ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
視点は青山由美を予定。
俺「しかしなんで俺がまた…」
2022年2月の某土曜日早朝、まだ日も出ぬうちに新居町に一番乗りしたのはシオンちゃんだった。しかも今日は旅に行く気満々である。
シオン「だって豊田の方にある、全然列車が来ない秘境駅があるから周りに何があるか調べたかったんだ」
俺「そういえば俺も飯田線の魅力を知りたかったからちょうどよかったよ」
シオン「じゃあそこはお任せあれ〜!!」
俺「それなら行ってみるか」
こうして朝早いながらも旅は始まった。
〜※〜
行き先は足助黒坂駅。ホーム有効長が3両(*1)のせいで、20分に1本ある普通列車の大半は通過し、朝夕は1 - 2時間に1本、日中は3 - 4時間に1本しか列車が来ない。何しろ9時台の新居町発を逃すと次は13時台、更にその次は16時台まで来ないという恐ろしい秘境駅なのだ。
乗る列車は6時14分新居町発日比津行3両編成コンダクターレス普通列車。車両はこの前機器更新を行ったG9800系G9850Fだ。吊り掛け駆動ながら機器更新で界磁添加励磁制御からハイブリッドSiC-GTOのVVVFに変更された。
乗ること5駅。足助黒坂着。その時、悲劇は起きた。
千歌「みーつけた♪」
俺「なんで秘境駅にまでいるのさ!?」
千歌「この前の大井川で由美ちゃんが山にハマったことは知っているんだよ?だから中部高速鉄道で一番の愛知県内の秘境駅で待ち伏せしていたんだー♪」
絶対故意犯やん。
シオン「じゃあ次の電車で…」
千歌「2人とも、そうやって逃げられると思う?」ハイライト消し
シオン「あっ…そうじゃん反対側も8時台まで来ないんだった…」
千歌「どうやって逃げるの?まさかここから15kmとか歩くわけじゃないよね?もしそうしたらすぐに走って追いかけて2人揃って手錠で捕獲しちゃうけど」黒笑い
ちなみにこの近辺に中部高速鉄道とか名鉄とかが当初走らせていた足助方面のバスは2020年に全部休止、2021年に全部廃止された。こりゃ廃駅も検討するぞ来年度。それとシオンちゃんは体力や運動神経が抜群だけど、俺はメッタメタに体力がないからなぁ…(*2)。
俺「大人しく千歌っちについていきます」
千歌「わかっていればいいです」
秘境駅にヤンデレがいたらこれ終わりじゃん。
案の定、むちゃくちゃ2人揃ってキスとハグと、それからあんなことやこんなことをされました…。
〜※〜
そして8時台の静岡中央行き列車が去ってからのこと。取材を進めることにしよう。
駅を出ると周辺には黒坂集落センターと足助警察署の黒坂駐在所があるだけで、もはや過疎という過疎でしかない。
千歌「そういえばシオンちゃんはどんな部活に入っているの?」
シオン「僕は帰宅部だけど」
俺「同士だ」
名古屋市の中学には部活の強制加入がない。だけど高校の方は1年の頃部活加入義務があったので数学研究会に3年間居続けた。
千歌「じゃあ高校は何をやろうとか決めてあるの?」
シオン「とりあえず科学系の部活か鉄研かな。スクールアイドルはやる気はないです」
千歌「えっ?何かだめだった?」
シオン「僕は鉄ヲタだからすぐに将来有望そうなアイドルみたいな子をヤンデレ化させちゃうんだ。それくらいならそういうのから離れてジェンダー関係なく自分の道を進んだほうがいいかなって」
俺「絶対俺のせいだ…」
シオン「それに…以前見た夢の中で…」
〜※〜
可可「シオンさん!!早くクゥクゥたちの外部マネージャーになるのデス!!かのんや千砂都や恋もあなたがいいって言っていマス!!」
シオン「その3人にひどい目に遭わされたからとにかくそれは却下です!!僕みたいな将来有望な鉄道系YouTuberをぶっ壊す気ですか!?」
可可「だけどスクールアイドルへの想いもあると伺いマシタ!!しかも名古屋なのにLiellaのファンであり続けると言いマシタよね?クゥクゥはとにかくそれが嬉しくて嬉しくて…。それに鉄ヲタたるものは社会的地位が低いと巷で聞きマス!!ですからマネージャーという肩書きがあなたには必要なのデス!!」
〜※〜
シオン「…ってことがあったんだ」
千歌「かのんさん、千砂都さん、恋さんに何か嫌な思い出でもあるの?」
シオンちゃんはうなずく。
シオン「とにかく新宿とか原宿に行くと必ずあの辺に捕まって監禁されちゃうんだ。そして帰るのが夜になって徹夜で宿題やらないといけなくなるオチだから…」
千歌「あー…」
うん。人のこと言っていられないんだろう。やっぱり自覚があってもヤンデレは怖い。
とりあえずスクールアイドルをやるべきかという話は今回は持ち越しとなった。
〜※〜
そして9時台の列車に乗って新居町に戻る。
戻ったら10時半か。事務所の机確認しよう。
俺「は?果南が入れないから12時半まで新居町から名古屋南までの運転業務お願いねとかそんな無茶な」
※大学生ですが、嘘は言っていません。
シオン「僕もだ。ダイヤさんの代わりに南国急行鉄道銅駅まで運転業務お願いって言われた」
※中学生ですが、嘘は言っていません。
千歌「じゃあ今のうちに宅建の勉強しておこう」
そんなこんなで午前の部はお開きになった。
〜※〜
12時45分に業務終了。シオンちゃんも13時ぐらいに終わった。そして昼を食べて14時ぐらいになる。また集合しよう。
シオン「午後からどうするの?」
俺「まず浜松に行ってみよう。もちろんJRで」
千歌っちは我々が業務中に帰っていった。普通に家の手伝いのためだって。
というわけで乗りに行こう。乗ったのは311系。今度のダイヤ改正で廃車が始まるとされる転換クロスシート車両。
乗ってみると弁天島周辺で右側に見える浜名バイパスがきれいだ。そして舞阪、高塚、終点浜松…。少ないな。
シオン「とりあえず1駅でいいから遠州鉄道に乗ろうよ!!」
俺「そうだな」
そして2駅程度乗って遠州鉄道は終わり。だけど新型インバータの音は素敵だった。
浜松からはもう一度豊橋まで戻る。そして飯田線に行ってみよう。
〜※〜
飯田線に乗ってはみたが…、
俺「むちゃくちゃ寒いな…ズボンスタイルで良かった」
シオン「だけど飯田線っていいでしょ?」
俺「うん」
日暮れ時のローカル線は大好きです。そして列車は山の方を進む。
〜※〜
本長篠到着。16時45分。この直後に悲劇はまた起きた。
??「つーかまーえたっ♪」
俺「リリー!?」
やられた。桜内梨子ことリリー。しかも新規のヤンデレだ。
リリー「やっぱり由美ちゃんがいると幸せね〜♥」
シオン「なんでこうなっちゃうんだ…。僕のところには来ないと思いたいけど」
リリー「何を言ってるの?かのんちゃんもいるわよ?」
かのん「やっほ☆」
シオン「なんでいるの!?」
かのん「鳳来寺と言ったら長篠でしょ?行きそうだったから当ててあげたの。私に感謝してよ♪」
シオン「それ以前に怖いんですけど」
かのん「どうして怖がるの?私はシオンちゃんのことが大好きなんだから、そんなことで怖がっては行けないんだよ?…まあそうやって怖がるシオンちゃんも可愛いんだけど♥♥」黒笑い
俺「リリーも離してよ」
リリー「嫌よ。だって電車が来ないもの」ハイライト消し
電車が来ないから離さないとかやばいやつやん。
リリー「だけど千歌ちゃんとはまた違う私の味を由美ちゃんは味わうべきよ。千歌ちゃんが抜け駆けした話はもう出回っているの。だから…」
すると…、
俺「んあっ♥いきなり揉むなよ」
リリー「千歌ちゃんに由美ちゃんがやられたことは私もやるのよ♪」
そしてリリーにめちゃくちゃにされました…。シオンちゃんもかのんちゃんにめちゃくちゃにされていた。
〜※〜
そして17時42分の上諏訪行に乗って、今度は中部天竜まで出る。佐久間と言われて皆さんピンとこないだろうが、この世界では佐久間駅から三遠中野駅や異世界の月光市の方面に行く東原線が分岐しており、しかもそれが中部天竜から出ているからだ。(*3)
梨子ちゃんとかのんちゃんはもれなくついてきた。
1回乗り換えて三遠中野着。三遠中野駅も普通列車しか来ない秘境駅なのだ。本数は2時間に1本程度で東原線・飯田線との接続が極めて良い。
梨子「とりあえず新居町に戻りたい」
かのん「噂の新居町ってどんなところなんだろう…」
シオン「ごく普通なはずなんだけどねぇ…」
そしてやってきた普通列車で湖西新居町まで帰る。なお、この駅を出ると40km以上無停車なのだ。
〜※〜
湖西新居町着。
かのん「ここが新居町!!すごく楽しそうじゃん!!」
シオン「喜んでくれて何よりです」
梨子「ところで由美ちゃん、今日は一緒に泊めてくれるわよね?」
俺「それは…その…」
梨子「…嫌なの?」
シオン「そろそろ竜頭蛇尾でグダグダすぎるからもう解散です今日は!!」
カチャリ
かのん「シオンちゃん、ニガサナイヨ?」
シオン「…はい」
俺「とりあえず俺の部屋に行こうか」
梨子「うん!」
こうして今回の旅はお開きとなった…しかし今回作者の多忙と力量不足でよくあるパターンが出なかったような…。
私は新快速で豊橋まで出て、そこから新居町、その後浜松から遠鉄に行きました。そして飯田線に向かい、本長篠で折り返して家に帰るというルートを辿っています。しかし寒かった。
次回は未定です。そろそろ海外出張ネタで一発書かなきゃ。
【お知らせ】
抗力係数について学んだ後、通勤型(Cd値2.00と仮定)で320kWモーターを積んでも216km/hは辛うじて出せるレベルであることがわかったので一部記述を180km/hに変更しました。こりゃ2連だと160km/hで、2連かつ勾配区間だと130km/hが限度だぞ…。