ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回は加藤ツムギや川本美里で思いつかなかったので璃奈四季回とします。視点は300話近くやってきた中で初めてとなるジュリー(青山由美の妹)を予定。

※今回は実在の路線に架空の車両が出てきます。ついでに時刻表も無視です。苦手な方は要注意。


ヤンデレ理系女子と鉄オタフィルター

あたし「カミンズって最高ね!!」

 

本日、あたしは名古屋駅に来ています。本来ならば由美と聡平、それからシオンちゃんも来る予定だったけど、由美は新居町で主電動機交換を任されたため、聡平は鈴鹿支社に飛ばされたため、シオンちゃんは某心のオニサプリの配信者に捕まって行けないということだった。

 

あたしもあの人の動画は見ているけど、どう見ても鉄オタ狩りをやったとしか思えない。タルトとかノセトレとかもっと狩られるべき迷惑鉄はいるのに、どうしてあたしたちばかり…。

 

というわけでまずは目の前でカミンズサウンドを響かせるキハ75に乗ろうとした、その時だった。

 

璃奈「ジュリー、やっぱりいた」

 

四季「カミンズのエンジンにハマっているみたいだね」

 

あたし「どうして2人がいるの!?」

 

璃奈「四季ちゃんがジュリーの体に埋め込んでくれた盗聴器と、私が埋め込んだ発信機の情報を頼りに、ここまで来ちゃった」ハイライト消し

 

四季「そうしたら璃奈さんが名古屋駅に偶然いたから2人で捕まえることにしたんだ」ハイライト消し

 

あたし「2人とも怖いわよ!!お金とかは…!?」

 

璃奈「株主だからEdepaプラスは持ってる」

 

四季「私も」

 

Edepaプラスって中部高速鉄道系列を年5000kmまでなら自由に乗り放題の株主優待券みたいなものなのに、中学の時点で持っているなんて恐怖でしかないわ!!

 

璃奈「とりあえず四日市や伊勢には行かせないよ?」ハイライト消し

 

あたし「いやああああ!!大事な快速みえがああああ!!」

 

結局乗れないまま快速みえはドアを閉めてカミンズサウンドを響かせ去っていきました。

 

四季「とりあえず、今日一日、私たちから離れないこと。約束」

 

あたし「わかりました…」

 

璃奈「じゃあ指切り」

 

あたし「指切り?やるわよ」

 

璃奈「せーの、指切りげんまーんー♪嘘ついたら針千本♪はーりーせーんーぼーーん飲ます♪指切った♪」

 

あたし「吉本じゃあるまいし!!」

 

ヤンデレ地獄は止まらない。

 

〜※〜

 

次に行くのは5番線。止まっていたのはDEC613系とDEC611系の8両編成、新快速大垣行。どっちも315系、313系の設計をもとに作られた最強電気式気動車よ。

 

 

…読者の皆さんの世界には1両もないけど。

 

さて、両系列ともエンジンはカミンズ製のQST30を気動車向けの180度V型に設計変更したQST30E-Rを1台搭載する(*1)。主電動機出力は260kWで、最高速度は140km/hを確保した。一応313系との併結もできるけど性能が制限されるらしい。

 

あたし「予定変更してこれに乗ろう」

 

普通列車を乗り継いで下麻生まで出るのも悪くはないわね。

 

璃奈「私たちから離れないって約束したよね?」

 

あたし「じゃあどうするの?」

 

四季「同じ電車に乗る。そして秘境駅であることを利用して下麻生駅で帰りの電車を一緒に待つ。そうすれば全員得だと思うよ」ハイライト消し

 

あたし「わかったわよ…」

 

ということで乗ろう。

 

〜※〜

 

流石、1200馬力エンジンということもあり、静粛性抜群の315系と対照的にむちゃくちゃうるさいけど、これこそ気動車オタクの心をくすぐる。260kWのPMSMサウンドも全てかき消される。

 

璃奈「ふーん、ジュリーやっぱりエンジン音大好きなんだぁ…」ハイライト消し

 

あたし「いけなかった?」

 

四季「わかっていないジュリーはこれを耳につけて。電車に嫉妬しないで済むから」ハイライト消し

 

手渡されたのは耳栓。

 

※以下、ハイライト消し→ハイライトオフに表現を変更します。

 

璃奈「この耳栓をつければ、電車から出る音は全部消せる。名付けて音鉄狩り耳栓」

 

あたし「嫌よそんなの!!鉄道界隈に訴えるわよ!!」

 

四季「そんなことしたら、私だったらすぐにジュリーのアカウントを乗っ取って削除する。全部パスワードは解読したよ」ハイライトオフ

 

璃奈「無駄な抵抗はやめて、つけて」ハイライトオフ

 

1つ、自由が奪われました。そしてつけると電車の走行音は全く聞こえなくなった。

 

あたし「もういいこれ取るからね!!」

 

璃奈「エ、ナニイッテルノ?」

 

あたし「まさか取れないって言うのかしら!?」

 

璃奈「うん。一度つけたら10時間はトレナインダヨ?」ハイライトオフ

 

あたし「もうやめてよ…」

 

そして本当に取ろうとしたら耳がもげそうでむちゃくちゃ痛いの!!

 

〜※〜

 

岐阜駅着。よし、撮り鉄しよう!!

 

四季「とりあえずこのフィルターをレンズにつけてみて」

 

あたし「うん」

 

というわけで、自分の一眼デジカメにつけて撮ってみる。由美はスマホ鉄だけど、あたしはいい写真や動画を撮りたいからマイカメラを持っているの。

 

乗ってきたDEC613系はもういないから、そこの特急ひだを撮影。しかし…、

 

あたし「何も映らない!?」

 

四季「うん。私と璃奈さん以外は映らないフィルター。これもあと10時間は外せないよ」ハイライトオフ

 

最悪じゃない!!最後乗り鉄しかないけど…。

 

というわけでそこの高山行に乗ろう。

 

やってきていたのはロングシートのキハ25。同じカミンズだけど、キハ75とかとは一味違うエンジン音が最高よね…と言っても耳栓のせいで聞こえないわ。

 

〜※〜

 

あたし「この車窓素敵だけど、耳栓のせいで音楽すら聞けないのが退屈ね」

 

璃奈「そういうふうに拗ねるジュリーもかわいいよ♥」ハイライトオフ

 

四季「本当に鉄オタ対策を考えてよかった」ハイライトオフ

 

この中2と中1なんとかしてよ…。

 

〜※〜

 

下麻生着。

 

四季「もしかしてジュリー、私たちのことは嫌い?」

 

あたし「うん。そういうふうに過度に干渉するところが大嫌い…だけど、こんな無名な鉄道オタクに絡んでくれるところが大好きよ」

 

これはあたしの本心だ。

 

璃奈「そう言うと思っていたし、私もそう言ってくれるところが嬉しい。私、感情を顔に出すのが苦手で、いつも無愛想だって言われるのがすごくコンプレックスなの。だけどジュリーはそんなこと気にしないで絡んでくれる。それだけで世界一嬉しい。だから、これからも仲良くしてくれるよね?」

 

あたし「もちろん!」

 

四季「私は孤独を好んでいて、友達もいない。だけど、ここまで心を開けるのはジュリーだけかもしれないんだ。これからも私とも大親友でいてくれるよね?」

 

あたし「それも大歓迎よ!!」

 

というわけで帰りの高山線の電車で帰れる…、

 

わけがなかった。

 

璃奈「とりあえず岐阜駅でみんなで食べよう」

 

2人「賛成ー!!」

 

満場一致で決まった。一応由美には連絡済みだから、3人の時間を楽しむことにしよう。耳栓とかフィルターは研究のために新居町で保管するらしいし。

*1
現実世界では未確立の技術。




ボードのない璃奈ちゃんを描写するのは、ものすごく大変。璃奈ちゃんボード「黒塗りの高級車」。

架空車両DEC613系の走行音はHC85系とDD200を折衷したようなイメージだと思ってください。

次回は彼方ちゃんかせつ菜ちゃんで何ができたらレベルです。
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