ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は特別出演企画最終章の予定でしたが、当該ネタはYouTubeコミュニティを用いたリレー小説で消化したため、沼津遠征に飛びます。視点は青山由美を予定。


☆沼津には行く気がなくても行く義務がある。

俺「浜名湖パルパル行くか、沼津行くか、大阪行くか……でも沼津は行く気ないんだよねぇ……」

 

マル「由美ちゃんまた浮気ずら?」

 

俺「げっ!!なんでいるの!?」

 

マル「沼津行く気がないって聞こえてきたから、粛清しようと思って♥」ハイライトオフ

 

2024年2月22日、卒研発表が終わり、自分の行きたいところに行こうと、ヒーリングレイクタウン新居のソファに座りながら考えていたが、いきなりマル(国木田花丸)に邪魔されたのだ。

 

俺「バレたか……」

 

マル「さ、沼津に出発ずら♪」

 

俺「待ってえええええ!!」

 

しかも、否応なしに連れ出すとか、勘弁してくれよ……。

 

〜※〜

 

さて、新居町から中部高速鉄道の沼津方面・長岡温泉行快速に乗る。もちろん、転換クロスシートで隣り合わせだ。

 

マル「そう言えば、どうして沼津に行く気がなかったの?」

 

俺「お台場と大阪ににトキメキが次々と生まれる中で沼津から輝きが次々と消えていく感じがして……」

 

マル「それなら、今後オラが東京や大阪で活動する頻度を増やさないとね♪」

 

俺「マイッタナコリャ……」

 

マル「もちろん、シオンちゃんたちの新拠点の虹ヶ咲学園鉄道同好会部室にも遊びに行くずらよ?」

 

俺「はい……」

 

先が思いやられるなぁ本当に……。

 

〜※〜

 

沼津着。

 

マル「ところで由美ちゃん、どうして沼津にオラが連れ出したかわかる?」

 

俺「どうせ俺の浮気対策だろ? 5年近くもAqoursとの交流があるからわかるよ?」

 

マル「それは違うずら。あれは表面上の話」

 

俺「えっ?」

 

マル「実は、果南ちゃんの実家のダイビングショップが今月の25日で潰れちゃうの。だから、由美ちゃん行ったことなかったって聞いたし、一度行くべきだと思うよ?」

 

俺「理解」

 

マル「とりあえず、ラーメンだけ食べたら行くずら!!」

 

俺「……え、でもマルは麺類が苦手だって言ってなかったっけ?」

 

マル「ここ最近は大学の友達とよく食べるから慣れたずら」

 

俺「あー……」

 

というわけで、駅前の家系ラーメンを食べることにしよう。

 

2人「美味しい〜!!」

 

マル「それにしても由美ちゃん、前と比べたらよく食べるようになったずらね」

 

俺「よく言われるよ」

 

マル「でも、マルみたいにぽっちゃりになるのだけは避けてほしいずら」

 

俺「善処します」

 

今の段階で身長177cm、体重61kg前後だからまだ増やした方が良いと言われがちである。だからまだぽっちゃりの心配はまだない。

 

2人「ご馳走様でした〜!!」

 

にんにくを入れ、汁まで全て飲み干し食べ切る。親や兄たちが一緒だとできないことだ。

 

俺「さ、行こうか」

 

マル「だね」

 

そんなわけなので、沼津駅前のバス停から乗ることにしよう。

ぶち当たったのは普通のバス。このままあわしまマリンパークまで乗る。

 

〜※〜

 

あわしまマリンパーク着。

 

果南「やっほ♪」

 

俺「いやなんで果南がいるの!?」

 

果南「由美が来るって花丸ちゃんが言ってくれたから、いっぱいいーっぱい愛してあげようかなって」

 

俺「だからって抱きつくなよ!!」

 

果南「ふーん……5年以上の付き合いなのに、由美はまだそんな酷いこと言うんだぁ……」ハイライトオフ

 

あ、地雷踏んだぞこれ。

 

果南「とりあえず、閉業前のうちの実家に連れてくよ♪拒否権はないからね?」ハイライトオフ

 

俺「マルもなんか言ってよ!!」

 

マル「由美ちゃんが悪いずら。ラブライブ優勝経験者の好意を蔑ろにするのがいけないんだよ?」ハイライトオフ

 

俺「終わった……」

 

というわけで船に連行され、3人で乗ることになった。

 

〜※〜

 

俺「しかし今日の海も荒れ気味だなぁ」

 

果南「ここ最近雨雲が流れてきているからね」

 

花丸「それでも無事に辿り着けそうだから良かったずら」

 

俺「だね」

 

船内では縛られなかったが、先頭の方に座る羽目になってしまった。何故に俺がVIP待遇を受けるのか、まだ理解できていない。俺、ただの平民なのに……。

 

そして淡島到着後のこと。

 

??「Ciao〜!!」

 

俺「いや、なんでマリーがいるの!?去年5月はヴッパータールで仲喜を捕獲したって聞いたんだが」

 

何故かマリーがいた。

 

マリー「ユーミンが卒研発表終わるって聞いたから、有給取っちゃった♪」

 

俺「バレてたのかよ」

 

マリー「ルビィから聞いたの☆」

 

俺「失策だった……」

 

ルビィは俺と同じ大学だし、何しろ俺のことは学内でも有名っぽいから、この程度のことは驚かないが、逆にこのことをすっかり失念していた。

 

果南「そういうわけだから、今日1日逃げられると思わないでね?」

 

俺「明日成田に多英子ちゃん迎えに行かなきゃいけないのに……」 

 

マル「多英子ちゃんって……誰?」

 

また地雷を踏んだ気がしなくもない。でもちゃんと説明しよう。

 

俺「ニューヨークに昨日まで留学していた虹ヶ咲生。10月に大阪の咲ノ浜から流れてきたけど、実は俺が一昨年の4月に咲ノ浜を訪問した際に知り合ったんだわ」

 

マリー「……ユーミン、マリーも嫉妬しちゃうわよ?」ハイライトオフ

 

果南「これはもう、鞠莉のホテルに強制1泊大サービスしかないね」ハイライトオフ

 

マル「オラも賛成ずら」ハイライトオフ

 

俺「てか果南、店はどうするんだよ?閉業間際だからお客様がいっぱいみえているだろ」

 

果南「え?私はちゃんと店の方はあるよ。だから、閉店時間までは自由だからね?」

 

俺「4時までフリーとかなんか微妙……」

 

マル「いや、浮気対策でついていくずら」

 

俺「勘弁してよぉ……」

 

てなわけで、少しずつ巡ろう。

 

まず向かったのは淡島水族館。アクアリウムだからといって、2人が出会うファンタジーなんぞはない。ふいにときめいたらそれこそ既婚者の俺としては浮気になる。

それだけじゃない。Aqoursのメンバーの恋の魔法は異常値が出ている、つまりドロドロなヤンデレと化している。だから、

 

マル「やっぱり由美ちゃん、魚たちのパーティーに呼ばれちゃってる……ユルサナイズラ……」ハイライトオフ

 

熱帯魚やヒトデ、ウニに夢中な時点でこの通りだ。

 

俺「ごめんなさい」

 

マル「とりあえず、罰としてこの衣装を由美ちゃんに渡すずら」ハイライトオフ

 

渡されたのは恋になりたいAquariumの衣装なのだが……

 

俺「待てよ。この色って……」

 

マル「由美ちゃんの色ずら♪」

 

色は緑、しかも果南のとは違う色合い。俺のイメージカラーが中部高速鉄道のコーポレートカラーと同じヒーリンググリーン(*1)であることは明かしているが、おそらくそれを受けて曜が作ったようにも感じる。

 

俺「俺はただのスポンサー代表なだけで、アイドルじゃないし、着るわけ無いだろ」

 

マル「なんでそんなこと言うの?由美ちゃんはアイドルの扱いだからこれを一度着て、恋アクの世界観を感じといけないんだよ?」ハイライトオフ

 

俺「なんとかしてよぉ……」

 

マル「とりあえず、ホテルに戻ったら着てもらうからね?」

 

俺「わかりました……」

 

なんというか、泣きそう……。

 

〜※〜

 

その後、ホテル付近あるトンネルに向かう。もうこれでこのイルミネーションともお別れだ。

 

俺「イルミネーションにはやっぱりトキメキがあふれるよぉ〜♥」

 

マル「やっぱり由美ちゃん、すぐあらゆるものに浮気するずら……すごく腹が立つずら」

 

俺「だから許して!!」

 

その時だった。

 

??「こんなのは浮気じゃないよ?」

 

??「そうよそうよ」

 

俺「なんでそーちゃんと勇輝がいるんだよ」

 

夫の勇輝と弟のそーちゃんがいた。

 

勇輝「浮気対策で鞠莉ちゃんに呼ばれただけだけど」

 

そーちゃん「僕も同じよ」

 

俺「うわ、みんな一緒かよ」

 

マル「聡平くんも勇輝くんも、電車に限らずAqours以外の子に浮気するのは許さないずらよ?」

 

勇輝「虹ヶ咲や蓮ノ空でもダメ!?」

 

マル「ダメずら。特に男の子がそんなことしたら犯罪ずら」ハイライトオフ

 

そーちゃん「お慈悲を〜……我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋癡 従身語意之所生 一切我今皆懺悔」

マル「懺悔文を唱えても無駄ずら。今日1日は3人共、マルと鞠莉ちゃんと果南ちゃんの愛をたっぷりと受け取ってもらうずら」ハイライトオフ

 

3人「そんなあああああああ!!」

 

というわけで、2人も無事に捕獲されました。ジュリーはいなかったけど、25日に入試があるし邪魔しちゃいけないのは明らかだからそれはそれ。それでも、家族全滅って色んな意味で泣きそう……。

 

とりあえず、淡島を周回した後にイルカのトレーニングを4人で見る。子イルカが健気に頑張る姿はぜひ読者の皆さんにも見せるべきだったと思う。「おかあさんといっしょ」の速水けんたろうさん、春日雅子さんのあの歌とかも思い浮かべたが、それを言ったら古いって言われるぞこれ。

 

トレーニング終了後のこと。本来ならば船で帰るはずだったが、それを許してくれないのがマリーだ。

 

マリー「さ、4人でホテル行きましょ?ね?」

 

俺「わかりました」

 

ホテルオハラにて出血大サービスで、無料で1泊2食付、断ったら更に恐ろしい罰が待っているとか言う以上、断る権利はない。

 

勇輝「そう言えば由美の明日の予定は何かあったの?」

 

俺「多英子ちゃんを成田に迎えに行くつもりだったけど。そっちは?」

 

勇輝「身延線乗り通す予定だったんだ。切符は取っていなかったからまだ良かったけど」

 

そーちゃん「これじゃあ2人揃って行けないわね……僕は名古屋に帰る方向だけど、帰れるか不安しかないわ……」

 

マル「聡平くんもカエサナイズラ」ハイライトオフ

 

マリー「諦めなさい?」

 

Ω\ζ°)チーン

 

しばらくして果南もやってきた。これはもうゲームオーバーだ。

 

果南「こうなったからには、3人揃って明日まで付き合ってもらうよ♪」

 

マリー「さあユーミンもそーちゃんも、勇輝もいっぱいいーっぱいEnjoyしましょうね☆」

 

俺たち「いやあああああああああ!!」

 

このあと俺たちは食事の後、着せ替え人形にされたり、一緒にお風呂に入ったり、ゴム付きでさせられたり(*2)と散々だった。もうなんとかしてよぉ……。

 

ちなみに次の日は解放されましたが、盗聴器をつけられ成田には行けませんでした。勇輝くんも身延線を乗り通す予定を諦めざるを得なかった。帰宅後直ちに破棄したからいいけど、盗聴器は正直反則としか思えない。

*1
埼京線の緑15号と全く同じ色合い。

*2
こう見えて俺も勇輝もそーちゃんもふたなりだからね。




ちなみに私の場合は、あわしまマリンパークからちゃんと脱出し、その日のうちになめろう丼を食べてホームライナーで名古屋まで帰着しました。

次回は予定変更で、多英子ちゃんが帰国します。

しかし、虹ちゃんの完結編がぼっち・ざ・ろっく!のけろりら先生の作画になっていたことで世間では物議を醸していますが、正直、私の場合自作品の丸山せりなちゃんの容姿をアンケートの都合により喜多郁代ベースで考えていたものの丸被りじゃねえか……(*1)。

※丸山せりなに関する、02 greenlinerさんのYouTubeコミュニティでのコメント、ムービーアニメさんのウィキメール応対はありがとうございました。以下に02 greenlinerさんのYouTubeチャンネル、およびムービーアニメさんのWikipedia利用者ページのURLを記します。
【02 greenlinerさん】
https://youtube.com/@02greenliner62
【ムービーアニメさん】
https://ja.wikipedia.org/wiki/User:Voice_anime

*1
これを受けて再度アンケートを取りましたが、それでも喜多郁代勢が多めでした。しかも02 greenlinerさん曰く、「郁代よりももうちょっと茶髪寄りでストレートにしたらよさそう。」、ムービーアニメさん(ハーメルンロック済み)曰く「丸山せりなのベースは私も喜多郁代で同意します。」とのことで……。もうなんとやら。

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