ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
そして本作で久々かつ、最後になると思われる葉月恋登場となります。
2024年3月25日、全員の転居が完了してからのこと。
陽凪「シオン先輩、やっぱり大好きです〜♥」
僕「だからそんなにベッタリにならないでぇ……」
早速せりなちゃんの従妹の陽凪ちゃんが僕にベッタリになってきたのだ。その経緯について解説しよう。
【回想】
昨日、六本木ヒルズへの引っ越しを終え、その際に陽凪ちゃんと初めて会った。最初はごく普通に接してくれたけど、
せりな「そうだ陽凪、シオンのことはどう思ってるの?」
陽凪「せりなお姉ちゃんの愛人でしょ?陽凪、お姉ちゃんから奪っちゃいたいくらいに大好き♥」
ベッタリになったのはこの一言がきっかけだった。
【回想終わり】
せりな「こら陽凪、あまりシオンにベッタリになっちゃやだよ?嫉妬しそうになるもん」
陽凪「ごめんなさい……」
せりなちゃんが窘めるが、むしろせりなちゃんは僕を狙っているのだから効果がないようにも感じる。
せりな「とりあえず、今日は六本木ヒルズの中を散策してみようよ」
2人「うん!!」
僕「よし、行くぞー!!」
3人「おー!!」
こうして僕たちのヒルズ散策は始まった。
〜※〜
散策中のこと。
せりな「そういえば、来月からシオンも鉄道同好会の部員になるよね?」
僕「それはもちろんそのつもりだけど」
せりな「だったら私のことも呼び捨てにしてよ。いや、鉄道同好会内の部員全員呼び捨てにしよう?」
僕「どうして?」
せりな「郷とおたえ、それから侑ちゃんやしずくちゃんのことを呼び捨てにして、それ以外はちゃん付けとか、流石にずるいんじゃないかなぁ〜?」
僕「というか、せりなちゃんも僕のこと呼び捨てになってるけどもしかして…」
せりな「同じ理由だね。私が去年の末に姫路に行ったときにシオンと由美をうっかり呼び捨てにしたことがきっかけで、今年最初の部会で部員間と協力者の呼び捨てが強制になったの。それに陽凪のことは元から呼び捨てだったからね」
僕「じゃあせりな、今後もよろしくね」
せりな「よろしくね、シオン♪」
今後はせりなを呼び捨てにすると約束した瞬間、陽凪ちゃんが嫉妬した。
陽凪「シオン先輩が呼び捨てでせりなお姉ちゃんのことを呼んだ……」
せりな「ねえ陽凪」
陽凪「……どうしたのせりなお姉ちゃん?」
せりな「陽凪も、シオンのことは先輩呼びや敬語厳禁だからね?だって来月入学したら鉄道同好会1択でしょ?」
陽凪「じゃあせりなお姉ちゃんについでシオンちゃんもよろしくね♪」
僕「陽凪もかわいいね♥」
陽凪「シオンちゃんありがとう♥」
そんな会話をしていると、とある人が現れた。
??「何をしているんですか、シオン先輩?」
桜坂しずく。来月から虹ヶ咲学園国際交流学科に入学する見込みの、僕に対するヤンデレ第1号。
僕「しずく!?どこからいたの!?」
しずく「そこのお嬢さんがシオン先輩にベッタリになったところからです」
陽凪「陽凪のことですか?」
しずく「そうですよ?」
せりな「最初から見てたんだ!?」
しずく「シオン先輩の愛人である以上、いつでもそばにいますよ♪」
せりな「うわ、ヤンデレじゃん」
しずく「ヤンデレなせりなさんに言われたくありませんねっ!!」ハイライトオフ
せりな「は?しずくちゃん、私に宣戦布告する気だな!?」ハイライトオフ
しずく「じゃあ考えてみてください。私はシオン先輩と知り合ってもう3年が経つんですよ?せりなさんはたった1年です」
せりな「でも、シオンは電車に対する愛があふれているし、私も根っからの鉄オタなの。でも、しずくちゃんは鉄オタを全面的に粛清する方向に働いているよね?」
しずく「鉄オタは百害あって一利なしです!!それくらいなら非鉄の私と付き合い、鉄道趣味から卒業させるべきでしょう!?」
2人「むきーっ!!」
あちゃー、喧嘩になっちゃった。しかもしずく、比奈にも喧嘩売る発言をしたな?
陽凪「しずくさんもせりなお姉ちゃんも喧嘩しないでください」
2人「ごめんなさい…」
シオン「とりあえず、陽凪としずくは自己紹介しようか」
せりな「だね」
陽凪「桜田陽凪です。来月から虹ヶ咲学園中等部の音楽科に通うことになりました」
しずく「私は桜坂しずく。来月から虹ヶ咲学園高等部の国際交流学科に通うんだ」
陽凪「ということは、陽凪はしずく先輩の後輩……?」
しずく「そんな感じになるね。陽凪さん、よろしくね」
陽凪「よろしくお願いします、しずく先輩!!」
せりな「なんか、ほっこりしてるけど……陽凪もシオンのこと狙ってるよね」
しずく「陽凪さんは可愛いから許します。せりなさんもシオン先輩を共有するのであれば許しますけど?」
せりな「それなら大歓迎だよ♪」
僕「俺に選択肢なしか!!」
陽凪「そうだよー♥」
僕「参ったな……」
というわけで、またヤンデレが1人、容赦なく受け入れられてしまった。先が思いやられるなぁ……。
〜※〜
そういうわけでもうお昼。洋食屋おはしの中に入っていこう。ここでの定番はオムライスだ。
僕「しかし、最初にここに来たとき、かのんやちーちゃん、侑やぽむちゃんむちゃくちゃ暴走してたなぁ……」
ここ六本木ヒルズには実は何度か来ている。だけど前回作で訪れた経験はなく、最初に来たのは本作に入ってからだ。
せりな「ねえシオンちゃん、このお店って何回来てるの?」
僕「これで3回目だね。最初に来たのが2年半前だったかな」
陽凪「あちゃー……その時だったら陽凪は何も言えないね……」
せりな「うん……」
しずく「でもどうして私には黙っていたんですか?その頃から私たちは知り合いでしたよね?」
僕「忘れてたと言うか、何と言うか……」
しずく「とにかく、来月からここのみんな全員虹ヶ咲生ですから、行った場所に関する隠し事も厳禁ですよ?」
僕「わかりました……」
どうやらしずくの暴走は4年目に突入しますが、まだまだとどまることを知らないようです……。
〜※〜
ご馳走様でした。午後からの活動に入っていこう。最初は演劇関連のショップに寄ることに……と思って歩いていたその時!!
??「誰ですか、鳳来寺さんの周りに寄り付いているのは……?」
僕「げっ、恋ちゃん!?」
恋「結ヶ丘女子高等学校再建の息抜きに鳳来寺さんに会うために六本木ヒルズを散策させていただきましたが、やはり風の噂通り、他の女が寄り付いて……」
僕「どうしよう……」
恋「とりあえず、そちらの皆様からもお話を伺います」
なんと、葉月恋ちゃんが現れたのだ!!
恋「まず、自己紹介をお願いいたします。名前と通っていらっしゃる学校のみで構いませんので」
せりな「丸山せりなといいます。虹ヶ咲学園高等部の音楽科1年です」
陽凪「桜田陽凪です。来月、虹ヶ咲学園中等部の音楽科に入学します」
しずく「桜坂しずくです。来月虹ヶ咲学園高等部の国際交流学科に入学します」
恋「私は葉月恋と申します。来月結ヶ丘女子高等学校に入学する見込みです。さて、単刀直入に申し上げますが、私の鳳来寺シオンさんに寄り付くのはやめていただけませんか?」
しずく「いくら葉月さんでも、それは無理かな。シオン先輩がいないと私は生きていけないの!!」
恋「皆様がそのおつもりであれば、電話番号とメールアドレスの交換をしていただきます」
僕「うわ、比奈のときと同じ展開じゃないか」
恋「はい。人脈を広げることで寂しさを紛らわしたいので」
せりな「それなら喜んで!!」
こうして4人は電話番号、メールアドレスを交換する。それが終わった直後のこと。恋ちゃんの態度が豹変した。
恋「ところでシオンさん、私の知らないところで、ここまで人脈を広げられるとか、浮気ですか?」ハイライトオフ
僕「無実無実!!」
恋「しずくさん、どのようにお思いで?」
しずく「これはもう故意犯で間違いないと思います。恋さんもオシオキ、しちゃう?」
恋「はい。徹底的に取り調べをいたしましょう。さあ、行きますよ」
僕「いやあああああああ!!」
こうして僕は4人から尋問を受けてしまった。なんで人脈広げるだけでこうなっちゃうんだ……。まあ作者のノルマのしずく×Liella!は可可ちゃん以外クリアできてよかったらしいけど。
次回は京都回の見込みです。その次は北陸・神戸回。
ちなみに葉月恋は次回作でも必ず続投します。