ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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はねるのトびらを見ていたら思いついたので書いてみます。私も幼い頃見ていたので、懐かしさを感じます。
視点は青山由美を予定。


キラッとエリー☆チカ #1 さらわれた侑ちゃんを取り返せ

俺「…はい?あのμ'sの絢瀬絵里ちゃんが侑ちゃんをさらったって!?」

 

歩夢「そうなんです。返してほしければ虹ヶ咲TVの本社に来てほしいって挑戦状まで届いていて…」

 

俺「大事な歩夢ちゃんのためならあたしは協力するんですが…シオンちゃんはどうするの?」

 

シオン「侑ちゃんとぽむちゃんのためだもん。行くよ」

 

…侑ちゃんを取り返すために新居町から虹ヶ咲TVに来いって、絶対撮影でしょ。まあ俺はノリノリなんだが。

 

ダイヤ「あら由美、シオンさん、ごきげんよう。歩夢さんも一緒ですわね」

 

俺「こんにちは」

 

ダイヤ「今からどこに行くんですの?」

 

俺「なんかμ'sの絵里ちゃんが歩夢ちゃんの大事な侑ちゃんをさらっていったから虹ヶ咲TVに来いとか言われてさ」

 

ダイヤ「エリーチカに会えるのであれば私も同行いたしますわ」

 

いや侑ちゃんの味方はしないのかい。

 

俺「とりあえず向かうぞ!!」

 

全員「おー!!」

 

〜※〜

 

というわけで新居町から名古屋駅までJR東海道本線で出てそこから新幹線に乗って品川に向かう。もとい、中部高速鉄道を使いまくると減給になるからなぁ…。

 

そしてやってきたぞお台場!!さらに球体が光り輝く虹ヶ咲TV!!

 

更にエレベーターで上ると約束の地にやってきた!!眼の前のゲーム機の筐体のボタンを押そう。

 

絵里『あらいらっしゃいみんな』

 

歩夢「絵里さん!!私の侑ちゃんを返してください!!」

 

侑『そうだよ!!私も歩夢のところに帰りたいよ!!』

 

絵里『嫌よ。もし帰りたければゲームに付き合ってちょうだい?』

 

ダイヤ「とりあえず私はエリーチカを応援いたしますわ」

 

黒澤ダイヤ真面目に悪役やん。

 

俺「俺たちどうする?」

 

シオン「嫌な予感がするからとりあえず僕はヴィーナスフォートに…」

 

俺「俺は残るよ。なんとなくはねるのトびらに似た雰囲気を感じたから」

 

シオン「じゃあ行ってきま…」

 

部屋を出ようとした瞬間、

 

侑『シオンちゃん私を裏切る気なの!?ヴィーナスフォートのほうが大事なの!?』

 

シオン「そんなことはないです…」

 

足止めを食らいました。

 

絵里『とりあえずゲームというのだけど、ダンス対決をやろうと思うわ。ついでに筐体の向こうのみんなもリズムゲームに参加してもらうわよ』

 

シオン「あ、まずい。逃げようかな…」

 

俺「侑ちゃんを救いたいんでしょ?」

 

シオン「僕…音ゲーが壊滅的に弱いの!!」ハイライト消し

 

俺「あのねぇ、それ俺も一緒。太鼓の達人でも鬼は無理だもん。とりあえず歩夢ちゃんとダイヤにこの辺は任せて、俺たちは後ろで見ているしかない」

 

絵里『何を言っているのかしら由美?キミたちもやるのよ?』

 

俺・シオン「イエスマム…」

 

絵里『ハラショー』

 

地獄の収録が始まりました。

 

〜※〜

 

ルールによると侑ちゃんとえりち、もとい絵里ちゃんが音楽に合わせてダンス対決をし、それと同時にダイヤが絵里ちゃん側で、それ以外の3人のうち1人が侑ちゃん側で、同時並行でリズムゲームを行う。そしてこれらの点数を計算して合計点が高かった方が勝ちになる。負けた側は衣装チェンジの罰ゲームがある。一応6回やったら侑ちゃんは返してもらえるらしい。

 

ちなみに絵里ちゃんはかなり可愛い服を着てきた。対して侑ちゃんは巷の男子大学生の格好に近い。

 

歩夢「でも侑ちゃんが可愛い服着た姿も見たいなぁ」

 

侑『歩夢までやめてよ!!』

 

ダイヤ「エリーチカのためならなんでもやりますわ!!」

 

絵里『ダイヤ、それでこそ私のファンなんだから!!』

 

あ、これ全員やる気なくすぞ。

 

というわけで始めていこう。

 

絵里『最初の曲は…こちら!!それでは、始め!!』

 

【♪SOUND BANK『231_01』♪】

 

いや、サウンドバンク大好きなんだけどね。いきなりそれでは驚くわ。ちなみに作者は沼にハマって抜け出せなくなっているとか。

 

〜※〜

 

たったの1分だけだったが、結果発表となる。

 

天の声(CV:西木野真姫)『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…22万5000点!!』

 

6桁…まずいなこれ。

 

天の声『高咲侑・上原歩夢ペア…12万2800点!!エリーチカの勝ち!!』

 

侑『服を奪われるのなんて嫌だよ!!』

 

天の声『さあエリー、侑のどの服を奪うのかしら?』

 

絵里『フフッ。それなら、このフリルのついたピンクのジャケットと、そのシンプルなデザインの青色のジャケットを、チェンジよ!!』

 

というわけでチェンジタイムに入る。着替えた後。

 

侑『こんな可愛い服…似合うわけないよ…』

 

歩夢「侑ちゃん可愛いよ♥」

 

これ目覚めちゃったな。

 

次の出番は俺だ。最悪やんこれ。

 

絵里『続いての曲はこちら!μ's、ミュージックスタート!!』

 

【♪吉武千颯『トロピカI・N・G』♪】

 

あっこれ作者と俺の趣味バレた。だけどこれはできるようにしておかないと…。

 

しかしミスばかり。一方ダイヤはスクフェス歴がかれこれ7年目ということもあり、難なくこなす。

 

しかし、それよりもっとやばいのは歩夢ちゃんだった。

 

歩夢「侑ちゃんがプリキュアを楽しそうに踊ってる…。私の知らない…侑ちゃんがいる…」

 

そしてゲーム終了後。

 

歩夢「侑ちゃん、今度私が侑ちゃんだけのプリキュアに変身してあげるね」

 

侑『歩夢…!?』

 

これ新居町に来るぞこのためだけに。

 

さあ、結果が出た。

 

天の声『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…94万8600点!!』

 

どうしよう…俺かなりゲームの方ミスしたんだが。

 

天の声『高咲侑・青山由美ペア…38万点!!エリーチカの勝ち!!』

 

侑『また!?』

 

天の声『さあエリー、侑のどの服を奪うのかしら?』

 

絵里『フフッ。それなら、このフリルのついた白いTシャツと、そのシンプルなデザインの水色のブラウスを、チェンジよ!!』

 

というわけでチェンジタイムに入る。着替えた後のこと。

 

歩夢「侑ちゃん、やっぱり可愛いよ♥♥♥」

 

侑『もう歩夢やめてよ!!』

 

というわけで次のステージに進もう。

 

絵里『続いての曲はこちら!μ's、ミュージックスタート!!』

 

【♪STARRY PLANET『キラリ☆パーティタイム』♪】

 

シオンちゃんこの曲踊ったらしいし。スカイツリーの展望台にあるグミを食べすぎた罰でらしいが。

 

そういえば着替え中だが、2人ともかなり苦労していた。侑ちゃんは身長149cm、絵里ちゃんは身長168cm&B94・W61・H88(*1)だからなぁ…。ちなみに俺の身長は177cm・体重58kg&B82・W61・H83、シオンちゃんは身長154cm・体重38kg&B68・W49・H71ね(*2)。

 

閑話休題。それでも服が破れることはない。侑ちゃんは間違いなくボーイッシュ。そのせいで服のサイズも男物だから少し大きめ。はっきり分かんだね。

 

なお、先述のようにシオンちゃんもかなりリズムゲームは壊滅的。この回もかなり点数が危険なのはまるわかりである。

 

そして当然、結果が出るまで時間はある。

 

歩夢「侑ちゃん…アイカツも楽しいんだ…。高校に入ったらアイドルを目指さなきゃ…」

 

結果が出た。

 

天の声『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…64万2800点!!』

 

どうしよう…シオンちゃん俺より壊滅的だったんですけど。

 

天の声『高咲侑・鳳来寺シオンペア…9万7400点!!エリーチカの勝ち!!』

 

ま た か。鳳来寺シオンちゃんも完璧じゃないとか何だこれは…たまげたなぁ。

 

まあ人間だからね、しょうがないね。

 

天の声『さあエリー、侑のどの服を奪うのかしら?』

 

絵里『フフッ。それなら、あのデニム生地のズボンと、この可愛いピンクのプリーツのミニスカートを、チェンジよ!!』

 

侑ちゃん絶対私服でスカートとか嫌がるでしょ。シオンちゃんがそう考察していたけど。

 

案の定そうだった。

 

侑『こんな可愛い服足回りがスースーするし嫌だよ!!』

 

歩夢「私服でスカート姿の侑ちゃんも可愛いよ♥♥♥」

 

第4ステージに入ろう。

 

絵里『続いての曲はこちら!μ's、ミュージックスタート!!』

 

【♪バーバパパ『冒険の書2』♪】

 

チャレンジャーは歩夢ちゃん。今度は難なくこなす。嫉妬などは全く無い。

 

おそらく可愛い女の子のアニメの曲が嫉妬の原因になるんだろうなぁ。

 

終わって2分後、結果が出た。

 

天の声『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…45万6900点!!』

 

あれ?さっきより長いのに点数下がっている!!これはチャンスだ!!

 

天の声『高咲侑・上原歩夢ペア…38万7700点!!エリーチカの勝ち!!』

 

まずいなこれ。絶対ボッタクリもどきな要素あるぞ。

 

天の声『さあエリー、侑のどの服を奪うのかしら?』

 

絵里『フフッ。それなら、この可愛いピンクのスニーカーと、あの動きの良さそうな黒いスニーカーを、チェンジよ!!』

 

侑『いやああああああ!!』

 

侑ちゃんは嫌がるけど仕方ない。

 

一応靴のサイズはだいたい同じ。なんとかなってよかった。

 

歩夢「フフッ♥侑ちゃん女の子だね♥♥♥」

 

侑『もう帰りたいよぉ!!』

 

絵里『侑、まだ帰さないわよ?』

 

言っちゃだめなやつやん。さあ、第5ステージに入ろう。

 

絵里『続いての曲はこちら!μ's、ミュージックスタート!!』

 

【♪SOUND BANK『117_30』♪】

 

ちなみに今は俺の番ね。というよりこれ聴いてきたやつやん。頑張らなきゃ。

 

まあ、聴いた分だけなんとかなっている。

 

終わったあと数十秒で結果が出た。

 

天の声『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…68万7600点!!』

 

どうしよう…かなり高いぞそれでも。

 

天の声『高咲侑・青山由美ペア…66万2200点!!エリーチカの勝ち!!』

 

僅差!?終わりじゃんこれ!!

 

天の声『さあ、もう着替えられるものはないわよ。エリー、どうするのかしら?』

 

絵里『決まっているでしょう?外にいる澁谷かのんって子をスタジオに入れなさい!!』

 

侑『私のシオンちゃんに何をするの!?』

 

やばいやばい!!

 

かのん「また会ったね」

 

シオン「なんでいるの?」

 

かのん「シオンちゃんが大好きだから」

 

侑『私のシオンちゃんを持ち帰るのはやめてよ!!』

 

かのん「やーだ♥だって幼馴染のちーちゃんや妹のありあだけじゃ物足りないもん♥」ハイライト消し

 

歩夢「なんでそうやって持ち帰るの!?」

 

かのん「シオンちゃんは強引じゃないと載ってくれないのはわかるよね?そのためだよ?」ハイライト消し

 

シオン「最後まで見ていきたかったのにー!!」

 

かのん「とりあえず虹ヶ咲TVの裏に行こうね♥」黒笑い

 

シオン「やめてよおおおおお!!」

 

行っちゃったね。というか最後俺か歩夢ちゃんしかいないじゃん。

 

最終ステージだ。案の定俺と歩夢ちゃんはやる気をなくした。だけどここは中部高速鉄道の代表として最後を決めよう。

 

絵里『最後の曲はこちら!μ's、ミュージックスタート!!』

 

【♪古澤巌『Fine Day!』♪】

 

だけどこの曲聞き覚えあるからなぁ。それに踊っている侑ちゃんもすごく可愛い。

 

歩夢「由美さん、私の侑ちゃんに何ときめいているんですか?」ハイライト消し

 

俺「うるさいよ。ただただ可愛いだけだ」

 

歩夢「たとえ年上でも私の侑ちゃんをたぶらかした人は容赦しませんので」ハイライト消し

 

いやなんで俺が被害を受けなきゃいけないんだ?

 

それでも集中し続けてなんとか最後までできた。

 

結果発表。

 

天の声『さあ、結果発表の時間よ。絢瀬絵里・黒澤ダイヤペア…106万7200点!!』

 

7桁これは危険だ!!

 

天の声『高咲侑・青山由美ペア…114万点!!ゆうぽむ連合の勝ち!!』

 

絵里『なんでこうなるのよ〜!!もう私おウチ帰る!!』

 

そう言って絵里ちゃんは帰っていった。

 

ダイヤ「あっ!エリーチカ待ってください!!…行ってしまいましたわ。由美の本気も見られたので帰りましょうか」

 

俺「ということは」

 

ダイヤ「由美を虜にした侑さんに嫉妬してしまいましたので次会ったらお仕置きしてあげますからね♥」黒笑い

俺「ワカリマシタ…」

 

結論、Aqoursのヤンデレは永久不滅である。

 

俺「やっと帰ったか…」

 

すると侑ちゃんが戻ってきた。

 

歩夢「おかえり侑ちゃん…心配したんだよ?」

 

侑「ごめんなさい歩夢…」

 

よし、なんとか一件落着…。

 

 

 

 

 

 

といかないのがここ最近の作者の傾向。

 

突然、歩夢ちゃんは俺に黒い笑顔を見せ始める。

 

歩夢「先程も言いましたけど由美さん、随分と侑ちゃんを楽しんでいたじゃないですか♪」ハイライト消し

 

俺「歩夢ちゃん!?そのハイライトのない目はシオンちゃんと侑ちゃん以外に向けないはずじゃ…」

 

歩夢「私、言いましたよね。年上でも容赦しないって。ですから路地裏に行きましょうよ♪」ハイライト消し

 

侑「えっ、私は無罪放免だよね?」

 

歩夢「侑ちゃんも由美さんに誑かされたんだから強制連行だよ?」ハイライト消し

 

俺「だって侑ちゃんすごk…」

歩夢「言い訳はその時聞かせてもらいます。いっぱい私の愛も受け取ってくださいね、由美さん♥♥♥」黒笑い

 

2人「いやああああああ!!」

 

よりによって帰れたの次の日だったし、最近のヤンデレ中学生は7歳年上でも容赦なしかい。

*1
年齢が違うため色々設定が公式と変わっている。

*2
シオンちゃんは公表してほしかったらしい。デリカシーなさすぎだろ




ちなみに作者、ライバーでありながら、由美ちゃんやシオンちゃんと同様、リズムゲームに滅法弱いです。

虹ヶ咲TV≒フジテレビ

何度か自身の作品に出していますが改めて。

次回、海外出張計画、あの脅威で中止!!

さて、アニガサキ3期があると考察する者も数名ほどいますが、もし3期が決定したらどないすればええねん俺。ニジガクが本作にて中学生設定で一部出たからこれ以上遅らせることはもうできない(泣)

【今回の使用楽曲の試聴ページ(一部)】
《SOUND BANK『231_01』》
https://audiostock.jp/audio/52230
《SOUND BANK『117_30』》
https://audiostock.jp/audio/47495

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