ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021   作:松浦南北

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今回はオリキャラ約2名とAqoursの約1名がコスプレイヤーの道に目覚めます。視点は鳳来寺シオンを予定。


コスプレ初心者はヤンデレと高額自腹の悪夢を見るか?

由美「なんでこの4月に月光市のヒーリングワールド月光でコスプレイベントなんてやってんねん」

 

僕「だけど僕もコスプレデビューしてみたかったからちょうど良かったよ」

 

ルビィ「ルビィもこれを機に花陽ちゃんになりきって見せるんだから!!」

 

4月後半の土曜日の新居町運転所にて。この日、月光市にてコスプレ大会が行われるということで由美ちゃん、ルビィちゃんと3人で収録も兼ねてコスプレイベントに出ることになった。

 

そういえば収録とか言ったけどアニメ・劇場版放送時期のAqoursは中部高速鉄道が一切関わっていなかったうえにテレビOEDOによる収録だったからAqoursの方には1銭も資金が落ちてこなかったとかなんとか。中部高速鉄道が全権握ってから変わったね。

 

閑話休題。僕とルビィちゃんはコスプレにノリノリ。ルビィちゃんは公の場で初めて花陽さんの格好をすることにしているから、僕はコスプレでそのキャラになりきってヤンデレから逃げられるか試したいからすごく楽しみなんだ。

 

一方由美ちゃんはというと…、

 

由美「まあ、俺はなりきれず一発でばれるから一緒に写真を撮る程度でやる方は辞退するしか…」

ルビィ「由美ちゃんもコスプレ、やるよね?」ニッコリ

 

由美「ヤンデレが出先にもいらっしゃる可能性がある以上ろくなことがございませんので私は辞退させていただき…」

ルビィ「ヤ ル ヨ ネ?」黒笑い

 

由美「ひっ…やりますやります!!」

 

ルビィ「やっぱり由美ちゃんはそうじゃなきゃ」

 

なおダイヤさんと果南さんが参加していることはすでに周知されていた。

 

というわけで衣装類とウィッグ類は南国急行鉄道月光支社の方で借りることにして現地に向かおう。

 

〜※〜

 

乗ったのはG7000系の交流駆動化改造車。改造費をケチるため320kWモーター(G-MT87)の界磁添加励磁制御5M5Tから450kWモーター(G-MT125)によるハイブリッドSiC適用GTOサイリスタVVVFインバータ制御4M6Tに変更された。それでも吊り掛け駆動の音は健在だから、懐古厨の鉄道オタクの血が騒ぐ。

 

いつもどおり、異世界トンネルを抜けて月光駅到着。

 

由美「しかし低MT比が増えたな…」

 

ルビィ「だよね。それに吊り掛け駆動が大量に残るのが前近代的だってルビィは思うかな」

 

シオン「だけどそういうところ、僕は好きだよ」

 

そんな他愛もない会話を繰り広げながら、そのまま本社に向かう。

 

〜※〜

 

レンタルした衣装は、ルビィちゃんは花陽さんの「ぼららら」仕様、由美ちゃんはプロセカの花里みのりさん、そして僕はスマイルプリキュアの緑川なおさんとなった。対応はこの前降板したばかりの山部仲喜くんがやってくれた。

 

仲喜「とりあえず貸し出すんですが、由美ちゃんとルビィちゃんはとにかく果南とダイヤから逃げるように。そしてシオンちゃんも歩夢ちゃんとすみれちゃんが来ているみたいなので見つからない、捕まらない、隙を作らないの三ない運動の意識をお願いします」

 

3人「わかりました」

 

仲喜「あっ、それと返すのが夜7時以降になったら1時間毎に15000円ずつ取るからね」

 

僕「7時までにはちゃんと返します!!」

 

1時間で15000円も取られてはかなり危険だ。ちゃんと返すことにしよう。カラコンに関しては使い捨てとのこと。

 

〜※〜

 

というわけで、ヒーリングワールド月光に行こう。着いたその時だった。

 

??「花里さん、見つけましたよ?」

 

由美「私のことですか?…もしかしてしのぶさん?」

 

偽しのぶ「はい。ようやく私のものにできますね。逃げようなんて思わないでくださいね♥」ハイライトオフ

 

由美「絶対果南だろ君!!ダイヤがとてもそんなことを言いそうにないし!!」

 

偽しのぶ→果南「バレちゃったか。君も由美だってことはわかっていたよ♪」

 

由美「もうやだこれやっていられるかなぁ…逃げよ」

 

カチャリ

 

果南「逃がさないよ?」ハイライトオフ

 

由美「しまったまた手錠だ。Aqoursは元祖れいわ鉄殺隊だった…」

 

嘘は言っていない。

 

僕「どうする?」

 

ルビィ「私もお姉ちゃんに見つからないように逃げるよ」

 

僕「僕もぽむちゃんやすみれちゃんに見つかるなんてゴメンだから逃げるよ」

 

ということで由美ちゃんが連れ去られるのを尻目に一目散に退散しよう。

 

〜※〜

 

やっとのことでアニメイト月光店を物色できる。その時だった。

 

??「すみません、鳳来寺シオンという人を探しているんですけど、どのあたりにいるか知りませんか?」

 

そこに現れたのは野々原渚のコスプレをした可愛い女の子。本物の包丁を持っており、すでに真っ黒なオーラが若干現れている。

 

僕「私は緑川なおだけど、そんな鳳来寺シオンさんのことなんて知らないよ〜」

 

偽渚「嘘だ…鳳来寺シオンはそこにいる…そこにいるんでしょ!?あなたがシオンなんでしょ!?答えてよ!!答えなさいよ!!」ハイライトオフ

 

僕「そうです。僕が鳳来寺シオンです…もしかしてぽむちゃんかな?」

 

偽渚→ぽむちゃん「えへへっ♪バレちゃった♪びっくりした?」

 

野々原渚の正体は上原歩夢もといぽむちゃんでした。

 

僕「だけどなんとなく僕を捕まえる気でいたでしょ!!」

 

ぽむちゃん「うんそうだよー♪これで侑ちゃんみたいにシオンちゃんを私のものにできるんだから♪」ハイライトオフ

 

僕「れいわ鉄殺隊恐るべし…」

 

というわけで、2人で回ろう。ルビィちゃんについてはあのあとダイヤさんに捕まってしまったようです。

 

ぽむちゃん「そうだ。アニメイトだけど、私に見つかった以上はもう物色させないからね?」ハイライトオフ

 

しかもさっきの包丁突きつけられた…。

 

僕「いやあああああ!!」

 

〜※〜

 

続いてやってきたのはクレープ屋さん。そこで食べながら悲劇はまた起きた。

 

隣でテレビ番組の撮影をやっていたが、そこにいたのは平安名すみれちゃん本人。このままだとぽむちゃんにまで危害が加わってしまう!!

 

僕「ごめん!一緒に逃げよう!!ぽむちゃん!!」

 

ぽむちゃん「何があったの?」

 

僕「あの女の子に捕まったらろくなことがないの!!」

 

ぽむちゃん「それなら手伝うよ!!」

 

しかし現実は甘くなかった。

 

すみれ「あなたが歩夢なのね。シオンも一緒にオハナシ、しましょう♪」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「えっ、拒否権は…」

 

すみれ「ないったらないのよ」ハイライトオフ

 

僕「マイッタナコリャ…」

 

ということで長々と説教を受けることになりました。

 

〜※〜

 

説教が終わったのは約3時間後。最後の方はぽむちゃんも半ば脅迫じみた形でLINE交換をさせられました。

 

そしてすみれちゃんとは別れ、再び3人、もとい6人で集合する。

 

由美「とりあえず時刻を確認しようか」

 

ダイヤ「どういうことですの?」

 

なおダイヤさんはバンドリの湊友希那さんのコスプレをしていた。

 

ルビィ「この衣装とウィッグなんだけど南国急行鉄道の月光支社から借りていて、しかも夜7時までに返さないとその後1時間毎に1人15000円取られちゃうの!!」

 

ダイヤ「ルビィの分はお姉ちゃんが出しますので大丈夫ですわよ」

 

由美「じゃあ俺はどうなんねん」

 

ダイヤ「由美は手取り年収550万が出ている以上当然自腹ですわ」

 

シオン「え、じゃあ僕は?」

 

ダイヤ「シオンさんの分は由美が払うように」

 

由美「3万なくなるのはかなり危険なんですけど。由美ちゃんの財布も無限大じゃないんだぞ」

 

ダイヤ「あら、大事な後輩を守れないとでも言うんですの?」ハイライトオフ

 

由美「ひーっすみません許してくださいちゃんと払いますから!!」

 

ダイヤ「それでこそ私の大事な大事な由美だと思いますわ♪」

 

果南「それにしてもシオンもコスプレ似合ってるじゃん」

 

僕「果南ちゃんもだよ♪」

 

歩夢「むー、私は?」

 

果南「歩夢ちゃんもその野々原渚のコスプレは似合ってるよ」

 

歩夢「えへへ☆」

 

とりあえず時刻を確認したが17時30分だった、というわけでこのまま衣装を返しに行こう。

 

〜※〜

 

衣装・ウイッグ類の返却と、カラコンの処分完了。他の3人も着替え終えた。

 

そしてヒーリングワールド月光に戻ろうとした、その時だった。

 

??「見つけたよ、歩夢?」

 

ぽむちゃん「侑ちゃん!?」

 

そこに立っていたのは、目のハイライトを完全に失くした高咲侑ちゃんだった。

 

僕「今日はセーラージュピターの衣装かな?」

 

侑「うん。そうだよ。ヤンデレに対抗するには月に代わってお仕置きするしかないもん」

 

僕と会話するときは目のハイライトが戻る。何があったんだ…。

 

侑「ところで歩夢、今日はシオンちゃんと私に隠れて何をしていたの?」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「今日はコスプレイベントに参加したの。シオンちゃんの緑川なおちゃん姿も可愛かったよ」

 

侑「ふーん…私の知らないところで、シオンちゃんといちゃいちゃしたんだぁ…」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「侑ちゃん…なんか変だけど」

 

侑「うん。今すごく嫉妬しているの。私を置いてここまで来てそしてコスプレイベントで楽しくやるって、私、2月の異世界出張のときの歩夢の気持ちがわかったかも」ハイライトオフ

 

そして侑ちゃんは持っていないはずの手錠を取り出す。

 

ぽむちゃん「えっ…私に何をするの!?」

 

侑「このまま現行犯逮捕して、私の家に連行する。そしていっぱい事情を聞かせてもらうからね♪」ハイライトオフ

 

僕「ちょっと待って!!僕には何もなしかい!!」

 

侑「うん。だって3月の315系初乗車のときで十分に満足したし、何より歩夢とシオンちゃんを遠ざけるのも現行犯逮捕の理由なんだ」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「嫌だよ!!もとの世界に帰るなら3人一緒がいいの!!お願い!!」

 

僕「ぽむちゃん、罰が当たったね♪」ニッコリ

 

ここは容赦しない。そして侑ちゃんはぽむちゃんに手錠をかける。

 

侑「17時46分、容疑者確保」ハイライトオフ

 

ぽむちゃん「ヤダ!!お願いだから謝るからこの手錠を外してよ!!ねえ!!ヤメテ!!」

 

侑「歩夢、ニガサナイヨ?」黒笑い

 

ぽむちゃん「いやああああああ!!」

 

僕「逃げるなら自力で逃げろよー!!」ニッコリ

 

ぽむちゃん「シオンちゃんも鬼になるなああああ!!」

 

こうしてぽむちゃんは手錠をかけられたまま侑ちゃんと共に改札に入り、直後に来た南国急行線の東京行きの電車に乗って去っていった。

 

これで今日のヤンデレ地獄は脱却なのだ☆

 

ルビィ「じゃあそろそろご飯にする?」

 

ダイヤ「そうしましょうか」

 

夜はスギモトで焼き肉。5人で食べる焼き肉も悪くないね。

 

食べ終わると夜9時。最終の名古屋行きに乗って帰る、その時だった。

 

由美「仲喜くんもう仕事終わり?」

 

仲喜「うん。コスプレ衣装の全返却が終わったのと、サービス時間が終わったから解散になったのさ」

 

僕「とりあえず仲喜くんもお疲れ様です」

 

仲喜「5人はこれから帰宅?」

 

ルビィ「うん。明後日からまた大学だからね」

 

果南「一応私もダイビングショップの方明日も営業しているからさ」

 

ダイヤ「私も明後日から大学がありますわ」

 

僕「とりあえず課題やっていないし帰らなきゃね」

 

由美「明後日から大学だけどまだレポートが済んでない」

 

仲喜「3人はわかったけど、由美ちゃんとシオンちゃんはそれを盾にして私から逃げようとしていないかな?」ハイライトオフ

 

由美「あ、バレた」

 

仲喜「私は知っているぜ、もうレポートが終わっていることや課題も済ませてあることも」ハイライトオフ

 

僕「ひっ…怖いよ仲喜くん!!」

 

仲喜「これから収録終わるし」

 

カチャリ

 

2人揃って手錠地獄になりました。

 

仲喜「2人とも、今日は帰さんぞ?」ハイライトオフ

 

2人「いやあああああ!!」

 

由美「ルビィちゃん助けて!!」

 

ルビィ「由美ちゃんシオンちゃん頑張ってね」

 

Aqours3人揃ってトンズラされた!!

 

仲喜「なかなか会えないことだし、今日は3人でいっぱい楽しもうね♥」ハイライトオフ

 

2人「なんでーーーー!?」

 

案の定コスプレ初心者はヤンデレの悪夢を見る始末となりました。めでたしめでたし(大嘘)。




…愛さんなかなか出せないじゃないか…。

それ以前に、Liella3期が出ると言われ、新キャラ追加しておいて良かったと思う次第です。もういい、久遠寺トワちゃんと湯山すずかちゃんをヤンデレの犠牲にしてやるぜ。

次回は実験で何かできたらというところです。書けたらですが。
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