷静に。

 

僕「はい。大人しく粛清されます。ただ、仮に2人が結月くんを愛する事になったら、ライバルを超える存在になれるように努力しようと思います」

 

比奈「これはもう、合格でしょう。今の気分は?」

 

僕「もう結月くんに抱きつきたい一心です!!」

 

菜々「それでは結月さんを存分に味わってみましょう!!」

 

結月「ちょっとシオンも菜々もやめてよ〜」

 

僕「やめないよ〜?」

 

2人から許可が出たので、ハグとキスをしまくる。初めてベッタリになるのは最高の気分だ。

 

僕「ああもう幸せ♥」

 

結月「シオンの元気が出たらそれで十分だよ?」

 

僕「ありがとう結月くん♥」

 

しかし、このあと突然悲劇が起きる。

 

??「失礼します」

 

菜々「どうぞ」

 

やってきたのは侑とぽむちゃん。

 

ぽむちゃん「なんか、シオンちゃんがヤンデレと化したって聞いたんですけど……」

 

菜々「澁川さんが主導でやってくださいました」

 

侑「……は?また比奈ちゃんの仕業だったんだね」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「侑ちゃんどうする?」

 

侑「私は比奈ちゃんをもう1回粛清する。だから、行くよ♪」

 

比奈「いやあああああ!!」

 

菜々「行ってしまいましたね。とりあえず私もまだ業務があるので、このお二方をどうするかは上原さんの判断に委ねます」

 

ぽむちゃん「シオンちゃんともう1人はこっちが粛清します」

 

菜々「わかりました」

 

ぽむちゃん「さ、行くよシオンちゃんたち」

 

僕・結月「そんなああああ!!」

 

こうしてまだまだ波乱が続くことになった。

 

ぽむちゃん「ところでシオンちゃん、その子誰?」

 

僕「水無月結月くん。外苑東中学校3年生だけど、来年度から女装して虹ヶ咲に入ることになったんだって」

 

ぽむちゃん「私は上原歩夢。虹ヶ咲学園の普通科1年だよ」

 

結月「歩夢よろしく」

 

ぽむちゃん「でもシオンちゃん、どうして男の子を好きになっちゃうのかな?私が一番だって言ってよ」

 

僕「い・や・だ!!」

 

ぽむちゃん「フフッ♥シオンちゃんがその気なら、私も結月くんを好きにならなくちゃね。シオンちゃんも結月くんもまとめて私のものにするんだから!!」

 

結月「本気なの?」

 

ぽむちゃん「嘘だと思う?私の幼馴染の侑ちゃんをたぶらかしたシオンちゃんにたぶらかされたんだから、まとめて愛するしかないんだよ!?わかる?」ハイライトオフ

 

結月「そう言われると言い返せない」

 

ぽむちゃん「じゃあ今から3人でお買い物行こうか♪」

 

僕「それがいいね」

 

ぽむちゃん「結月くんも行くよ?」

 

結月「待ってええええ!!」

 

こうして結月くんを連れ出し、3人でショッピングに行くことになった。でももうこれで転入の心の準備はできたから、ある意味良かったと思う。

 

ちなみに比奈ちゃんはまた侑に心ズタボロにされたとか。本気出すとあの人も怖いのか……。




次回は部会ネタの見込みですが、なければ近鉄ネタに飛びます。

とりあえずこの世界で水無月結月さんにヤンデレ化した人物を挙げてみましょう。
※ヤンデレ脱却済みでも再度ヤンデレ化する可能性があります。
【水無月結月さんにヤンデレ化した一覧】
☆: オリキャラ ★: 後のLiella!
朝香果林
三船栞子(現状はヤンデレ脱却済み)
鐘嵐珠(現状はヤンデレ脱却済み)
中須かすみ
エマ・ヴェルデ
丸山せりな☆(夕霧綴理より狂愛被害、小磯多英子にも強く依存)
澁川比奈☆(鬼塚冬毬、乙宗梢より狂愛被害)
中川菜々(中野郷にも強く依存)
鬼塚夏美★(鳳来寺シオンにも強く依存)
鬼塚冬毬★(澁川比奈にも強く依存)
鳳来寺シオン☆(高咲侑、上原歩夢、桜坂しずく、宮下愛、澁谷かのん、嵐千砂都、平安名すみれ、葉月恋、鬼塚夏美、ウィーン・マルガレーテ、藤島慈より狂愛被害)New!!
上原歩夢(鳳来寺シオン、青山由美、澁川比奈、丸山せりなにも強く依存。侑とは甘々のため除外)New!!

はい、もう逃げられませんね。結月さんは強く生きて。
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