ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
僕「東京はどこにいても全密閉型誘導電動機にSiCインバータ…常磐線の207系とか日比谷線の03系とか、10年前の面影はどこに行ったんだぁー!!」
トワ「シオンちゃんうるさい」チョップ
僕「痛いよぉ〜!!」
鈴乃「シオンは本当にバブル期の電車が大好きなのね」
僕「だって近鉄名古屋線とか名城線とか、平成初期や昭和末期の電車がザラにいるところ、ここまで不変の世界は日本三大都市圏を探しても他にないんだよ?」
トワ「もうわかったからさぁ…」
学校が始まりましたが、会社側からのお達しで全員宿題を終えてまた東京に来ています。今回は虹ヶ咲TVやダイバーシティ東京の一帯に行ってこいということだった。
トワ「だけど、僕も1名ほど近くの高校の生徒さんに好意を寄せられちゃってるから怖いんだよねぇ…」
うん。誰か察した。今のその人だといきなり虹ヶ咲学園入れと言いかねない。
僕「一応誰かは察したから、その人が来たら逃げるぞ」
トワ「うん!」
鈴乃「東東京一帯にヤンデレがいないのが私の唯一の救いね」
鈴乃ちゃんは米女メイちゃんと桜小路きな子ちゃん以外から好意を持たれていないので一応そこは救い。
というわけで活動を始めていこう。
〜※〜
虹ヶ咲TVの球体はいつ見ても圧巻される。いつまでも銀ピカだからいつも憧れている。
そして展望台に登ったとき、悲劇が起きた。
??「あれ?トワちゃんじゃん」
トワ「彼方さん!?」
彼方「彼方ちゃんねぇ、虹ヶ咲学園に無事に合格したんだ〜」
トワ「おめでとうございます!!」
しかし問題はここからだった。
彼方「トワちゃんも、来年は虹ヶ咲学園を受験してくれるよね?」
僕たち3人は受験生。行きたい高校は3人揃ってもう決めてある。しかも3人とも地元名古屋の高校だから虹ヶ咲学園なんぞ受験するつもりはない。…とはいえ僕は慶応女子や有楽町高校の受験を薦められたことがあったけど。
トワ「僕は虹ヶ咲学園を受験しない方向でいます。名古屋の方に行きたい高校ができたので」
彼方「どうしてそんなことを言うの?彼方ちゃんはね、トワちゃんと一緒に幸せな高校生活を満喫したいの。今からでもいいから虹ヶ咲学園の受験を考えてくれるよね?」ハイライトオフ
トワ「とりあえず考えておきます」
するとは言っていない。ここ重要。
彼方「最終的には虹ヶ咲学園を選んで、一緒にスクールアイドルをやろうね♥」
トワ「…わかりました」
そう言っておかないと離してくれない。というより僕もトワちゃんもスクールアイドルをやるつもりは微塵もない。
一応ここで彼方さんとは別れる。そして次に向かうのはユナイテッドシネマ。やっていたのはなんと!
劇場版Aqours旅番組シリーズ『張り切って新潟行っちゃいまーす!!』だった!!
ヤンデレはあるけど年齢制限がないからみんなで見られるしすごくありがたい。
この内容は由美ちゃんが新潟に降り立った際にヤンデレな花丸ちゃんに捕まり、それから1泊2日で電車と観光を楽しむ、というギャグドキュメンタリーモノである。詳細は過去作参照。
だけどあの時点で花丸ちゃんや曜ちゃんのスリーショットを見たとき、僕由美ちゃんに嫉妬しちゃったんだよねぇ…。
〜※〜
感動のない完全なギャグモノもたまには悪くないね。上映終了、その時だった。
??「見つけたわよ、シオン」
僕「すみれちゃん!?」
すみれ「やっぱり
鈴乃「どうして私たちとシオンを引き裂こうとするのかしら!?グソクムシがシオンを非鉄化させる権利なんてないのよ!!」
すみれ「グソクムシ言うな、この天白のかつどん!!というかどこで仕入れたのよその情報!!」
鈴乃「あれ?以前エンカして私を監禁した覚えは…?」
すみれ「あるわよ。それでも忘れられないのならかつどんもお仕置きしないといけないわね」ハイライトオフ
2人「いやああああ!!」
トワ「僕の大事な鈴乃ちゃんとシオンちゃんを返してよー!!」
すみれ「中野郷は黙って虹ヶ咲一帯をウロチョロしてなさい!!」ハイライトオフ
トワ「本名で呼ぶなー!!」
こうして2人揃ってすみれちゃんから洗脳を受けましたが、なんとか許しを得て最悪の事態は免れました。ちなみに鈴乃ちゃんは中1のときにすみれちゃんと会っていたとのこと。早く言ってよそれ。
一方トワちゃんはというと…、
菜々「トワさん、虹ヶ咲学園は受験しないと伺いましたが本当でしょうか?」
トワ「菜々ちゃん!?虹ヶ咲学園を受ける気がないのは本当ですよ!?僕みたいな男の娘アイドルはスクールアイドルを強要されるかもしれないのでそれくらいなら地元名古屋の進学校で平穏な生活をやっていたほうが良いかと…」
菜々「そうなんですね…私はトワさん、いえ、郷さんと一緒の高校でスクールアイドルをやりたかったのに…その望みを潰すんですね…お仕置きです」ハイライトオフ
トワ「嫌だあああああ!!」
こうしてトワちゃんもお仕置きを受けた。僕たちが再度集まれたのは日が暮れてからのことだった。
…今回はこれで終わりじゃないよ。
〜※〜
僕たちを救ってくれたのは加藤ツムギさん。彼方さんと同じ虹ヶ咲学園の1年生。真面目でちょっと内気だけど、僕ら天白組のことは、なんと虹ヶ咲学園全体に知れ渡っていたようで、なんとかして都内を探し出したとのこと。
僕「加藤さん今日は本当にありがとうございます」
ツムギ「いえいえ」
トワ「ところで聞きたいんですけど、虹ヶ咲学園の良さがとにかくわからなくて。男子禁制なのかとか、鉄道同好会があるのかとか色々疑問が…」
ツムギ「虹ヶ咲学園は多種多彩な部活動・同好会・学科で知られています。鉄道同好会ももちろんあるようです。男子禁制ですが、久遠寺さんに関しては仮に入学することになったら特例で認められると思います。ただ、虹ヶ咲学園の受験はおすすめしません」
鈴乃「どうしてですか?」
ツムギ「久遠寺さんを溺愛している近江さんの存在があるからです。とにかく自分の身を守ってほしい。私はそう願っています」
3人「ありがとうございます」
ということでようやく今回の東京遠征はおしまいとなった。帰りに中部高速鉄道大手町駅の麺屋東阪で由美ちゃんチャーハン(*1)を食べて今日は帰ることにしよう。
次回はいくつか思いついたのでその中から書き切れるやつで一発できたら、というところです。