ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は自身の作品で初登場となるキャラが出てきます。視点は鳳来寺シオンとします。


山のローカル線を侮辱するな

本日10月16日、中部高速鉄道からの仕事で僕はまた東京に来ていた。

 

とはいえ、今回は秋葉原を回ってこいというお達しなので苦ではない…

 

 

はずだった。

 

??「あのー、もしかして鳳来寺さんでしょうか?」

 

僕「そうですけど」

 

恋「私、葉月恋と言います。表参道の方に住んでいます。ところで早速聞きたいのですが、鳳来寺さんは山のローカル線はお好きでしょうか?」

 

僕「当然、僕は山のローカル線が大好きです。特に飯田線。ゆっくりと列車が山の中を駆け抜けていく、そのような風景に憧れます」

 

恋「それなら敵です」

 

僕「えっ?」

 

恋「私は山のローカル線がとにかく嫌いです。私の家のメイドのサヤさんの友人が非電化ローカル線の普通列車に乗って辺鄙な秘境駅で降りたという話を伺いました。その後、列車に戻ろうとした際に4時間も帰りの列車が来なくて泣きわめいたそうで、それ以降私は山のローカル列車には乗るなと教えられてきたのです」

 

僕「なるほど…もしよろしければそのサヤさんを説得をしにいってもよろしいでしょうか…?」

 

恋「おそらく無駄かと思いますが…私が流されてもサヤさんが…」

 

僕「今回一度だけで良いのでぜひローカル線の良さを知っていただきたいのです」

 

恋「わかりました…」

 

というわけで葉月邸に訪れよう。

 

〜※〜

 

サヤ「お嬢様、こちらの方は…」

 

僕「鳳来寺シオンと申します」

 

サヤ「もしかしてあの山のローカル線を好むことで悪名高い…」

 

僕「そうですけど…」

 

すると予想外の返答がやってきた。

 

サヤ「とりあえず私はローカル線のトラウマを克服したいのでその良さを教えていただけませんか?」

 

僕「お任せください」

 

というわけで芸備線廃止しろとか言っているような読者の皆さんもよく読んでください。

 

〜※〜

 

まず、山のローカル線の良さといえば、乗りながら緑あふれる自然を楽しめるということです。複線の幹線でも山を越えますが、ローカル線は線路が1本しかない単線です。狭い森の中を抜けていくのは山のローカル線ならではのメリットです。

 

続いて、森の中を貫くような路線だった場合、街に抜けて全線走破できたときの達成感があります。抜けたら平野や盆地が広がっている。想像するだけで常にわくわくします。

 

最後に。鉄道だから定時運行ができるという利点があります。バスだと交通状況によって平気で遅れてくるという難点がありますが、鉄道には邪魔な車がないのでその点は安心です。

 

逆に降りたら4時間来なくて泣いたとかそういう話はとりあえずスマホやポケットの時刻表を持ち歩き、適当な駅で降りず、折返しが短くなるような駅で前もって降りることを決めておけば泣かずに済みます。

 

〜※〜

 

僕「以上のことからローカル線なんて大嫌いだと言うのはかなり問題があるのではないかと。もちろん、飯田線が廃止になれとか言い出したら僕は許しません」

 

サヤ「ローカル線…感動いたしました」

 

恋「えっ?」

 

サヤ「しっかり計画を練る。それが大事なのですね。ふふっ♪ローカル線のトラウマはもうないです♪」

 

僕「…で、僕はどうすれば…」

 

恋「何を言っているのですか?あなたのローカル線への熱い想いに私も感動してしまいました。もしよろしければ、LINE交換をしていただけませんか?」

 

僕「いいですけど…」

 

そしてLINE交換を行ったあと…

 

僕「そういえば仕事があるんd…」

 

恋「もう帰るのですか?」

 

僕「まだ僕にはやらなければならないことが…」

 

すると…、

 

何故か手錠をかけてきた。

 

恋「鳳来寺さん、いえ、シオンさん、私を愛してくれるまで帰しませんよ?」

 

僕「いやあああああ!!」

 

…はい、このあと夜まで帰してくれませんでした。物語開始前なのに、また一人、ヤンデレが増えた(メタ発言)




次回、もしかすると予てから検討していた新潟回かも。

もしくはなんか思いついているのでそれにする可能性もあります。
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