ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回はスクフェス2決定を受けて新シリーズ。最初は2年以上前の過去に作者の私が行った旅からピックアップ。視点は鳳来寺シオンを予定。


☆Rainbow春の名鉄祭り2022 #1 ヤンデレは犬山城下にもやってくる

4月某日、金山駅にて。

 

かのん「シオンちゃん待ったー?」

 

僕「全然。今来たところ」

 

かのん「もう近鉄だと手遅れだから今日から名鉄で旅すればヤンデレには捕まらないかなって」

 

僕「かのんちゃんナイスアイデア!!」

 

しかし、これが凶と出ることを知らずに…。

 

まずは特急で名古屋駅に出よう。これは河和特急だ。

 

僕「そういえばかのんちゃんってスペイン人のおばあちゃんがいるって話だったんだけど…」

 

かのん「そうだよ。お父さんが翻訳家なの」

 

僕「実は僕もお母様の方のお祖母様がブラジル人なんだ。昔からお祖母様には甘えているし、これまでにポルトガル語をいっぱい教えてくれたの」

 

かのん「私たち仲間じゃん♪…だけどもっと早く言ってほしかったな、なんて」

 

僕「だって言ったらいじめるでしょ?YouTube上でもポルトガル語は出さないようにしていたし、あれも炎上とか誹謗中傷防止だからね?」

 

そう。読者の皆さんにも言い忘れていたが。由美ちゃんとは違って僕はブラジル人とのクォーター。会社・学校の方や由美ちゃん、トワちゃんたちには言っていたけど、炎上したくなかったから公の場で言うのは始めて。

 

かのん「今の私がそんなことすると思う?」

 

僕「しないです」

 

かのん「だからね、もっともっと私にいっぱいシオンちゃん自身のこと話していいんだよ?シオンちゃんにももっと私のこと知ってほしいんだから」

 

僕「うん!」

 

そう言いながら名古屋駅まで電車は進む。

 

〜※〜

 

名鉄名古屋着。言わずと知れた超スーパー忙しいカオス初見殺しターミナル駅であるにも関わらず悲劇が勃発してしまう。

 

??「やっぱりシオンさんとかのんさんだ!!」

 

2人「しずく(ちゃん)!?」

 

初見殺しの中突っ切ってやってきたのは桜坂しずく。まだしずくはヤンデレを全くもって脱却できていない。

 

しずく「2人はどこに行こうとしていたのですか?」

 

かのん「とりあえず犬山に行く気でいたけど」

 

しずく「へえー、2人とも、私を置いて名鉄に乗ろうとするんですね。近鉄でないからという言い訳は許しませんよ?」ハイライト消し

 

僕「ひっ…」

 

しずく「とりあえず、次の新鵜沼行き特急の車内でオシオキです♪」

 

2人「いやあああああ!!」

 

はい。新鵜沼行きの特急に乗った瞬間江南辺りまで2人揃ってしずくから暴行を受けました。

 

〜※〜

 

しずく「それで、かのんさんはヤンデレを一歩脱却したらしいけど…」

 

かのん「そうだよ。だけど今度は私の幼馴染のちーちゃんが重症化しちゃったの。このループ断ち切りたいんだけどねぇ…」

 

しずく「だけど私はヤンデレを一歩も脱却したくないの。シオンさんは鉄道オタクで、かつて駅構内の三脚常習犯だったことは知っているでしょ?」

 

かのん「うん」

 

しずく「そのためにも末期のヤンデレを私は維持したいんです。シオンさんに会えないと毎日のように夜な夜な泣きたくなるし、抑止力にもなるし、何より演技の練習にも…」ハイライト消し

 

かのん「しずくちゃん色々怖いよ!!」

 

とりあえず僕は寝ていて良かった。変に絡むとろくなことがない。

 

〜※〜

 

新鵜沼着。犬山橋を越えてすぐというなんとも不思議な場所だ。

 

しずく「流れるように赤い2つの巨体が橋を渡っていく…」

 

かのん「よし、シオンちゃんカメラチャンスだよ!!」

 

僕「うん!!」

 

かのんちゃんはヤンデレ脱却以降撮り鉄容認派になった。はっきり分かんだね。しかも一緒にカメラを構えていると来たもんだ。

 

しかし、

 

しずく「2人とも、撮らせませんよ?私を電車に嫉妬させないでください」ハイライト消し

 

2人「わかりました…」

 

カメラ没収がなくなっただけマシ…

 

 

 

 

…な訳がない。

 

しずく「それとシオンさんのカメラは没収します。私を撮ってくれないカメラはシオンさんには不要です!!」ハイライト消し

 

僕「あー!!楽しみにしていた犬山城の撮影が!!」

 

ということで写真撮影NGの地獄旅行が始まったのでした。

 

〜※〜

 

続いて向かうのが犬山城。かのんちゃんはズボンスタイル、しずくもロングスカートだったけど、僕だけスカートの丈が短め。案の定階段を登ったときに見られていた。

 

かのん「シオンちゃんのピンクのパンツ、マイメロのプリントが可愛いよ♥」

 

僕「もう!かのんちゃんのエッチ!!」

 

しずく「私とお揃いでないのがちょっとショックかな。そろそろ大人の下着にしてほしいな、なんて」

 

僕「しずくまで見ないでよ!!」

 

こんなのゴメンだよもう!!

 

〜※〜

 

昼は食べ歩き。メンチカツとか美味しいよね。

 

かのん「このトマトパスタも最高だね!!」

 

かのんちゃんはトマトが大好き。カップパスタもすごく気に入っている。

 

しずく「包みピザも美味しいです!!」

 

話によれば僕が去年鎌倉で入った店にしずくはその後入ったようで、イタリア料理を食べる頻度も増加したとかなんとか。

 

〜※〜

 

食事を済ませたあとはお土産屋を散策し…、

 

僕「そろそろ帰る?」

 

かのん「そうだね」

 

しずく「とりあえず私も鎌倉でやらないといけないことができたので」

 

というわけで帰ろう。岩倉の桜はまたにしよう。

 

そして帰路につく。

 

〜※〜

 

名古屋駅でしずくとは解散になるが…、

 

かのん「シオンちゃん、帰ろうとしていない?」

 

僕「どうしてわかったの?」

 

かのん「ヤンデレを一歩脱却したって言ったけど、完全に脱却はしきれていないの。だから」ハイライト消し

 

ガチャリ

 

結局お決まり。

 

かのん「カエサナイヨ?シオンちゃんの行きたいところに一緒に行こう?」ハイライト消し

 

僕「ひいいいいい…!!」

 

手錠は抜かりないのね…。カメラ没収要員が1人減ったのは良かったけど。




明らかにスタンダード過ぎたことにかなり後悔。もともとは愛さんとかのんちゃんを邂逅させる予定でしたが、スクフェス2にて愛さんのリエラ向けのあだ名が全然発表されていないことから今回は持ち越しとしました。

次回…川本美里あるいは加藤ツムギで何ができたら、というところです。
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