ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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とうとう異世界出張ネタで1個書いてみたいと思います。視点は鳳来寺シオン、および上原歩夢を予定。


異世界出張でヤンデレをシャットアウト

僕「よし!今日は南国急行鉄道で逃げよう!!」

 

侑「今日のシオンちゃん、すごく元気だね」

 

僕「確実にあの人から逃げられるところに行けるんだから」

 

侑「私も今日は歩夢が珍しく用事でいないから歩夢のいない世界を楽しみたいなって」

 

2月、期末テストが終わった直後の某土曜日、僕は侑ちゃんと静岡中央駅に集合していた。ちなみに由美ちゃんは金曜に冬場の長浜観光に1人で行ったせいで千歌ちゃんたちに捕まったから今回は来ない。

 

今回僕たちが乗るのは南国急行鉄道。中部高速鉄道と直通している異世界の鉄道で、規格も全く同じ。異世界トンネルを抜けた瞬間にGPSや一部の通信が制限されるのでヤンデレ対策にはうってつけなのだ。

 

侑「よし、歩夢はいないね!」

 

僕「かのんちゃんもいないね!」

 

侑「それじゃあ前方よし!!」

 

僕・侑「出発進行!!」

 

こうして僕たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

まず乗るのは沼津からやってきた軽之田行き。本当は終点まで乗りたいけどまずは月光市の銅駅にて降りることにした。

 

侑「へえー、これが異世界トンネルなんだ。すごくときめいちゃうよ!!」

 

僕「これが中部高速鉄道の実力なのだ☆」

 

【歩夢 side】

やっと用事が終わった…って侑ちゃんがいない!?

 

とりあえず侑ちゃんに「終わったよ。今どこ?」ってLINEを打って返事を待とう。

 

〜※〜

 

あれ?15分経っても既読がつかない!?とりあえず電話してみよう。

 

【通話開始】

電話『お掛けになった電話は現在電波の届かないところにあるか電源が切れております』

 

えっ…何処に行ったの侑ちゃん…?まさか異世界に転移したなんてないよね…?

 

とりあえず怪しいのはあの天白の三脚常習犯しか思いつかない。電話してみよう。

 

シオンちゃんと侑ちゃんが一緒に抜け駆けしてどこかに消えたとかだったら、許さないんだから!!

 

【通話開始】

電話『お掛けになった電話は現在電波の届かないところにあるか電源が切れております』

 

2人揃っていないだなんて、聞いていないよ!!

 

私「侑ちゃん…シオンちゃん…どこ…?会いたいよ…早く帰ってきて…?」ハイライト消し&ナミダポロポロ

 

【歩夢 side out】

 

というわけで、銅下車。ここから地下鉄に乗り換えて月光市のセントラルパークに行こう。

 

その時だった。

 

??「おや?シオンちゃんじゃん。侑ちゃんも一緒だね」

 

僕「仲喜くん!!」

 

侑「こんにちは」

 

仲喜「2人はお出かけかな?」

 

僕「そうだけど、それよりもヤンデレから逃げようかなって思って」

 

仲喜「えっ?」

 

侑「もしかしてだめでした?」

 

仲喜「あのねぇ、ヤンデレはかなり厄介だぜ?」

 

僕「何か良くないことが…」

 

仲喜「私もこの辺りに左遷されてからなんだけど、曜ちゃんとか平気でこっちにやってきて毎週末潰れて苦労したのさ」

 

侑「ということは…」

 

仲喜「この世界に来てもヤンデレは平気でやってくるってこと。それだけ注意するんだぞ」

 

僕・侑「わかりました」

 

こうして仲喜くんとは解散になる。しかし異世界と現世が繋がれていたら終わりだなんて…。

 

さあ、朝から買い物をしよう。

 

【歩夢 side】

泣いていてもしょうがないから、とりあえずテレビをつけて癒やされることにした。すると…、

 

テレビ『今回取材するのは、現実世界から異世界に飛べて、しかもその日のうちに帰れるという、南国急行鉄道!!』

 

私「これだ!!」

 

とりあえず最後まで見終えてから、その情報を頼りに行こう。そうすれば侑ちゃんやシオンちゃんにも会えるかもしれない。

 

今日は本気でおしゃれしよう。

 

〜※〜

 

中部高速鉄道東阪本線の東京駅に出て、快速梅田行きで静岡中央まで出る。中部高速鉄道は6割値上げするけどそれでもとにかく安いからありがたいね。

 

静岡中央駅からのほうが異世界直通列車が多く出ているからそこまで出たの。

 

そしてやってきたのはごく普通の銀色の電車。とても異世界に行くとは思えないけど乗ってみよう。

 

直通列車は沼津、名古屋からそれぞれ1時間に1本出ていて、いずれも大井川鉄道の門出駅、JR東原線の三遠中野駅とは接続がものすごく良くて、列車によって停車したりしなかったりらしい。もうシオンちゃんったらちゃんと読者さんに説明してよ。

 

今回は門出駅、三遠中野駅の両方に停車する列車だった。

 

そして異世界トンネルを抜けると…。

 

あっ!!やっと2人揃って既読がついた!!今回のことは絶対に聞き出すんだから!!

 

銅駅下車。セントラルパーク直行。見つけたよ2人とも。待っててね♪私の大事な侑ちゃんとシオンちゃん♪

 

【歩夢 side out】

 

さあ、買い物は済んだ。その時だった。

 

僕「えっ!?ぽむちゃんから未読1000件以上!?しかもLINEに限らずメールアドレスにも2000件くらい、それから不在着信も7000件くらい来てた!!僕メールアドレスなんて教えていないはずなのに!!」

 

侑「私もだ!!歩夢からLINEが1000件、不在着信も5000件来てるよ!!」

 

ぽむちゃんからの内容はこちら。

「シオンちゃん」

「早く返事してよ」

「私寂しいよ…」

「なんで既読すらつかないの?」

「うわああああん!!」

「(号泣スタンプ)」

「シオンちゃんシオンちゃんシオンちゃんシオンちゃん」

「早く帰ってきて早く帰ってきて早く帰ってきて…」

 

…とこのようなメッセージが1000件以上続いていた。

 

「シオンちゃんも侑ちゃん出ないなら」

「当たりをつけて2人の居場所に向かうンダカラ♥♥♥」

 

その時だった。本気でおしゃれをしたぽむちゃんが現れた。だけどものすごい剣幕をしている。お父様とお母様が夫婦喧嘩をしているときの顔よりずっと怖い。

 

ぽむちゃんは僕の胸ぐらを掴んで…、

 

バッチーン!!

 

その怒りは本気だった。

 

ぽむちゃん「シオンちゃんのバカ!!侑ちゃんとしかも異世界まで抜けて、LINEも電話もメールも繋がらなくって!!私がどれだけ苦しい思いをしたかわかってるの!?」

 

僕「ごめんなさい…」

 

それでもぽむちゃんは僕を殴り続ける。

 

ぽむちゃん「あははっ!!痛そうだね!!だけど私が味わった苦しみはこれの何億倍にものぼるの!!用事が終わってから侑ちゃんと2時間以上会えない間、胸が張り裂けて死んじゃいそうになるくらい、いや火葬場で生きたまま焼かれるくらい痛かったんだから!!シオンちゃんにも同じ苦しみを味わってもらわないとね!!♥」黒笑い

 

侑「歩夢!!シオンちゃんを傷つけるのはやめてよ!!」

 

ぽむちゃん「侑ちゃんも同罪なんだから!!私2人で抜け駆けは許さないって前言ったよね!?それなのにどうして約束を破っちゃうのかなぁ!?ねえなんでなんでなんでなんで!?」

 

これはもう末期だ…。大人しく死ぬしかないよ…。

 

だけど突然、ぽむちゃんの暴力はストップした。そして2人まとめて抱き寄せられた。

 

ぽむちゃん「はあ…はあ…やっぱり、2人が楽しく隠れていちゃついているなんて、そんな姿見たくないよ…お願いだから、私を置いていかないで…♥」ハイライト消し&ポロポロ

 

こうしてまた3人で涙を流してしまった。なんとかして謝ることができました。

 

〜※〜

 

ぽむちゃん「ところでこれからどうするの?」

 

僕「あっ、何も決めてなかった」

 

ぽむちゃん「私は幻の大地ってところに行ってみたいなって」

 

僕「行ってみよう…って侑ちゃん!?」

 

侑「どうしよう…もとの世界に戻ったらまたGPSが繋がらなくなるけど歩夢が豹変するもんな…」

 

もうこれしかない。手錠をかけよう。

 

カチャリ

 

僕「侑ちゃん、カエサナイヨ?」

 

侑「シオンちゃんまでそのハイライトのない目やめてよ!!」

 

ぽむちゃん「シオンちゃんナイス!!」

 

侑「歩夢まで加担するなー!!」

 

というわけで南国急行鉄道の月光駅まで地下鉄で戻ろう。ここから幻の大地駅まで乗ることにする。

 

〜※〜

 

というわけで乗っていこう。乗る列車は快速軽之田行き。当然10両固定編成。

 

オールロングシートだけどトイレがあるから移動には困らない。

 

長いトンネルを抜けると上から大地が見下ろせる。ここが、幻の大地である。

 

そして幻の大地駅にて下車した。ここがまさにラノベでよく出てくるような異世界ファンタジーの空間である。

 

ぽむちゃん「ふふっ♪すごいところに来ちゃったね♪」

 

僕「とりあえず行こう!!」

 

そして僕たちは3人で美味しいものを食べまわる。特に幻獣の串焼きは食にうるさい僕でも絶賛だった。

 

侑「こういうのすごくときめいちゃうよね!!」

 

ぽむちゃん「だよね!!」

 

結論: ゆうぽむも悪くはない。

 

僕「だけどさ…」

 

ぽむちゃん「どうしたの?」

 

僕「やっぱり、ここまでぽむちゃんを怒らせるなんて、僕はダメダメな女の子だなって思っちゃうの。このままだったら、将来ヤンデレに殺されちゃうんじゃないかなって怖くなったんだ」

 

ぽむちゃん「そんなことはないよ」

 

僕「えっ?」

 

ぽむちゃん「由美さんだっていろんなヤンデレ被害にあってきたことはわかるよね?」

 

僕「うん」

 

ぽむちゃん「それでも死なずにやってこられたのは、こうして私と侑ちゃん、シオンちゃんの関係みたいに平常時に話が通じるからだと思うの。だからそんな不安はなくさないといけないよ!!」

 

僕「ありがとうぽむちゃん!!」

 

侑「絶対に話が通じないタイプのヤンデレは私も嫌かな。もし歩夢がそうだったら今頃シオンちゃんは死んでいたかもしれない。やっぱり…今の歩夢とシオンちゃんが、大好きだよ♥♥♥」

 

ぽむちゃん「ありがとう侑ちゃん!!」

 

こうしてまた抱き合うのでした。

 

〜※〜

 

僕「…あっ、もう18時か」

 

侑「とりあえず現実世界に戻る?」

 

ぽむちゃん「それいいね!私も静岡中央駅の周りで何か食べたかったからね♪」

 

こうして、幻の大地駅から南国急行鉄道で戻ることにしよう。

 

しかし、異世界トンネルを抜け戻ってくると、また悲劇は起きた。

 

今度はかのんちゃんから1000件以上の未読メッセージと、8000件以上の不在着信が来ていた。

 

さらに、静岡中央駅で下車すると…、

 

僕「ごめんぽむちゃん一緒に向こうの方に逃げて!!かのんちゃんの気配が!!」

 

ぽむちゃん「わかった!!」

 

かのんちゃんの気配を察したから走って逃げよう。しかし、回り込まれたのか…、

 

かのん「捕まえたっ♥」

 

僕「えっ…やっぱりいた!!」

 

ぽむちゃん「かのんちゃん!!私の大事なシオンちゃんを離してよ!!」

 

かのん「嫌だよそんなの。ところでシオンちゃん、なんで電話にもLINEにも出てくれなかったの?異世界だから?電波がないから?そんな言い訳は許さないよ?」

 

僕「ごめんなさいそういう感じでした…」

 

侑「嫌だよ!!お仕置きしないで!!」

 

かのん「侑ちゃんも歩夢ちゃんも、一緒にお仕置きを受けようね♥♥♥」

 

全員「いやああああああ!!」

 

今回はなんで侑ちゃんたちまで巻き込まれたのか…不思議でたまらない。




次回、海外出張か…?海外出張の場合は月をまたぐ予定です。つまり2月開始、3月終了という感じです。

なんとなくだがヤンデレ度でも書いてみるか。
【2022年2月時点/Aqours】
《正常》該当者なし
《予備軍》曜、梨子、鞠莉、ヨハネ
《異常》果南、千歌、ルビィ、ダイヤ、花丸
《末期》該当者なし(かつてのダイヤ、果南、花丸が該当)

【2022年2月時点/虹ヶ咲】
《未登場》かすみ、愛、璃奈、ミア
《正常》該当者なし
《予備軍》侑
《異常》歩夢、彼方、遥、ランジュ
《末期》しずく、せつ菜、果林、栞子

【2022年2月時点/Liella!】
《未登場》可可、すみれ、きな子、四季
《正常》該当者なし
《予備軍》夏美、千砂都、恋
《異常》メイ
《末期》かのん
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